この家族は壊れている

花野 飛雨

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幼少期の話3

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寝ていた場所が、階段の1段目にすっぽりとはまって寝ていて、朝早く起きた兄妹達は、急いで階段を降りてくる。私が階段の真下に寝てるから当然踏まれることで兄妹達が
「お母さん階段で寝てるよ~ 邪魔で仕方がない」
と兄妹達が言ったせいで、めちゃくちゃ焦ったがその時は殴られたり追い出されたりはしなかった。その日から階段の真下に寝ることにしたが、冬はそうもいかなかった。

冬のある日
その日は珍しくお風呂にいれてくれた。すごく嬉しかったけど、着させる洋服がなかったのか真冬に半袖を着せらた。まぁまだ洋服があっただけでまだマシだしって甘く見ていた。いつもの階段下で寝ようと思ったけど、すごい寒かった。みんなは暖房が炊いてる部屋とかで寝ていたけど、私はそこにいたら行けないらしい。だとしてもこんな冷たい廊下では寝れなかったので、トイレの便座に座って寝てた。すごく暖かかった。普通はベッドとかで寝た方暖かいんだけどね。トイレの便座に座って寝て朝を迎えたら、トイレの鍵を私は閉めてたみたいで、お母さんが
「開けなさい!なにしてるの」
言われて直ぐに起きて鍵を開けた。その時はめちゃくちゃ怒られた。次の日には鍵がかかっていて、私の身長では届かないところに鍵がかかってしまってトイレで寝れなくなってしまった。次の寝床をつくった。お父さんの部屋の前の隅っこに、洗濯して乾燥機にかけてあった自分の服を床に引いて寝ることにした。あいにくお父さんはあまり帰ってこなくて、寝てるところを邪魔したりする人ではなかったので安心して寝ることが出来た。睡眠はどうにか自分で解決できたが、他にも沢山問題があった。
1番重要なのが食事だ。
ご飯はさすがに自分では解決できない。全く食べない日が続いて、その姿を見た妹が心配してほかの家に咲いてる
「さくらんぼを食べに行こう」
と妹が言ってくれてそこで半年ぶりに家を出た。外は眩しいくらいに明るくて青い空が綺麗だった。歩いてる時に気づいた。妹はよく外で遊びに行くから歩くのが早いと私は家から出たことがないからちょこちょこしか歩けなくて、頑張って妹に追いつこうとしたけど、無理でその様子を見て、気づいたのか妹が私のペースに合わせて歩いてくれて、何とかさくらんぼがあるところに着いた。妹がさくらんぼをとってくれて食べようとしたその瞬間…
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