4 / 11
第1節
3話《街に行こう》
しおりを挟む
3話
「・・・スッキリした。」
ゼヌアスの胸元で泣き続けていたレーヴァはそのまま眠ってしまい、1時間がたった。
「おはよお、ゼヌアス」
ゼヌアスの胸元から起き上がったレーヴァは、ゆっくりと立ち上がった。
「もう11時だけどね、おはよう。」
レーヴァは起き上がると顔を洗って髪を整え、寝る前までの状態に戻った。
二人は椅子に座り、ゼヌアスが紅茶を淹れる。
「ねぇレーヴァ」
「どうした?ゼヌアス」
「レーヴァは最近何してるの?」
ゼヌアスはレーヴァにそう問いかけた。
「うーん、、、そうだな~。あそこで剣の腕磨いたり」
レーヴァはそう言いながら扉の外のベランダを指さした。
「ほかは?」
「うーん、、、家臣たちが部屋の前に置いてくれた資料片付けたり」
「ほかは?」
「うーん、、、部屋の片付けしたり」
「・・・外には出てる?」
ゼヌアスがそう問いかけた
「全然」
レーヴァがそう返した。
「お風呂は?トイレは?」
ゼヌアスは問いかける。
「基本この部屋に全部あるし。」
レーヴァは答える。
「ご飯は?」
「持ってきてもらってる。」
「街の視察は?」
「お城の外出るの怖い。」
「外交は!?」
「国の外出るなんてもってのほか」
「お忍びデートは!?」
「まず付き合ってない。」
「あーもうだめだこりゃ!」
ゼヌアスはそう叫んで立ち上がった。
「外の光を浴びないとだめだよレーヴァ!体調崩すよ!?」
「大丈夫大丈夫。ちゃんと運動してるし、ベランダには行くから」
「そーゆーことじゃない!」
ゼヌアスはそう言いながら部屋の壁を叩く。
「外交だって大事なんだよ!?協力してくれる国がいれば心強いし!お互い支え合ってより良い国が作れるし!」
ゼヌアスは力弁する
「大丈夫、一応隣の国と手紙で色々話してる」
「そこ真面目にやってるの!?外出ないのに!?」
ゼヌアスはツッコむ。
「ははっ。やっぱりゼヌアスと話してると楽しいね」
レーヴァは満面の笑みでそう言う。
「そーゆーことじゃなぁぁぁぁぁい!!!!」
ゼヌアスのツッコミが、城中に響いたとか響かなかったとか。
~~~
「・・・で、お城を7ヶ月ぶりに出た感想は?」
「8ヶ月ぶりね、・・・怖い。街の人の視線が怖いよ・・・」
レーヴァとゼヌアスは二人で街を歩いていた。
服装は王族としての格好そのままなので、街の人は二人をなんだなんだと見つめていた。
「8ヶ月前もできるだけ旅人っぽく似せて行ったのに・・・」
「たまには堂々と行くもんだよ。」
「それに意味はあるの・・・?」
レーヴァとゼヌアスは街を歩き回った。
・仮組みの小屋のようなものがたくさん並ぶ商店街。
・3階建ての集合住宅などが未だ復旧作業中の多層住宅街。
・戦争や反乱などの影響が強く、ここ数年でようやく戦争以前の状態に戻りつつある高原野菜の畑。
・仮設住宅が並び、未だ多くの避難民がいる仮設住宅外。
・反乱によって入り口が完全に崩壊したミスリル鉱山。
・国と言っても一つの大きな都市程度の規模なので、半日あればすべて回れる程度の広さである。
最後に二人は、国を囲む山の西の5合目付近に足を運んだ。
他国につながる大きな街道に近く、他国に向かうことのできる唯一の道。
ここでは国を一望することができ、更に目の前の山から太陽や月が昇るのを見ることができる。
そんな場所で、レーヴァとゼヌアスは、持ってきていたパンを取り出した。
「・・・結構深刻だね、状況は」
パンを一口食べたゼヌアスがそう言う。
「うん。元々街自体も結構古いし、そこまで魔法も普及してないからね。修理もほとんど人力だし、資材搬入だけでも一苦労。」
水筒に入った水を一口飲んだレーヴァが返す
「周りが全部山だしね~。大きな道路が一本でもあればいいんだけど」
「元々田舎だからね。大きな街道からも離れてるし、人なんてなかなか来ないよ。」
「隣国は?文通はしてるんでしょ?」
ゼヌアスはそう問いかけた。
「うーん、頼ろうと思えば頼れるんだけど・・・僕がこの有様だろ?今更なにをって言われるだろうし、外交とか怖すぎるし・・・」
レーヴァはそう言い、パンを食べ始めた。
「そうかぁ・・・そうなるのかぁ・・・」
ゼヌアスは考え始める。パンを食べながら。
そして、パンを食べきった時、一つのアイデアが浮かんだ
「ねぇレーヴァ?」
「ん、どうした?ゼヌアス」
レーヴァとゼヌアスは向き合う。
「もし俺がレーヴァの外交を全部サポートするって言ったら、レーヴァは頑張る?」
「うーん・・・それだけだとなぁ・・・」
ゼヌアスの問いに、レーヴァはやや消極的に答える。
「じゃぁさ、俺が遠い国に行ったときのお話をしてあげようか」
「む」
ゼヌアスの言葉に、レーヴァは反応する
「レーヴァが頑張ったら、好きなだけ聞かせてあげるよ」
「・・・また第一章第二章って分けてくれる?」
レーヴァは目を輝かせながら問いかける。
「懐かしいねぇ~その響き。もちろん、レーヴァの聞きたいように話してあげるよ」
ゼヌアスの言葉に、レーヴァはより目を輝かせる。
そして、少し考え込んだ後、立ち上がって、
「・・・頑張る。ゼヌアスがそう言うなら、頑張るよ僕」
勇気を出してそう言った。
「そうそう!その意気だよ~レーヴァ。」
「約束だからね?約束破ったらもっと聞かせてもらうから」
レーヴァは小指をゼヌアスに向ける。
「はいはい。もちろん。約束約束。」
二人は山から昇る月の光に照らされながら、固く指切りをした。
~数週間後~
「ねぇねぇレーヴァ」
「ん?」
作業机で書類とにらめっこしているレーヴァに、ゼヌアスが声をかけた。
「この前山の上で指切りしたの・・・覚えてる?」
「あー“もし外交したらゼヌアスの旅日記聞かせてもらう”ってやつ?」
レーヴァは書類を見ながらそう言った。
「そうそう。それなんだけどさ・・・これから《隣の国と条約結びに行く》から」
ゼヌアスはさらっとそう言った。
「・・・え?」
レーヴァの手から書類が落ちる。
「今・・・なんて言った?」
「え、だーかーらぁ。これから《隣の国と条約結びに行く》んだってば」
ゼヌアスはまたもさらっとそう言った。
「え?いつの間に?」
レーヴァは震えながらそう問いかける
「えーっとね、レーヴァが書いたお手紙に、追記として俺が書類足しておいたの」
「え?え?」
レーヴァが震えているのをよそに、ゼヌアスは話し続ける。
「そしたら話がうまく進んでね。これからそっちに行くことになったのさ」
「え?い、いつ出発するんですか・・・?」
「うーん、2日後には向こうについてないと間に合わないから・・・2時間後かな☆」
「き、き、、、聞いてないぞそんなのぉぉぉぉぉぉぉ!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」
レーヴァの叫び声が、城中に響いたとか響かなかったとか。
==========================
読んでいただきありがとうございました!
次回から第2節《僻見の国 エガリテ編》が始まります!
第2節ではアルターのメンバー“レン”の“エクリプス 種族の章”とのコラボ編となっております!
レンの種族の章と俺の衰耗の章で同時進行していきますので、ぜひそちらも見てください!
次回はレンの種族の章での投稿を予定しております。お楽しみください!
「・・・スッキリした。」
ゼヌアスの胸元で泣き続けていたレーヴァはそのまま眠ってしまい、1時間がたった。
「おはよお、ゼヌアス」
ゼヌアスの胸元から起き上がったレーヴァは、ゆっくりと立ち上がった。
「もう11時だけどね、おはよう。」
レーヴァは起き上がると顔を洗って髪を整え、寝る前までの状態に戻った。
二人は椅子に座り、ゼヌアスが紅茶を淹れる。
「ねぇレーヴァ」
「どうした?ゼヌアス」
「レーヴァは最近何してるの?」
ゼヌアスはレーヴァにそう問いかけた。
「うーん、、、そうだな~。あそこで剣の腕磨いたり」
レーヴァはそう言いながら扉の外のベランダを指さした。
「ほかは?」
「うーん、、、家臣たちが部屋の前に置いてくれた資料片付けたり」
「ほかは?」
「うーん、、、部屋の片付けしたり」
「・・・外には出てる?」
ゼヌアスがそう問いかけた
「全然」
レーヴァがそう返した。
「お風呂は?トイレは?」
ゼヌアスは問いかける。
「基本この部屋に全部あるし。」
レーヴァは答える。
「ご飯は?」
「持ってきてもらってる。」
「街の視察は?」
「お城の外出るの怖い。」
「外交は!?」
「国の外出るなんてもってのほか」
「お忍びデートは!?」
「まず付き合ってない。」
「あーもうだめだこりゃ!」
ゼヌアスはそう叫んで立ち上がった。
「外の光を浴びないとだめだよレーヴァ!体調崩すよ!?」
「大丈夫大丈夫。ちゃんと運動してるし、ベランダには行くから」
「そーゆーことじゃない!」
ゼヌアスはそう言いながら部屋の壁を叩く。
「外交だって大事なんだよ!?協力してくれる国がいれば心強いし!お互い支え合ってより良い国が作れるし!」
ゼヌアスは力弁する
「大丈夫、一応隣の国と手紙で色々話してる」
「そこ真面目にやってるの!?外出ないのに!?」
ゼヌアスはツッコむ。
「ははっ。やっぱりゼヌアスと話してると楽しいね」
レーヴァは満面の笑みでそう言う。
「そーゆーことじゃなぁぁぁぁぁい!!!!」
ゼヌアスのツッコミが、城中に響いたとか響かなかったとか。
~~~
「・・・で、お城を7ヶ月ぶりに出た感想は?」
「8ヶ月ぶりね、・・・怖い。街の人の視線が怖いよ・・・」
レーヴァとゼヌアスは二人で街を歩いていた。
服装は王族としての格好そのままなので、街の人は二人をなんだなんだと見つめていた。
「8ヶ月前もできるだけ旅人っぽく似せて行ったのに・・・」
「たまには堂々と行くもんだよ。」
「それに意味はあるの・・・?」
レーヴァとゼヌアスは街を歩き回った。
・仮組みの小屋のようなものがたくさん並ぶ商店街。
・3階建ての集合住宅などが未だ復旧作業中の多層住宅街。
・戦争や反乱などの影響が強く、ここ数年でようやく戦争以前の状態に戻りつつある高原野菜の畑。
・仮設住宅が並び、未だ多くの避難民がいる仮設住宅外。
・反乱によって入り口が完全に崩壊したミスリル鉱山。
・国と言っても一つの大きな都市程度の規模なので、半日あればすべて回れる程度の広さである。
最後に二人は、国を囲む山の西の5合目付近に足を運んだ。
他国につながる大きな街道に近く、他国に向かうことのできる唯一の道。
ここでは国を一望することができ、更に目の前の山から太陽や月が昇るのを見ることができる。
そんな場所で、レーヴァとゼヌアスは、持ってきていたパンを取り出した。
「・・・結構深刻だね、状況は」
パンを一口食べたゼヌアスがそう言う。
「うん。元々街自体も結構古いし、そこまで魔法も普及してないからね。修理もほとんど人力だし、資材搬入だけでも一苦労。」
水筒に入った水を一口飲んだレーヴァが返す
「周りが全部山だしね~。大きな道路が一本でもあればいいんだけど」
「元々田舎だからね。大きな街道からも離れてるし、人なんてなかなか来ないよ。」
「隣国は?文通はしてるんでしょ?」
ゼヌアスはそう問いかけた。
「うーん、頼ろうと思えば頼れるんだけど・・・僕がこの有様だろ?今更なにをって言われるだろうし、外交とか怖すぎるし・・・」
レーヴァはそう言い、パンを食べ始めた。
「そうかぁ・・・そうなるのかぁ・・・」
ゼヌアスは考え始める。パンを食べながら。
そして、パンを食べきった時、一つのアイデアが浮かんだ
「ねぇレーヴァ?」
「ん、どうした?ゼヌアス」
レーヴァとゼヌアスは向き合う。
「もし俺がレーヴァの外交を全部サポートするって言ったら、レーヴァは頑張る?」
「うーん・・・それだけだとなぁ・・・」
ゼヌアスの問いに、レーヴァはやや消極的に答える。
「じゃぁさ、俺が遠い国に行ったときのお話をしてあげようか」
「む」
ゼヌアスの言葉に、レーヴァは反応する
「レーヴァが頑張ったら、好きなだけ聞かせてあげるよ」
「・・・また第一章第二章って分けてくれる?」
レーヴァは目を輝かせながら問いかける。
「懐かしいねぇ~その響き。もちろん、レーヴァの聞きたいように話してあげるよ」
ゼヌアスの言葉に、レーヴァはより目を輝かせる。
そして、少し考え込んだ後、立ち上がって、
「・・・頑張る。ゼヌアスがそう言うなら、頑張るよ僕」
勇気を出してそう言った。
「そうそう!その意気だよ~レーヴァ。」
「約束だからね?約束破ったらもっと聞かせてもらうから」
レーヴァは小指をゼヌアスに向ける。
「はいはい。もちろん。約束約束。」
二人は山から昇る月の光に照らされながら、固く指切りをした。
~数週間後~
「ねぇねぇレーヴァ」
「ん?」
作業机で書類とにらめっこしているレーヴァに、ゼヌアスが声をかけた。
「この前山の上で指切りしたの・・・覚えてる?」
「あー“もし外交したらゼヌアスの旅日記聞かせてもらう”ってやつ?」
レーヴァは書類を見ながらそう言った。
「そうそう。それなんだけどさ・・・これから《隣の国と条約結びに行く》から」
ゼヌアスはさらっとそう言った。
「・・・え?」
レーヴァの手から書類が落ちる。
「今・・・なんて言った?」
「え、だーかーらぁ。これから《隣の国と条約結びに行く》んだってば」
ゼヌアスはまたもさらっとそう言った。
「え?いつの間に?」
レーヴァは震えながらそう問いかける
「えーっとね、レーヴァが書いたお手紙に、追記として俺が書類足しておいたの」
「え?え?」
レーヴァが震えているのをよそに、ゼヌアスは話し続ける。
「そしたら話がうまく進んでね。これからそっちに行くことになったのさ」
「え?い、いつ出発するんですか・・・?」
「うーん、2日後には向こうについてないと間に合わないから・・・2時間後かな☆」
「き、き、、、聞いてないぞそんなのぉぉぉぉぉぉぉ!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」
レーヴァの叫び声が、城中に響いたとか響かなかったとか。
==========================
読んでいただきありがとうございました!
次回から第2節《僻見の国 エガリテ編》が始まります!
第2節ではアルターのメンバー“レン”の“エクリプス 種族の章”とのコラボ編となっております!
レンの種族の章と俺の衰耗の章で同時進行していきますので、ぜひそちらも見てください!
次回はレンの種族の章での投稿を予定しております。お楽しみください!
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
大ッ嫌いな英雄様達に告ぐ
鮭とば
ファンタジー
剣があって、魔法があって、けれども機械はない世界。妖魔族、俗に言う魔族と人間族の、原因は最早誰にもわからない、終わらない小競り合いに、いつからあらわれたのかは皆わからないが、一旦の終止符をねじ込んだ聖女様と、それを守る5人の英雄様。
それが約50年前。
聖女様はそれから2回代替わりをし、数年前に3回目の代替わりをしたばかりで、英雄様は数え切れないぐらい替わってる。
英雄の座は常に5つで、基本的にどこから英雄を選ぶかは決まってる。
俺は、なんとしても、聖女様のすぐ隣に居たい。
でも…英雄は5人もいらないな。
「魔物の討伐で拾われた少年――アイト・グレイモント」
(イェイソン・マヌエル・ジーン)
ファンタジー
魔物の討伐中に見つかった黄金の瞳の少年、アイト・グレイモント。
王宮で育てられながらも、本当の冒険を求める彼は7歳で旅に出る。
風の魔法を操り、師匠と幼なじみの少女リリアと共に世界を巡る中、古代の遺跡で隠された力に触れ——。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発
ハーフのクロエ
ファンタジー
アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる