35 / 55
第三十五話 加護無し
しおりを挟む
朝、起きるとヴァンは高熱に苛まれていた。
王配教育が始まってからちょうど一ヶ月くらいのことだった。
フィリップの言い付けを破って夜更かしなどしてはいなかったが、季節の変わり目だからだろうか。夏風邪でも引いたのかもしれない。
ヴァンは自らの額に手を当てながら冷静に思考した。
この熱のことは隠し通そう、と。
熱を出したことを伝えたら、丸一日寝かせられるに決まっている。一日の時間がどれほど貴重なことか。
「ヴァン様、お熱がありますね? それを隠そうとなさいましたね?」
浅い目論見は、起こしに来たフィリップにすぐに看破されてしまった。
彼はにっこりと凄味の感じられる笑みを浮かべている。怒らせてしまった。
「素直におっしゃって下さったら、寝ていてもらうだけで済まそうと思ったのですが……」
彼はこれ見よがしに重い溜息を吐く。
「ぼ、僕は一体何をされるんですか……!?」
「お医者様をお呼びします。しっかりと体調を診てもらいましょうね」
こうして一日が潰れることとなった。
「単なる風邪でございますね」
王城勤めの侍医である老爺は言い放った。
「単なる風邪でよかったですね、ヴァン様。安心いたしました。それでは氷のうを作ってもらうよう、氷の精霊の加護を宿す者に頼んで参りますね」
フィリップはヴァンを侍医に任せて部屋を後にした。
二人きりになると、白い髭の生えたお爺さんはにこりと微笑んだ。
「それにしてもヴァン様は高熱を隠そうとなされたとか?」
「は、はい、申し訳ないです……」
自分の浅知恵が情けなさすぎて、毛布を頭まで被りたくなる。
「ほっほ、幼き頃のギュスターヴ殿下と真逆でございますな」
「真逆ということは……殿下は仮病を?」
意外な話にヴァンは目を丸くさせた。
「ええ、仮病を使っては勉学をサボって遊んでいらしたのでございますよ」
幼い頃の殿下を思い浮かべているのか、侍医は目を糸のように細めて笑っている。
きっと愛らしくて、やんちゃな子供だったのだろう。今のギュスターヴから考えると意外な気がして、ヴァンは驚いた。
「殿下は次期王位継承者ですから、きっとお勉強が厳しかったのでしょうね」
幼い子供には一日中勉強など苦だろうと、想像しながら答える。
「いえいえ、むしろ人の気を引くためだったのでございますよ。何しろあの頃の殿下は後継者としては不安が……あ」
彼は失言をしたとばかりに、口を手で塞ぐ。
「後継者として不安が? どういうことですか、教えて下さい!」
剣闘大会の日、ギュスターヴは幼い時は他人の視線が怖かったと語った。堂々とした彼も、子供の時には人見知りだったのかなと思っていた。
だが、何か事情があったのかもしれない。その可能性が、この老医師の言葉によって浮かび上がってきた。ヴァンはその内容が知りたかった。
「え、ええーと……まあ、フィアンセ様になら話しても大丈夫……ですかのう?」
侍医は目を泳がせる。
「大丈夫です、問題ないです!」
ヴァンは力任せに肯定した。
「そうですな、フィアンセ様相手にならば話してもいい。つまりワシの失言は失言ではなかった、ということでございますな!」
彼も失敗を矮小化するために、問題はないのだと自分自身に言い聞かせている。
「それではお話しましょう」
えほんと咳払いをして、語り出した。
「殿下が六歳までのことです。殿下は加護無しだと思われていたのでございます」
「加護、無し……?」
「ええ。精霊の加護の有る無しは、普通生まれた瞬間から変わらないもの。なのに殿下がお生まれになった当初は、精霊の気配が感じられなかったのです」
信じられなかった。
今ではあんなにたくさんの精霊からの加護を受けているのに。
「ですから当初、殿下は後継者としては不安視……どころか絶望視されていました」
当たり前だ。かろうじて風の精霊には加護されているヴァンですら、生き辛いのだ。何の精霊にも加護されていないと思われていたのであれば、どんな扱いを受けていたのだろう。
