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6章 鍛冶屋の日常
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しおりを挟む徳井「じゃあよ・・・、今のを簡単に言えばだ、1つの空間に2つの風船があるとする。
そのどちらもお互い同じ大きさを保ち競い合ていた。その内1つが割れた場合、残った風船は更に膨らみ続ける。
そんな感じか・・・善意が膨れ上がるって?」
加治屋「・・・お前たまに変に頭が回るよな?本当に徳井か?」
徳井「なぁ、俺今馬鹿にされてる?」
加治屋「・・・それより、話し込んじまったな・・・。今日はそろそろ切り上げるか。
重力の方も疲れて来たみたいだしな?」
徳井「・・・そういや筋トレしてたんだっけ?俺途中からサボってた!」
加治屋「元の徳井に戻ったな。戻ったついでに頼みたい事があるんだが?」
徳井「・・・何だよ珍しいな?」
加治屋「晩飯作ってくれ。もう体がヘトヘトであまり動けないんだ。」
徳井「おい、日中永遠にフライパンを動かしていた人間に言う事かそれ?」
加治屋「お前から料理を取ったら何が残るよ?」
徳井「俺の存在意義料理のみかよ!!?」
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