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第1章 学生編
12 初日終了
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「お嬢がそこまで言うのなら。特に僕は抵抗はないですけど。」
「つまらないですわね。あ!炎帝くんが私しのことを話したのですから、今度は私しが炎帝くんのことを話しましょう!」
「はぁ。お嬢の気の済むままに。」
「おまかせを~♪炎帝くんはね、スポーツ万能で何でもできて、色んなスポーツから引っ張りだこだったのですわ!でも、どのスポーツにも興味がわかず、フラフラしていたところを、慈悲深いこの私しが拾ってさしあげて、今に至るのです。」
「無茶苦茶ですね、お嬢。まあ全て事実ですけど、省きすぎですよ。補足としては、入学した理由は家のいざこざですね。兄の邪魔にならないよう両親に入学させられました。言われた通り、スポーツには興味がなかったため、なんとなくインストラクターをしたいと思い、学校に聞いたところお嬢を紹介されました。そして気づいたらお世話係になってたって感じですね。」
「炎帝くんこそ、事実ですがもっと言い方がありまして!」
「リアル育成ゲームですかね?」
「もう!」
とうとう橙さんは、そっぽを向いてしまった。
「冗談ですよ、お嬢。せっかくお友達の前なのですから、機嫌を直してください。」
赤桐くんが目でチラッと合図を送ってくる。
「え、あ、うん。せっかく友達になったから、楽しくご飯がタベタイナ。」
「…まあ、それもそうですわね。」
チラッと赤桐くんを見るとニコニコしていた。
橙さんを綺麗にころがす様は、
お世話係にかなりハマっている気がする。
料理が並び終えたため、食事を楽しむことにした。
やはり、美味しい。めちゃくちゃ美味しい。
幸せな時間はあっという間だった。
ま、今後は何時でも幸せな時間を楽しめるのだが。
「今日はお邪魔させていただき、ありがとうございました。」
「こちらこそ楽しかったですわ!」
「これからもよろしくね。あ、僕のことは炎帝と呼び捨てでいいですから。」
「急に呼び捨ては難しいので、炎帝くんと呼ばせてください。僕も好きな呼び方で大丈夫です。」
「では僕も澪音くんとお呼びしますね。」
「あ、ずるいですわ!私しも琥珀とお呼びください!」
「琥珀さんですね。わかりました。」
「よろしくお願いしますわ。澪音さん。」
橙さんを改めて琥珀さんは目がキラキラしていた。
「また機会があればご一緒しましょう。」
「本当ですか!嬉しいです!」
「当然ですわ。近々直ぐにご一緒しましょう!」
キラキラしすぎて少し怖かった。
羊さんに声をかけたあと寮に戻った。
すぐにお風呂に入りベッドへダイブした。
「みんな全然普通な感じだったな~。早速友達がいっぱいできたし順調なのでは!?…あと何人いるのかな?全員と友達になれたらいいな~。」
こうして入学初日は幕をとじた。
「つまらないですわね。あ!炎帝くんが私しのことを話したのですから、今度は私しが炎帝くんのことを話しましょう!」
「はぁ。お嬢の気の済むままに。」
「おまかせを~♪炎帝くんはね、スポーツ万能で何でもできて、色んなスポーツから引っ張りだこだったのですわ!でも、どのスポーツにも興味がわかず、フラフラしていたところを、慈悲深いこの私しが拾ってさしあげて、今に至るのです。」
「無茶苦茶ですね、お嬢。まあ全て事実ですけど、省きすぎですよ。補足としては、入学した理由は家のいざこざですね。兄の邪魔にならないよう両親に入学させられました。言われた通り、スポーツには興味がなかったため、なんとなくインストラクターをしたいと思い、学校に聞いたところお嬢を紹介されました。そして気づいたらお世話係になってたって感じですね。」
「炎帝くんこそ、事実ですがもっと言い方がありまして!」
「リアル育成ゲームですかね?」
「もう!」
とうとう橙さんは、そっぽを向いてしまった。
「冗談ですよ、お嬢。せっかくお友達の前なのですから、機嫌を直してください。」
赤桐くんが目でチラッと合図を送ってくる。
「え、あ、うん。せっかく友達になったから、楽しくご飯がタベタイナ。」
「…まあ、それもそうですわね。」
チラッと赤桐くんを見るとニコニコしていた。
橙さんを綺麗にころがす様は、
お世話係にかなりハマっている気がする。
料理が並び終えたため、食事を楽しむことにした。
やはり、美味しい。めちゃくちゃ美味しい。
幸せな時間はあっという間だった。
ま、今後は何時でも幸せな時間を楽しめるのだが。
「今日はお邪魔させていただき、ありがとうございました。」
「こちらこそ楽しかったですわ!」
「これからもよろしくね。あ、僕のことは炎帝と呼び捨てでいいですから。」
「急に呼び捨ては難しいので、炎帝くんと呼ばせてください。僕も好きな呼び方で大丈夫です。」
「では僕も澪音くんとお呼びしますね。」
「あ、ずるいですわ!私しも琥珀とお呼びください!」
「琥珀さんですね。わかりました。」
「よろしくお願いしますわ。澪音さん。」
橙さんを改めて琥珀さんは目がキラキラしていた。
「また機会があればご一緒しましょう。」
「本当ですか!嬉しいです!」
「当然ですわ。近々直ぐにご一緒しましょう!」
キラキラしすぎて少し怖かった。
羊さんに声をかけたあと寮に戻った。
すぐにお風呂に入りベッドへダイブした。
「みんな全然普通な感じだったな~。早速友達がいっぱいできたし順調なのでは!?…あと何人いるのかな?全員と友達になれたらいいな~。」
こうして入学初日は幕をとじた。
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