「国王夫妻もせっかくの長子に愛情を注ぎたかったでしょうが、表向きには子はいないことにされていました。王族から加護無しが出たなど、王家の威信に関わりますから」
「ギュスターヴ殿下……」
幼き頃の彼の孤独を思い、ヴァンは無意識に毛布をぎゅっと握った。
「何かの病気ではないかと、ワシは何度も殿下の診察を頼まれました。しかし加護がなくなる病など、聞いたことがありませぬ。ワシはその度に首を横に振るしかありませんでした」
老医師は重々しく語る。
「それがある日突然、まるで光のない世界に日が昇るかのように、殿下の周囲が精霊の気配に満ち溢れていたのでございます」
その日のことを思い返すかのように、彼は目を細めた。
「太陽の精霊を含めた十二の精霊に加護されていることが発覚した殿下は、慌てて王の正式な嫡子としてお披露目されました」
そういえば子供の頃、太陽の精霊に加護された王太子がいるという話が急に出てきた気がする。子供だったヴァンはそんなこともあるのかなとよく理解していなかった。
「なぜ殿下の幼い頃は精霊の気配が感じ取れなかったのか、未だに原因は判明しておりませぬ」
途中から加護を授かったわけではなく、あくまでも最初から加護を授かっていたが、他者にはそれが気取れなかっただけという解釈になっているようだ。
「しかしワシは最近思うのです。もしや殿下があまりにも素晴らしい素質の持ち主だから、太陽の精霊が殿下を独り占めしようとしたのでは、と」
「独り占めですか?」
「神話にあるでしょう、精霊神が白眉の君を独り占めしようとしたと。それと同じように、太陽の精霊が殿下を独り占めしようと他の精霊たちと長い間揉めていたのではないか、と。そう思うわけでございます」
彼が語り終わったところで、ちょうどドアがコンコンと叩かれる。
フィリップが戻ってきたのだ。
体調不良も忘れるくらいに聞き入ってしまっていた。
「ありがとうございました」
ヴァンはベッドの上で老医師に向かって頭を下げた。彼のおかげで、ギュスターヴの過去について知ることが出来た。
ギュスターヴがヴァンの加護の数を気にしないのは、幼い時の体験が理由なのだろうか。
何一つ不自由なく生きてきたかのように明るい人なのに、そんな過去があっただなんて。過去の境遇を思うと、我が事のように胸が痛むのを感じた。
いつか殿下に直接聞いてみよう、ヴァンは心に決めた。
王配教育が始まってからちょうど一ヶ月くらいのことだった。
フィリップの言い付けを破って夜更かしなどしてはいなかったが、季節の変わり目だからだろうか。夏風邪でも引いたのかもしれない。
ヴァンは自らの額に手を当てながら冷静に思考した。
この熱のことは隠し通そう、と。
熱を出したことを伝えたら、丸一日寝かせられるに決まっている。一日の時間がどれほど貴重なことか。
「ヴァン様、お熱がありますね? それを隠そうとなさいましたね?」
浅い目論見は、起こしに来たフィリップにすぐに看破されてしまった。
彼はにっこりと凄味の感じられる笑みを浮かべている。怒らせてしまった。
「素直におっしゃって下さったら、寝ていてもらうだけで済まそうと思ったのですが……」
彼はこれ見よがしに重い溜息を吐く。
「ぼ、僕は一体何をされるんですか……!?」
「お医者様をお呼びします。しっかりと体調を診てもらいましょうね」
こうして一日が潰れることとなった。
「単なる風邪でございますね」
王城勤めの侍医である老爺は言い放った。
「単なる風邪でよかったですね、ヴァン様。安心いたしました。それでは氷のうを作ってもらうよう、氷の精霊の加護を宿す者に頼んで参りますね」
フィリップはヴァンを侍医に任せて部屋を後にした。
二人きりになると、白い髭の生えたお爺さんはにこりと微笑んだ。
「それにしてもヴァン様は高熱を隠そうとなされたとか?」
「は、はい、申し訳ないです……」
自分の浅知恵が情けなさすぎて、毛布を頭まで被りたくなる。
「ほっほ、幼き頃のギュスターヴ殿下と真逆でございますな」
