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第1章 学生編
25 旅行
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今日は姉妹校との交流というなの海外旅行に、
いつものメンバーで行くことになった。
「皆のもの!準備は良いか!」
音頭をとるのはもちろん雷牙くん。
「また急だな。しかも俺達だけだし。」
「学校で何かあるんでしょ。はみ出し者は邪魔なのよ。」
葉月さんがちらっと雷牙くんを見る。
「そのとおーり!でも僕達は関係ないから!むしろ関係させたくないから、事情は知らないまま旅行を楽しめば良いだけだよ!」
「むしろ高飛びだな。」
「違ぇーねぇ。」
巻き込まれている感が半端ないけど。。。
でも、こうしてみんなで旅行に行けるとなると
ワクワクしてしまう。
「出発は明日。滞在は2週間程。集合は9時にここで。でわ各自準備よほしく!ちなみにカードゲーム、ボードゲーム、旅のしおりはこちらで準備します!」
おー助かる。…じゃなくて完全に遊びだ。
まあ何事もなく楽しめるのなら願ったりだけど。
翌日、日課のトレーニングを終えて少し早いが、
集合場所に向かった。
着くと炎帝くん以外の男メンバーが集まっていた。
「おはようーみんな。こういう時は早いんだね。」
「お、澪音か。当たり前ぇーよ。早くあっちの飯を食いたいぜ。」
「空海は時間にルーズだもんね。」
「どう考えてもお前のことだよ雷牙。」
「自覚がないから遅れるんだね。」
「僕ちゃんは色々と忙しいーの。」
「今更だな。それより澪音飯食ったか?まだ1時間ほどあるから、軽く腹ごしらえしようぜ!」
「さっきがっつり食ってたろうが。まだ足りないのかよ。」
「それこそ今更だね。俺はまだだからOKだよー」
食堂でワイワイしながらゆっくりしていると、
10分前にはみんな集まったから、移動することにした。
「どうよ!あれがわが校が誇る、プライベートジェット機よ!」
やっぱこの学校すげー。。。
ジェット機まであるんだ。
規模のデカさに改めて、乗る前からチビリそうです。
「さあ、みなの衆。乗った乗ったー!」
流石プライベートジェット機、居心地がよい。
とはならなかった。
離陸の速さにビビり、高さにビビり、機内にパラシュートがあることにビビり、
しかもその最中に使い方の説明をされ、心が落ち着くのに30分はかかった。
でも、今ではみんなとカードゲームが出来るまでに成長した!
「よっしゃー!俺上がり~。てか澪音、そろそろパラシュート外せよ。そう滅多にトラブルなんか起きないって。最悪すぐに背負って飛べば良いだけだろ。」
「なに馬鹿なこと言ってるんだよ。一般人の僕にそんな状況の中そんなことできるわけないじゃん。染次郎くんと違って毛が生えてないんで。」
「パラシュート背負うのに一般人もクソもないだろ。」
「…」
そして澪音が危惧した以上のトラブルが起こる。
そのトラブルの最初の目撃者であり、1番の被害者がコックピットに居る2人のパイロットだった。
「機長、それにしてもあのメンツが勢揃いって何かあるんすかね?」
「俺にわかる訳ないだろ。が、元総理大臣の息子さんが居るのだ。確実に言えるのは、何か有れば俺達は二度と飛べないどころか、下手したら首が飛ぶぞ。」
「流石に笑えないっすね。」
「だから気を緩めるな。」
「…き、きちょう。」
「どうしたそんなに焦って。まさかジョークのお返しに俺を驚かそうってか?それこそ笑えんぞ。」
「い、いや、、しょ、しょうじょが、」
「少女だって?本当に大丈夫か?」
「機長!右見てください!少女が!少女が立ってます!!!」
同僚の余りの動揺ぶりに右側を確認してみると、
長い髪をしたワンピースを着た少女が立っているではないか。
「!!」
「…宇宙人だ。絶対宇宙人だ。」
機長がこの異常事態を管制塔に報告をするため、
無線に手をかけた瞬間、眩い光がジェット機を覆った。
いつものメンバーで行くことになった。
「皆のもの!準備は良いか!」
音頭をとるのはもちろん雷牙くん。
「また急だな。しかも俺達だけだし。」
「学校で何かあるんでしょ。はみ出し者は邪魔なのよ。」
葉月さんがちらっと雷牙くんを見る。
「そのとおーり!でも僕達は関係ないから!むしろ関係させたくないから、事情は知らないまま旅行を楽しめば良いだけだよ!」
「むしろ高飛びだな。」
「違ぇーねぇ。」
巻き込まれている感が半端ないけど。。。
でも、こうしてみんなで旅行に行けるとなると
ワクワクしてしまう。
「出発は明日。滞在は2週間程。集合は9時にここで。でわ各自準備よほしく!ちなみにカードゲーム、ボードゲーム、旅のしおりはこちらで準備します!」
おー助かる。…じゃなくて完全に遊びだ。
まあ何事もなく楽しめるのなら願ったりだけど。
翌日、日課のトレーニングを終えて少し早いが、
集合場所に向かった。
着くと炎帝くん以外の男メンバーが集まっていた。
「おはようーみんな。こういう時は早いんだね。」
「お、澪音か。当たり前ぇーよ。早くあっちの飯を食いたいぜ。」
「空海は時間にルーズだもんね。」
「どう考えてもお前のことだよ雷牙。」
「自覚がないから遅れるんだね。」
「僕ちゃんは色々と忙しいーの。」
「今更だな。それより澪音飯食ったか?まだ1時間ほどあるから、軽く腹ごしらえしようぜ!」
「さっきがっつり食ってたろうが。まだ足りないのかよ。」
「それこそ今更だね。俺はまだだからOKだよー」
食堂でワイワイしながらゆっくりしていると、
10分前にはみんな集まったから、移動することにした。
「どうよ!あれがわが校が誇る、プライベートジェット機よ!」
やっぱこの学校すげー。。。
ジェット機まであるんだ。
規模のデカさに改めて、乗る前からチビリそうです。
「さあ、みなの衆。乗った乗ったー!」
流石プライベートジェット機、居心地がよい。
とはならなかった。
離陸の速さにビビり、高さにビビり、機内にパラシュートがあることにビビり、
しかもその最中に使い方の説明をされ、心が落ち着くのに30分はかかった。
でも、今ではみんなとカードゲームが出来るまでに成長した!
「よっしゃー!俺上がり~。てか澪音、そろそろパラシュート外せよ。そう滅多にトラブルなんか起きないって。最悪すぐに背負って飛べば良いだけだろ。」
「なに馬鹿なこと言ってるんだよ。一般人の僕にそんな状況の中そんなことできるわけないじゃん。染次郎くんと違って毛が生えてないんで。」
「パラシュート背負うのに一般人もクソもないだろ。」
「…」
そして澪音が危惧した以上のトラブルが起こる。
そのトラブルの最初の目撃者であり、1番の被害者がコックピットに居る2人のパイロットだった。
「機長、それにしてもあのメンツが勢揃いって何かあるんすかね?」
「俺にわかる訳ないだろ。が、元総理大臣の息子さんが居るのだ。確実に言えるのは、何か有れば俺達は二度と飛べないどころか、下手したら首が飛ぶぞ。」
「流石に笑えないっすね。」
「だから気を緩めるな。」
「…き、きちょう。」
「どうしたそんなに焦って。まさかジョークのお返しに俺を驚かそうってか?それこそ笑えんぞ。」
「い、いや、、しょ、しょうじょが、」
「少女だって?本当に大丈夫か?」
「機長!右見てください!少女が!少女が立ってます!!!」
同僚の余りの動揺ぶりに右側を確認してみると、
長い髪をしたワンピースを着た少女が立っているではないか。
「!!」
「…宇宙人だ。絶対宇宙人だ。」
機長がこの異常事態を管制塔に報告をするため、
無線に手をかけた瞬間、眩い光がジェット機を覆った。
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