★完結 【R18】変態だらけの18禁乙女ゲーム世界に転生したから、死んで生まれ変わりたい

石原 ぴと

文字の大きさ
81 / 82

74話 最終話

「……が…………たんだ」
「ちが……お…のほうが…………よか…たんだ」

 うるさい。なんか声が聞こえる。

――ガラガラガラガラガラガラ……ガッタン……ガラガラガラ……

「俺なんか、10回以上イカしたし……」
「姫の中が絡んで締め付けて……俺のほうが気持ちよかったに決まってます」
「はぁ~、お前マジふざけてんの!? 俺のほうが、アルちゃんの気持ちいいとこ知ってるのに、素人のお前が気持ちよくできるなんて烏滸がましい」
「もっ、もうーー!! なんの話してるのよ。やめてよぅ……」

 何の話で喧嘩してるんだか……恥ずかしすぎる。穴があったら入りたい。

 うっなんかきつい。私は馬車の中で、アリスとエバンの間に挟まれ揺られていた。でもきちんとドレスを着ていて安堵する。

「アルちゃん、おはよう」
「姫、お目覚めですか?」

 すかさずアリスがキスをしてきて、それと同時にエバンも手を取って、手の甲に口づけをした。あんなことしたあとでも、控えめなエバンが愛おしくももどかしい。もっと積極的に来てほしかったりもする。なんて恥ずかしいことを思って、頬が熱くなるのを感じた。

「お、おはよう」

 二人の顔を見るのが恥ずかしくて俯いて、前髪の隙間から覗き見た。特に初めて致したエバンとは気恥ずかしかった。

「えっ…ちょ、ちょっと!!」

 アリスがメイド並みに流れるような動作でドレスを脱がし始めた。

「僕がアルちゃんを前にして我慢できると思ってる?」
「でもでもでも……いいの?」
「何が?」
「だって私、エバンも好きなんだよ。それでもいいの?」
「嫌に決まってるけど、他のはだめだけどこいつなら……だけど、僕がアルちゃんの言うことに逆らえると思ってんの?」
「そんなの当たり前に出来るでしょ?」
「アルちゃんはわかってない。僕がどれだけアルちゃんを愛してるのか……。髪の毛1本さえでも手に入れたいと渇望してる僕の心をわかってない」

 頬を膨らますアリスが可愛過ぎる。この年でこんな動作が似合う子は他にいないと思う。そしてエバンもそうだと言わんばかりにアリスの話を聞いている。

「僕のほうがアルちゃんのことを愛してるから……結局、アルちゃんのすべてを受け入れざる負えなくて、何でも望むなら受け入れたいんだ」
「ごめんなさい」

 何が悪いかなんてはっきりわからなくても、争いたくなくてつい謝ってしまう。

 
「まぁこいつならまだマシだから。他のやつなら……死んでる」
「死んでるって、呪い!? 私が好きになったら呪われるの!? アリス、エバン大丈夫なの?」
「ブハッ、ククククッ……呪いね……まあ、似たようなもんだけど。……ぐはっ!」

 クツクツ笑っていたエバンが、いきなお腹を押えて悶え始めた。

「早速呪いの効果が!」
「アルちゃんが呪われてるってそんなわけ……そうだよ、もう他の人を好きになったら許されないんだからね?」
「でもでもでも、私が好きになったら死んじゃうって」
「じゃあ、心配なら他の人を好きになったらメッだよ」
「うん。二人以外もう好きにならないわ」
「うん、約束だよ」

 マイエンジェル! 最高かわいい。アリスが指を出すからお互いの小指を結んで、最後に人類滅んじゃうからねと不穏なことを言って指切りした。魔王様降臨です。ガクブルです。絶対守ろうと心に決めた。ゲームでは簡単に滅んでたから。

 あれ……服着てない。後ろからエバンがコルセットの紐を緩め、外した。
 えっ…息ピッタリじゃない。

「なんだかんだ仲良しじゃない」
「「別に」」
「ふふふっ」

 重なった声に笑ってしまう。二人が同時に胸と肩にキスをする。そして驚愕事実が発覚する。
 エバンの長くてタコがたくさん出来た節くれだった指が私のナカをかき混ぜる。純白の子種が中から出てきて、それもたくさんで恥ずかしい。何度、中に出されたか数えきれないほどだったからだ。

「さっきしたのに……キツイな」

 そうアリスとするとき、いつも初めてみたいに痛いのだ。それでも体は快感を覚えていてすぐに良くなっちゃうんだけど。

「ああ、なんか治癒魔法掛けると処女膜ももどるみたいなんだよね」
「えっ……嘘でしょ!?」

 そう、驚愕の事実にまた後ろの蕾も開かれるメチャクチャ痛い痛みを経験しなければいけなく慄いた。

「ほんと。アルちゃんはそのまま気絶したり、寝ちゃったりするから気づいてなかったけど、毎回血が付いてるし」
「俺、姫の初めて欲しい」
「ハァ? お前は二番目だろ!!」

 エバンがしょんぼりしてる。大人なのにしょんぼりしてるのが可愛いわ。

 二人に求められて、すごくすごく嬉しい。

「アリス、愛してる」
「エバン愛してる」

 一人ずつ目を見て言った。だって奇跡だから。こんなに好きで素敵な人が私のことを好きなんて奇跡だとしか思えない。前世では好きな人が私と同じ気持ち以上に彼氏がすきだったことが無くて、いつも私ばかり好きだったから彼氏のおざなり態度に傷ついたりしていた。

「僕もアルちゃんだけをずっとずっと愛してるよ」
「姫に永遠の愛と忠誠を誓います」
「ありがとう。ずっと一緒にいようね」
「うん」
「ああ」

 二人が私を抱きしめて、嬉しくて胸がいっぱい以上で苦しい。感動して胸が震えて、涙腺が崩壊した。

 …………が、すぐ快楽に支配されていた。

「あっああんっ……アリス、やめてよ。恥ずかしいよ」

 正面にはエバンがいて、アリスの上に座って下から突かれている私を見ている。アリスが突き上げる時、腕を引き寄せるから、奥まで激しく突かれて……お腹の奥が快感に震えている。

「姫、俺が一番大好きです」
「んっ……」

 エバンが顎を押さえてキスをした。熱くてうねる舌が私の舌を逃さない。息が苦しいのに、唇を離された瞬間、息苦しさからの開放感でイッてしまった。さっきまで申し訳ないと思ってたはずなのに、淫乱な素質があると思う。二人分の愛撫がすっごく気持ちいい。脳が痺れて蕩けそうだ。

「ハァ……す、っごいキモチイイ……ああ゛ーー!!」

 さっきから何度奥を疲れて達して、もう数え切れないほどイッている。

「俺のこと好きですか?」
「あっ、ぅんっ……エバンのこと、しゅき……ああ゛あ゛あ゛あ゛ーーーー!!」

 向かい会って座って、また何度も上り詰めた。エバンの甘い愛撫が項に落とされ、快感が倍増している。

「中に出していい?」

 快感に支配された脳は働かず、どうでもよく首を立てに降った
 アリスに、最奥に熱杭で一層力強く楔を打たれた。抱えきれないほどの快感に絶頂に達した。足がガクガクと震えてアリスの上から立ち上がれない。お腹に出されたアリスの欲望の残骸があったかい。

「アルちゃんは僕が一番好きなんだよね?」

 先程達した時に思わず潤んだ瞳では、アリスの顔が揺らいでよく見えない。

「アリスも一番好き」
「じゃあ、俺も一番好きってことですよね、姫」
「チッ……アイツよりいっぱい気持ちよくしてあげるね、アルちゃん」

 私は首を振った。

「ダメ、これ以上気持ちよくなったらおかしくなってバカになっちゃうもん……あ゛ああんっ! またぎもちよくなっちゃうの゛~~~!!!」

 アリスが下から突き上げる。背中に冷たい液体が垂れてきた。思わずビクリと肩を震わす。

「姫、香油でマッサージしてあげますね」

 エバンの熱くて大きな手が背中を愛情たっぷりに優しく撫でた。安心するのに気持ち良くて、まるで背中も性感帯になったみたいで……こらえきれない快感に身を震わした。エバンの指先が肩甲骨をなぞり、彼の手のひらが腰やお尻も撫でる。二人の行為をただただ受け入れて、許容量一杯の快楽に嬌声を上げていた。けれども、その先があるなんて考えられもせずに…………
 背中に塗った香油が落ちてきて、お尻の割れ目に流れ落ち、更に乳首からも滴る。

「ああっ、そこ、ぎもちぃいぃ~……また、いっちゃう……あーーっ」

 ヌルヌルと香油で乳房も乳首も愛部されまたイッちゃった。何だが行ったあとも、絶えずに甘く痺れて気持ちがいい。

「そこ、ダメぇ……」
「何で?」
「そんな所汚もん。ああっ」

 エバンの指がアナルに侵入した。それと同時に目がチカチカした。

「姫に汚いところなんてないけど……清掃クリーン。これでいいだろ」

たっぷりイカされて……

「もう、気持ち良くてバカになっちゃった」

「もう、ムリ……いぐぅーーーー!!!」

 目がチカチカして、絶頂なんて生易しいほどの快感が貫く……………

 快楽に落とされているのに、アリスとエバンに愛されて嬉しくて……キスもまるで神聖な愛の儀式みたいに感じて、すごく大切な行為だと思った。彼らの手が私の体に触れるたび、胸がときめいてアリスもエバンも一層輝いている気がした。目が合うたびかっこよくなっている気がするのは、きっと私の愛情が深まっているせいの欲目だろうか。怖いくらいの幸せの中、おかしくなるぐらい感じまくって、馬車で思う存分、愛を確かめあってまた意識をなくした。

 とてもとても世界で一番幸せだった。








 10年後…………あれから幸せの絶頂は天井知らずで今日も人生で一番幸せだと思っている。幸せな日が一日一日増えていってるから。そして今日もアリス、エバンが私の側にいてくれて……手を握ってくれている。公爵家の庭園で敷物の上の座っている女の子は私の娘バイオレットだ。陽光で輝いている金髪に濃い紫色の瞳のアリスそっくりの少女だ。その隣いるのはアンネの息子のグレンで、少年らしい可愛らしい容貌をしている。

「ねぇ私のこと好き?」
「うん大好きだよ」

 うちの天使のように愛らしい顔をした女王様は、無垢で可愛らしいグレンに尋ねた。

「じゃあ私のために何が出来るの?」

「えっ……うーーんとね…………僕のおやつ半分分けてあげるねー」
「えーいいの? グレンはお菓子大好きでしょ!?」
「うん。でもヴィーちゃんのほうがもっと好きだから」

――恐ろしい子。5歳児なのに貢がせてる!

 とても5歳児のセリフとは思えないバイオレットの言葉に、グレンは大変可愛らしいセリフを返した。さすがヒロインの息子である。

 満面の笑みが国宝級に可愛い。侍従が遠くからカメラを構えて取っていた。シャッターチャンスは逃さない。
 ちなみにカメラは私がバイオレットを産んだとき、カメラがほしいと前世の概念をアリスの話したら、1ヶ月で作ってくれたものである。

「私もグレンのこと好きよ。だから他の子のこと好きになったら、たたじゃおかないわよ。心に刻んでおいてね。あっあとヴィーはね、キラキラしたものも好きだから覚えておいてね」
「うん、わかった」
「グレンはいい子ね」
「そいつに触るな! お兄様がキラキラした宝石も、王都中のお菓子も買ってやる」

 私の7歳になる長男が、剣の稽古から戻ってきて、バイオレットを抱き上げた。綺麗な銀髪が、陽光に照らされ輝きを放っている。バイオレットと同じ色の瞳が二人を兄妹だと言っている。

「ホント!? お兄様一番好きよ」

 バイオレットはナサニエルの頬にキスをした。それを見ていたグレンがショックを受けている。

「私の一番になりたいなら、グレンは頑張ってね」

 ナサニエルは妹を連れて邸宅内に向かって歩いていった。グレンは目に大粒の涙を溜め、流すまいとぷるぷると震えている。
 見かねた私がグレンの側に行った。

「バイオレットが二番目に好きなのはグレンよ。だから頑張ればもうすぐ一番よ。ほらこれでも食べて。バイオレットと作ったのよ」

 グレンは頷いて、マフィンを受け取って食べた。

――そんなに頬張らなくても……。あっ、そういえばグレンは三番目かも……、アリスとナサニエルが一番の座を争って、一番はお兄様で、パパは特別で別格だからって言ってたっけ。

 お口いっぱいにマフィンを頬張って食べる姿はまるでリスのようで、あまりの可愛さにクスリと笑ってしまう。

 毎日が満たされている。綺麗な青空の下、お日様が地上を照らし、幸せを実感して、神に感謝し過ぎしている。

――神様、今日も幸せな一日を見守ってくださってありがとうございます。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 最後までお付き合い頂きありがとうございました。
感想 15

あなたにおすすめの小説

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

お兄ちゃんは、ヒロイン様のモノ!!……だよね?

夕立悠理
恋愛
もうすぐ高校一年生になる朱里には、大好きな人がいる。義兄の小鳥遊優(たかなしゆう)だ。優くん、優くん、と呼んで、いつも後ろをついて回っていた。  けれど、楽しみにしていた高校に入学する日、思い出す。ここは、前世ではまっていた少女漫画の世界だと。ヒーローは、もちろん、かっこよくて、スポーツ万能な優。ヒロインは、朱里と同じく新入生だ。朱里は、二人の仲を邪魔する悪役だった。  思い出したのをきっかけに、朱里は優を好きでいるのをやめた。優くん呼びは、封印し、お兄ちゃんに。中学では一緒だった登下校も別々だ。だって、だって、愛しの「お兄ちゃん」は、ヒロイン様のものだから。  ──それなのに。お兄ちゃん、ちょっと、距離近くない……? ※お兄ちゃんは、彼氏様!!……だよね? は二人がいちゃついてるだけです。

ご褒美人生~転生した私の溺愛な?日常~

紅子
恋愛
魂の修行を終えた私は、ご褒美に神様から丈夫な身体をもらい最後の転生しました。公爵令嬢に生まれ落ち、素敵な仮婚約者もできました。家族や仮婚約者から溺愛されて、幸せです。ですけど、神様。私、お願いしましたよね?寿命をベッドの上で迎えるような普通の目立たない人生を送りたいと。やりすぎですよ💢神様。 毎週火・金曜日00:00に更新します。→完結済みです。毎日更新に変更します。 R15は、念のため。 自己満足の世界に付き、合わないと感じた方は読むのをお止めください。設定ゆるゆるの思い付き、ご都合主義で書いているため、深い内容ではありません。さらっと読みたい方向けです。矛盾点などあったらごめんなさい(>_<)

異世界に落ちて、溺愛されました。

恋愛
満月の月明かりの中、自宅への帰り道に、穴に落ちた私。 落ちた先は異世界。そこで、私を番と話す人に溺愛されました。

義兄に甘えまくっていたらいつの間にか執着されまくっていた話

よしゆき
恋愛
乙女ゲームのヒロインに意地悪をする攻略対象者のユリウスの義妹、マリナに転生した。大好きな推しであるユリウスと自分が結ばれることはない。ならば義妹として目一杯甘えまくって楽しもうと考えたのだが、気づけばユリウスにめちゃくちゃ執着されていた話。 「義兄に嫌われようとした行動が裏目に出て逆に執着されることになった話」のifストーリーですが繋がりはなにもありません。

ストーカーから逃げ切ったのも束の間、転移後はヤンデレ騎士団に殺されかけている現実!

由汰のらん
ファンタジー
ストーカーから逃げていたある日、ハルは異世界に召喚されてしまう。 しかし神官によれば、どうやらハルは間違って召喚された模様。さらに王子に盾ついてしまったことがきっかけで、ハルは国外追放されてしまう。さらに連行されている道中、魔族に襲われ、ハルの荷馬車は置き去りに。 そのさなか、黒い閃光を放つ騎士が、ハルに取引を持ちかけてきた。 「貴様の血を差し出せ。さすれば助けてやろう。」 やたら態度のでかい騎士は、なんとダンピールだった。しかしハルの血が特殊だと知ったダンピールはハルを連れ帰って? いっそ美味しい『血』(治癒)と『体液』(バフ)と『癒し』を与えるダンピール騎士団のセラピストを目指します!

山に捨てられた元伯爵令嬢、隣国の王弟殿下に拾われる

しおの
恋愛
家族に虐げられてきた伯爵令嬢セリーヌは ある日勘当され、山に捨てられますが逞しく自給自足生活。前世の記憶やチートな能力でのんびりスローライフを満喫していたら、 王弟殿下と出会いました。 なんでわたしがこんな目に…… R18 性的描写あり。※マークつけてます。 38話完結 2/25日で終わる予定になっております。 たくさんの方に読んでいただいているようで驚いております。 この作品に限らず私は書きたいものを書きたいように書いておりますので、色々ご都合主義多めです。 バリバリの理系ですので文章は壊滅的ですが、雰囲気を楽しんでいただければ幸いです。 読んでいただきありがとうございます! 番外編5話 掲載開始 2/28

婚約解消されたら隣にいた男に攫われて、強請るまで抱かれたんですけど?〜暴君の暴君が暴君過ぎた話〜

紬あおい
恋愛
婚約解消された瞬間「俺が貰う」と連れ去られ、もっとしてと強請るまで抱き潰されたお話。 連れ去った強引な男は、実は一途で高貴な人だった。