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第14章 面会は穏便にお願いしますよ⁉︎
204話 コロシアム
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コロシアムはパガヤ国内に3カ所らしく、どれも大きな街にのみあるのだが、アラヤ達の最寄りにある街のコロシアムは、国内で唯一の地下コロシアムらしい。
「なんだかバレそうで怖いですね」
クララ以外は皆、変装で人獣に化けているのだが、感覚が鋭い亜人達にはとっくにバレていそうで怖いのだ。
別にバレたらどうなるとか、何も知らないんだけど。人間を見かけないから不安になるよね。
この街の名はプラゼンタ。国内では2番目に栄えている街らしい。
街中には当然様々な科目の亜人が居る。獣人系、人獣系、その中に稀に、どちらかに又は獣に変身できる者(クレア・クララ等)。そして更に稀に混血変異種を見かけた。
「アラヤ様、我々は大罪教の支部に行ってまいります」
人猫姿のハウンは大罪教団の施設に向かう。情報収集と通貨の為替を行う為だが、今回は期待しないで下さいと言われた。
この国には、フレイ・フレイアとは違った神の信仰が根強いらしく、両教団は肩身が狭いらしいのだ。
それでも下見は必要かなと、言語理解持ちを入れた班を作り、繁華街と市場を見て回る事にした。
アラヤ(竜人)・オードリー(人狼)・アスピダ(竜人)・レミーラ(人兎)は繁華街の武器屋と防具屋の下見で、クララ(狼人)・アヤコ(人犬)・アフティ(人梟)・タオ(人犬)は日用品・雑貨の下見だ。
サナエ(人狐)・カオリ(人兎)・コルプス(人犬)・ファブリカンテ(人狼)が市場の方で食材の下見だ。因みに、皆が好きな亜人に変装したわけだが、アラヤとアスピダは単に竜鱗を全身に出しただけだ。
エルフ達とチャコとハルは、敵視される事を考えて浮遊邸で留守番である。
「見て下さい!アレは質屋ではありませんか?」
日用品・雑貨班のクララ達は、繁華街で質屋と書かれた看板の店を見つけた。
「なるほど。通貨を手に入れるチャンスですね。物価の差も分かり易いかもしれない」
店内に入ると、部屋の壁一面に鉄格子があり、その奥に質に出された品々が値札付きで飾られている。一通り見た感じだと、衣類が最も価値が低く、貴金属、道具、武具と価値が上がって行く。最高価格は飛竜の牙や革等の希少素材らしい。
「いらっしゃい、買い?それとも預けかね?」
店長は人熊のおじさんで、格子のカウンター越しに話しかけてきた。
「預けではなく、売りはできますか?」
「…転売か。半値でなら引き取るが、それで構わないか?」
預けではないが、対応はしてくれるらしい。さて、問題は何を売るかだけれど。レミーラが居たら販売用の武具を用意してもらうのだけど。
ここは魔鉱石で反応を見ようと、試しに出して見た。
「ああ、不思議石か。一つ200ガムだな」
展示してある衣服と差がない。この国では魔法の価値は高く無いのだろうか?それとも使い道が分からないのかな?
とにかく、魔鉱石では大した収入にならないらしい。
ならばと、アラヤの竜鱗を出してみた。
「ほっ⁉︎竜鱗じゃねぇか!それなら15万…いや、20万出そう。まだ数はあるか?」
どうやら素材としての価値があるらしい。試しにアヤコやクララの竜鱗も出してみたけど、価値的にはアラヤが1番高かった。見た目は大きさと色合いが微妙に違うくらいにしか見えないのだけど。
『アラヤ君、とりあえず資金は70万ガム用意できました』
アヤコからの念話が届き、アラヤは流石だなと感心した。通貨の価値も、アラヤ達が訪れた武器屋の商品を見て分かった。故に70万の高額さが分かったばかりだったのだ。
「業物の長剣が50万ガムだからね。いきなり用意できる金額じゃない筈だよ」
「私の武器も、同じくらいの価値で売れるかなぁ?」
レミーラは、展示されている武器を自分ならどう作ってるかと考えていた。彼女は今、職人の目をしてる。勉強になる事もあるだろう。邪魔したら悪いとアラヤ達は外に出て待つ事にした。
「何だか、ジロジロ見られているなぁ」
通行人達が、やたらとアラヤとアスピダを見ている。竜鱗とはいえ、見た目は蜥蜴人に見えると思うんだけど。
「あ、あの…」
すると、1人の女性人犬が話しかけて来た。
「はい、何ですか?」
「こ、コロシアムには出場されるのですか?」
「え?あー、一応、その予定ですけど…」
「わぁ!やっぱり!是非見に行きます!頑張って下さい!」
何故だか勝手に握手され応援されてしまった。周りにいた聞き耳を立てていた人達も、そりゃあ楽しみだと賑やかになる。
「滅多に山から降りて来ない竜人が、コロシアムに出るのは50年振りくらいだからな!」
「私、噂でしかその強さを聞いた事無いわ」
どうやら、ちゃんと竜人に見られていたらしい。というか、かなり注目されてしまったな。人集りができそうになったので、店内のレミーラを迎えに戻り、一度皆んなに集合を掛けた。
「にいや、それはマズイわね」
集合した場所は繁華街から離れた広場で、説明するなりカオリに溜め息を吐かれた。
「コロシアムのルールを調べたのだけど、そもそも、参加者を毎日受け付けているエンドレス対戦で、新人参加者数制限は50名。受付締め切りは朝10時まで。制限時間が来るまで生きていたら、次の日も強制参加。制限時間は開始が正午で、終了は午後3時。前日に負った大怪我や体調が悪くても棄権は無しよ。しかも日が経つにつれて、技能情報が勝手に開示される」
「え?勝手にって、レベルの高い鑑定士が居るって事?でも、魔王の俺はジャミングしか見られないんだよね?」
「おそらく見られてしまうわ。これは鑑定士ではなく、神が決めたルールみたい。だから、神の力ってやつね。ただ、開示は技能だけで種族やステータスは開示されない。初日は一切開示無しだけど、2日目は3個ランダムで。ただこれは、その人が持っている技能数の割合で決まるみたい。3日目は6個。多分、持ち数の半分かしら。4日目は全部らしいわ」
「うわぁ、滅茶苦茶不利になるんだね!」
ジャミングが通用しないとは…。その神様は参加者に試練を与えたいらしい。
「そういう事よ。だから、生き残りは狙われやすい。耐性や持ち技がバレているのだからね。そんな中で、最初から注目されてるとなると、貴方を狙う相手は多い筈よ」
「オードリーとアスピダはそうだろうけど、アラヤ君とクララは大丈夫だと思いますよ?」
カオリの予想を、アヤコはアラヤ達には当てはまらないと思うらしい。
「何で?」
「だって、技能が多過ぎて周りは引くでしょうから」
「「「ああ…」」」
多いですよねと、ハウン達が少し遠い目をしている。そういえば、配下である彼女達には全部の技能を教えていなかったな。全部知ったら、更に引かれてしまうかもしれない。
「ま、まぁ、それでもやるしか無いでしょ?それに今まで、意外と4日生存者は出てるんじゃない?」
「馬鹿ね。4日目に残る平均人数は2~5人。3日目が10~15人。2日目が20~30人。それに対して新人参加者が毎回50人。つまりは、4日目生存者は、100人近い人数から生き残らないといけないのよ?」
亜人相手に100人組手かよ⁉︎無理じゃないか?
「そ、それで、達成者は今まで居るんだよね?」
「それは、居るか居ないかだと、確かに居るけど…。200年の間に5人程ね」
聞かなきゃ良かったかな。これは流石にアスピダとオードリーは無理な気がする。
アラヤ達は面会目的だけど、亜人達からすれば大精霊から加護が貰える訳だから、そりゃあ必死に頑張るよね。
もう、ゲーブ様がすんなり面会してくれたら、簡単に済む話なんだけどなぁ~。
「なんだかバレそうで怖いですね」
クララ以外は皆、変装で人獣に化けているのだが、感覚が鋭い亜人達にはとっくにバレていそうで怖いのだ。
別にバレたらどうなるとか、何も知らないんだけど。人間を見かけないから不安になるよね。
この街の名はプラゼンタ。国内では2番目に栄えている街らしい。
街中には当然様々な科目の亜人が居る。獣人系、人獣系、その中に稀に、どちらかに又は獣に変身できる者(クレア・クララ等)。そして更に稀に混血変異種を見かけた。
「アラヤ様、我々は大罪教の支部に行ってまいります」
人猫姿のハウンは大罪教団の施設に向かう。情報収集と通貨の為替を行う為だが、今回は期待しないで下さいと言われた。
この国には、フレイ・フレイアとは違った神の信仰が根強いらしく、両教団は肩身が狭いらしいのだ。
それでも下見は必要かなと、言語理解持ちを入れた班を作り、繁華街と市場を見て回る事にした。
アラヤ(竜人)・オードリー(人狼)・アスピダ(竜人)・レミーラ(人兎)は繁華街の武器屋と防具屋の下見で、クララ(狼人)・アヤコ(人犬)・アフティ(人梟)・タオ(人犬)は日用品・雑貨の下見だ。
サナエ(人狐)・カオリ(人兎)・コルプス(人犬)・ファブリカンテ(人狼)が市場の方で食材の下見だ。因みに、皆が好きな亜人に変装したわけだが、アラヤとアスピダは単に竜鱗を全身に出しただけだ。
エルフ達とチャコとハルは、敵視される事を考えて浮遊邸で留守番である。
「見て下さい!アレは質屋ではありませんか?」
日用品・雑貨班のクララ達は、繁華街で質屋と書かれた看板の店を見つけた。
「なるほど。通貨を手に入れるチャンスですね。物価の差も分かり易いかもしれない」
店内に入ると、部屋の壁一面に鉄格子があり、その奥に質に出された品々が値札付きで飾られている。一通り見た感じだと、衣類が最も価値が低く、貴金属、道具、武具と価値が上がって行く。最高価格は飛竜の牙や革等の希少素材らしい。
「いらっしゃい、買い?それとも預けかね?」
店長は人熊のおじさんで、格子のカウンター越しに話しかけてきた。
「預けではなく、売りはできますか?」
「…転売か。半値でなら引き取るが、それで構わないか?」
預けではないが、対応はしてくれるらしい。さて、問題は何を売るかだけれど。レミーラが居たら販売用の武具を用意してもらうのだけど。
ここは魔鉱石で反応を見ようと、試しに出して見た。
「ああ、不思議石か。一つ200ガムだな」
展示してある衣服と差がない。この国では魔法の価値は高く無いのだろうか?それとも使い道が分からないのかな?
とにかく、魔鉱石では大した収入にならないらしい。
ならばと、アラヤの竜鱗を出してみた。
「ほっ⁉︎竜鱗じゃねぇか!それなら15万…いや、20万出そう。まだ数はあるか?」
どうやら素材としての価値があるらしい。試しにアヤコやクララの竜鱗も出してみたけど、価値的にはアラヤが1番高かった。見た目は大きさと色合いが微妙に違うくらいにしか見えないのだけど。
『アラヤ君、とりあえず資金は70万ガム用意できました』
アヤコからの念話が届き、アラヤは流石だなと感心した。通貨の価値も、アラヤ達が訪れた武器屋の商品を見て分かった。故に70万の高額さが分かったばかりだったのだ。
「業物の長剣が50万ガムだからね。いきなり用意できる金額じゃない筈だよ」
「私の武器も、同じくらいの価値で売れるかなぁ?」
レミーラは、展示されている武器を自分ならどう作ってるかと考えていた。彼女は今、職人の目をしてる。勉強になる事もあるだろう。邪魔したら悪いとアラヤ達は外に出て待つ事にした。
「何だか、ジロジロ見られているなぁ」
通行人達が、やたらとアラヤとアスピダを見ている。竜鱗とはいえ、見た目は蜥蜴人に見えると思うんだけど。
「あ、あの…」
すると、1人の女性人犬が話しかけて来た。
「はい、何ですか?」
「こ、コロシアムには出場されるのですか?」
「え?あー、一応、その予定ですけど…」
「わぁ!やっぱり!是非見に行きます!頑張って下さい!」
何故だか勝手に握手され応援されてしまった。周りにいた聞き耳を立てていた人達も、そりゃあ楽しみだと賑やかになる。
「滅多に山から降りて来ない竜人が、コロシアムに出るのは50年振りくらいだからな!」
「私、噂でしかその強さを聞いた事無いわ」
どうやら、ちゃんと竜人に見られていたらしい。というか、かなり注目されてしまったな。人集りができそうになったので、店内のレミーラを迎えに戻り、一度皆んなに集合を掛けた。
「にいや、それはマズイわね」
集合した場所は繁華街から離れた広場で、説明するなりカオリに溜め息を吐かれた。
「コロシアムのルールを調べたのだけど、そもそも、参加者を毎日受け付けているエンドレス対戦で、新人参加者数制限は50名。受付締め切りは朝10時まで。制限時間が来るまで生きていたら、次の日も強制参加。制限時間は開始が正午で、終了は午後3時。前日に負った大怪我や体調が悪くても棄権は無しよ。しかも日が経つにつれて、技能情報が勝手に開示される」
「え?勝手にって、レベルの高い鑑定士が居るって事?でも、魔王の俺はジャミングしか見られないんだよね?」
「おそらく見られてしまうわ。これは鑑定士ではなく、神が決めたルールみたい。だから、神の力ってやつね。ただ、開示は技能だけで種族やステータスは開示されない。初日は一切開示無しだけど、2日目は3個ランダムで。ただこれは、その人が持っている技能数の割合で決まるみたい。3日目は6個。多分、持ち数の半分かしら。4日目は全部らしいわ」
「うわぁ、滅茶苦茶不利になるんだね!」
ジャミングが通用しないとは…。その神様は参加者に試練を与えたいらしい。
「そういう事よ。だから、生き残りは狙われやすい。耐性や持ち技がバレているのだからね。そんな中で、最初から注目されてるとなると、貴方を狙う相手は多い筈よ」
「オードリーとアスピダはそうだろうけど、アラヤ君とクララは大丈夫だと思いますよ?」
カオリの予想を、アヤコはアラヤ達には当てはまらないと思うらしい。
「何で?」
「だって、技能が多過ぎて周りは引くでしょうから」
「「「ああ…」」」
多いですよねと、ハウン達が少し遠い目をしている。そういえば、配下である彼女達には全部の技能を教えていなかったな。全部知ったら、更に引かれてしまうかもしれない。
「ま、まぁ、それでもやるしか無いでしょ?それに今まで、意外と4日生存者は出てるんじゃない?」
「馬鹿ね。4日目に残る平均人数は2~5人。3日目が10~15人。2日目が20~30人。それに対して新人参加者が毎回50人。つまりは、4日目生存者は、100人近い人数から生き残らないといけないのよ?」
亜人相手に100人組手かよ⁉︎無理じゃないか?
「そ、それで、達成者は今まで居るんだよね?」
「それは、居るか居ないかだと、確かに居るけど…。200年の間に5人程ね」
聞かなきゃ良かったかな。これは流石にアスピダとオードリーは無理な気がする。
アラヤ達は面会目的だけど、亜人達からすれば大精霊から加護が貰える訳だから、そりゃあ必死に頑張るよね。
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