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第1章 グリム編
第31話 ゴブリン集落を殲滅せよ! そして出会った『悲劇』
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勝手に翻訳されているようだ。
「俺を仲間の所に連れていけ」
「ワカッ、タ……」
「よし。じゃあ手を治してやろうか。
『エクストラヒール』」
傷口が薄く光って、新しい皮膚が形成されていく。
失った手首は元には戻らないが、出血は止まった。
「これで歩けるようになったろ。
お前はゴブリンなのか?」
「ウウ……ホブ、ホブ」
「なんだ? ホブ? ホブゴブリンか?」
「ソ、ソウ」
ホブゴブリンって種族らしい。
こいつに固有の名前は無いんだな。
話せはするが、片言だし、喋るのも遅い。
普通のゴブリンよりは知能がありそうだが、それでも幼児位の知能なんじゃないか。
すっかり俺に怯えて縮こまっている。
無力化したホブゴブリンなんて何も怖くない。
異次元魔法を発動して、手早くゴブリンどもの死体から魔石を回収しておく。
「ほれ、歩け。
俺を仲間の所へ連れて行くんだ」
「ワ、ワカル」
木の枝で後ろからつついて歩かせる。
目的地に向かって迷いなく歩いているようだ。
途中でメリン川の浅瀬を渡って、川の反対側の森を歩いて行く。
結構長いこと歩いているなと思ったら、ようやく目的地に着いた。
「ア、ソコ」
「よし。ご苦労だったな」
そう言ってホブゴブリンを一撃で介錯し、死体から魔石を回収しておく。
フライで5メートル程の高さを移動しながらゴブリン共に近づいていく。
上空から見下ろすと、森の木を切り倒して出来た直径30メートル位の開けた空間にゴブリンの集落があった。
集落の中心付近には動物か何かの死骸のようなものが置かれている。
食料だろう。
その周りに20体前後のゴブリンがいる。
ホブゴブリンも何体か混じっているようだ。
座っている奴、立っている奴、素手の奴、武器を持った奴など様々だ。
木の棒、棒に石が付いた斧や槍を持っている奴もいる。
端の方には、木枝を組んで作ったような掘っ立て小屋も見える。
ここからファイアアローで狙える距離だ。
なるべく遠距離から数を減らしておきたいな。
(『アイスシールド』『ファイアアロー』)
自分の斜め下前方に分厚い氷の板を作り出し、氷を挟んで10本の炎の矢を作り出す。
出来上がった炎の矢を目につくゴブリンに向けて撃ち放つ。
次のゴブリンへと視線を移しながら次々と炎の矢を放っていく。
命中したゴブリンが次々と吹き飛んでいく。
森の中を、けたたましい爆発音が鳴り響く。
ゴブリン共がギィギィと騒ぎ出した。
爆風で倒れた奴、立ちすくむ奴、逃げ惑う奴、俺に向かってくる奴。
突然の上空からの攻撃に右往左往している。
そのまま上空から炎の矢を撃ち放ち続ける。
ゴブリン共は為す術なく倒れていく。
攻撃開始から1分もしない内に、動くものがいなくなっていた。
動く物がなくなったことを確認して、地上に降り立つ。
分厚い氷で大型の盾を展開して前方を防御し、警戒しながら集落の中心へと歩を進めていく。
多くのゴブリンは絶命していた。
まだ息のある奴には、アイスバレットで止めを刺していく。
集落の中心は肉の焼け焦げる匂いが立ち込めている。
俺は集落をグルリと見回して、生き残りがいないことを確認する。
最後は掘っ立て小屋だ。小屋に扉は無いが、真っ暗だから中の様子は外から分からない。
小屋に近づいて、ファイアボールを発動して中の様子を見る。
「ギィ…ギィ」
隅っこにゴブリンが1匹いた。
すかさずウィンドカッターで処理する。
小屋の真ん中に、横たわった人間の少女らしき姿が目に入った。
横たわる少女に近づき火球で全身を照らす。
「…………惨いな」
まだ少女に見える。
身にまとっているのはボロボロの布切れだけだ。薄汚れてはいるが、肌の色は白い。
虚ろな瞳で空を見つめている。
酷く痩せ細り、体中傷だらけだ。
ここで長い間、酷い扱いを受けてきたのだろう。
立ち上がって、ゴブリンの魔石を異次元魔法で回収する。
小屋を出て行こうとしたところに声を掛けられる。
「た……けて」
「……」
少女が俺の目を見つめて助けを訴えてくる。
俺は少女の状態を改めて確認する。
手足は折れ曲がり、ひどく衰弱している。
俺の回復魔法でも、欠損した部位までは治せない。
この状態で街まで連れて帰ったとしても、まともな生活は送れないだろう。
「たす……け、て」
か細い声が胸に刺さる。
だが、今の俺には彼女を救い、その後の人生まで背負う覚悟も力もない。
俺はこの異世界の人間じゃない。
元々いなかった人間だし、この少女と会うことも無かったはずだ。
だが、このまま放置して野垂れ死にさせるのは、あまりにも不憫だ。
「……すまない」
俺は静かにアイスバレットを構えた。
せめて苦しまないように。
一瞬で意識を刈り取る。
ドンッという衝撃とともに、少女の体から力が抜けた。
その顔は、眠っているかのように安らかだった。
俺は黙ったまま踵を返して小屋を出て行った。
ゴブリン共の死体から魔石を回収していく。
フライを発動して、ゴブリンの集落を後にする。
魔の森を抜け、徒歩でグリムを目指す。
街に着く手前で、異次元空間から猪と角ウサギを取り出す。
それを大袋に入れて背中に背負う。
街に着いたら、冒険者ギルドの買取所に直行する。
テーブルに獲物と魔石を広げて、バランに査定を頼む。
「おう。こりゃすげえな。大量じゃねえか」
「まぁな。査定してくれ」
「おう。ちょっと待ってろ」
椅子に座ってギルドの庭をぼんやり眺めながら時間を潰す。
「待たせたな、リューイチ。終わったぞ。
全部で金貨4枚、銀貨9枚、銅貨1枚だ」
「まぁまぁの金額だな。
内訳はどうなっているんだ?」
「猪が銀貨5枚だな、魔石はないが肉の買取値だ。
角ウサギは4匹で銀貨2枚と銅貨8枚だ。
魔石はゴブリンクラスが31個で銀貨31枚、少し大きめの魔石が3個で銀貨6枚ってとこだな」
「なるほどな、分かった。
それで買い取ってくれ」
「おう。これが買取札だ。持ってけ」
買取札を受け取って受付で換金する。
討伐報奨金を含めて金貨5枚と銅貨1枚になった。
宿に帰ると、ニーアが夕食を作って待っていた。
魔物の返り血を浴びた服を脱いでニーアに洗濯を頼んでおく。
飯を食い終わったら湯浴みと歯磨きだ。
彼女に体と頭を拭いて貰う。
就寝前の親愛の口づけを終えたら、彼女に腕枕をして仰向けになる。
俺の胸にニーアが右手を乗せて、ぴたりと体を寄せる。
「ご主人様、何かあったんですか?」
「……どうしてだ?」
「だって……元気がない様子だから」
「……ゴブリンの集落で攫われた少女を見かけてな」
「それは……その少女はどうしたんですか?」
「もう助かる見込みがなかった。だから……楽にしてやった」
「そう、ですか……」
「俺の事を軽蔑するか?」
「いえ……ご主人様のお辛い決断だったと思います」
「……そうか」
「おやすみなさい……ご主人様」
俺は彼女の肩を抱き寄せて眠りについた。
--------------------------------------------------
★【R18完全版】のご案内★
本作は「ノクターンノベルズ」にて、ここには書けない過激な描写(18禁シーン)を全て収録した
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激しいシーンを、遠慮なく細部に渡って克明に描写しております。
【探し方】
Web検索、またはノクターンノベルズのサイト内で
『 おっさん異世界物語 』
と検索してください。
(※作者名『眠れる森のおっさん』で検索しても見つかります)
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「俺を仲間の所に連れていけ」
「ワカッ、タ……」
「よし。じゃあ手を治してやろうか。
『エクストラヒール』」
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失った手首は元には戻らないが、出血は止まった。
「これで歩けるようになったろ。
お前はゴブリンなのか?」
「ウウ……ホブ、ホブ」
「なんだ? ホブ? ホブゴブリンか?」
「ソ、ソウ」
ホブゴブリンって種族らしい。
こいつに固有の名前は無いんだな。
話せはするが、片言だし、喋るのも遅い。
普通のゴブリンよりは知能がありそうだが、それでも幼児位の知能なんじゃないか。
すっかり俺に怯えて縮こまっている。
無力化したホブゴブリンなんて何も怖くない。
異次元魔法を発動して、手早くゴブリンどもの死体から魔石を回収しておく。
「ほれ、歩け。
俺を仲間の所へ連れて行くんだ」
「ワ、ワカル」
木の枝で後ろからつついて歩かせる。
目的地に向かって迷いなく歩いているようだ。
途中でメリン川の浅瀬を渡って、川の反対側の森を歩いて行く。
結構長いこと歩いているなと思ったら、ようやく目的地に着いた。
「ア、ソコ」
「よし。ご苦労だったな」
そう言ってホブゴブリンを一撃で介錯し、死体から魔石を回収しておく。
フライで5メートル程の高さを移動しながらゴブリン共に近づいていく。
上空から見下ろすと、森の木を切り倒して出来た直径30メートル位の開けた空間にゴブリンの集落があった。
集落の中心付近には動物か何かの死骸のようなものが置かれている。
食料だろう。
その周りに20体前後のゴブリンがいる。
ホブゴブリンも何体か混じっているようだ。
座っている奴、立っている奴、素手の奴、武器を持った奴など様々だ。
木の棒、棒に石が付いた斧や槍を持っている奴もいる。
端の方には、木枝を組んで作ったような掘っ立て小屋も見える。
ここからファイアアローで狙える距離だ。
なるべく遠距離から数を減らしておきたいな。
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自分の斜め下前方に分厚い氷の板を作り出し、氷を挟んで10本の炎の矢を作り出す。
出来上がった炎の矢を目につくゴブリンに向けて撃ち放つ。
次のゴブリンへと視線を移しながら次々と炎の矢を放っていく。
命中したゴブリンが次々と吹き飛んでいく。
森の中を、けたたましい爆発音が鳴り響く。
ゴブリン共がギィギィと騒ぎ出した。
爆風で倒れた奴、立ちすくむ奴、逃げ惑う奴、俺に向かってくる奴。
突然の上空からの攻撃に右往左往している。
そのまま上空から炎の矢を撃ち放ち続ける。
ゴブリン共は為す術なく倒れていく。
攻撃開始から1分もしない内に、動くものがいなくなっていた。
動く物がなくなったことを確認して、地上に降り立つ。
分厚い氷で大型の盾を展開して前方を防御し、警戒しながら集落の中心へと歩を進めていく。
多くのゴブリンは絶命していた。
まだ息のある奴には、アイスバレットで止めを刺していく。
集落の中心は肉の焼け焦げる匂いが立ち込めている。
俺は集落をグルリと見回して、生き残りがいないことを確認する。
最後は掘っ立て小屋だ。小屋に扉は無いが、真っ暗だから中の様子は外から分からない。
小屋に近づいて、ファイアボールを発動して中の様子を見る。
「ギィ…ギィ」
隅っこにゴブリンが1匹いた。
すかさずウィンドカッターで処理する。
小屋の真ん中に、横たわった人間の少女らしき姿が目に入った。
横たわる少女に近づき火球で全身を照らす。
「…………惨いな」
まだ少女に見える。
身にまとっているのはボロボロの布切れだけだ。薄汚れてはいるが、肌の色は白い。
虚ろな瞳で空を見つめている。
酷く痩せ細り、体中傷だらけだ。
ここで長い間、酷い扱いを受けてきたのだろう。
立ち上がって、ゴブリンの魔石を異次元魔法で回収する。
小屋を出て行こうとしたところに声を掛けられる。
「た……けて」
「……」
少女が俺の目を見つめて助けを訴えてくる。
俺は少女の状態を改めて確認する。
手足は折れ曲がり、ひどく衰弱している。
俺の回復魔法でも、欠損した部位までは治せない。
この状態で街まで連れて帰ったとしても、まともな生活は送れないだろう。
「たす……け、て」
か細い声が胸に刺さる。
だが、今の俺には彼女を救い、その後の人生まで背負う覚悟も力もない。
俺はこの異世界の人間じゃない。
元々いなかった人間だし、この少女と会うことも無かったはずだ。
だが、このまま放置して野垂れ死にさせるのは、あまりにも不憫だ。
「……すまない」
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せめて苦しまないように。
一瞬で意識を刈り取る。
ドンッという衝撃とともに、少女の体から力が抜けた。
その顔は、眠っているかのように安らかだった。
俺は黙ったまま踵を返して小屋を出て行った。
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「まぁな。査定してくれ」
「おう。ちょっと待ってろ」
椅子に座ってギルドの庭をぼんやり眺めながら時間を潰す。
「待たせたな、リューイチ。終わったぞ。
全部で金貨4枚、銀貨9枚、銅貨1枚だ」
「まぁまぁの金額だな。
内訳はどうなっているんだ?」
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角ウサギは4匹で銀貨2枚と銅貨8枚だ。
魔石はゴブリンクラスが31個で銀貨31枚、少し大きめの魔石が3個で銀貨6枚ってとこだな」
「なるほどな、分かった。
それで買い取ってくれ」
「おう。これが買取札だ。持ってけ」
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宿に帰ると、ニーアが夕食を作って待っていた。
魔物の返り血を浴びた服を脱いでニーアに洗濯を頼んでおく。
飯を食い終わったら湯浴みと歯磨きだ。
彼女に体と頭を拭いて貰う。
就寝前の親愛の口づけを終えたら、彼女に腕枕をして仰向けになる。
俺の胸にニーアが右手を乗せて、ぴたりと体を寄せる。
「ご主人様、何かあったんですか?」
「……どうしてだ?」
「だって……元気がない様子だから」
「……ゴブリンの集落で攫われた少女を見かけてな」
「それは……その少女はどうしたんですか?」
「もう助かる見込みがなかった。だから……楽にしてやった」
「そう、ですか……」
「俺の事を軽蔑するか?」
「いえ……ご主人様のお辛い決断だったと思います」
「……そうか」
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