40 / 58
第40話 栄光の時代の終わり
しおりを挟む
その頃、王国では大変な騒ぎとなっていました。
王子が隣国に宣戦布告なしに戦争を仕掛け、勝ちきれず戦線は膠着していたこと。
かつ、動員できる最大数の艦隊を引き連れて遠征し行方不明になったこと。
その上、どうやら王国が誇る艦隊が一夜にして全滅したらしいこと。
王子一人で戦争を起こし、戦場を放置し、別に率いた海軍を壊滅させたのです。
よくもまあ、たった一人で覇権国家の国力を低下させたものです。
それも、責任もとらず劇的に。
いったい誰が、この巨大な失敗を後始末するというのでしょう?
100年かけて築き上げてきた海軍が失われたのをどのように再建すれば?
今もなお隣国に指揮官がいないまま取り残されている兵士とその家族をどうすれば?
そして最大の問題である、王国に雨が降らないこと、の解決は全く前進してないのです。
王宮では王の監督責任を問う声が挙がりましたが、すぐに消えました。
「では、お主が解決してみせろ。さすればすぐにでも王位をくれてやろう」
と、王が開き直ったからです。
責任を問うのは得意でも責任を負うのは苦手なのが宮廷貴族という生き物ですから、王が本気であることを悟ると、賢しらで勇猛な言論はたちどころに影を潜めました。
例え問題を起こした者がいなくなったとしても問題は残り続け、その問題は誰かが解決しなければならないのです。
士気の低下した遠征軍の再建。戦争の勝利もしくは停戦交渉の実施。100年かけた海軍の再建。
どの問題をとっても、途轍もなく解決は困難です。
まさに「問題を起こすのは1日で済む。解決には10年かかる」という王国教会での訓話そのものです。
「余計な貧乏人がいなくなっただけだ。せいせいする」
などとうそぶく貴族や金持ちもいましたが、彼らは問題の本質を見失っています。
王国の豊かさは身分と財産によって支えられているのではなく、海軍と兵士という力によって支えられているのです。
身分や財産は王国が奪い取ってきた富の配分を有利にする二次的な要素に過ぎないことを理解していません。
王国が海軍と兵士という、他国から富を収奪する源泉である暴力を失ったらどうなるか。
王国帰属や商人が無意識に期待しているような現状維持は望めません。
他人を殴って豊かになった国は、今度は殴られて奪われる側に回るのです。
「小官が軍の指揮にあたります」
声を上げたのは、先日ようやく生き延びて帰国した将軍でした。
将軍が遠征反対派であることは広く知られていましたから、王子の指揮の失敗をあげつらう貴族達も表だって非難には回りませんでした。
長く王国近海に存在しなかった海賊の出現や隣国の同盟国による援軍の噂など、王国宮廷政治というコップの中の嵐を、ガラスごと叩き割りかねない外患が列をなしてやって来る様相が見えたからです。
殴り続けた強者も、いつかは殴られる弱者に回る。
残酷な国際政治の現実に、宮廷雀達も今さらのように気がついて震えたのかもしれません。
◇ ◇ ◇ ◇
「将軍!よくぞご無事で!」
「将軍!指揮をお願いします!」
「殿下はお戻りにはならないのですか!」
王都の自宅に荷物を置く暇すら惜しみ、魔導蒸気推進船をボイラーが真っ赤になるほど急かして将軍が隣国の指揮所にたどり着くと、すっかり憔悴した様子の下士官達が将軍の元にわっと押し寄せて来ました。
「いったい本国では何が起きているのですか?我々は見捨てられたのですか?」
「我が隊の指揮官の後任はどうなりましたか?将軍以外の指揮はいらっしゃらないのですか?」
「兵士だけでなく軍の秩序も崩壊寸前です!一部の兵達は軍の指揮から離れ山賊となっています!」
王子の情報封鎖により本国からの情報が入ってこず不安が募っていたところに、当の王子が戦場の指揮を放り出し、ついでに級指揮官を残らず引き連れていったため長く指揮権不在の状態が続いていたからです。
「うむ。貴官達の懸念は理解した。主立った指揮官を早急に集めてもらいたい」
将軍は混乱した遠征軍をとりまとめるため、かつて王子達が宴席に使用していた館を接収すると臨時の指揮所へと作り直しました。
「よく集まってくれた。まずは王国が置かれた困難な状況について、諸君と率直に共有したい・・・」
将軍が重い口を開き説明した王国をめぐる国際情勢の変化と、致命的な戦力の損失に指揮官達は驚愕し、次に震え上がりました。
「つまり・・・王国の栄光は失われた・・・もはや世界一の強国ではない・・・ということですね」
「そうだ。王国海軍の損失はあまりに大きい。人材を立て直すにも10年単位の時間が必要となるだろう。これからの王国は長く忍耐の時代を迎えるだろう」
将軍の苦い口調に、彼らは前向きで気楽に未来を信じられた栄光の時代が、たった一人の愚行により唐突に終わったことを悟らざるを得なかったのです。
◇ ◇ ◇ ◇
「あー!羊飼いのおじさん!おーい!」
「おやおや侍女さんはいつも元気だねえ」
久しぶりに羊飼いのおじさんが舟に羊達を満載してやって来ました。
「はい。こちらがお約束のチーズとハム、ソーセージ」
「ありがとう!おじさん大好き!」
「聖女様にもどうかよろしくお伝え下さい」
羊飼いのおじさんは、定期的に神殿周辺の土地に羊を放牧にやって来ます。
神殿の周辺は草が元気すぎるので食べてもらうのは有り難いですし、ついでにチーズやお肉もくれるので、とてもありがたいのです!
「それにしてもご無事で良かった。先日、この川をたくさんの軍艦が遡っていくところを見た者がおりまして」
「まあ怖い」
「大砲をうんと積んだでっかい最新式の王国の戦艦だったとか。おまけに海辺には粉々になった船の残骸やら亡くなった兵隊さん達がうんとうちあげられてまして。大きな戦争か嵐にでもあったのじゃないかと肝をつぶしました。いやあ、ご無事で何より」
「戦争ですか。いやですねえ」
その後は少しばかり世間話をして、羊飼いのおじさんが今度連れてくる羊を倍にしたいけど良いか、と持ちかけられたので、あたしはチーズとソーセージの増量を勝ち取ったのでした。
チーズやソーセージは、あとで土地神様にお願いして燻製にしないといけませんね。
聖女様もさぞお喜びになるでしょう!
戦利品を山ほど抱えて神殿に向かう足は、自然と軽くなるのです。
今日も神殿の空は最高の染料のように真っ青で雲一つありません。
王子が隣国に宣戦布告なしに戦争を仕掛け、勝ちきれず戦線は膠着していたこと。
かつ、動員できる最大数の艦隊を引き連れて遠征し行方不明になったこと。
その上、どうやら王国が誇る艦隊が一夜にして全滅したらしいこと。
王子一人で戦争を起こし、戦場を放置し、別に率いた海軍を壊滅させたのです。
よくもまあ、たった一人で覇権国家の国力を低下させたものです。
それも、責任もとらず劇的に。
いったい誰が、この巨大な失敗を後始末するというのでしょう?
100年かけて築き上げてきた海軍が失われたのをどのように再建すれば?
今もなお隣国に指揮官がいないまま取り残されている兵士とその家族をどうすれば?
そして最大の問題である、王国に雨が降らないこと、の解決は全く前進してないのです。
王宮では王の監督責任を問う声が挙がりましたが、すぐに消えました。
「では、お主が解決してみせろ。さすればすぐにでも王位をくれてやろう」
と、王が開き直ったからです。
責任を問うのは得意でも責任を負うのは苦手なのが宮廷貴族という生き物ですから、王が本気であることを悟ると、賢しらで勇猛な言論はたちどころに影を潜めました。
例え問題を起こした者がいなくなったとしても問題は残り続け、その問題は誰かが解決しなければならないのです。
士気の低下した遠征軍の再建。戦争の勝利もしくは停戦交渉の実施。100年かけた海軍の再建。
どの問題をとっても、途轍もなく解決は困難です。
まさに「問題を起こすのは1日で済む。解決には10年かかる」という王国教会での訓話そのものです。
「余計な貧乏人がいなくなっただけだ。せいせいする」
などとうそぶく貴族や金持ちもいましたが、彼らは問題の本質を見失っています。
王国の豊かさは身分と財産によって支えられているのではなく、海軍と兵士という力によって支えられているのです。
身分や財産は王国が奪い取ってきた富の配分を有利にする二次的な要素に過ぎないことを理解していません。
王国が海軍と兵士という、他国から富を収奪する源泉である暴力を失ったらどうなるか。
王国帰属や商人が無意識に期待しているような現状維持は望めません。
他人を殴って豊かになった国は、今度は殴られて奪われる側に回るのです。
「小官が軍の指揮にあたります」
声を上げたのは、先日ようやく生き延びて帰国した将軍でした。
将軍が遠征反対派であることは広く知られていましたから、王子の指揮の失敗をあげつらう貴族達も表だって非難には回りませんでした。
長く王国近海に存在しなかった海賊の出現や隣国の同盟国による援軍の噂など、王国宮廷政治というコップの中の嵐を、ガラスごと叩き割りかねない外患が列をなしてやって来る様相が見えたからです。
殴り続けた強者も、いつかは殴られる弱者に回る。
残酷な国際政治の現実に、宮廷雀達も今さらのように気がついて震えたのかもしれません。
◇ ◇ ◇ ◇
「将軍!よくぞご無事で!」
「将軍!指揮をお願いします!」
「殿下はお戻りにはならないのですか!」
王都の自宅に荷物を置く暇すら惜しみ、魔導蒸気推進船をボイラーが真っ赤になるほど急かして将軍が隣国の指揮所にたどり着くと、すっかり憔悴した様子の下士官達が将軍の元にわっと押し寄せて来ました。
「いったい本国では何が起きているのですか?我々は見捨てられたのですか?」
「我が隊の指揮官の後任はどうなりましたか?将軍以外の指揮はいらっしゃらないのですか?」
「兵士だけでなく軍の秩序も崩壊寸前です!一部の兵達は軍の指揮から離れ山賊となっています!」
王子の情報封鎖により本国からの情報が入ってこず不安が募っていたところに、当の王子が戦場の指揮を放り出し、ついでに級指揮官を残らず引き連れていったため長く指揮権不在の状態が続いていたからです。
「うむ。貴官達の懸念は理解した。主立った指揮官を早急に集めてもらいたい」
将軍は混乱した遠征軍をとりまとめるため、かつて王子達が宴席に使用していた館を接収すると臨時の指揮所へと作り直しました。
「よく集まってくれた。まずは王国が置かれた困難な状況について、諸君と率直に共有したい・・・」
将軍が重い口を開き説明した王国をめぐる国際情勢の変化と、致命的な戦力の損失に指揮官達は驚愕し、次に震え上がりました。
「つまり・・・王国の栄光は失われた・・・もはや世界一の強国ではない・・・ということですね」
「そうだ。王国海軍の損失はあまりに大きい。人材を立て直すにも10年単位の時間が必要となるだろう。これからの王国は長く忍耐の時代を迎えるだろう」
将軍の苦い口調に、彼らは前向きで気楽に未来を信じられた栄光の時代が、たった一人の愚行により唐突に終わったことを悟らざるを得なかったのです。
◇ ◇ ◇ ◇
「あー!羊飼いのおじさん!おーい!」
「おやおや侍女さんはいつも元気だねえ」
久しぶりに羊飼いのおじさんが舟に羊達を満載してやって来ました。
「はい。こちらがお約束のチーズとハム、ソーセージ」
「ありがとう!おじさん大好き!」
「聖女様にもどうかよろしくお伝え下さい」
羊飼いのおじさんは、定期的に神殿周辺の土地に羊を放牧にやって来ます。
神殿の周辺は草が元気すぎるので食べてもらうのは有り難いですし、ついでにチーズやお肉もくれるので、とてもありがたいのです!
「それにしてもご無事で良かった。先日、この川をたくさんの軍艦が遡っていくところを見た者がおりまして」
「まあ怖い」
「大砲をうんと積んだでっかい最新式の王国の戦艦だったとか。おまけに海辺には粉々になった船の残骸やら亡くなった兵隊さん達がうんとうちあげられてまして。大きな戦争か嵐にでもあったのじゃないかと肝をつぶしました。いやあ、ご無事で何より」
「戦争ですか。いやですねえ」
その後は少しばかり世間話をして、羊飼いのおじさんが今度連れてくる羊を倍にしたいけど良いか、と持ちかけられたので、あたしはチーズとソーセージの増量を勝ち取ったのでした。
チーズやソーセージは、あとで土地神様にお願いして燻製にしないといけませんね。
聖女様もさぞお喜びになるでしょう!
戦利品を山ほど抱えて神殿に向かう足は、自然と軽くなるのです。
今日も神殿の空は最高の染料のように真っ青で雲一つありません。
0
あなたにおすすめの小説
身代わりで呪いの公爵に嫁ぎましたが、聖女の力で浄化したら離縁どころか国一番の溺愛妻になりました〜実家が泣きついてももう遅い〜
しょくぱん
恋愛
「お前のような無能は、死神の生贄にでもなっていろ」
魔力なしの無能と蔑まれ、家族に虐げられてきた伯爵令嬢レティシア。 彼女に命じられたのは、近づく者すべてを病ませるという『呪いの公爵』アレクシスへの身代わり結婚だった。
鉄格子の馬車で運ばれ、たどり着いたのは瘴気に満ちた死の城。 恐ろしい怪物のような男に殺される――。 そう覚悟していたレティシアだったが、目の前の光景に絶望よりも先に別の感情が湧き上がる。
(な、何これ……汚すぎるわ! 雑巾とブラシはどこ!?)
実は、彼女が「無能」と言われていたのは、その力が『洗浄』と『浄化』に特化した特殊な聖女の魔力だったから。
レティシアが掃除をすれば、呪いの瘴気は消え去り、枯れた大地には花が咲き、不気味だった公爵城はまたたく間にピカピカの聖域に塗り替えられていく。 さらには、呪いで苦しんでいたアレクシスの素顔は、見惚れるほどの美青年で――。
「レティシア、君は一体何者なんだ……? 体が、こんなに軽いのは初めてだ」
冷酷だったはずの公爵様から、まさかの執着と溺愛。 さらには、呪いが解けたことで領地は国一番の豊かさを取り戻していく。
一方で、レティシアを捨てた実家は、彼女の『浄化』を失ったことで災厄に見舞われ、今さら「戻ってきてくれ」と泣きついてくるが……。
「私は今、お城の掃除と旦那様のお世話で忙しいんです。お引き取りくださいませ」
これは、掃除を愛する薄幸令嬢が、その愛と魔力で死神公爵を救い、最高に幸せな居場所を手に入れるまでのお話。
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
聖女の力を隠して塩対応していたら追放されたので冒険者になろうと思います
登龍乃月
ファンタジー
「フィリア! お前のような卑怯な女はいらん! 即刻国から出てゆくがいい!」
「え? いいんですか?」
聖女候補の一人である私、フィリアは王国の皇太子の嫁候補の一人でもあった。
聖女となった者が皇太子の妻となる。
そんな話が持ち上がり、私が嫁兼聖女候補に入ったと知らされた時は絶望だった。
皇太子はデブだし臭いし歯磨きもしない見てくれ最悪のニキビ顔、性格は傲慢でわがまま厚顔無恥の最悪を極める、そのくせプライド高いナルシスト。
私の一番嫌いなタイプだった。
ある日聖女の力に目覚めてしまった私、しかし皇太子の嫁になるなんて死んでも嫌だったので一生懸命その力を隠し、皇太子から嫌われるよう塩対応を続けていた。
そんなある日、冤罪をかけられた私はなんと国外追放。
やった!
これで最悪な責務から解放された!
隣の国に流れ着いた私はたまたま出会った冒険者バルトにスカウトされ、冒険者として新たな人生のスタートを切る事になった。
そして真の聖女たるフィリアが消えたことにより、彼女が無自覚に張っていた退魔の結界が消え、皇太子や城に様々な災厄が降りかかっていくのであった。
2025/9/29
追記開始しました。毎日更新は難しいですが気長にお待ちください。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
聖女業に飽きて喫茶店開いたんだけど、追放を言い渡されたので辺境に移り住みます!【完結】
青緑 ネトロア
ファンタジー
聖女が喫茶店を開くけど、追放されて辺境に移り住んだ物語と、聖女のいない王都。
———————————————
物語内のノーラとデイジーは同一人物です。
王都の小話は追記予定。
修正を入れることがあるかもしれませんが、作品・物語自体は完結です。
妹が「この世界って乙女ゲーじゃん!」とかわけのわからないことを言い出した
無色
恋愛
「この世界って乙女ゲーじゃん!」と言い出した、転生者を名乗る妹フェノンは、ゲーム知識を駆使してハーレムを作ろうとするが……彼女が狙った王子アクシオは、姉メイティアの婚約者だった。
静かな姉の中に眠る“狂気”に気付いたとき、フェノンは……
英雄一家は国を去る【一話完結】
青緑 ネトロア
ファンタジー
婚約者との舞踏会中、火急の知らせにより領地へ帰り、3年かけて魔物大発生を収めたテレジア。3年振りに王都へ戻ったが、国の一大事から護った一家へ言い渡されたのは、テレジアの婚約破棄だった。
- - - - - - - - - - - - -
ただいま後日談の加筆を計画中です。
2025/06/22
追放された聖女は旅をする
織人文
ファンタジー
聖女によって国の豊かさが守られる西方世界。
その中の一国、エーリカの聖女が「役立たず」として追放された。
国を出た聖女は、出身地である東方世界の国イーリスに向けて旅を始める――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる