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16話 やっぱりおかしい激励パーティー③
この国の者なら誰しも幼少時代に読んだことのある騎士と姫との恋物語。ある日一国の美しいお姫様に一目惚れした騎士は、忠誠と剣と命を捧げ、全身全霊をかけて守ると誓いをたてた。お姫様は騎士の忠義に恋心を抱くようになる。然し、騎士も恋心を抱いていたが、忠義の厚い騎士は身分差から受け入れなかった。お姫様はこの窮屈で争い事の絶えない王宮が嫌いで、逃げたかった。
「騎士様、ここから私を連れだして……」
騎士は首を振った。そして思いもよらない形でその願いは叶う。王宮に反乱軍が押し寄せ、戦場になる。騎士はお姫様を外に逃し守るが、瀕死の重症を負う。その間、懸命にお姫様は看病した。高熱が続いた騎士は、記憶を無くしてしまった。そして想いの通じ合った二人は恋人となり、口づけを交わし、幸せに暮らしました。終わり。
という話だ。この話が憧れない女子はいないだろう。私も大好きで、もの凄く憧れている。更にこの話のモデルがエバンの生家であるスペンサー家だ。スペンサー家の者は主君を自分で選び誓いを立てる。スペンサー家の騎士が仕える主人は素晴らしい人格を兼ね揃えた者や才能に秀でた者が多く、ステータスとなっている。然し、そこは貴族なのでスペンサー家当主になる者は国王陛下唯一人に誓いを立てている。
私は跪く騎士を見つめた。そして訳が判らず、彼の瞳に理由を探した。彼のコバルトブルーの目は理知的で真っ直ぐ私を見つめる。その青はなんの邪な感情は見当たらず澄んでいた。エバンの大きな手に手を重ね微笑んだ。
「えぇ喜んで」
エバンが私の手を握った。騎士様らしく豆だらけの硬い掌は、私の手をすっぽり包んだ。逆の手は私の腰を支えている。全身が心臓の様にドキドキしてしまう。顔に血が上って暑い。
エバンの力強いリードに身を任せ、ステップを踏む。エバンの目が私を捉える。秀麗な顔が嬉しそうに笑う。恥ずかしくて思わず顔を反らしてしまった。
――どうしよう? かっこよすぎて顔が見れないわ。
「迷惑だったか?」
「いえ、そんな……まさか! う、嬉しかったですよ……」
恥ずかしさを堪えて素直に言葉にする。相手が喜んでくれそうな言葉は、例え自分が恥ずかしろうが、出来るだけ素直に伝えることにしている。
「ならよかった……」
そんなに嬉しそうにされると面映ゆい。私の手を少しキツく握った。
「もし、無事に帰還できた暁には私のお姫様になって欲しいんだ」
「わたしでいいのですか!?」
「アルセナ嬢以外は考えられない。貴方がいいんだ」
幻想かもしれないけど、舞い上がって感情を制御できない。もう心臓が破裂しそうだ。しかも、主君としてか、愛の告白かわからないのだ。だって、若い女性に誓いを立てる場合は、主君とか主人以外に姫と言い換える場合があり、騎士が告白やプロポーズする場合も、姫と呼び、騎士の誓いを立て心を捧げたりするのだから。
「嬉しいです」
はにかんだ笑みを浮かべると彼は”姫は可愛いですね”笑った。
音楽が終わった。どちらがとものなく名残り惜しげにゆっくりと手を離した。
「顔が赤いですが平気か?」
「ちょっと逆上せたみたいです」
テラスに誘われ、彼の少し後ろを歩いてついていく。流れるような動作で執事の持つトレーグラスを2つ取った。
中の熱気から開放され、テラスから星空を見上げた。さり気なく渡されたグラスから、シャンパンゴールド色の液体を飲む。シュワシュワとした気泡が乾いた喉に心地良い。会場に騒がしさは遠くに、静かな時間が流れる。
――……うぅっ、緊張するわ。
「わるい。俺、剣しかやって来なかったから、こういう時なんて話たらいいか、わかんねぇや……」
「あんなに会ったことがあるのに、こうやって話すのも初めてですよね」
あんなに恥ずかしいセリフを言っても平気だった彼が、少し顔を赤らめ髪を掻いた。かっこいい顔をしてるとは思っても、いつも無表情でアリスの後ろにいたからどんな人かは知らなかった。
「無理に話さなくてもいいです。今日は新月で、月がない分、星が綺麗ですよ」
「あぁそうだな」
二人で夜空を見上げた。日本で見た夜空よりもとてもたくさんの星が見える。
「あっ流れ星! 」
指を組んで願い事をした。彼が無事に帰って来ますようにと。
「そんなに真剣に何をねがったんだ?」
「う~ん」
――正直に言うのは恥ずかしい。
「内緒です」
「叶うといいな」
「はい、絶対に叶えたいです」
「………………」
「……エバンちょっといいか」
彼の同僚らしき騎士服を着た男性が声をかけた。彼が仲良さげな笑みを浮かべる。
「わるい、また……今度戻って来たら絶対、必ず会いに行くから」
私は頷いた。そしてまた重ねて願うために流れ星を探した。
「おねぇちゃんやるじゃん。アリスフォードにエドモンドにエバンまで」
何度も言うけど、私は貴方の姉じゃない。何度も注意しても、アンネはおねぇちゃんと呼ぶのをやめなかった。
「私のことよりあなたよ。どうなっているの?」
「白いカラスを見つけたんだ」
「そう」
「もうっ反応薄い! 毎朝早起きしては学園の裏手にある森を駆け回ってやっと見つけたのよ」
アンネはドヤ顔で胸を張った。だから最近放課後眠そうにしてたのか得心がいった。生徒会でミスが多くて迷惑していたんだよね。
白いカラスはビクター攻略の鍵である。
「偉いわね」
私はアンネの頭を撫でた。まんざらでもない様子だ。こいつは前世で末っ子だったに違いないと思う。
「女王様の次はご主人様だね。エバンをちゃんと躾けないと(笑)」
――オーノー! オーマイガー! 忘れてた。エバンは犬志願の忠犬ハチ公だった……。
「さ、さっきはすっごくかっこよかったよ? もしかしたら変態じゃないかもしれなくない?」
「さぁ? エバンのこと知らないし……」
「アリスだってドMじゃないよ」
「ってか、アリスフォードも早く手籠めにしちゃいなよ」
そのサムズアップして笑っている奴にげんこつ食らわせたい。
「無理よ。あんなに天使なアリスを責め立てるなんて……私に出来ない」
断言出来る。アリスが泣いたら私も泣いし、辛そうな顔をしたら私も胸が苦しい。虐めて悦に浸るなんて性なんか、持ち合わせていない。
「え? 責めるの? じゃー、まぁ、どろっどろに甘やかせばいいんじゃない?」
「……それでいいの?」
「問題ない、問題ない」
またサムズアップをした。こいつのサムズアップの顔はなぜか腹が立つ。なぜだろう、誰か思いだすような……わかんない。
こいつの適当具合に呆れた。
「ところで、エバンが戦争に行くなんてことあったかしら?」
「ない。絶対ない」
「じゃあ、なんでなの?」
「知らん」
「おかしいわね……どうしてかしら?」
「考えても仕方がないことは無駄だからやめたら?」
「はぁー、アンネは能天気で羨ましいわ。もし後悔することが起きたら、なんでもっと考えなかったのかと自責の念に苛まれるわ」
「後悔することが起きたらどのみちそうだし、わからないことを考えるのは無駄でしょう。意見の相違だよ。人を馬鹿みたいにいわないでください」
私は溜息を吐いた。
「騎士様、ここから私を連れだして……」
騎士は首を振った。そして思いもよらない形でその願いは叶う。王宮に反乱軍が押し寄せ、戦場になる。騎士はお姫様を外に逃し守るが、瀕死の重症を負う。その間、懸命にお姫様は看病した。高熱が続いた騎士は、記憶を無くしてしまった。そして想いの通じ合った二人は恋人となり、口づけを交わし、幸せに暮らしました。終わり。
という話だ。この話が憧れない女子はいないだろう。私も大好きで、もの凄く憧れている。更にこの話のモデルがエバンの生家であるスペンサー家だ。スペンサー家の者は主君を自分で選び誓いを立てる。スペンサー家の騎士が仕える主人は素晴らしい人格を兼ね揃えた者や才能に秀でた者が多く、ステータスとなっている。然し、そこは貴族なのでスペンサー家当主になる者は国王陛下唯一人に誓いを立てている。
私は跪く騎士を見つめた。そして訳が判らず、彼の瞳に理由を探した。彼のコバルトブルーの目は理知的で真っ直ぐ私を見つめる。その青はなんの邪な感情は見当たらず澄んでいた。エバンの大きな手に手を重ね微笑んだ。
「えぇ喜んで」
エバンが私の手を握った。騎士様らしく豆だらけの硬い掌は、私の手をすっぽり包んだ。逆の手は私の腰を支えている。全身が心臓の様にドキドキしてしまう。顔に血が上って暑い。
エバンの力強いリードに身を任せ、ステップを踏む。エバンの目が私を捉える。秀麗な顔が嬉しそうに笑う。恥ずかしくて思わず顔を反らしてしまった。
――どうしよう? かっこよすぎて顔が見れないわ。
「迷惑だったか?」
「いえ、そんな……まさか! う、嬉しかったですよ……」
恥ずかしさを堪えて素直に言葉にする。相手が喜んでくれそうな言葉は、例え自分が恥ずかしろうが、出来るだけ素直に伝えることにしている。
「ならよかった……」
そんなに嬉しそうにされると面映ゆい。私の手を少しキツく握った。
「もし、無事に帰還できた暁には私のお姫様になって欲しいんだ」
「わたしでいいのですか!?」
「アルセナ嬢以外は考えられない。貴方がいいんだ」
幻想かもしれないけど、舞い上がって感情を制御できない。もう心臓が破裂しそうだ。しかも、主君としてか、愛の告白かわからないのだ。だって、若い女性に誓いを立てる場合は、主君とか主人以外に姫と言い換える場合があり、騎士が告白やプロポーズする場合も、姫と呼び、騎士の誓いを立て心を捧げたりするのだから。
「嬉しいです」
はにかんだ笑みを浮かべると彼は”姫は可愛いですね”笑った。
音楽が終わった。どちらがとものなく名残り惜しげにゆっくりと手を離した。
「顔が赤いですが平気か?」
「ちょっと逆上せたみたいです」
テラスに誘われ、彼の少し後ろを歩いてついていく。流れるような動作で執事の持つトレーグラスを2つ取った。
中の熱気から開放され、テラスから星空を見上げた。さり気なく渡されたグラスから、シャンパンゴールド色の液体を飲む。シュワシュワとした気泡が乾いた喉に心地良い。会場に騒がしさは遠くに、静かな時間が流れる。
――……うぅっ、緊張するわ。
「わるい。俺、剣しかやって来なかったから、こういう時なんて話たらいいか、わかんねぇや……」
「あんなに会ったことがあるのに、こうやって話すのも初めてですよね」
あんなに恥ずかしいセリフを言っても平気だった彼が、少し顔を赤らめ髪を掻いた。かっこいい顔をしてるとは思っても、いつも無表情でアリスの後ろにいたからどんな人かは知らなかった。
「無理に話さなくてもいいです。今日は新月で、月がない分、星が綺麗ですよ」
「あぁそうだな」
二人で夜空を見上げた。日本で見た夜空よりもとてもたくさんの星が見える。
「あっ流れ星! 」
指を組んで願い事をした。彼が無事に帰って来ますようにと。
「そんなに真剣に何をねがったんだ?」
「う~ん」
――正直に言うのは恥ずかしい。
「内緒です」
「叶うといいな」
「はい、絶対に叶えたいです」
「………………」
「……エバンちょっといいか」
彼の同僚らしき騎士服を着た男性が声をかけた。彼が仲良さげな笑みを浮かべる。
「わるい、また……今度戻って来たら絶対、必ず会いに行くから」
私は頷いた。そしてまた重ねて願うために流れ星を探した。
「おねぇちゃんやるじゃん。アリスフォードにエドモンドにエバンまで」
何度も言うけど、私は貴方の姉じゃない。何度も注意しても、アンネはおねぇちゃんと呼ぶのをやめなかった。
「私のことよりあなたよ。どうなっているの?」
「白いカラスを見つけたんだ」
「そう」
「もうっ反応薄い! 毎朝早起きしては学園の裏手にある森を駆け回ってやっと見つけたのよ」
アンネはドヤ顔で胸を張った。だから最近放課後眠そうにしてたのか得心がいった。生徒会でミスが多くて迷惑していたんだよね。
白いカラスはビクター攻略の鍵である。
「偉いわね」
私はアンネの頭を撫でた。まんざらでもない様子だ。こいつは前世で末っ子だったに違いないと思う。
「女王様の次はご主人様だね。エバンをちゃんと躾けないと(笑)」
――オーノー! オーマイガー! 忘れてた。エバンは犬志願の忠犬ハチ公だった……。
「さ、さっきはすっごくかっこよかったよ? もしかしたら変態じゃないかもしれなくない?」
「さぁ? エバンのこと知らないし……」
「アリスだってドMじゃないよ」
「ってか、アリスフォードも早く手籠めにしちゃいなよ」
そのサムズアップして笑っている奴にげんこつ食らわせたい。
「無理よ。あんなに天使なアリスを責め立てるなんて……私に出来ない」
断言出来る。アリスが泣いたら私も泣いし、辛そうな顔をしたら私も胸が苦しい。虐めて悦に浸るなんて性なんか、持ち合わせていない。
「え? 責めるの? じゃー、まぁ、どろっどろに甘やかせばいいんじゃない?」
「……それでいいの?」
「問題ない、問題ない」
またサムズアップをした。こいつのサムズアップの顔はなぜか腹が立つ。なぜだろう、誰か思いだすような……わかんない。
こいつの適当具合に呆れた。
「ところで、エバンが戦争に行くなんてことあったかしら?」
「ない。絶対ない」
「じゃあ、なんでなの?」
「知らん」
「おかしいわね……どうしてかしら?」
「考えても仕方がないことは無駄だからやめたら?」
「はぁー、アンネは能天気で羨ましいわ。もし後悔することが起きたら、なんでもっと考えなかったのかと自責の念に苛まれるわ」
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