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2.Last fight 〜 final war? 〜
Last fight 〜 final war? 〜
しおりを挟むそして、俺らは着々と仲間を増やし、剣士である俺と魔王、魔法使いであるミサ、そして街を出て仲間になった剣士のヒナタとソウタ、魔法使いのサクラ、モモカ、ユリの5人を加え、計8人の編成である。
俺達は、この世界の人々を助けたいという同じ願いだった。
そして、最後の戦いである『魔王討伐』がはじまるのであった。
「おい、西の魔王! お前の悪事を許さない。今まで行ってきた悪事、死を持って償え!」
魔王が西の魔王に言い放った。
「ほう、貴様という人間の分際で逆らおうというのか?」
西の魔王は人を侮辱すように言った。
「我は東の魔王だ。おぬし、人間を侮辱する発言聞き捨てならぬぞ」
魔王は怒りを込めて言った。
「何、貴様東の魔王か、昔人間に助けれたようだが、たかが一回だけだろう。人間は、醜い生物だ。争い、自分自身や身内さえ良ければ、他の生物を躊躇なく殺し、人間だけが暮らしやすい環境をつくっているではないか? それでも、貴様は人間の味方をするのか?」
西の魔王は言った。
「だが、それは一部だけだろう、我にしてくれた人間のように助けくれる人間もいる。それにだ、西の魔王よ、今お主がしていることは、今言った人間は醜いと思うことと同じではないか?その行動をしている時点で、自分の事を『私は醜い』と表しているようなものではないか?」
魔王は言った。
「……もうよい、貴様もこの世界も嫌いだ。消し吹き飛んでしまえ!」
西の魔王は怒りを込めて言った。
ーーーーそして、最後の戦いがはじまった。
俺達は、西の魔王と魔物約1000体を相手にした。
それは、とても残酷な戦いだった。
今まで考えたこともなかったが、魔物とはいいえ生きているのである。
(なんで、こんな戦いを俺らはしているのだろう)
そう俺は疑問を抱いた。
魔物を倒し終えたその時だった。
「西の魔王よ、なぜ仲間が死んでいくのにも関わらず、助けないんだよ。そしてなぜ、このような戦いをしているんだ?」
俺は言った、一言一言に思いを込めて。
「仲間などいくらでもいる、一体死んだとしても変わらないであろう、そしてこの戦いの意味は……」
俺は西の魔王が言った一言一言に重みを感じた。
だが、最後の言葉が聞こえなかった。
「なんのために戦いがあるの……?」
俺は小さく悲しい声で聞き返したが西の魔王は、こたえなかった。
そして、本当に最後の戦いを俺達は終えた。
ーーーそして、真実が明かされる。
戦いの後、魔王が俺の隣に座った。
「実はな、西の魔王は昔、街民と協和していたんだ。だが、その頃戦争が起きて魔王軍と人間が対立関係になったんだ。西の魔王は、諦めなかった、また人間とともに暮らすことを夢見ていた。だが、いつの日か西の魔王は人間と協和することを諦めたんだ」
魔王は悲しそうに語ってくれた。
そこで、俺は西の魔王の戦う理由が分かった気がした。
「昔のように協力しないと生きていけないと人間が理解すれば、またともに暮らせると思い、財宝を取り上げたりして協力しないと行けない環境を自分を犠牲にしてまで、つくりあげたんじゃないかな」
俺は魔王に言った。
「あいつ自身、そういう思いがあっての行動だったのかもな」
魔王は感心したような表情で言った。
(そういえば、最後の戦い、西の魔王は力を弱めていたように見えた。それって、俺達が魔王と共に戦っていたから……だったりして)
(ん、視界がぼやけるな……)
ーーーーそして、目覚めのとき
次に目を開いた時には、目覚し時計が鳴り響く自分の部屋だった。
「あれ、あれは夢……? それにしてははっきり覚えているな」
俺は不思議に思うのであった。
The end.
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