「真逆ということは……殿下は仮病を?」
意外な話にヴァンは目を丸くさせた。
「ええ、仮病を使っては勉学をサボって遊んでいらしたのでございますよ」
幼い頃の殿下を思い浮かべているのか、侍医は目を糸のように細めて笑っている。
きっと愛らしくて、やんちゃな子供だったのだろう。今のギュスターヴから考えると意外な気がして、ヴァンは驚いた。
「殿下は次期王位継承者ですから、きっとお勉強が厳しかったのでしょうね」
幼い子供には一日中勉強など苦だろうと、想像しながら答える。
「いえいえ、むしろ人の気を引くためだったのでございますよ。何しろあの頃の殿下は後継者としては不安が……あ」
彼は失言をしたとばかりに、口を手で塞ぐ。
「後継者として不安が? どういうことですか、教えて下さい!」
剣闘大会の日、ギュスターヴは幼い時は他人の視線が怖かったと語った。堂々とした彼も、子供の時には人見知りだったのかなと思っていた。
だが、何か事情があったのかもしれない。その可能性が、この老医師の言葉によって浮かび上がってきた。ヴァンはその内容が知りたかった。
「え、ええーと……まあ、フィアンセ様になら話しても大丈夫……ですかのう?」
侍医は目を泳がせる。
「大丈夫です、問題ないです!」
ヴァンは力任せに肯定した。
「そうですな、フィアンセ様相手にならば話してもいい。つまりワシの失言は失言ではなかった、ということでございますな!」
彼も失敗を矮小化するために、問題はないのだと自分自身に言い聞かせている。
「それではお話しましょう」
えほんと咳払いをして、語り出した。
「殿下が六歳までのことです。殿下は加護無しだと思われていたのでございます」
「加護、無し……?」
「ええ。精霊の加護の有る無しは、普通生まれた瞬間から変わらないもの。なのに殿下がお生まれになった当初は、精霊の気配が感じられなかったのです」
信じられなかった。
今ではあんなにたくさんの精霊からの加護を受けているのに。
「ですから当初、殿下は後継者としては不安視……どころか絶望視されていました」
当たり前だ。かろうじて風の精霊には加護されているヴァンですら、生き辛いのだ。何の精霊にも加護されていないと思われていたのであれば、どんな扱いを受けていたのだろう。
「国王夫妻もせっかくの長子に愛情を注ぎたかったでしょうが、表向きには子はいないことにされていました。王族から加護無しが出たなど、王家の威信に関わりますから」
「ギュスターヴ殿下……」
幼き頃の彼の孤独を思い、ヴァンは無意識に毛布をぎゅっと握った。
「何かの病気ではないかと、ワシは何度も殿下の診察を頼まれました。しかし加護がなくなる病など、聞いたことがありませぬ。ワシはその度に首を横に振るしかありませんでした」
老医師は重々しく語る。
「それがある日突然、まるで光のない世界に日が昇るかのように、殿下の周囲が精霊の気配に満ち溢れていたのでございます」
その日のことを思い返すかのように、彼は目を細めた。
「太陽の精霊を含めた十二の精霊に加護されていることが発覚した殿下は、慌てて王の正式な嫡子としてお披露目されました」
そういえば子供の頃、太陽の精霊に加護された王太子がいるという話が急に出てきた気がする。子供だったヴァンはそんなこともあるのかなとよく理解していなかった。
「なぜ殿下の幼い頃は精霊の気配が感じ取れなかったのか、未だに原因は判明しておりませぬ」
途中から加護を授かったわけではなく、あくまでも最初から加護を授かっていたが、他者にはそれが気取れなかっただけという解釈になっているようだ。
「しかしワシは最近思うのです。もしや殿下があまりにも素晴らしい素質の持ち主だから、太陽の精霊が殿下を独り占めしようとしたのでは、と」
「独り占めですか?」
「神話にあるでしょう、精霊神が白眉の君を独り占めしようとしたと。それと同じように、太陽の精霊が殿下を独り占めしようと他の精霊たちと長い間揉めていたのではないか、と。そう思うわけでございます」
彼が語り終わったところで、ちょうどドアがコンコンと叩かれる。
フィリップが戻ってきたのだ。
体調不良も忘れるくらいに聞き入ってしまっていた。
「ありがとうございました」
ヴァンはベッドの上で老医師に向かって頭を下げた。彼のおかげで、ギュスターヴの過去について知ることが出来た。
ギュスターヴがヴァンの加護の数を気にしないのは、幼い時の体験が理由なのだろうか。
何一つ不自由なく生きてきたかのように明るい人なのに、そんな過去があっただなんて。過去の境遇を思うと、我が事のように胸が痛むのを感じた。
いつか殿下に直接聞いてみよう、ヴァンは心に決めた。
348
あなたにおすすめの小説
冤罪で追放された王子は最果ての地で美貌の公爵に愛し尽くされる 凍てついた薔薇は恋に溶かされる
尾高志咲/しさ
BL
旧題:凍てついた薔薇は恋に溶かされる
🌟第10回BL小説大賞(2022年)奨励賞。2025年11月アンダルシュノベルズより刊行🌟
ロサーナ王国の病弱な第二王子アルベルトは、突然、無実の罪状を突きつけられて北の果ての離宮に追放された。王子を裏切ったのは幼い頃から大切に想う宮中伯筆頭ヴァンテル公爵だった。兄の王太子が亡くなり、世継ぎの身となってからは日々努力を重ねてきたのに。信頼していたものを全て失くし向かった先で待っていたのは……。
――どうしてそんなに優しく名を呼ぶのだろう。
お前に裏切られ廃嫡されて最北の離宮に閉じ込められた。
目に映るものは雪と氷と絶望だけ。もう二度と、誰も信じないと誓ったのに。
ただ一人、お前だけが私の心を凍らせ溶かしていく。
執着攻め×不憫受け
美形公爵×病弱王子
不憫展開からの溺愛ハピエン物語。
◎書籍掲載は、本編と本編後の四季の番外編:春『春の来訪者』です。
四季の番外編:夏以降及び小話は本サイトでお読みいただけます。
なお、※表示のある回はR18描写を含みます。
🌟第10回BL小説大賞での応援ありがとうございました!
🌟本作は旧Twitterの「フォロワーをイメージして同人誌のタイトルつける」タグで貴宮あすかさんがくださったタイトル『凍てついた薔薇は恋に溶かされる』から思いついて書いた物語です。ありがとうございました。
【Amazonベストセラー入りしました】僕の処刑はいつですか?欲しがり義弟に王位を追われ身代わりの花嫁になったら溺愛王が待っていました。
美咲アリス
BL
「国王陛下!僕は偽者の花嫁です!どうぞ、どうぞ僕を、処刑してください!!」「とりあえず、落ち着こうか?(笑)」意地悪な義母の策略で義弟の代わりに辺境国へ嫁いだオメガ王子のフウル。正直な性格のせいで嘘をつくことができずに命を捨てる覚悟で夫となる国王に真実を告げる。だが美貌の国王リオ・ナバはなぜかにっこりと微笑んだ。そしてフウルを甘々にもてなしてくれる。「きっとこれは処刑前の罠?」不幸生活が身についたフウルはビクビクしながら城で暮らすが、実は国王にはある考えがあって⋯⋯?(Amazonベストセラー入りしました。1位。1/24,2024)
【本編完結】転生先で断罪された僕は冷酷な騎士団長に囚われる
ゆうきぼし/優輝星
BL
断罪された直後に前世の記憶がよみがえった主人公が、世界を無双するお話。
・冤罪で断罪された元侯爵子息のルーン・ヴァルトゼーレは、処刑直前に、前世が日本のゲームプログラマーだった相沢唯人(あいざわゆいと)だったことを思い出す。ルーンは魔力を持たない「ノンコード」として家族や貴族社会から虐げられてきた。実は彼の魔力は覚醒前の「コードゼロ」で、世界を書き換えるほどの潜在能力を持つが、転生前の記憶が封印されていたため発現してなかったのだ。
・間一髪のところで魔力を発動させ騎士団長に救い出される。実は騎士団長は呪われた第三王子だった。ルーンは冤罪を晴らし、騎士団長の呪いを解くために奮闘することを決める。
・惹かれあう二人。互いの魔力の相性が良いことがわかり、抱き合う事で魔力が循環し活性化されることがわかるが……。
【完結】悪妻オメガの俺、離縁されたいんだけど旦那様が溺愛してくる
古井重箱
BL
【あらすじ】劣等感が強いオメガ、レムートは父から南域に嫁ぐよう命じられる。結婚相手はヴァイゼンなる偉丈夫。見知らぬ土地で、見知らぬ男と結婚するなんて嫌だ。悪妻になろう。そして離縁されて、修道士として生きていこう。そう決意したレムートは、悪妻になるべくワガママを口にするのだが、ヴァイゼンにかえって可愛らがれる事態に。「どうすれば悪妻になれるんだ!?」レムートの試練が始まる。【注記】海のように心が広い攻(25)×気難しい美人受(18)。ラブシーンありの回には*をつけます。オメガバースの一般的な解釈から外れたところがあったらごめんなさい。更新は気まぐれです。アルファポリスとムーンライトノベルズ、pixivに投稿。
愛していた王に捨てられて愛人になった少年は騎士に娶られる
彩月野生
BL
湖に落ちた十六歳の少年文斗は異世界にやって来てしまった。
国王と愛し合うようになった筈なのに、王は突然妃を迎え、文斗は愛人として扱われるようになり、さらには騎士と結婚して子供を産めと強要されてしまう。
王を愛する気持ちを捨てられないまま、文斗は騎士との結婚生活を送るのだが、騎士への感情の変化に戸惑うようになる。
(誤字脱字報告は不要)
お前らの目は節穴か?BLゲーム主人公の従者になりました!
MEIKO
BL
本編完結しています。お直し中。第12回BL大賞奨励賞いただきました。
僕、エリオット・アノーは伯爵家嫡男の身分を隠して公爵家令息のジュリアス・エドモアの従者をしている。事の発端は十歳の時…家族から虐げられていた僕は、我慢の限界で田舎の領地から家を出て来た。もう二度と戻る事はないと己の身分を捨て、心機一転王都へやって来たものの、現実は厳しく死にかける僕。薄汚い格好でフラフラと彷徨っている所を救ってくれたのが完璧貴公子ジュリアスだ。だけど初めて会った時、不思議な感覚を覚える。えっ、このジュリアスって人…会ったことなかったっけ?その瞬間突然閃く!
「ここって…もしかして、BLゲームの世界じゃない?おまけに僕の最愛の推し〜ジュリアス様!」
知らぬ間にBLゲームの中の名も無き登場人物に転生してしまっていた僕は、命の恩人である坊ちゃまを幸せにしようと奔走する。そして大好きなゲームのイベントも近くで楽しんじゃうもんね〜ワックワク!
だけど何で…全然シナリオ通りじゃないんですけど。坊ちゃまってば、僕のこと大好き過ぎない?
※貴族的表現を使っていますが、別の世界です。ですのでそれにのっとっていない事がありますがご了承下さい。
追放された味見係、【神の舌】で冷徹皇帝と聖獣の胃袋を掴んで溺愛される
水凪しおん
BL
「無能」と罵られ、故郷の王宮を追放された「味見係」のリオ。
行き場を失った彼を拾ったのは、氷のような美貌を持つ隣国の冷徹皇帝アレスだった。
「聖獣に何か食わせろ」という無理難題に対し、リオが作ったのは素朴な野菜スープ。しかしその料理には、食べた者を癒やす伝説のスキル【神の舌】の力が宿っていた!
聖獣を元気にし、皇帝の凍てついた心をも溶かしていくリオ。
「君は俺の宝だ」
冷酷だと思われていた皇帝からの、不器用で真っ直ぐな溺愛。
これは、捨てられた料理人が温かいご飯で居場所を作り、最高にハッピーになる物語。
婚約破棄と国外追放をされた僕、護衛騎士を思い出しました
カシナシ
BL
「お前はなんてことをしてくれたんだ!もう我慢ならない!アリス・シュヴァルツ公爵令息!お前との婚約を破棄する!」
「は……?」
婚約者だった王太子に追い立てられるように捨てられたアリス。
急いで逃げようとした時に現れたのは、逞しい美丈夫だった。
見覚えはないのだが、どこか知っているような気がしてーー。
単品ざまぁは番外編で。
護衛騎士筋肉攻め × 魔道具好き美人受け
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる