121 / 122
3章
119:貴方の下へ
しおりを挟む「何で今になってそんなことを?」
俺が王族? つまり、父さんは王様だったってこと?
「危険は伴うがお前には、反乱軍の旗頭になってもらう。俺達は革命を起こそうとしているんだ」
革命。不満を持った民衆が反旗を翻して王様を倒すみたいな事だった気がする
「要するに王様ぶっ飛ばすってことでいい?」
「……間違ってはいないが」
カントの口からため息が漏れた
「なんだよ」
「いや、何でもない。動けるな?」
あんなにぼろぼろだった体は、まるであの戦闘が夢だったかのように何ともない。むしろ調子が良いくらいだ。あいつは本当に何者なんだ?
カントの問いに頷きで応える
「なら行くぞ」
「行くってどこに?」
俺の質問にカントは足を止め、答える
「ウナムだ。そこで反乱軍のメンバーと合流する」
ウナムは確かサーミアから1番近い街だったはず
カントがまた歩き出そうとしたので慌てて止める
「待ってよカント! まだ聞かなきゃいけない事が沢山あるんだ!」
「時間が惜しい。聞きたい事は話してやるが移動しながらだ」
うっ、カントの雰囲気が怖い。でも、これだけは確認しないといけない
「その反乱軍は信用できるの?」
カントの足が止まる
「ああ、信用できる。俺が探し、呼びかけ、集めてきた志を同じくする者達だ」
振り返って、言葉を発したカントの顔は俺が見たことのないものだった
信じよう、カントが信じるその人達を
「分かった、カントを信じるよ」
「……」
俺が返した言葉にカントは驚いたような顔をすると、体の向きを元に戻し直ぐにまた歩き出した。カントの表情はすぐに見えなくなってしまったけれど、なにかを懐かしんでいるような表情だった
カントに続いて歩き、テントを出る
テントの外では人が忙しなく動き回っていた。すると、知り合いの1人が俺を見つけると
「お! 起きたな王子様よ!」
「寝坊助め! お前さんがおらな始まらんぞ!」
「気張れよ」
「お前なら出来る」
「私らの代わりに1発頼んだよ!」
「気をつけるんだよ!」
連鎖するように声が掛けられた。鍛冶屋のおっちゃんや八百屋のお爺さん、他にも大勢の人が声をかけてくれた
俺が戸惑い立ち止まっているとカントが
「既に街の皆にはあの惨状が王の起こしたものである事、お前が王族の血族である事、俺が反乱軍のリーダーである事、これから革命を起こす事を伝えてある。その上で皆が協力してくれる」
街のみんなが……。まあ、納得はできるかな。カントの街での信頼は厚いし、現王の良くない噂や国の現状を知っていれば
「お前だからだ」
「へ?」
歩みを止めてカントが続ける
「お前だから皆が協力してくれるんだ。王族の血を引いてるとかそんなんじゃないぞ? お前という1人の人物を好ましく思ってくれている。そしてお前のことを心配して、期待して、信じてくれているんだ」
俺を信じて……
「皆、見ていたんだよお前の行いを。弱者に手を伸ばし、強者を打ち砕くお前の姿を」
ん?
「ちょっと待って。それってもしかしてチビ達助けたやつ? あの日はカントと別行動だったし、俺はカントにはなにも」
「あの子達の親御さん達に聞いたんだよ」
そう言ってカントが視線をやった先にいたのは
「カミにい!」
「カミナ!」
「カミナ兄ちゃん!」
チンピラに絡まれていたのを助けてやってから、たまに遊びに付き合ってやっていた3人
茶色のくせ毛でお調子者のナル
灰色短髪で勝気な中心的存在のハセク
くすんだ金髪で弱気なリセト
3人は今にも泣きそうな顔で俺のことを見ていた
「「「無事に帰ってきてよ!」」」
彼女の事だけでいっぱいいっぱいだった俺は、みんなの事を考えれていなかった。正直、成すべき事だとか、王族の血だとかで俺の意思関係なく、流れに身を任せるようにしてしまっていたけど
今からの行動は俺の意思だ。俺の選択だ。この人達を守るんだ。力が足りずとも命を懸けてでも
「いや、違うな」
小さな呟きがもれた
あの竜人の言葉が頭をよぎった
必ず生きて成し遂げるんだ
だから
「男がそんな顔すんじゃねぇよ。笑え! おれは必ず生きて帰ってくる! 悪い王様をぶん殴ってな!」
笑ってそう言ってやる
俺の大好きな街に帰ってくるために
袖で目元を雑に擦って笑顔を向けてくれるチビ達を見て、その思いを強く胸に抱いた
~~~~~~
カミナの様子を見ていたカントの胸には、今は亡き主の姿が蘇っていた
「息子を頼むぞ。なに、お前なら大丈夫だと俺は知っている」
自分に向けられる信頼
それはとても重いものであると同時に、最も自分に力を与えてくれるもの
そして
「これもお前に。いつ渡すかはお前の判断に委ねる。時が来たと思ったなら、カミナに渡してくれ。必ずあいつの助けになるはずだ」
今がその時だ
「行くぞ、カミナ」
「ああ」
だが、今は手元にない。一度家に戻る必要があるな
「カミナ、俺は一度家に戻る。これからの動きや作戦については中央テントにいるバルと今回協力してくれることになった竜人の彼、クウガくんの仲間に説明してもらってくれ。すぐに戻る」
「え、カント!?」
流れが来ている。敵の手の内の全てを把握しきれているわけではないが彼らの協力を得られた事で犠牲を出さずに勝てる可能性が見えてきた
この流れを逃してはならない
カミナのため、かつて主が目指した夢を見届けるため
~~~~~~
風を切る音と凄まじい轟音
焦点の定まらない視界が数秒続く最中に鳴り止む事なく耳朶を震わす
ぼんやりしていた頭が正常に働き出して、自分が今誰かに運ばれている状態にある事に気がついた
焦点がようやくあった視界で捉えたのは金髪を風になびかせて走る綺麗な女性。女性の綺麗な金髪は一房だけ青みがかった緑色になっている。その美貌に声も出せずにいると視線があい
「起きられましたか。もう暫くお待ちください。まだもう少し離れておきたいので」
丁寧で優しい声、けれど轟音にも負けないでよく聞こえる声だった
「まず自己紹介を、私はラキアと申します」
彼女は私を運びながらそう切り出した
「ど、どうも。私はメイアです。えーと、なんで私運ばれているんでしょうか、確か病院からは出ちゃいけなくて、ひょっとして……」
私誘拐でもされちゃったんでしょうか
そう続けようとした言葉を飲み込んだ
ラキアさんの悲しげな表情を見たから?
それもあるが、思い出したのだ。自分の身に何があったのか。何故ここに自分1人なのかを
妹の崩れる様を、声にならなかった声を、体を作り変えられる気持ち悪さを、人を殺す感触を、大切な人のボロボロな姿を、思い出した
「あ、ああ、あああああああ!」
理解が追いつかない。思い出さないように無意識に抑えていたものが溢れ出し、感情が溢れ、暴れ出す
ふいに、温かさを感じた
「落ち着いて。感情の手綱を手放しては駄目。逃げても駄目。正面から向き合って。大丈夫、あなたなら大丈夫」
優しいけれど力強い言葉が私の正気を繋ぎとめた
けれど心は鎮まってはくれなかった
「い、妹が妹が……。それに私大事な人をこの手で!」
「妹さんの事は間に合わなくてごめんなさい」
「なんで、あなたが、謝るんですか」
止まらない涙で言葉が途切れ途切れになる
「全てを守る。それが私の愛する人の目指す事だから」
そんなの無理に決まってる。まだほんの少ししか生きてない私にだって分かることだ
「無理かどうかなんてやらなければ分からない」
声に出てていただろうか
「顔に出ていました、分かりやすいですね。自分が今、どうなってしまっているか理解していますか?」
そうだ、私は……
「私はもう、人間じゃ、ないんですよね」
止まりかけていた涙が再度溢れてくる。ささやかな願いすら私には叶わなくなってしまった。どのみちあの人もいないのならここで死んでしまっても
「ええ、人間ではありません」
やっぱりそうなんだ。あの体を作り変えられるような感覚は錯覚じゃなかったんだ
「ですが、そう気にすることではありません。むしろ良いことだと考えても良いかと」
え?
「先程から死んでしまいたいと思っていそうな表情ですが、貴方の想い人は生きておられますよ」
うぐ、確かに思ってたけど……待って
「いまなんて?」
「貴方の想い人、カミナ君は生きていると言ったのですよ」
本当に? 彼は生きているの?
「彼はボロボロでした。貴方をどうにかして助けようとして」
「カミナ君は! 今どこにいるんですか!?」
会いたかった。触れ合いたい、抱きしめてもらいたい、今まで出来なかったことを、伝えられなかった想いを伝えたい
「彼は今、戦うために王都に向かっています。貴方が自分の下に来るのを彼は望まないでしょう。それでも貴方は彼の下へ行きたいですか?」
親が子に覚悟を問うているような声と表情
彼は強くて優しい心の持ち主だ。私が彼の下に行って危険が増すことを望まないだろう事は想像できる。でも、私はもう檻の中に囚われているわけではない。足を踏み出せば、手を伸ばせば、彼に会える、彼に触れられる
犠牲の対価だとでも言うように、私は戦う力を手に入れてしまった。犠牲の上にあるのにそれを使わないなんて私には耐えられない
それに、私の手に入れた力は私の他にもう1人いなければ意味がない。それならば、彼に託したい
「会いたい。この想いを伝えて、彼と共に戦いたい」
私の覚悟を、この人に見せるんだ。この綺麗で優しくて、厳しい女性に。今日初めて会った人だし、私はこの人の事を殆ど知らない。また、騙されているのかもしれない
疑う事は簡単で、信じる事は難しい
でも、辛い事を耐えたなら良い事があるって信じたいじゃない
私が真っ直ぐ見つめる彼女は微笑んで
「分かりました。私が責任を持って貴方の王子様の所へ送りましょう」
お、王子様だなんて
でも確かに彼は私にとって物語に出てくる王子様や英雄だ
「そうと決まれば急ぎましょう。準備をしますので1度止まります」
今も充分以上の速さなのに?
これ以上速くって
ラキアさんは走る速さをだんだん緩めて1度止まり、私を地面に降ろすと光りだした
私が呆然となっていると、光は大きくなり、増した光量で私は目を閉じた
次に目を開けると、そこに居たのは馬。馬と見た目とかは全然違うけれど私が知っている中で1番近いのが馬なのだ。角があり、色は鮮やかな金に青緑でとても綺麗だった
私がそのまま惚けていると、目の前の馬? がしゃがみ
『乗ってください』
と頭の中に直接話しかけてきた
頭に直接響く声という不思議現象に面食らうも、その声がついさっきまで聞いていたものと一致してさらに驚いた
「ラキアさん?」
『ええ。先程までの姿は【人化】というスキルによるもので、こちらの姿が本来のものです』
驚愕の、事実!
『乗ってください。早く会いたいのでしょう?』
そうだった驚いてる場合じゃなかった
おっかなびっくりラキアさんの上に跨る。その時にてでふれた毛がとても気持ちよくて思わずもふもふと触ってしまった
『落ちないようにしっかり掴まっていて下さい』
「はい!」
そう返事をするとラキアさんは走り出し、空に躍り出た
「……」
何かこう、驚きが1周して驚きじゃなくなって「凄い人に助けて貰ったんだな~」って思った
0
あなたにおすすめの小説
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
【運命鑑定】で拾った訳あり美少女たち、SSS級に覚醒させたら俺への好感度がカンスト!? ~追放軍師、最強パーティ(全員嫁候補)と甘々ライフ~
月城 友麻
ファンタジー
『お前みたいな無能、最初から要らなかった』
恋人に裏切られ、仲間に陥れられ、家族に見捨てられた。
戦闘力ゼロの鑑定士レオンは、ある日全てを失った――――。
だが、絶望の底で覚醒したのは――未来が視える神スキル【運命鑑定】
導かれるまま向かった路地裏で出会ったのは、世界に見捨てられた四人の少女たち。
「……あんたも、どうせ私を利用するんでしょ」
「誰も本当の私なんて見てくれない」
「私の力は……人を傷つけるだけ」
「ボクは、誰かの『商品』なんかじゃない」
傷だらけで、誰にも才能を認められず、絶望していた彼女たち。
しかしレオンの【運命鑑定】は見抜いていた。
――彼女たちの潜在能力は、全員SSS級。
「君たちを、大陸最強にプロデュースする」
「「「「……はぁ!?」」」」
落ちこぼれ軍師と、訳あり美少女たちの逆転劇が始まる。
俺を捨てた奴らが土下座してきても――もう遅い。
◆爽快ざまぁ×美少女育成×成り上がりファンタジー、ここに開幕!
魔物に嫌われる「レベル0」の魔物使い。命懸けで仔犬を助けたら―実は神域クラスしかテイムできない規格外でした
たつき
ファンタジー
魔物使いでありながらスライム一匹従えられないカイルは、3年間尽くしたギルドを「無能」として追放される。 同世代のエリートたちに「魔物避けの道具」として危険な遺跡に連れ出され、最後は森の主(ヌシ)を前に囮として見捨てられた。
死を覚悟したカイルが崩落した壁の先で見つけたのは、今にも息絶えそうな一匹の白い仔犬。 「自分と同じように、理不尽に見捨てられたこの子だけは助けたい」 自分の命を顧みず、カイルが全魔力を込めて「テイム」を試みた瞬間、眠っていた真の才能が目覚める。
異世界に召喚されたが勇者ではなかったために放り出された夫婦は拾った赤ちゃんを守り育てる。そして3人の孤児を弟子にする。
お小遣い月3万
ファンタジー
異世界に召喚された夫婦。だけど2人は勇者の資質を持っていなかった。ステータス画面を出現させることはできなかったのだ。ステータス画面が出現できない2人はレベルが上がらなかった。
夫の淳は初級魔法は使えるけど、それ以上の魔法は使えなかった。
妻の美子は魔法すら使えなかった。だけど、のちにユニークスキルを持っていることがわかる。彼女が作った料理を食べるとHPが回復するというユニークスキルである。
勇者になれなかった夫婦は城から放り出され、見知らぬ土地である異世界で暮らし始めた。
ある日、妻は川に洗濯に、夫はゴブリンの討伐に森に出かけた。
夫は竹のような植物が光っているのを見つける。光の正体を確認するために植物を切ると、そこに現れたのは赤ちゃんだった。
夫婦は赤ちゃんを育てることになった。赤ちゃんは女の子だった。
その子を大切に育てる。
女の子が5歳の時に、彼女がステータス画面を発現させることができるのに気づいてしまう。
2人は王様に子どもが奪われないようにステータス画面が発現することを隠した。
だけど子どもはどんどんと強くなって行く。
大切な我が子が魔王討伐に向かうまでの物語。世界で一番大切なモノを守るために夫婦は奮闘する。世界で一番愛しているモノの幸せのために夫婦は奮闘する。
授かったスキルが【草】だったので家を勘当されたから悲しくてスキルに不満をぶつけたら国に恐怖が訪れて草
ラララキヲ
ファンタジー
(※[両性向け]と言いたい...)
10歳のグランは家族の見守る中でスキル鑑定を行った。グランのスキルは【草】。草一本だけを生やすスキルに親は失望しグランの為だと言ってグランを捨てた。
親を恨んだグランはどこにもぶつける事の出来ない気持ちを全て自分のスキルにぶつけた。
同時刻、グランを捨てた家族の居る王都では『謎の笑い声』が響き渡った。その笑い声に人々は恐怖し、グランを捨てた家族は……──
※確認していないので二番煎じだったらごめんなさい。急に思いついたので書きました!
※「妻」に対する暴言があります。嫌な方は御注意下さい※
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇なろうにも上げています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる