523 / 673
第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。
523.クロードは、外交における最強のカードです。クロードの属性は最強です。クロードは、オレに誤解される振る舞いをしないようにすると?
しおりを挟む
オレは、ケレメイン大公クロードにお出まし願った。
クロードにケレメイン大公として、発言してくれ、と頼んだ。
この国際会議の最強のカードは、クロードだからなー。
今こそ、最強のカードを切るぞ!
オレは、クロードの威を借る伴侶。
クロードがオレを後押しするから、オレは、大きな顔をしている。
クロードの属性は、群を抜いている。
クロードは、女神様の英雄、女神様の想い人。
ケレメイン大公国の大公を名乗る前のクロードは、マウンテン王国のケレメイン公爵。
クロードは、マウンテン王家の王女を祖母に持ち、血統の高貴さもさりながら。
マウンテン王国の国王陛下から一筋縄ではいかない感情を向けられてはいても、国王陛下の近くに友人として控えて、魔王による消失後のマウンテン王国の切り盛りをしてきたうちの一人。
すでに、クロードには、負け無し要素しかないんだけどさ。
さらに、さらに。
国際会議の参加者のうち、マウンテン王国の四人は、クロードの元婚約者候補。
ミーレ長官とは、マウンテン王家の血で繋がっている。
サーバル王国の王女シガラキノ様は、クロードの求婚者。
サーバル王国の国王陛下夫妻と王女シガラキノ様は、魔王による消失前に、クロードのご両親である先代ケレメイン公爵と面識がある。
ミーレ長官の奥様とミーレ長官の息子さんとは、ミーレ長官繋がりだから、マウンテン王国の王家の縁。
クロードは、国際会議の参加者の中で、唯一人、全参加者と繋がっている。
王侯貴族の外交は、さ。
政略結婚に代表されるように、政治が主体。
政治が主体ということは、代表者が政治的手腕を発揮することができるかどうか、に、外交の成否がかかってくる。
政治的手腕を発揮するために、何が必要かと言うと。
根回しや、水面下での交渉や取引を済ませ、下準備を終えておくこと。
根回し、水面下での交渉や取引をするために、何が必要かと言うと。
人脈。
人を動かすには、人。
クロードは、全てを備えている。
繋がりがある人の情報は、おさえている。
オレが好きにやろうとするのを支えられるだけの、実力がクロードにはある。
頼もしいオレの伴侶。
クロードは、会議の参加者の一人一人に視線を向ける。
クロードの視線は、頭を下げたままのサーバル王国の国王陛下夫妻で止まった。
「私とヒサツグは、ケレメイン大公国の建国の際に、女神様と約束を取り交わしている。
約束は、ケレメイン大公国を女神様の恩恵を必要としない国として建国する、というものだ。」
とクロード。
サーバル王国の国王陛下夫妻は、クロードが話した女神様との約束を聞いて、背中をピクっとさせた。
サーバル王国の王女シガラキノ様は、信じられないという表情をして、女神様とオレとクロードに視線を行き来させている。
「ケレメイン大公国には、女神様が顕現された、ずべし。」
とサーバル王国の王女シガラキノ様。
サーバル王国の王女シガラキノ様の言いたいことは、よくわかるぞ。
オレ自身が、ケレメイン大公国の建国を画策していなければ、さ。
女神様がケレメイン大公国に来て、ケレメイン大公国の味方をしているのは、どういうことだ?と聞きたがっていたのは、オレかもしれない。
「女神様は、顕現されているが、従来の手順に従っての顕現ではない。」
とクロード。
「クロード様が国主として女神様を呼ばれたわけではない、ずべし?」
とサーバル王国の王女シガラキノ様。
「私が女神様をお呼びだてしたことはない。」
とクロード。
そういえば、クロードの執務室に女神様が押しかけて来たりしたときもあったなー。
クロードを女神様から取り返すために、乗り込んだこともあったなー。
クロードの執務室で、女神様とクロードの取り合いをしたんだよなー。
女神様は、元神子様カズラくんに回収されていったから、気持ちが昂ったオレとクロードは執務室で始めたんだよなー。
いっそう、懐かしい気持ちになりそうだけど、懐かしむほど昔じゃない。
人生経験って、積めるときは、大量に積めるんだなー。
クロードに呼んだことはない、と言われた女神様は、クロードを見つめて何も言わない。
女神様のクロードを見つめる視線は、応えてくれない想い人を想い続けるもの。
オレは、何も言わない。
クロードは、女神様の視線にこもる想いに気づいていて、何も言わない。
女神様の気持ちに応えないと決めているクロードは、女神様に期待を持たせることはしない。
カズラくんが神子様だったときに、カズラくんとクロードが一緒にいる姿を見たオレが、クロードを浮気者と呼んだことが、クロードには堪えたらしい。
大好きなオレに誤解されるのは、絶対嫌だと思ったクロードは、オレに誤解されるような言動はもうしない、させない、と決めたそうだ。
オレは、嫉妬に苦しむ恋は苦手だからさ。
クロードの決意が嬉しい。
「国主のクロード様が呼んでいなくても、女神様が顕現される、ずべし?
どういうこと、ずべし?」
とサーバル王国の王女シガラキノ様。
クロードにケレメイン大公として、発言してくれ、と頼んだ。
この国際会議の最強のカードは、クロードだからなー。
今こそ、最強のカードを切るぞ!
オレは、クロードの威を借る伴侶。
クロードがオレを後押しするから、オレは、大きな顔をしている。
クロードの属性は、群を抜いている。
クロードは、女神様の英雄、女神様の想い人。
ケレメイン大公国の大公を名乗る前のクロードは、マウンテン王国のケレメイン公爵。
クロードは、マウンテン王家の王女を祖母に持ち、血統の高貴さもさりながら。
マウンテン王国の国王陛下から一筋縄ではいかない感情を向けられてはいても、国王陛下の近くに友人として控えて、魔王による消失後のマウンテン王国の切り盛りをしてきたうちの一人。
すでに、クロードには、負け無し要素しかないんだけどさ。
さらに、さらに。
国際会議の参加者のうち、マウンテン王国の四人は、クロードの元婚約者候補。
ミーレ長官とは、マウンテン王家の血で繋がっている。
サーバル王国の王女シガラキノ様は、クロードの求婚者。
サーバル王国の国王陛下夫妻と王女シガラキノ様は、魔王による消失前に、クロードのご両親である先代ケレメイン公爵と面識がある。
ミーレ長官の奥様とミーレ長官の息子さんとは、ミーレ長官繋がりだから、マウンテン王国の王家の縁。
クロードは、国際会議の参加者の中で、唯一人、全参加者と繋がっている。
王侯貴族の外交は、さ。
政略結婚に代表されるように、政治が主体。
政治が主体ということは、代表者が政治的手腕を発揮することができるかどうか、に、外交の成否がかかってくる。
政治的手腕を発揮するために、何が必要かと言うと。
根回しや、水面下での交渉や取引を済ませ、下準備を終えておくこと。
根回し、水面下での交渉や取引をするために、何が必要かと言うと。
人脈。
人を動かすには、人。
クロードは、全てを備えている。
繋がりがある人の情報は、おさえている。
オレが好きにやろうとするのを支えられるだけの、実力がクロードにはある。
頼もしいオレの伴侶。
クロードは、会議の参加者の一人一人に視線を向ける。
クロードの視線は、頭を下げたままのサーバル王国の国王陛下夫妻で止まった。
「私とヒサツグは、ケレメイン大公国の建国の際に、女神様と約束を取り交わしている。
約束は、ケレメイン大公国を女神様の恩恵を必要としない国として建国する、というものだ。」
とクロード。
サーバル王国の国王陛下夫妻は、クロードが話した女神様との約束を聞いて、背中をピクっとさせた。
サーバル王国の王女シガラキノ様は、信じられないという表情をして、女神様とオレとクロードに視線を行き来させている。
「ケレメイン大公国には、女神様が顕現された、ずべし。」
とサーバル王国の王女シガラキノ様。
サーバル王国の王女シガラキノ様の言いたいことは、よくわかるぞ。
オレ自身が、ケレメイン大公国の建国を画策していなければ、さ。
女神様がケレメイン大公国に来て、ケレメイン大公国の味方をしているのは、どういうことだ?と聞きたがっていたのは、オレかもしれない。
「女神様は、顕現されているが、従来の手順に従っての顕現ではない。」
とクロード。
「クロード様が国主として女神様を呼ばれたわけではない、ずべし?」
とサーバル王国の王女シガラキノ様。
「私が女神様をお呼びだてしたことはない。」
とクロード。
そういえば、クロードの執務室に女神様が押しかけて来たりしたときもあったなー。
クロードを女神様から取り返すために、乗り込んだこともあったなー。
クロードの執務室で、女神様とクロードの取り合いをしたんだよなー。
女神様は、元神子様カズラくんに回収されていったから、気持ちが昂ったオレとクロードは執務室で始めたんだよなー。
いっそう、懐かしい気持ちになりそうだけど、懐かしむほど昔じゃない。
人生経験って、積めるときは、大量に積めるんだなー。
クロードに呼んだことはない、と言われた女神様は、クロードを見つめて何も言わない。
女神様のクロードを見つめる視線は、応えてくれない想い人を想い続けるもの。
オレは、何も言わない。
クロードは、女神様の視線にこもる想いに気づいていて、何も言わない。
女神様の気持ちに応えないと決めているクロードは、女神様に期待を持たせることはしない。
カズラくんが神子様だったときに、カズラくんとクロードが一緒にいる姿を見たオレが、クロードを浮気者と呼んだことが、クロードには堪えたらしい。
大好きなオレに誤解されるのは、絶対嫌だと思ったクロードは、オレに誤解されるような言動はもうしない、させない、と決めたそうだ。
オレは、嫉妬に苦しむ恋は苦手だからさ。
クロードの決意が嬉しい。
「国主のクロード様が呼んでいなくても、女神様が顕現される、ずべし?
どういうこと、ずべし?」
とサーバル王国の王女シガラキノ様。
60
あなたにおすすめの小説
異世界転移してΩになった俺(アラフォーリーマン)、庇護欲高めα騎士に身も心も溶かされる
ヨドミ
BL
もし生まれ変わったら、俺は思う存分甘やかされたい――。
アラフォーリーマン(社畜)である福沢裕介は、通勤途中、事故により異世界へ転移してしまう。
異世界ローリア王国皇太子の花嫁として召喚されたが、転移して早々、【災厄のΩ】と告げられ殺されそうになる。
【災厄のΩ】、それは複数のαを番にすることができるΩのことだった――。
αがハーレムを築くのが常識とされる異世界では、【災厄のΩ】は忌むべき存在。
負の烙印を押された裕介は、間一髪、銀髪のα騎士ジェイドに助けられ、彼の庇護のもと、騎士団施設で居候することに。
「αがΩを守るのは当然だ」とジェイドは裕介の世話を焼くようになって――。
庇護欲高め騎士(α)と甘やかされたいけどプライドが邪魔をして素直になれない中年リーマン(Ω)のすれ違いラブファンタジー。
※Rシーンには♡マークをつけます。
氷の騎士団長様の悪妻とかイヤなので離婚しようと思います
黄金
BL
目が覚めたら、ここは読んでたBL漫画の世界。冷静冷淡な氷の騎士団長様の妻になっていた。しかもその役は名前も出ない悪妻!
だったら離婚したい!
ユンネの野望は離婚、漫画の主人公を見たい、という二つの事。
お供に老侍従ソマルデを伴って、主人公がいる王宮に向かうのだった。
本編61話まで
番外編 なんか長くなってます。お付き合い下されば幸いです。
※細目キャラが好きなので書いてます。
多くの方に読んでいただき嬉しいです。
コメント、お気に入り、しおり、イイねを沢山有難うございます。
【完結】伯爵家当主になりますので、お飾りの婚約者の僕は早く捨てて下さいね?
MEIKO
BL
【完結】伯爵家次男のマリンは、公爵家嫡男のミシェルの婚約者として一緒に過ごしているが実際はお飾りの存在だ。そんなマリンは池に落ちたショックで前世は日本人の男子で今この世界が小説の中なんだと気付いた。マズい!このままだとミシェルから婚約破棄されて路頭に迷う未来しか見えない!
僕はそこから前世の特技を活かしてお金を貯め、ミシェルに愛する人が現れるその日に備えだす。2年後、万全の備えと新たな朗報を得た僕は、もう婚約破棄してもらっていいんですけど?ってミシェルに告げる。なのに対象外のはずの僕に未練たらたらなのどうして?
※R対象話には『*』マーク付けます。
【完】ラスボス(予定)に転生しましたが、家を出て幸せになります
ナナメ
BL
8歳の頃ここが『光の勇者と救世の御子』の小説、もしくはそれに類似した世界であるという記憶が甦ったウル。
家族に疎まれながら育った自分は囮で偽物の王太子の婚約者である事、同い年の義弟ハガルが本物の婚約者である事、真実を告げられた日に全てを失い絶望して魔王になってしまう事ーーそれを、思い出した。
思い出したからには思いどおりになるものか、そして小説のちょい役である推しの元で幸せになってみせる!と10年かけて下地を築いた卒業パーティーの日ーー
ーーさあ、早く来い!僕の10年の努力の成果よ今ここに!
魔王になりたくないラスボス(予定)と、本来超脇役のおっさんとの物語。
※体調次第で書いておりますのでかなりの鈍足更新になっております。ご了承頂ければ幸いです。
※表紙はAI作成です
転生したら嫌われ者No.01のザコキャラだった 〜引き篭もりニートは落ちぶれ王族に転生しました〜
隍沸喰(隍沸かゆ)
BL
引き篭もりニートの俺は大人にも子供にも人気の話題のゲーム『WoRLD oF SHiSUTo』の次回作を遂に手に入れたが、その直後に死亡してしまった。
目覚めたらその世界で最も嫌われ、前世でも嫌われ続けていたあの落ちぶれた元王族《ヴァントリア・オルテイル》になっていた。
同じ檻に入っていた子供を看病したのに殺されかけ、王である兄には冷たくされ…………それでもめげずに頑張ります!
俺を襲ったことで連れて行かれた子供を助けるために、まずは脱獄からだ!
重複投稿:小説家になろう(ムーンライトノベルズ)
注意:
残酷な描写あり
表紙は力不足な自作イラスト
誤字脱字が多いです!
お気に入り・感想ありがとうございます。
皆さんありがとうございました!
BLランキング1位(2021/8/1 20:02)
HOTランキング15位(2021/8/1 20:02)
他サイト日間BLランキング2位(2019/2/21 20:00)
ツンデレ、執着キャラ、おバカ主人公、魔法、主人公嫌われ→愛されです。
いらないと思いますが感想・ファンアート?などのSNSタグは #嫌01 です。私も宣伝や時々描くイラストに使っています。利用していただいて構いません!
【本編完結】異世界で政略結婚したオレ?!
カヨワイさつき
BL
美少女の中身は32歳の元オトコ。
魔法と剣、そして魔物がいる世界で
年の差12歳の政略結婚?!
ある日突然目を覚ましたら前世の記憶が……。
冷酷非道と噂される王子との婚約、そして結婚。
人形のような美少女?になったオレの物語。
オレは何のために生まれたのだろうか?
もう一人のとある人物は……。
2022年3月9日の夕方、本編完結
番外編追加完結。
【完結】気が付いたらマッチョなblゲーの主人公になっていた件
白井のわ
BL
雄っぱいが大好きな俺は、気が付いたら大好きなblゲーの主人公になっていた。
最初から好感度MAXのマッチョな攻略対象達に迫られて正直心臓がもちそうもない。
いつも俺を第一に考えてくれる幼なじみ、優しいイケオジの先生、憧れの先輩、皆とのイチャイチャハーレムエンドを目指す俺の学園生活が今始まる。
令嬢に転生したと思ったけどちょっと違った
しそみょうが
BL
前世男子大学生だったが今世では公爵令嬢に転生したアシュリー8歳は、王城の廊下で4歳年下の第2王子イーライに一目惚れされて婚約者になる。なんやかんやで両想いだった2人だが、イーライの留学中にアシュリーに成長期が訪れ立派な青年に成長してしまう。アシュリーが転生したのは女性ではなくカントボーイだったのだ。泣く泣く婚約者を辞するアシュリーは名前を変えて王城の近衛騎士となる。婚約者にフラれて隣国でグレたと噂の殿下が5年ぶりに帰国してーー?
という、婚約者大好き年下王子☓元令嬢のカントボーイ騎士のお話です。前半3話目までは子ども時代で、成長した後半にR18がちょこっとあります♡
短編コメディです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる