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第2章 新たなナニゲ村
第19話 職人の技能
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村の中央で、ギルドから派遣された三人の男達とアルテ達は顔を見合わせていた。
「名はジョージ=ヒューゲル。冒険者だが、左官職の技能を持っている」
寡黙そうな男は、腕を組み無表情でそう答える。羊皮紙を確認する真似をしながら、索敵で得た情報を皆んなに念話で伝える。
ジョージ=ヒューゲル 人間 (男)
age 38 出身地 コッシーハ大陸 港町カンザ
第一職業 町人 LV18
技能
【路地裏の番犬】
第ニ職業 左官職人 LV30
技術
【石心】【瞬間空間認識】 【自動水平感知】
技能
【自動時短攪拌】 【削岩する手】 【無機物加速変化】 【液体形状記憶】
判明した技能の詳細やLVは分からないが、左官職人で間違いないようだ。
「次はアタシですね。アタシの名はサエル=ホフマン。ジョージと同じ冒険者で大工職人でさ。何で大工なのに冒険者になったんだって?そりゃあ…」
御者を務めていた男はペラペラと自己紹介を始める。聴いている振りのまま、サエルの情報を同様に伝える。
サエル=ホフマン 人間 (男)
age 36 出身地 コッシーハ大陸 ナゲイラ王都
第一職業 町人 LV16
技能
【無類の女好き】
第ニ職業 大工職人 LV25
技術
【木質適材適所】 【瞬間空間認識】【自動水平感知】
技能
【物体重力操作】 【ハウスホログラフィー】 【空間間尺】
無類の女好きって…確かに軽薄そうな男だが、この喋りだと成功率は低いだろうな。女性陣の引いている感情が伝わって来た気がした。
この二人はギルドの資料通りの名前・年齢・出身地・第ニ職業である。技能はギルドは掲載しない決まりなので、索敵で確認しなければ本来分からない。しかしそれ以外は資料通りなので、とりあえずはそのまま働いてもらおう。
問題なのは最後の男…
赤い鼻を軽く描いた後、あばたの薄気味悪い笑顔を見せながら一人前に出る。
「最後は俺の紹介だなぁ~。俺はゴッズ=タイラント。流離いの冒険者どぇす」
一同、キョトンと固まってしまった。いち早くサエルが反応して慌てる。
「ちょっ、旦那‼︎何言ってんでさぁ⁉︎」
ゴッズ=タイラント。それはギルドからの資料に載ってない名前。そして索敵により判明した本当の名前だ。
「これはどういう事ですか?」
冷静な態度で問い質したのはリリムだった。もちろん、人間の朱美の姿なので彼等には魔族の女だとは分からない。
「ふふっ、お嬢ちゃん達に嘘付いても、もうバレてるだろぅ?坊ちゃん辺りが技能持ちで調べてさぁ?」
どうやらアレックスが索敵を使っている事に気付かれていたようだ。ゴッズは戯けた態度でヘラヘラと笑っている。身元が気付かれた事に何の支障もないようだ。
「ち、違うんでさ!これには事情があって、来る予定だったハザンの奴が急に参加できなくなっちまったんで、ゴッズさんに急遽参加してもらったんでさ。ギルドにはちゃんと違約金を払うんで、仕事はさせて頂けないかな~?久しぶりの長期仕事なんだよ~」
ゴッズの態度とは裏腹に、サエルは何度も頭を下げる。このままでは土下座までしそうだな。
「もういいよ、サエルさん。それで、ゴッズさんは何が出来るの?」
地に膝をつけようとしていたサエルを止めて、アルテはゴッズの前に立った。
目を見て離さないアルテに、ゴッズは一際目を見開いて笑顔を見せた。
「俺~?俺はコイツらみたいにギルドランクE難度の非戦闘クエスト専門じゃ~ないから、復興に関する便利な技能は持ってねぇよ?まぁ、俺に出来る事があるとしたら、護衛か狩りをすることくらいかなぁ」
ゴッズは身振り手振りで戦えるアピールをした後、気安くアルテの肩に手を置こうとする。その手を軽く払い除けてアルテは背を向けた。
「それは間に合ってるわ。それなら二人の手伝いをしてください」
「ありゃ、必要されなかったかぁ」
ゴッズはワザとらしく戯ける。ジョージとサエルが代わりにすまないと謝る始末。
「・・・・」
アルテは彼等を建設予定地へと誘導しながら、ついさっき何か違和感を感じた事を考えていた。
(さっきのあの目…何だったのだろう?…何か見えたような…)
『アルテさん、このゴッズという男のステータスにかかった変なノイズがやはり消えません』
少し不安そうにアレックスが念話で報告してきた。現状で分かるステータスがこれだから不安になるのも仕方ない。
ゴッズ=タイラント 人間 (男)
age 39 出身地 ドクトクシー大陸 ソワール国 ダグマ村
第一職業 ???
第ニ職業 ???
アルテも試してみたが技能だけでなくステータスも妙なノイズで確認する事ができない。シェアしているのに自分のステータスを表示できないのだ。
『コイツは要注意だな。とりあえず、様子を見て対処しよう。先ずはこの二人がどれだけ仕事が出来るか見てみたい』
アルテは、村の入り口から中央へと伸びる位置に、八メートル幅の通路があると想定してその両脇に宿屋と店舗作りの家を作りたいと考えていた。
宿屋予定地の前に来ると、ジョージとサエルにおおよその広さと間取りを伝える。
「なるほど。小部屋6の中部屋2、管理室と受付広場。調理場やお手洗いまでとなると、かなりの広さになりやすね~。とりあえず見てみやす?」
「見る?」
「そ。ほんじゃ、【ハウスホログラフィー】発動っと」
サエルが地面に向かい両手を突き出すと、緑の蛍光色のレーザー光線が地面から四方八方へと伸びていく。
線の一つ一つが柱や梁や壁や床の姿を現していき、やがて大きな宿屋のホログラムが完成した。
「今の要望通りだとこのくらいの広さになりやすが?」
確かに平屋造りだとかなりの広さになる。村でメインストリートになる場所の宿屋で、この大きさだと、後から建てる建物の大きさを制限しないと村が発展するにつれて邪魔になるかもしれない。
部屋を減らすべきかと考えていると、メグが提案してきた。
「客室は私達が借りている貸家みたいに二階の方が、お客様は安心して休めるのでは?」
「二階建てでやんすね?それなら、こうなります!」
再び地面に魔力を飛ばしホログラムを変化させていく。王都にある貸家とほぼ同等の間取りになった。
「これなら良いですね」
「それならこれで固定しちゃいますね。作成途中でも変更はできますんで、その際には遠慮なく言ってくだせぇ」
ホログラムは光を放った状態で消えることなくその場に残った。この技能は立体視できる製図みたいなものだな。
「じゃあ、次は俺の番だな。ここにある材料は全て使って良いんだろう?」
「ええ、構わないです。材料はこちらで手配するから、足りない分は前もって教えてくださいね」
ジョージをアルテが作った倉庫へと案内する。前もって扉の転移鍵は先に解除済みにしてある。
彼は倉庫内に保管していたセメント袋を大量に取り出すと、いきなり袋を全て開封して零し一つの山にした。
「始めるか」
山にしたセメント粉に大樽に溜められた水を木のバケツで汲み上げて何度もかける。
すると、水は飛び散る事無くセメント粉の山を包み込んだ。
どうやら技能の【液体形状記憶】を利用しているらしい。
左手で水を操作してボウルのようにセメント粉を受け止めると、右手をその粉の上に翳す。すると、突然セメント粉は水と混ざり合い出した。
「砂と砂利を入れてくれ」
「はいよ~」
待ってましたと言わんばかりに、ゴッズがスコップで大量の砂利と砂をボウルの中へと放り込む。
もの凄い速さで全てが混ざり合い、セメントへと変わっていく。通常で練り合わせて作るセメントとは比較できない速さだ。
出来上がった大量のセメントの液体は、ジョージの左手で誘導されながら、ホログラムの基礎部分へと形を変化し、その形に全て嵌ると崩れる事無く一瞬で固まる。
(おいおい、型枠や養生期間とか全て無視かよ⁈技能能力の便利さ、半端ないな。地球界の職人、これ見たら泣くだろうな)
「えっと~、アルテさん?とりあえず決まってる建物のホログラム決めて行きやしょう?そうすれば、ジョージの奴が基礎をどんどん終わらして来るんで」
サエルにそう言われ我に返る。初めて見る技能に気を取られ過ぎだな。気を引き締めないとと、軽く咳払いをした。
「分かりました。じゃあ、本格的に復興作業を始めましょう」
思った以上に、アルテには村の復興が楽しく感じ始めていた。
「名はジョージ=ヒューゲル。冒険者だが、左官職の技能を持っている」
寡黙そうな男は、腕を組み無表情でそう答える。羊皮紙を確認する真似をしながら、索敵で得た情報を皆んなに念話で伝える。
ジョージ=ヒューゲル 人間 (男)
age 38 出身地 コッシーハ大陸 港町カンザ
第一職業 町人 LV18
技能
【路地裏の番犬】
第ニ職業 左官職人 LV30
技術
【石心】【瞬間空間認識】 【自動水平感知】
技能
【自動時短攪拌】 【削岩する手】 【無機物加速変化】 【液体形状記憶】
判明した技能の詳細やLVは分からないが、左官職人で間違いないようだ。
「次はアタシですね。アタシの名はサエル=ホフマン。ジョージと同じ冒険者で大工職人でさ。何で大工なのに冒険者になったんだって?そりゃあ…」
御者を務めていた男はペラペラと自己紹介を始める。聴いている振りのまま、サエルの情報を同様に伝える。
サエル=ホフマン 人間 (男)
age 36 出身地 コッシーハ大陸 ナゲイラ王都
第一職業 町人 LV16
技能
【無類の女好き】
第ニ職業 大工職人 LV25
技術
【木質適材適所】 【瞬間空間認識】【自動水平感知】
技能
【物体重力操作】 【ハウスホログラフィー】 【空間間尺】
無類の女好きって…確かに軽薄そうな男だが、この喋りだと成功率は低いだろうな。女性陣の引いている感情が伝わって来た気がした。
この二人はギルドの資料通りの名前・年齢・出身地・第ニ職業である。技能はギルドは掲載しない決まりなので、索敵で確認しなければ本来分からない。しかしそれ以外は資料通りなので、とりあえずはそのまま働いてもらおう。
問題なのは最後の男…
赤い鼻を軽く描いた後、あばたの薄気味悪い笑顔を見せながら一人前に出る。
「最後は俺の紹介だなぁ~。俺はゴッズ=タイラント。流離いの冒険者どぇす」
一同、キョトンと固まってしまった。いち早くサエルが反応して慌てる。
「ちょっ、旦那‼︎何言ってんでさぁ⁉︎」
ゴッズ=タイラント。それはギルドからの資料に載ってない名前。そして索敵により判明した本当の名前だ。
「これはどういう事ですか?」
冷静な態度で問い質したのはリリムだった。もちろん、人間の朱美の姿なので彼等には魔族の女だとは分からない。
「ふふっ、お嬢ちゃん達に嘘付いても、もうバレてるだろぅ?坊ちゃん辺りが技能持ちで調べてさぁ?」
どうやらアレックスが索敵を使っている事に気付かれていたようだ。ゴッズは戯けた態度でヘラヘラと笑っている。身元が気付かれた事に何の支障もないようだ。
「ち、違うんでさ!これには事情があって、来る予定だったハザンの奴が急に参加できなくなっちまったんで、ゴッズさんに急遽参加してもらったんでさ。ギルドにはちゃんと違約金を払うんで、仕事はさせて頂けないかな~?久しぶりの長期仕事なんだよ~」
ゴッズの態度とは裏腹に、サエルは何度も頭を下げる。このままでは土下座までしそうだな。
「もういいよ、サエルさん。それで、ゴッズさんは何が出来るの?」
地に膝をつけようとしていたサエルを止めて、アルテはゴッズの前に立った。
目を見て離さないアルテに、ゴッズは一際目を見開いて笑顔を見せた。
「俺~?俺はコイツらみたいにギルドランクE難度の非戦闘クエスト専門じゃ~ないから、復興に関する便利な技能は持ってねぇよ?まぁ、俺に出来る事があるとしたら、護衛か狩りをすることくらいかなぁ」
ゴッズは身振り手振りで戦えるアピールをした後、気安くアルテの肩に手を置こうとする。その手を軽く払い除けてアルテは背を向けた。
「それは間に合ってるわ。それなら二人の手伝いをしてください」
「ありゃ、必要されなかったかぁ」
ゴッズはワザとらしく戯ける。ジョージとサエルが代わりにすまないと謝る始末。
「・・・・」
アルテは彼等を建設予定地へと誘導しながら、ついさっき何か違和感を感じた事を考えていた。
(さっきのあの目…何だったのだろう?…何か見えたような…)
『アルテさん、このゴッズという男のステータスにかかった変なノイズがやはり消えません』
少し不安そうにアレックスが念話で報告してきた。現状で分かるステータスがこれだから不安になるのも仕方ない。
ゴッズ=タイラント 人間 (男)
age 39 出身地 ドクトクシー大陸 ソワール国 ダグマ村
第一職業 ???
第ニ職業 ???
アルテも試してみたが技能だけでなくステータスも妙なノイズで確認する事ができない。シェアしているのに自分のステータスを表示できないのだ。
『コイツは要注意だな。とりあえず、様子を見て対処しよう。先ずはこの二人がどれだけ仕事が出来るか見てみたい』
アルテは、村の入り口から中央へと伸びる位置に、八メートル幅の通路があると想定してその両脇に宿屋と店舗作りの家を作りたいと考えていた。
宿屋予定地の前に来ると、ジョージとサエルにおおよその広さと間取りを伝える。
「なるほど。小部屋6の中部屋2、管理室と受付広場。調理場やお手洗いまでとなると、かなりの広さになりやすね~。とりあえず見てみやす?」
「見る?」
「そ。ほんじゃ、【ハウスホログラフィー】発動っと」
サエルが地面に向かい両手を突き出すと、緑の蛍光色のレーザー光線が地面から四方八方へと伸びていく。
線の一つ一つが柱や梁や壁や床の姿を現していき、やがて大きな宿屋のホログラムが完成した。
「今の要望通りだとこのくらいの広さになりやすが?」
確かに平屋造りだとかなりの広さになる。村でメインストリートになる場所の宿屋で、この大きさだと、後から建てる建物の大きさを制限しないと村が発展するにつれて邪魔になるかもしれない。
部屋を減らすべきかと考えていると、メグが提案してきた。
「客室は私達が借りている貸家みたいに二階の方が、お客様は安心して休めるのでは?」
「二階建てでやんすね?それなら、こうなります!」
再び地面に魔力を飛ばしホログラムを変化させていく。王都にある貸家とほぼ同等の間取りになった。
「これなら良いですね」
「それならこれで固定しちゃいますね。作成途中でも変更はできますんで、その際には遠慮なく言ってくだせぇ」
ホログラムは光を放った状態で消えることなくその場に残った。この技能は立体視できる製図みたいなものだな。
「じゃあ、次は俺の番だな。ここにある材料は全て使って良いんだろう?」
「ええ、構わないです。材料はこちらで手配するから、足りない分は前もって教えてくださいね」
ジョージをアルテが作った倉庫へと案内する。前もって扉の転移鍵は先に解除済みにしてある。
彼は倉庫内に保管していたセメント袋を大量に取り出すと、いきなり袋を全て開封して零し一つの山にした。
「始めるか」
山にしたセメント粉に大樽に溜められた水を木のバケツで汲み上げて何度もかける。
すると、水は飛び散る事無くセメント粉の山を包み込んだ。
どうやら技能の【液体形状記憶】を利用しているらしい。
左手で水を操作してボウルのようにセメント粉を受け止めると、右手をその粉の上に翳す。すると、突然セメント粉は水と混ざり合い出した。
「砂と砂利を入れてくれ」
「はいよ~」
待ってましたと言わんばかりに、ゴッズがスコップで大量の砂利と砂をボウルの中へと放り込む。
もの凄い速さで全てが混ざり合い、セメントへと変わっていく。通常で練り合わせて作るセメントとは比較できない速さだ。
出来上がった大量のセメントの液体は、ジョージの左手で誘導されながら、ホログラムの基礎部分へと形を変化し、その形に全て嵌ると崩れる事無く一瞬で固まる。
(おいおい、型枠や養生期間とか全て無視かよ⁈技能能力の便利さ、半端ないな。地球界の職人、これ見たら泣くだろうな)
「えっと~、アルテさん?とりあえず決まってる建物のホログラム決めて行きやしょう?そうすれば、ジョージの奴が基礎をどんどん終わらして来るんで」
サエルにそう言われ我に返る。初めて見る技能に気を取られ過ぎだな。気を引き締めないとと、軽く咳払いをした。
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