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何気ない日々の中で
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しばらくくっついていたが、お互い喉が渇いてきたので、淳子さんが用意してくれたおつまみに、ビールとチューハイを飲み、いろんなことを話していた。先程、魚陽でたくさん話したつもりだったが、まだ違う話で盛り上がる。まぁたまにさっき話してたこともまた新しく話しているところはあるが…。そこはもうお酒も入っているし、淳子さんの可愛さということにできる。なのでまた淳子さんの知らないことがわかってきて、成田淳子のトリセツが少しずつ形成されていく。
お酒も入っているし、明日にはきっと忘れているだろうが、僕はTUBEが好きで、淳子さんは、back numberが好きで、互いのライブに行こうねって約束してみたり、好きな俳優さんが出ている映画が年末に封切りされるみたいで、その映画も見に行きたいねって約束したり…。
ここ数年、味わったことのないくらいのワクワクしてほっこりするのような状態で、なんだか急激に幸せな気持ちでいっぱいになった。
「淳子さん。そろそろ眠くなりました。もう3時回ってるし。明日…、いやもう今日だ。事務職の面接を午前中しなきゃいけないんだった。蒼井常務と2人で面接なんです。あとそれ以外にも2件面接入ってますし。松岡さんのこともありますしね。淳子さんは?」
「そうなんですね。私。やすみでーす。昼から少し髪を整えに行こうかなって思ってて。」
「えー。ズルいなあ。淳子さん。休みなんですね。ズルい…。まぁ、そもそも明日は土曜日なんで僕も本当は休みなんですけどね。本当であれば。午前中だけ面接に出て、昼から帰ろうかなって思ってます。魚陽へ明日…ランチしに行きますって言ってましたし。」
「そんなランチの約束いつしたんですか?遥人さんこそ、ズルい~。何時にランチ行くんですか?」
「えーっと最後の面接が12時ごろ終わる予定なので、それからですかねー。なんでそんなこと聞くんですか?」
「私も、魚陽のランチ行きたいなぁって。カットの予約は、3時からなので。私も行きたいー。遥人さん。魚陽のお店の前で待ち合わせしませんか?」
「いいですけど。なんも予定とかないんですか?かづよちゃんと、ゆうかちゃんの昼ごはんとかは?」
「かづよは、多分お友だちとランチして帰ってくると思うし。ゆうかは、最近料理に凝ってるから、なんか自分の食べたいものをささっと作るんです。ゆうかのオムライスめちゃくちゃ美味しいんですよ。」
「そうなんですね。ゆうかちゃん。確か中3でしたよね。」
「そうなんです。来年高校受験で。かづよは私立に行ってるから、公立に行って欲しいわぁ。」
「ホントですね。私立はお金かかりますもんね。」
「遥人さん。いいですか?ランチご一緒して。」
「そうなのであれば断る理由はありません。いいですよ。じゃあ、夕方かかってきた番号に連絡しますね。」
「やったぁ。また明日も遥人さんと一緒に居れる。あっ。遥人さん。LINEしてますか?LINE交換しましょうよ。」
「いいですよ。フルフルしましょうか?」
そんなやり取りをしてLINEをできるようになってから、『改めて、成田遥人です。よろしくお願いします。』と改まってLINEはスタートした。
またしばらく会話が続いたが、壁掛時計をふと見ると、もう3時を回り少し過ぎたころ、淳子さんもぼくも目がしょぼしょぼになってきたこともあり、お互いでベッドに入った。
シングルベッドではあるが、くっついて寝たら、案外ゆったりとスペースを使って寝れるねと、言いながらまたキスをしていつの時間か2人で眠りについた。
もちろん、シングルベッドへは、お姫様抱っこで。
それから、朝。8時30分ごろに、そっと淳子さんを起こさずに、ベッドから出て、ちゃんとシャワーを浴びている時に、脱いだワイシャツや、ズボン、スーツの上着をハンガーに掛けてくれていたのをさっと着替えた。寝る前に、僕の方が先に起きて、淳子さんの家を出ることになると話していたので淳子さんから合鍵を預かっていた。それを使おうとしたら、ポポが、僕のスーツのズボンをハムハムと甘噛みをし出して、かまって欲しいアピールをしてきた。少しポポの相手をしていると、背中の方から声がした。
お酒も入っているし、明日にはきっと忘れているだろうが、僕はTUBEが好きで、淳子さんは、back numberが好きで、互いのライブに行こうねって約束してみたり、好きな俳優さんが出ている映画が年末に封切りされるみたいで、その映画も見に行きたいねって約束したり…。
ここ数年、味わったことのないくらいのワクワクしてほっこりするのような状態で、なんだか急激に幸せな気持ちでいっぱいになった。
「淳子さん。そろそろ眠くなりました。もう3時回ってるし。明日…、いやもう今日だ。事務職の面接を午前中しなきゃいけないんだった。蒼井常務と2人で面接なんです。あとそれ以外にも2件面接入ってますし。松岡さんのこともありますしね。淳子さんは?」
「そうなんですね。私。やすみでーす。昼から少し髪を整えに行こうかなって思ってて。」
「えー。ズルいなあ。淳子さん。休みなんですね。ズルい…。まぁ、そもそも明日は土曜日なんで僕も本当は休みなんですけどね。本当であれば。午前中だけ面接に出て、昼から帰ろうかなって思ってます。魚陽へ明日…ランチしに行きますって言ってましたし。」
「そんなランチの約束いつしたんですか?遥人さんこそ、ズルい~。何時にランチ行くんですか?」
「えーっと最後の面接が12時ごろ終わる予定なので、それからですかねー。なんでそんなこと聞くんですか?」
「私も、魚陽のランチ行きたいなぁって。カットの予約は、3時からなので。私も行きたいー。遥人さん。魚陽のお店の前で待ち合わせしませんか?」
「いいですけど。なんも予定とかないんですか?かづよちゃんと、ゆうかちゃんの昼ごはんとかは?」
「かづよは、多分お友だちとランチして帰ってくると思うし。ゆうかは、最近料理に凝ってるから、なんか自分の食べたいものをささっと作るんです。ゆうかのオムライスめちゃくちゃ美味しいんですよ。」
「そうなんですね。ゆうかちゃん。確か中3でしたよね。」
「そうなんです。来年高校受験で。かづよは私立に行ってるから、公立に行って欲しいわぁ。」
「ホントですね。私立はお金かかりますもんね。」
「遥人さん。いいですか?ランチご一緒して。」
「そうなのであれば断る理由はありません。いいですよ。じゃあ、夕方かかってきた番号に連絡しますね。」
「やったぁ。また明日も遥人さんと一緒に居れる。あっ。遥人さん。LINEしてますか?LINE交換しましょうよ。」
「いいですよ。フルフルしましょうか?」
そんなやり取りをしてLINEをできるようになってから、『改めて、成田遥人です。よろしくお願いします。』と改まってLINEはスタートした。
またしばらく会話が続いたが、壁掛時計をふと見ると、もう3時を回り少し過ぎたころ、淳子さんもぼくも目がしょぼしょぼになってきたこともあり、お互いでベッドに入った。
シングルベッドではあるが、くっついて寝たら、案外ゆったりとスペースを使って寝れるねと、言いながらまたキスをしていつの時間か2人で眠りについた。
もちろん、シングルベッドへは、お姫様抱っこで。
それから、朝。8時30分ごろに、そっと淳子さんを起こさずに、ベッドから出て、ちゃんとシャワーを浴びている時に、脱いだワイシャツや、ズボン、スーツの上着をハンガーに掛けてくれていたのをさっと着替えた。寝る前に、僕の方が先に起きて、淳子さんの家を出ることになると話していたので淳子さんから合鍵を預かっていた。それを使おうとしたら、ポポが、僕のスーツのズボンをハムハムと甘噛みをし出して、かまって欲しいアピールをしてきた。少しポポの相手をしていると、背中の方から声がした。
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