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44話
顔を真っ赤にした私の胸中は雄叫びを上げていた。昨日の事を思えば羞恥心を刺激され、ぷるぷると肩を震わし目に零れそうなほどの涙が浮かぶ。
エバンはふっと笑って私の頭を優しく2度撫でた。
「お腹すきましたね。ご飯持ってきますね」
そう言って立ち上がり、朝食を持ってきた。トーストされたパンとバターの匂いが食指が動く。
――そういえば夕食も食べて無かったけ……
恥ずかしくてエバン見ることが出来ずに視線を落とす私の上に朝食が用意された。
「学園には休むように伝えておきますから、ゆっくりと休んでください」
「待って……」
退室しようとするエバンを呼び止めた。
「昨日は……ごめんなさい」
「俺の方こそ守れなくてもうしわけなかった……」
靴音を鳴らして側まで来た彼は、私の肩に手を置いた。掠れた声で呟き、その手は震えていた。
「でも、間一髪助けて戴きましたから……」
純潔は守られたたし、あれは生徒会長の乙女ゲームイベントだから仕方ないような気がした。多分、アンネがミスコンに優勝して条件を満たしたからだ。私は元々公爵令嬢だから条件は満たしている。普通二人一緒にイベントは起きないが、二人共生徒会に入っているイレギュラーがそうさせたのかもしれない。
彼は社会的地位のある女性を調教し、血道を上げさせる事が好きなのだ。昨晩の事を再び思い出せば、あの快感も呼び起こされ背中に電流が走ったように感じた。薬はとっくに抜けている筈なのにどうやら体はまだ覚えているらしい。
「ああ……それだけは奪われずによかったよ」
彼は私の頭をそっとキスをした。胸がキュンとした。
「あーーーー!!」
「どうしたんだ?」
「アンネは?」
「黒髪の魔術師の男が連れてった」
「ビクター!」
「なんだ、知っているのか?」
昨晩すれ違った男は、ビクターだった。
「アンネの様子を確認してきてくれないかしら?」
「姫の仰せの通りに」
エバンはドアを通って出ていった。
翌日、学園に言ったがアンネも生徒会長のロバートも学校には来てなかった。アンネは無断欠席で、ロバートは休学するらしい。詳細は伏せられていたが、そういえばエバン傷を負わされていた事を思い出した。それもあり、ロバートの生家であるパトリック家にあの日の事は追求はするつもりはないし、私の家にもパトリック家からなんの沙汰も無いので、追求するつもりはないのだろう。
放課後、アンネの家に言ったが王城から使者が来て王宮魔術師の手伝いをしているとのことだった。
エバンはふっと笑って私の頭を優しく2度撫でた。
「お腹すきましたね。ご飯持ってきますね」
そう言って立ち上がり、朝食を持ってきた。トーストされたパンとバターの匂いが食指が動く。
――そういえば夕食も食べて無かったけ……
恥ずかしくてエバン見ることが出来ずに視線を落とす私の上に朝食が用意された。
「学園には休むように伝えておきますから、ゆっくりと休んでください」
「待って……」
退室しようとするエバンを呼び止めた。
「昨日は……ごめんなさい」
「俺の方こそ守れなくてもうしわけなかった……」
靴音を鳴らして側まで来た彼は、私の肩に手を置いた。掠れた声で呟き、その手は震えていた。
「でも、間一髪助けて戴きましたから……」
純潔は守られたたし、あれは生徒会長の乙女ゲームイベントだから仕方ないような気がした。多分、アンネがミスコンに優勝して条件を満たしたからだ。私は元々公爵令嬢だから条件は満たしている。普通二人一緒にイベントは起きないが、二人共生徒会に入っているイレギュラーがそうさせたのかもしれない。
彼は社会的地位のある女性を調教し、血道を上げさせる事が好きなのだ。昨晩の事を再び思い出せば、あの快感も呼び起こされ背中に電流が走ったように感じた。薬はとっくに抜けている筈なのにどうやら体はまだ覚えているらしい。
「ああ……それだけは奪われずによかったよ」
彼は私の頭をそっとキスをした。胸がキュンとした。
「あーーーー!!」
「どうしたんだ?」
「アンネは?」
「黒髪の魔術師の男が連れてった」
「ビクター!」
「なんだ、知っているのか?」
昨晩すれ違った男は、ビクターだった。
「アンネの様子を確認してきてくれないかしら?」
「姫の仰せの通りに」
エバンはドアを通って出ていった。
翌日、学園に言ったがアンネも生徒会長のロバートも学校には来てなかった。アンネは無断欠席で、ロバートは休学するらしい。詳細は伏せられていたが、そういえばエバン傷を負わされていた事を思い出した。それもあり、ロバートの生家であるパトリック家にあの日の事は追求はするつもりはないし、私の家にもパトリック家からなんの沙汰も無いので、追求するつもりはないのだろう。
放課後、アンネの家に言ったが王城から使者が来て王宮魔術師の手伝いをしているとのことだった。
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