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第一節
第1話《vs.メタルドラゴン》
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1話
~ナナさんSide.~
「さぁて、皆にがんばってもらった分、俺もお返ししますかぁ!」
ゼロはメタルドラゴンに向かって駆け出した。
俺が言えたことではないが、あいつは自分の身長よりも大きな鎌を軽々と片手で持ち上げている。
人間とヴァンパイアのハーフであるあいつは、握力と筋力は人間程度。よう持てるなあれ。
まぁ、多分能力でカバーしてるんだろうけど。
グアアアアアアア!!!!
メタルドラゴンは炎をはきながら雄叫び?を上げ、ゼロの方へ走って行く。
「ごめんよ!ドラゴン語はわからないんだ!ここの人たちを守るためにも、ここを通す訳にはいかない!」
そう言ってゼロは、目にも止まらない速さでメタルドラゴンの目の前まで接近し、その鎌で足を切り裂いた。
グオオオオオオオオオ!!!!
メタルドラゴンの足からは水銀のような銀色の血が吹き出たが、メタルドラゴンの咆哮一つで傷が完全に塞がってしまった。
「うわぁ…メタルドラゴンの液状化能力、やっぱり厄介だなぁ。やっぱり、一撃でコアに突き刺したほうが早そうだな」
そう言ってゼロは、自身の持っている大鎌の柄の部分とグリップをそれぞれ持ち、柄を思いっきり手前に引っ張った。
すると、鎌の刃が稼働し、大きな薙刀のような形状に変化した。
あれはゼロの武器のモードチェンジの一つだ。
「よーし、やるかぁ!」
ゼロがそう叫ぶと、突然一部の地面が宙に浮き出した。
ゼロはそれを足場にし、上空に浮かぶ魔法障壁まで登る。
すると、ゼロはまるでその障壁が地面であるかのようにそこに立った。
メタルドラゴンは上空に佇むゼロのことを睨む。
そして、薙刀を振り回しながら、メタルドラゴンの背骨めがけて飛び降りた。
ゼロは通常の落下速度の倍近くの速度で、そのままの勢いでメタルドラゴンに突撃した。
「うおりゃぁぁぁぁぁぁ!!!」
そう言ってゼロはその薙刀をメタルドラゴンへ突き刺した。
薙刀は思ったよりも深く刺さっており、ちょっとやそっとじゃ動かない状態だった。
ぐああああああああああああ!!!!!!!!!!!
メタルドラゴンは先程よりも大きく叫び、羽をバサバサとさせながら暴れ回った。
「うおおおおいちょっとちょっとちょっと!暴れないで暴れないで!ストップストップ!」
ゼロは薙刀にしがみつき、メタルドラゴンをなだめようとするが、
があああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!
メタルドラゴンは止まることを知らず、その場でもがき続けた。
「ちょっと止まってくれって!!これいじょうやったら…」
ゼロがそう叫んだとき
「あ…ヤッベ」
掴んでいた薙刀が手から外れ、ゼロは吹っ飛んでしまった。
そして、魔法障壁に激突し、よろよろと地面に落ちた。
「ぐべっ!」
ゼロは受け身を取ることには成功していたが、その場から動こうとしなかった。。
「いてててて…痛すぎ。」
ゼロはゆっくりと立ち上がった。
だが、すでにメタルドラゴンの爪が近くまで迫っていた
「っ!?ここは能力で…!」
そう言ってゼロが手を上に伸ばしたとき…
「動くな!」
そんな大声が周囲に響き、ゼロは動きを止めた。
視線を左にやると、そこには片目に眼帯をし、青い髪と青い瞳を持つ少女が。
「後はボクたちで倒す!ゼロはゆっくり休んでて!」
「うおっしゃああああああ!!!!!やったるでぇ~!!!」
青髪の少女がそう叫んだとき、その横を紫髪の、少女のような服装の少年が通り過ぎていった。
「!?ちょっ!ネコマル!せっかくの出番取るな!!!」
そう言ってカミサマは、ネコマルという名前の男の娘を追いかけていった。
~レンSide.~
きゃとまるは手に持っていたとても大きな剣をメタルドラゴンへ突き刺した。
ぐああああああああ!!!!!!!!!!
その直後、きゃとまるは一蹴りで空高くまでジャンプして、
その大剣をキックしてメタルドラゴンへ更に深く突き刺した。
ぐあああああああああ!!!!!!???????
メタルドラゴンは威嚇なのか悲鳴なのかよくわからない叫び声を上げた。
小さい頃から仲いいからわかってたけど、やっぱりきゃとまるは怒らせないようにしよう。うん。
「よしっ!周囲に敵は…いないみたいだね。残念だなぁ」
ボクのすぐ近くに着地したきゃとまるは、そう言ってガッツポーズをした後、少しへこんだ。
「残念じゃないでしょ…この街道に魔獣が現れないことはいいことでしょ。この戦闘狂。」
ボクがきゃとまるにそう言っていると…
「あっネコマル!ここにいた~!」
という声が聞こえた後、モノトーンの服装に身を包んだ、ピンク髪の少女が近づいてきた。
「もう…2人とも足早すぎ…普通に置いていかれたんですけど!?」
「あっ…ごめんごめん☆」
きゃとまるはそう言ってテヘっとちゃらけた。
「ごめんじゃないでしょ…アゲハちゃんごめんね。ボクの友達が」
「いやいや…レンくんが謝ることじゃないから。安心して。」
アゲハちゃんはそう言ってきゃとまるのことを軽く叩いた。
すると今度は、ナナさんと呼ばれている青年がこちら側にやってきた。
「お話中申し訳ないんやけど…あのドラゴンどうするん?」
ナナさんの指差す先には、羽をピクつかせながら死にかけているメタルドラゴンが。
「…あ。」
すっかり忘れてた。
==========================
ここまで読んでいただきありがとうございました!
突然ですが、これからはこのフォルティームーンを火曜日に、本編エクリプスを木曜日に出していく前提で書き進めようと思います!
また何かあればその都度教えていきます!
なんか中途半端な終わり方ですが、これ以上書こうとすると時間が足りない…(*ノω・*)テヘ
次回をお楽しみに!
~ナナさんSide.~
「さぁて、皆にがんばってもらった分、俺もお返ししますかぁ!」
ゼロはメタルドラゴンに向かって駆け出した。
俺が言えたことではないが、あいつは自分の身長よりも大きな鎌を軽々と片手で持ち上げている。
人間とヴァンパイアのハーフであるあいつは、握力と筋力は人間程度。よう持てるなあれ。
まぁ、多分能力でカバーしてるんだろうけど。
グアアアアアアア!!!!
メタルドラゴンは炎をはきながら雄叫び?を上げ、ゼロの方へ走って行く。
「ごめんよ!ドラゴン語はわからないんだ!ここの人たちを守るためにも、ここを通す訳にはいかない!」
そう言ってゼロは、目にも止まらない速さでメタルドラゴンの目の前まで接近し、その鎌で足を切り裂いた。
グオオオオオオオオオ!!!!
メタルドラゴンの足からは水銀のような銀色の血が吹き出たが、メタルドラゴンの咆哮一つで傷が完全に塞がってしまった。
「うわぁ…メタルドラゴンの液状化能力、やっぱり厄介だなぁ。やっぱり、一撃でコアに突き刺したほうが早そうだな」
そう言ってゼロは、自身の持っている大鎌の柄の部分とグリップをそれぞれ持ち、柄を思いっきり手前に引っ張った。
すると、鎌の刃が稼働し、大きな薙刀のような形状に変化した。
あれはゼロの武器のモードチェンジの一つだ。
「よーし、やるかぁ!」
ゼロがそう叫ぶと、突然一部の地面が宙に浮き出した。
ゼロはそれを足場にし、上空に浮かぶ魔法障壁まで登る。
すると、ゼロはまるでその障壁が地面であるかのようにそこに立った。
メタルドラゴンは上空に佇むゼロのことを睨む。
そして、薙刀を振り回しながら、メタルドラゴンの背骨めがけて飛び降りた。
ゼロは通常の落下速度の倍近くの速度で、そのままの勢いでメタルドラゴンに突撃した。
「うおりゃぁぁぁぁぁぁ!!!」
そう言ってゼロはその薙刀をメタルドラゴンへ突き刺した。
薙刀は思ったよりも深く刺さっており、ちょっとやそっとじゃ動かない状態だった。
ぐああああああああああああ!!!!!!!!!!!
メタルドラゴンは先程よりも大きく叫び、羽をバサバサとさせながら暴れ回った。
「うおおおおいちょっとちょっとちょっと!暴れないで暴れないで!ストップストップ!」
ゼロは薙刀にしがみつき、メタルドラゴンをなだめようとするが、
があああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!
メタルドラゴンは止まることを知らず、その場でもがき続けた。
「ちょっと止まってくれって!!これいじょうやったら…」
ゼロがそう叫んだとき
「あ…ヤッベ」
掴んでいた薙刀が手から外れ、ゼロは吹っ飛んでしまった。
そして、魔法障壁に激突し、よろよろと地面に落ちた。
「ぐべっ!」
ゼロは受け身を取ることには成功していたが、その場から動こうとしなかった。。
「いてててて…痛すぎ。」
ゼロはゆっくりと立ち上がった。
だが、すでにメタルドラゴンの爪が近くまで迫っていた
「っ!?ここは能力で…!」
そう言ってゼロが手を上に伸ばしたとき…
「動くな!」
そんな大声が周囲に響き、ゼロは動きを止めた。
視線を左にやると、そこには片目に眼帯をし、青い髪と青い瞳を持つ少女が。
「後はボクたちで倒す!ゼロはゆっくり休んでて!」
「うおっしゃああああああ!!!!!やったるでぇ~!!!」
青髪の少女がそう叫んだとき、その横を紫髪の、少女のような服装の少年が通り過ぎていった。
「!?ちょっ!ネコマル!せっかくの出番取るな!!!」
そう言ってカミサマは、ネコマルという名前の男の娘を追いかけていった。
~レンSide.~
きゃとまるは手に持っていたとても大きな剣をメタルドラゴンへ突き刺した。
ぐああああああああ!!!!!!!!!!
その直後、きゃとまるは一蹴りで空高くまでジャンプして、
その大剣をキックしてメタルドラゴンへ更に深く突き刺した。
ぐあああああああああ!!!!!!???????
メタルドラゴンは威嚇なのか悲鳴なのかよくわからない叫び声を上げた。
小さい頃から仲いいからわかってたけど、やっぱりきゃとまるは怒らせないようにしよう。うん。
「よしっ!周囲に敵は…いないみたいだね。残念だなぁ」
ボクのすぐ近くに着地したきゃとまるは、そう言ってガッツポーズをした後、少しへこんだ。
「残念じゃないでしょ…この街道に魔獣が現れないことはいいことでしょ。この戦闘狂。」
ボクがきゃとまるにそう言っていると…
「あっネコマル!ここにいた~!」
という声が聞こえた後、モノトーンの服装に身を包んだ、ピンク髪の少女が近づいてきた。
「もう…2人とも足早すぎ…普通に置いていかれたんですけど!?」
「あっ…ごめんごめん☆」
きゃとまるはそう言ってテヘっとちゃらけた。
「ごめんじゃないでしょ…アゲハちゃんごめんね。ボクの友達が」
「いやいや…レンくんが謝ることじゃないから。安心して。」
アゲハちゃんはそう言ってきゃとまるのことを軽く叩いた。
すると今度は、ナナさんと呼ばれている青年がこちら側にやってきた。
「お話中申し訳ないんやけど…あのドラゴンどうするん?」
ナナさんの指差す先には、羽をピクつかせながら死にかけているメタルドラゴンが。
「…あ。」
すっかり忘れてた。
==========================
ここまで読んでいただきありがとうございました!
突然ですが、これからはこのフォルティームーンを火曜日に、本編エクリプスを木曜日に出していく前提で書き進めようと思います!
また何かあればその都度教えていきます!
なんか中途半端な終わり方ですが、これ以上書こうとすると時間が足りない…(*ノω・*)テヘ
次回をお楽しみに!
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