495 / 673
第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。
495.後門の狼の、狼がただ者じゃありませんでした。どうしたらよいでしょうか?
しおりを挟む
ドリアン王国の侯爵子息とオレは、サーバル王国の王妃陛下の部屋にいた男スパイと同じくらいに、相性最悪。
招待した覚えがないのに、城に入り込んだ挙げ句、客人の部屋の前でたむろっている、外国の貴族子弟とはさー。
クロードと会話のリズムが合っているなら、仲良くなって、クロードの友達候補に、と考えていた時期が、オレにはありました。
クロードの友達なんて、とんでもない。撤回する。
迷惑客、撲滅運動を始めたいなー。
「ドリアン王国の侯爵子息が、サーバル王国の王妃陛下の部屋の前で陣取っていたのは、順番待ちかな?」
ドリアン王国の侯爵子息には嫌味の一つも言いたくなる。
密入国者の侯爵子息が、我が物顔で、うちの城の中を歩きまわっている。
スパイは、うちに滞在中の外国からの客の部屋に居座る。
オレは、決めた。
ドリアン王国とは、仲良くしない。
倫理観が合わなすぎる。
オレが、サーバル王国の王妃陛下の部屋から出ようと足を前に踏み出しても、ドリアン王国の侯爵子息は、サーバル王国の王妃陛下の部屋の入口からどかない。
おい!
通せんぼうは、しなくていいぞ!
オレと会話する気がないなら、オレに関わろうとするな。
オレの後ろからは、男スパイが、ゆうゆうと歩いてくる。
挟み撃ち狙いかな?
ドリアン王国の侯爵子息は、オレと違って、屈曲な護衛を連れている。
オレは、女神様の手を引いているけど、どうしようかな。
女神様を逃がそうにも囲まれている上に、出入り口を塞がれている。
自分が住んでいる家というか城にいながら、城に押しかけられて、自分の城の部屋から出られないなんて、不条理すぎる。
文句を言っても、聞く耳を持たない、暖簾に腕押しなドリアン王国の侯爵子息とご対面。
ミーレ長官の計画を知る前は、ドリアン王国の侯爵子息とご対面する予定だったけどな?
いーまー、じゃー、ない。
オレ狙いは、確かそうだけど。
女神様を狙っていないとも限らない。
カズラくんと愛こんにゃく家へ知らせて、助けを呼んでくれ、と女神様に頼んだところで、女神様が、オレの言った通りに動いてくれるか、が心配なんだよなー。
女神様が、オレのために動いてくれる姿を想像できないから。
オレの加護という縛りは、女神様にどう作用する?
女神様の思考は、自由だけど、女神様の行動は縛られないのかな?
ドリアン王国が女神様を誘拐しようとしてきたら、女神様を連れ歩いているオレは、体を張って止めないと。
オレは、緊張しながら、ドリアン王国の侯爵子息と向かい合った。
ドリアン王国の侯爵子息が、クロードに近づいたのは、クロード狙いじゃなく、オレの顔を覚えたり、オレの人となりを確認するためにきたのかなー。
悪巧みを成功させる目的で、オレの顔を覚えてほしくなんか、なかったんだけどなー。
クロードを呼ぶと、人質にされる人が増えるから、クロードには安全なところにいてほしい。
オレは、誘拐犯に自分からついていくなんて、リスキーなことをやりたくないぞ。
ゆうゆうと王妃陛下の部屋を横断していた男スパイが、オレと女神様に追いついた。
男スパイは、オレの一メートル後ろにいる。
「女神様。サーバル王国の王妃陛下の部屋の中にいる男スパイを見て、不思議に思ったのは、なぜかな?」
女神様から、何か情報がもらえると、ありがたい、とオレは考えていた。
「不思議?そう、妾は、不思議に思うわ。」
と女神様。
「どうしてかな?」
「妾は、ドリアン王国の国王が、なぜ、ケレメイン大公国にいるのか、不思議に思っているわ。」
と女神様。
ドリアン王国の国王!
どこに?
誰のことかな?
周りを見回しても、目につく存在は、目のにいるドリアン王国の侯爵子息、後ろの男スパイ、サーバル王国の王妃陛下。
この三人のうちの誰か、というなら。
ドリアン王国の国王陛下は、消去法で一人に絞られてくる。
オレは、女神様に急いで確認した。
「女神様、オレの後ろにいる男スパイは、ドリアン王国の国王陛下なのかな?」
「妾には、誤魔化せない。」
と女神様。
「もう、種明かしとは、早すぎる。」
とオレの後ろの男スパイ。
嘘だろ!
信じたくない!
なんで、いるんだ!
侯爵子息よりも大物が、密入国者している!
愛こんにゃく家、ヘルプ、ヘルプ!
急いで、助けにきてくれ!
「私は、ドリアン王国の玉座に座っている男。
会いたいから、会いに来たよ、大公妃殿下。」
とオレの後ろの男スパイは、上機嫌に喉を鳴らした。
オレは会いたくなかった。
部下を引き連れ、可及的速やかに、ドリアン王国へ帰れ!
招待した覚えがないのに、城に入り込んだ挙げ句、客人の部屋の前でたむろっている、外国の貴族子弟とはさー。
クロードと会話のリズムが合っているなら、仲良くなって、クロードの友達候補に、と考えていた時期が、オレにはありました。
クロードの友達なんて、とんでもない。撤回する。
迷惑客、撲滅運動を始めたいなー。
「ドリアン王国の侯爵子息が、サーバル王国の王妃陛下の部屋の前で陣取っていたのは、順番待ちかな?」
ドリアン王国の侯爵子息には嫌味の一つも言いたくなる。
密入国者の侯爵子息が、我が物顔で、うちの城の中を歩きまわっている。
スパイは、うちに滞在中の外国からの客の部屋に居座る。
オレは、決めた。
ドリアン王国とは、仲良くしない。
倫理観が合わなすぎる。
オレが、サーバル王国の王妃陛下の部屋から出ようと足を前に踏み出しても、ドリアン王国の侯爵子息は、サーバル王国の王妃陛下の部屋の入口からどかない。
おい!
通せんぼうは、しなくていいぞ!
オレと会話する気がないなら、オレに関わろうとするな。
オレの後ろからは、男スパイが、ゆうゆうと歩いてくる。
挟み撃ち狙いかな?
ドリアン王国の侯爵子息は、オレと違って、屈曲な護衛を連れている。
オレは、女神様の手を引いているけど、どうしようかな。
女神様を逃がそうにも囲まれている上に、出入り口を塞がれている。
自分が住んでいる家というか城にいながら、城に押しかけられて、自分の城の部屋から出られないなんて、不条理すぎる。
文句を言っても、聞く耳を持たない、暖簾に腕押しなドリアン王国の侯爵子息とご対面。
ミーレ長官の計画を知る前は、ドリアン王国の侯爵子息とご対面する予定だったけどな?
いーまー、じゃー、ない。
オレ狙いは、確かそうだけど。
女神様を狙っていないとも限らない。
カズラくんと愛こんにゃく家へ知らせて、助けを呼んでくれ、と女神様に頼んだところで、女神様が、オレの言った通りに動いてくれるか、が心配なんだよなー。
女神様が、オレのために動いてくれる姿を想像できないから。
オレの加護という縛りは、女神様にどう作用する?
女神様の思考は、自由だけど、女神様の行動は縛られないのかな?
ドリアン王国が女神様を誘拐しようとしてきたら、女神様を連れ歩いているオレは、体を張って止めないと。
オレは、緊張しながら、ドリアン王国の侯爵子息と向かい合った。
ドリアン王国の侯爵子息が、クロードに近づいたのは、クロード狙いじゃなく、オレの顔を覚えたり、オレの人となりを確認するためにきたのかなー。
悪巧みを成功させる目的で、オレの顔を覚えてほしくなんか、なかったんだけどなー。
クロードを呼ぶと、人質にされる人が増えるから、クロードには安全なところにいてほしい。
オレは、誘拐犯に自分からついていくなんて、リスキーなことをやりたくないぞ。
ゆうゆうと王妃陛下の部屋を横断していた男スパイが、オレと女神様に追いついた。
男スパイは、オレの一メートル後ろにいる。
「女神様。サーバル王国の王妃陛下の部屋の中にいる男スパイを見て、不思議に思ったのは、なぜかな?」
女神様から、何か情報がもらえると、ありがたい、とオレは考えていた。
「不思議?そう、妾は、不思議に思うわ。」
と女神様。
「どうしてかな?」
「妾は、ドリアン王国の国王が、なぜ、ケレメイン大公国にいるのか、不思議に思っているわ。」
と女神様。
ドリアン王国の国王!
どこに?
誰のことかな?
周りを見回しても、目につく存在は、目のにいるドリアン王国の侯爵子息、後ろの男スパイ、サーバル王国の王妃陛下。
この三人のうちの誰か、というなら。
ドリアン王国の国王陛下は、消去法で一人に絞られてくる。
オレは、女神様に急いで確認した。
「女神様、オレの後ろにいる男スパイは、ドリアン王国の国王陛下なのかな?」
「妾には、誤魔化せない。」
と女神様。
「もう、種明かしとは、早すぎる。」
とオレの後ろの男スパイ。
嘘だろ!
信じたくない!
なんで、いるんだ!
侯爵子息よりも大物が、密入国者している!
愛こんにゃく家、ヘルプ、ヘルプ!
急いで、助けにきてくれ!
「私は、ドリアン王国の玉座に座っている男。
会いたいから、会いに来たよ、大公妃殿下。」
とオレの後ろの男スパイは、上機嫌に喉を鳴らした。
オレは会いたくなかった。
部下を引き連れ、可及的速やかに、ドリアン王国へ帰れ!
50
あなたにおすすめの小説
異世界転移してΩになった俺(アラフォーリーマン)、庇護欲高めα騎士に身も心も溶かされる
ヨドミ
BL
もし生まれ変わったら、俺は思う存分甘やかされたい――。
アラフォーリーマン(社畜)である福沢裕介は、通勤途中、事故により異世界へ転移してしまう。
異世界ローリア王国皇太子の花嫁として召喚されたが、転移して早々、【災厄のΩ】と告げられ殺されそうになる。
【災厄のΩ】、それは複数のαを番にすることができるΩのことだった――。
αがハーレムを築くのが常識とされる異世界では、【災厄のΩ】は忌むべき存在。
負の烙印を押された裕介は、間一髪、銀髪のα騎士ジェイドに助けられ、彼の庇護のもと、騎士団施設で居候することに。
「αがΩを守るのは当然だ」とジェイドは裕介の世話を焼くようになって――。
庇護欲高め騎士(α)と甘やかされたいけどプライドが邪魔をして素直になれない中年リーマン(Ω)のすれ違いラブファンタジー。
※Rシーンには♡マークをつけます。
氷の騎士団長様の悪妻とかイヤなので離婚しようと思います
黄金
BL
目が覚めたら、ここは読んでたBL漫画の世界。冷静冷淡な氷の騎士団長様の妻になっていた。しかもその役は名前も出ない悪妻!
だったら離婚したい!
ユンネの野望は離婚、漫画の主人公を見たい、という二つの事。
お供に老侍従ソマルデを伴って、主人公がいる王宮に向かうのだった。
本編61話まで
番外編 なんか長くなってます。お付き合い下されば幸いです。
※細目キャラが好きなので書いてます。
多くの方に読んでいただき嬉しいです。
コメント、お気に入り、しおり、イイねを沢山有難うございます。
【完結】伯爵家当主になりますので、お飾りの婚約者の僕は早く捨てて下さいね?
MEIKO
BL
【完結】伯爵家次男のマリンは、公爵家嫡男のミシェルの婚約者として一緒に過ごしているが実際はお飾りの存在だ。そんなマリンは池に落ちたショックで前世は日本人の男子で今この世界が小説の中なんだと気付いた。マズい!このままだとミシェルから婚約破棄されて路頭に迷う未来しか見えない!
僕はそこから前世の特技を活かしてお金を貯め、ミシェルに愛する人が現れるその日に備えだす。2年後、万全の備えと新たな朗報を得た僕は、もう婚約破棄してもらっていいんですけど?ってミシェルに告げる。なのに対象外のはずの僕に未練たらたらなのどうして?
※R対象話には『*』マーク付けます。
【完】ラスボス(予定)に転生しましたが、家を出て幸せになります
ナナメ
BL
8歳の頃ここが『光の勇者と救世の御子』の小説、もしくはそれに類似した世界であるという記憶が甦ったウル。
家族に疎まれながら育った自分は囮で偽物の王太子の婚約者である事、同い年の義弟ハガルが本物の婚約者である事、真実を告げられた日に全てを失い絶望して魔王になってしまう事ーーそれを、思い出した。
思い出したからには思いどおりになるものか、そして小説のちょい役である推しの元で幸せになってみせる!と10年かけて下地を築いた卒業パーティーの日ーー
ーーさあ、早く来い!僕の10年の努力の成果よ今ここに!
魔王になりたくないラスボス(予定)と、本来超脇役のおっさんとの物語。
※体調次第で書いておりますのでかなりの鈍足更新になっております。ご了承頂ければ幸いです。
※表紙はAI作成です
転生したら嫌われ者No.01のザコキャラだった 〜引き篭もりニートは落ちぶれ王族に転生しました〜
隍沸喰(隍沸かゆ)
BL
引き篭もりニートの俺は大人にも子供にも人気の話題のゲーム『WoRLD oF SHiSUTo』の次回作を遂に手に入れたが、その直後に死亡してしまった。
目覚めたらその世界で最も嫌われ、前世でも嫌われ続けていたあの落ちぶれた元王族《ヴァントリア・オルテイル》になっていた。
同じ檻に入っていた子供を看病したのに殺されかけ、王である兄には冷たくされ…………それでもめげずに頑張ります!
俺を襲ったことで連れて行かれた子供を助けるために、まずは脱獄からだ!
重複投稿:小説家になろう(ムーンライトノベルズ)
注意:
残酷な描写あり
表紙は力不足な自作イラスト
誤字脱字が多いです!
お気に入り・感想ありがとうございます。
皆さんありがとうございました!
BLランキング1位(2021/8/1 20:02)
HOTランキング15位(2021/8/1 20:02)
他サイト日間BLランキング2位(2019/2/21 20:00)
ツンデレ、執着キャラ、おバカ主人公、魔法、主人公嫌われ→愛されです。
いらないと思いますが感想・ファンアート?などのSNSタグは #嫌01 です。私も宣伝や時々描くイラストに使っています。利用していただいて構いません!
【本編完結】異世界で政略結婚したオレ?!
カヨワイさつき
BL
美少女の中身は32歳の元オトコ。
魔法と剣、そして魔物がいる世界で
年の差12歳の政略結婚?!
ある日突然目を覚ましたら前世の記憶が……。
冷酷非道と噂される王子との婚約、そして結婚。
人形のような美少女?になったオレの物語。
オレは何のために生まれたのだろうか?
もう一人のとある人物は……。
2022年3月9日の夕方、本編完結
番外編追加完結。
【完結】気が付いたらマッチョなblゲーの主人公になっていた件
白井のわ
BL
雄っぱいが大好きな俺は、気が付いたら大好きなblゲーの主人公になっていた。
最初から好感度MAXのマッチョな攻略対象達に迫られて正直心臓がもちそうもない。
いつも俺を第一に考えてくれる幼なじみ、優しいイケオジの先生、憧れの先輩、皆とのイチャイチャハーレムエンドを目指す俺の学園生活が今始まる。
令嬢に転生したと思ったけどちょっと違った
しそみょうが
BL
前世男子大学生だったが今世では公爵令嬢に転生したアシュリー8歳は、王城の廊下で4歳年下の第2王子イーライに一目惚れされて婚約者になる。なんやかんやで両想いだった2人だが、イーライの留学中にアシュリーに成長期が訪れ立派な青年に成長してしまう。アシュリーが転生したのは女性ではなくカントボーイだったのだ。泣く泣く婚約者を辞するアシュリーは名前を変えて王城の近衛騎士となる。婚約者にフラれて隣国でグレたと噂の殿下が5年ぶりに帰国してーー?
という、婚約者大好き年下王子☓元令嬢のカントボーイ騎士のお話です。前半3話目までは子ども時代で、成長した後半にR18がちょこっとあります♡
短編コメディです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる