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55話
「戻りました」
「エバン、おかえり」
エバンが魔物の討伐から帰ってきた。本当は私も手伝いたいのに、アリスとエバンとお父様にも止められて行けない。同級生で魔法適正が高く、攻撃魔法が強い人は魔物討伐に参加しているのにもかかわらず。まぁ、アリスとエバンがうちの家門として討伐に参加しているから、参加しなくても問題ないのだけれども、私個人の感情は貴族の責務として参加したい気持ちが強かった。仕方が無いので、二人が魔物の討伐に行っている間、家で畑仕事を手伝っている。今も働いてきたあとで、部屋で休憩していたが…………
彼の爽やかなのにどこか甘さの含んだ笑顔に少しだけドキドキしてしまう。彼はソファで座っている私の傍らに跪き、手を取りキスを落とした。
「私の大事な姫……愛してます。僕の人生であなたより大切なものなど有りません。これからも一生あなたを守ります」
「あうあぅ……」
胸が早鐘を打つ。ほっぺが火照って、動揺しなんと言っていいかわからない。アリス以外にこんなにドキドキしてしまって、申し訳ないと思うのに、彼の言葉が嬉しかった。胸が暖かくて安心するのに、ドキドキしてしまう。困るのにドキドキしてしまう。
「でも……私にはアリスが、」
「いいんです。愛されたいから好きになったわけじゃありませんから。姫の顔を見たら愛しさが溢れて、自然と告げていました。申し訳ございません」
「全然、悪いと思ってないですよね……」
エバンは、全然済まなそうではなく、笑顔でその上どこか飄々とした顔をしていた。
「はい、アリスフォードには姫をまかせておけませんから」
「困っちゃいます」
そう、困るのだ。嫌じゃなくて寧ろ……好きかもなんて……私はビッチか? でも、私のことを命を賭して魔王と戦ってくれて、更にこんなにかっこよくて、私のことを好きでいてくれる人拒める訳がない。
…………でも、こんな気持ち、アリスに申し訳ないよね。消さなきゃ。
「お嫌なら振払えばいい」
エバンの真剣な眼差しが私を捕縛する。振り払えない代わりに視線を外した。
「お願い、手を離して……」
エバンを手放したくなかった。嫌われたくなかった。悲しい顔も見たくなかった。だから、手を振り払えない。卑怯で醜いな……私。
エバンは私の手にキスをして、離した。
「仕事するから、出てって……今日はもう休んでいいから」
「かしこまりました。失礼します」
私の金切り声にシュンとしてエバンは部屋から出ていった。
エバンにキスされた手が火照って、指先が心臓みたいにドキドキしている。その手を逆の手で握り抱きしめた。
「きゅぴーん……ペロペロペロペロ……」
ベットで寝ていたマケールが私の元にやってきた。
「くすぐったいわ。ふふっいい子ね」
頬を舐められたのでマケールの白くて艷やかな毛並みを撫でた。最高の毛並みはすっごく気持ちよくて癒やされる。
「はぁ……このままこうしていたい……」
今度は顔を毛並みに擦り寄せた。ずっとこうしていられる。と思ったら、口を舐められた。これは体液を催促する仕草だ。私の唾液を舐めようとしている。引き出しからナイフを取り出し、手首に当ててスッと引いた。細く出来た切り傷から、鮮血が浮き出たそれをマケールがなめっている。普段はそんなに大量には必要なくて、良かったなと思った。……もう血は出てないのに名残惜しそうにまだ傷をなめっている。そこに下級ボーション少量塗って傷を癒やした。今は下級ポーションでもとても高価だ。なのに治療をするのには訳がある。アリスにマケールが叱られるからである。
「はぁ……よし、仕事しなくちゃ」
「きゅきゅん」
撫でるのをやめたら、マケールがもっとと強請るように、私の手に頭を擦り寄せるから、もう暫くなでてあげてから執務机に座った。マケールが未練たっぷりの目で見てくる。なんでやめちゃうのとでも言いたのだろうか。
「もうおしまい」
「きゅーん……」
不貞腐れて、その場で丸くなってマケールは寝た。ちょっと邪魔……すっごく邪魔である。
私は報告書を読んだ。商業地区を捜索したが、消息不明。アンネはどこに行ったのだろうか……? 探してないところといえば、王宮だけだが、彼女が気楽に居れる場所じゃない。はっ…もしかして、ヨハイムの恋人出なったのだろうか……。
他の仕事も処理して、夕食を食べて湯浴みをして寝る準備は整った。
一日の最後にベットでポテトチップス3枚とクッキーを1枚を食べながら、ベットで本を読むのが日々のご褒美である。専属メイドのアンには行儀が悪いと小言を言われるが、前世からの習慣でやめられない。食糧難の最中、こんなものを食べさせてもらってるのは多分私だけだろ
――カタンッ
窓の方から音がした。
「アリス……」
愛しい愛しい私のアリスがやってきた。彼は暇を見つけては私の所に昼夜問わずやってくる。窓から来るのは、お父様に妨害されないようにだと思う。引き止められ、長々と話しを聞かされたらしい。なぜあのおっさんと話さなきゃいけないんだと以前アリスがぼやいていた。
「アルちゃん」
アリスが私の頬に手をあてる。熱の籠もった視線で私を見つめながら、ゆっくりと顔を近づけた。私は、その距離が縮まるのをじれったくも、照れくさくも感じながら、ドキドキしながら待った。唇が合わさった時、もう離れたくないと思いながらアリスの肩に離れないように手をまわした。アリスの柔らかな舌が私の唇を割入り、口内を愛撫する。アリスとキスするだけで、クラクラして頭がぼーっとしてしまう。
「あまい……アルちゃんとのキスは美味しいね」
「うぇっ……」
――どういうこと?
脳内に疑問符が浮かんで、小首を傾げた。
「唾液が甘いはずないのに、確かにほんのりと甘い味がするんだよね。こんなのアルちゃんだけだよ」
「え゛え゛!!」
――なんですと!?
聞きづてならないセリフが聞こえて、胸がモヤモヤして顔を顰めた。
「どうしたの?」
今度はアリスが小首を傾げた。整った相貌なのに、神が美というものを計算して創った完璧な配置の顔が困惑の表情を示す。まるで啓示かのように。
「だって私は、アリスとしかキスしたことがないのに……アリスは他の子としたことあるみたい……」
私に非難する資格なんてないのに、嫉妬も落胆も隠せない。
「僕……ごめんなんさい……初めてはアルちゃんが良かったな」
美しい黄金の長い睫毛が濡れる。私の天使が悲嘆にくれる。私はアリスをきつく抱きしめた。愛し愛しい私の天使。
「いいの。大好きなアリスが今、私のそばにいる。それだけでいいの」
「僕もアルちゃんが一番大好きだよ。……ねぇ、もう一回言って」
「?? 何を?」
「大好きって……」
なんと今度は頬を染め、照れている。本当に可愛い。この世の生き物すべての中で一番可愛い。……鼻血でそう。
「大好き!」
「嬉しい。夢みたいだ。ずっと想像してたんだ。アルちゃんの一番が僕だったらいいのにって」
――ズキッ……
胸が鋭く痛む。これは罪悪感。エバンに恋心を抱いてる私の……。この世界では重婚も認められているのに、前世の価値観からか申し訳ない気持ちになる。二人とも、私を一番好きでいてくれてるのに、私は二人とも好きだなんてダメだよね。図々しすぎる。目が潤んで視界がぼやける。
「アルちゃんは感激屋さんだよね……本とか読んですぐなくし……」
アリスの勘違いが私の胸に刺さる。アリスが私を胸に抱き寄せ、頭を撫でる。優しくされて嬉しいのに、優しさが辛い。エバンへ恋慕は消さなきゃ……でも…………自信ないや…………
「エバン、おかえり」
エバンが魔物の討伐から帰ってきた。本当は私も手伝いたいのに、アリスとエバンとお父様にも止められて行けない。同級生で魔法適正が高く、攻撃魔法が強い人は魔物討伐に参加しているのにもかかわらず。まぁ、アリスとエバンがうちの家門として討伐に参加しているから、参加しなくても問題ないのだけれども、私個人の感情は貴族の責務として参加したい気持ちが強かった。仕方が無いので、二人が魔物の討伐に行っている間、家で畑仕事を手伝っている。今も働いてきたあとで、部屋で休憩していたが…………
彼の爽やかなのにどこか甘さの含んだ笑顔に少しだけドキドキしてしまう。彼はソファで座っている私の傍らに跪き、手を取りキスを落とした。
「私の大事な姫……愛してます。僕の人生であなたより大切なものなど有りません。これからも一生あなたを守ります」
「あうあぅ……」
胸が早鐘を打つ。ほっぺが火照って、動揺しなんと言っていいかわからない。アリス以外にこんなにドキドキしてしまって、申し訳ないと思うのに、彼の言葉が嬉しかった。胸が暖かくて安心するのに、ドキドキしてしまう。困るのにドキドキしてしまう。
「でも……私にはアリスが、」
「いいんです。愛されたいから好きになったわけじゃありませんから。姫の顔を見たら愛しさが溢れて、自然と告げていました。申し訳ございません」
「全然、悪いと思ってないですよね……」
エバンは、全然済まなそうではなく、笑顔でその上どこか飄々とした顔をしていた。
「はい、アリスフォードには姫をまかせておけませんから」
「困っちゃいます」
そう、困るのだ。嫌じゃなくて寧ろ……好きかもなんて……私はビッチか? でも、私のことを命を賭して魔王と戦ってくれて、更にこんなにかっこよくて、私のことを好きでいてくれる人拒める訳がない。
…………でも、こんな気持ち、アリスに申し訳ないよね。消さなきゃ。
「お嫌なら振払えばいい」
エバンの真剣な眼差しが私を捕縛する。振り払えない代わりに視線を外した。
「お願い、手を離して……」
エバンを手放したくなかった。嫌われたくなかった。悲しい顔も見たくなかった。だから、手を振り払えない。卑怯で醜いな……私。
エバンは私の手にキスをして、離した。
「仕事するから、出てって……今日はもう休んでいいから」
「かしこまりました。失礼します」
私の金切り声にシュンとしてエバンは部屋から出ていった。
エバンにキスされた手が火照って、指先が心臓みたいにドキドキしている。その手を逆の手で握り抱きしめた。
「きゅぴーん……ペロペロペロペロ……」
ベットで寝ていたマケールが私の元にやってきた。
「くすぐったいわ。ふふっいい子ね」
頬を舐められたのでマケールの白くて艷やかな毛並みを撫でた。最高の毛並みはすっごく気持ちよくて癒やされる。
「はぁ……このままこうしていたい……」
今度は顔を毛並みに擦り寄せた。ずっとこうしていられる。と思ったら、口を舐められた。これは体液を催促する仕草だ。私の唾液を舐めようとしている。引き出しからナイフを取り出し、手首に当ててスッと引いた。細く出来た切り傷から、鮮血が浮き出たそれをマケールがなめっている。普段はそんなに大量には必要なくて、良かったなと思った。……もう血は出てないのに名残惜しそうにまだ傷をなめっている。そこに下級ボーション少量塗って傷を癒やした。今は下級ポーションでもとても高価だ。なのに治療をするのには訳がある。アリスにマケールが叱られるからである。
「はぁ……よし、仕事しなくちゃ」
「きゅきゅん」
撫でるのをやめたら、マケールがもっとと強請るように、私の手に頭を擦り寄せるから、もう暫くなでてあげてから執務机に座った。マケールが未練たっぷりの目で見てくる。なんでやめちゃうのとでも言いたのだろうか。
「もうおしまい」
「きゅーん……」
不貞腐れて、その場で丸くなってマケールは寝た。ちょっと邪魔……すっごく邪魔である。
私は報告書を読んだ。商業地区を捜索したが、消息不明。アンネはどこに行ったのだろうか……? 探してないところといえば、王宮だけだが、彼女が気楽に居れる場所じゃない。はっ…もしかして、ヨハイムの恋人出なったのだろうか……。
他の仕事も処理して、夕食を食べて湯浴みをして寝る準備は整った。
一日の最後にベットでポテトチップス3枚とクッキーを1枚を食べながら、ベットで本を読むのが日々のご褒美である。専属メイドのアンには行儀が悪いと小言を言われるが、前世からの習慣でやめられない。食糧難の最中、こんなものを食べさせてもらってるのは多分私だけだろ
――カタンッ
窓の方から音がした。
「アリス……」
愛しい愛しい私のアリスがやってきた。彼は暇を見つけては私の所に昼夜問わずやってくる。窓から来るのは、お父様に妨害されないようにだと思う。引き止められ、長々と話しを聞かされたらしい。なぜあのおっさんと話さなきゃいけないんだと以前アリスがぼやいていた。
「アルちゃん」
アリスが私の頬に手をあてる。熱の籠もった視線で私を見つめながら、ゆっくりと顔を近づけた。私は、その距離が縮まるのをじれったくも、照れくさくも感じながら、ドキドキしながら待った。唇が合わさった時、もう離れたくないと思いながらアリスの肩に離れないように手をまわした。アリスの柔らかな舌が私の唇を割入り、口内を愛撫する。アリスとキスするだけで、クラクラして頭がぼーっとしてしまう。
「あまい……アルちゃんとのキスは美味しいね」
「うぇっ……」
――どういうこと?
脳内に疑問符が浮かんで、小首を傾げた。
「唾液が甘いはずないのに、確かにほんのりと甘い味がするんだよね。こんなのアルちゃんだけだよ」
「え゛え゛!!」
――なんですと!?
聞きづてならないセリフが聞こえて、胸がモヤモヤして顔を顰めた。
「どうしたの?」
今度はアリスが小首を傾げた。整った相貌なのに、神が美というものを計算して創った完璧な配置の顔が困惑の表情を示す。まるで啓示かのように。
「だって私は、アリスとしかキスしたことがないのに……アリスは他の子としたことあるみたい……」
私に非難する資格なんてないのに、嫉妬も落胆も隠せない。
「僕……ごめんなんさい……初めてはアルちゃんが良かったな」
美しい黄金の長い睫毛が濡れる。私の天使が悲嘆にくれる。私はアリスをきつく抱きしめた。愛し愛しい私の天使。
「いいの。大好きなアリスが今、私のそばにいる。それだけでいいの」
「僕もアルちゃんが一番大好きだよ。……ねぇ、もう一回言って」
「?? 何を?」
「大好きって……」
なんと今度は頬を染め、照れている。本当に可愛い。この世の生き物すべての中で一番可愛い。……鼻血でそう。
「大好き!」
「嬉しい。夢みたいだ。ずっと想像してたんだ。アルちゃんの一番が僕だったらいいのにって」
――ズキッ……
胸が鋭く痛む。これは罪悪感。エバンに恋心を抱いてる私の……。この世界では重婚も認められているのに、前世の価値観からか申し訳ない気持ちになる。二人とも、私を一番好きでいてくれてるのに、私は二人とも好きだなんてダメだよね。図々しすぎる。目が潤んで視界がぼやける。
「アルちゃんは感激屋さんだよね……本とか読んですぐなくし……」
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