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3章 鉱石と鍛冶屋
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しおりを挟む先週、飯屋の徳井の誘いを受け、町の近くで行われると言う、鉱石の発掘調査の見学に行く事にした加治屋。
この世界は出来てまだ歴史が浅く、未開の地が数多く続々と開拓が進められてもいる、
その為、新しい鉱石などを発掘する事が意外と容易で、種類も数多く発見される。
そして発見される度、研究や実験等に利用され成分を解析し、人々の生活にどう生かせるかを考える。
その他にも用途は様々で多岐にわたる、そう言った意味では鍛冶屋とて例外ではない・・・。
・・・・・・・・・・・・
加治屋「・・・・・・・・・。」
加治屋はいつも通り黙々と作業を行っていた・・・が、ただ今回だけは少し様子が違っていた。
大きめのカバンに様々な登山に必要な道具を、隙間なく綺麗に敷き詰め、カバンのチャックを閉めた。
加治屋「・・・さぁ、久々の外だ・・・、体・・・鈍ってくれてるなよ?」
意気揚々と加治屋は店の扉を開け外へ出た。そして振り返り、閉じた扉にぶら下げているプレートを、
『open』から『close』の文字へひっくり返していると・・・。
徳井「おいおい・・・ようやく出て来たのかよ・・・?全く・・・準備に何時間かかってんだよ?女子かお前?」
加治屋「いや、お前はさっき来たばかりだろ。中から見てたが全然いなかっただろ?
走って来てたの丸見えなんだよ。」
徳井「しょうがねぇだろ・・・さっきまで寝てたんだからよ!」
店の前には徳井が加治屋が出てくるのを待っていた。結局の所、店の方も暇だった事もあったが、
徳井も少し鉱石の採掘に興味があった為、どうやら一緒に同行する事にした様だ。
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◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本文中&表紙のイラストはへるにゃー様よりご提供戴いたものです(掲載許可済)。
へるにゃー様のHP:http://syakewokuwaeta.bake-neko.net/
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