魔物大好き《モンスターマニア》は気づけば華麗にモフモフ天下無双していました

王子様の白馬

文字の大きさ
17 / 50
第1章 チュートリアル編

第16話 セントラルダンジョン

しおりを挟む

「セントラルダンジョンを攻略すること?」
「ああ」

 ドリルは頷く。

 ギルドのランクとかあげるなら、クエストや依頼をたくさんこなす……とかじゃないのか?
 ダンジョンは何層まで潜ったとかで強さのレベルを測ることが出来るかもしれないが……でも。

 俺は理解が追い付かず、考え込みながら彼を見据えた。

「そう難しく考えることじゃない。ダンジョン攻略でランクを上げる。言葉通り、簡単なことだ」
「そう、ですか」
「ここ、中央都市セントラルバーンにある通称【セントラルダンジョン】は、全7階層にある」

 七階層か。
 意外と浅いもんなんだな。

 そんなことを思いつつ、ドリルの話に耳を傾ける。

「一般的なダンジョンに比べて階層が少ないと思ったか?」
「は、はい」
「そうなんだ。このセントラルダンジョンは普通のダンジョン――つまり自然発生したダンジョンとは全く別のものなんだ。そう、セントラルダンジョンは人工的なもので、人の手によって作られたんだ」
「ひ、人の手によって……」

 俺は思わず鳩が豆鉄砲を食ったような顔をした。
 人工的に作られたなんて……そのような技術がこの世界にはあるのかということを聞かされ狼狽える。

「セントラルダンジョンの階層にはそれぞれフロアボス――つまりはボスモンスターが存在している」
「……さっき言ってらっしゃった【狩猟モンスターカード】に属するモンスターの一種類ですよね」
「そうだ。このモンスターは各階層から次の階層に行くまでの道を守護している。ゆえに、このボスモンスターを倒さなければより深く潜ることはできない」

 つまり、各階層ごとにいるのであれば全部で7種類のボスが存在しているわけか。

 俺は納得しながら息を詰めてドリルの話に聞き入る。

「ボスモンスターを倒しても、また自動的に再ポップするのが人工的に作られたこのダンジョンの魅力の一つだ。時間が経てば、またボスモンスターは現れるんだからな」
「だからテイマーのランクに利用されている訳ですね」
「その通りだ」

 ドリルは腕を組み、肯定の意を示すように大きく首を縦に振った。

「さて、本題に移ろう。階層が7つに分かれているということを考えれば、おのずと分かってしまうだろう。1階層目を突破したときG級テイマーはF級へと昇格する。2階層を突破すればE級に上がり3階層を突破すればD級へ……単純すぎて笑えないか?」
「……そうですね」

 4階層を突破すればC級。
 5階層を突破すればB級。
 6階層を突破すればA級。
 そして7階層――最下層を突破すれば、晴れてS級テイマーに認定されるということか。

 そのフロアのボスモンスターを倒せばランクが上がる。
 明確で分かりやすいランクのシステムだ。

「お前にはまず、第1階層を攻略してもらう。……とは言っても、この階のモンスターの強さはフート草原とそう変わらない。1階層、そして2階層くらいはお前の実力と才能があれば楽に突破できるだろう。……さっきは見くびっていたから、ボスモンスターと遭遇すれば瞬殺されるなんて事を言ったが」
「ほんとですか? ……また、大きい口を叩いて俺に発破をかけようとしてるわけじゃ……」
「んなわけねぇだろ。これはほんとのほんとだ。……1階層を突破してもF級、2階層でもE級になるだけだぞ? G級、E級、F級は下級テイマーだし、その辺にごろごろいる」

 そう言ってドリルは視線を待合の椅子に向けた。
 多くのテイマーらしき人間が寄り集まっている。

 ……あの人たちは、みな下級テイマーなのだろうか。

「3階層を突破してD級になればようやく中級テイマーってもんだ。ちなみにDとCが中級で、BとAになれば上級だ。上級テイマーは今のところ、この国に20人ちょいしかいない。それだけB級になるための5階層からがヤベえってことだ」
「5階層の壁、か。……ええと、S級は……」
「ああ、S級は特級だ。先刻も言ったが、この国には5人しかいない」

 5人の特級テイマーか。
 選ばれた力を持つテイマーたちだよな。
 その中に獣士隊の三獣士リーダーだというラフェール・オリビエさんがいるのだろう。……ドラゴン使いの、な。

 いやあ……是非とも会ってみたい。ドラゴンをモフモフさせて欲しい。……いや、ドラゴンはモフモフではないから……スベスベとか?
 なんか俺、変態くさいな。

「そんなに特級――S級になれる人が少ないほど、セントラルダンジョンの最下層は攻略が難しいんですか?」
「ああ。……あの階層のボスモンスターはドラゴンだからな。それも、ただのドラゴンではなく数ある種族の中でも最強と謳われる黄龍――黄金のドラゴンだからな」
「黄金の……」

 金ピカに光っているのだろうか?
 ……それはだいぶ見てみたい。気になる話だ。
 だが、S級になるためにはそれ相応の努力と時間が必要になるだろうし、すぐに見に行けるわけじゃないからな。頭に留めておくだけでいいか。

 俺は、一つ疑問に思ったことを口にした。

「そういう情報って、ギルドの職員さんだからこそ詳しいんですか? ほかのフロアのボスモンスターについても詳しい情報とかあったり……」
「ギルドの職員だからダンジョンについて精通してるっていうのも間違いではないな。だが、このセントラルダンジョンに関しては公に情報も知られていることだ。……フロアのボスモンスターな。1階層は大したことない。――ゴブリンの長、ゴブリンロードだ」







 俺は【垂れ耳ラピット亭】に戻ってきていた。
 ギルドのおっさん、ドリルにダンジョンに関する説明を受けたあと、ちょうど昼食の時間帯だった。

 1時間の戦闘で思ったよりも精神が疲弊していたので、帰り際に屋台でいくつか美味そうなものを購入した。
 宿の部屋でミーコとともにひっそりと食べることにしたのだ。

 肉体的疲労は昨日と同様、ほとんど感じていない。
 インドアの申し子といっても過言ではない俺なのに、ほんとどうしてしまったのだろうか?

 帰ってきた俺はそのままパタリとベッドに伏した。
 片手にミーコのカードを持ち、すぐに生体化してやる。

「ああ、精神が疲れた。色々刺激が強すぎるんだよな」
「みゃ」
「それに、ギルドでは知らんやつに絡まれるし」

 テイマー認定のクエストで最高記録を出してしまったばかりに、帰る際には見知らぬ人間にたくさん話しかけられた。

 褒めてくれる奴もいれば、逆に鋭い目で睨んでくる奴もいた。

 ドリルは帰り際に「明日も来い」と言われた。
 どうやら最高記録塗り替えについてや、ダンジョン挑戦についての話だろう。

 ……そういえば、レアなモンスターのたまごカードについての話はどうなったんだ。
 明日にでもまた聞いてみることにしよう。

 俺は屋台で購入した飯をつまみながら、とりあえず身の回りの整理整頓でもしようと考える。
 とにかく無心でモンスターを狩りまくっていたため、カードやドロップアイテムに関してはほぼ確認していなかったのだ。

 俺はまず、ずだ袋に入れていたカードの束を取り出した。
 同時にバインダーも呼び出し、今日の成果を確認することにした。


 No.2 スパイクマウス ×2枚
 No.4 ラピット ×3枚
 No.5 マッドフォックス ×3枚
 No.6 スリープゴート ×4枚
 No.8 キャタピラン ×3枚
 No.9 オオサソリ ×1枚
 No.11 タランチャー ×4枚
 No.14 マタンゴ ×3枚
 No.15 ゴブリン ×1枚
 No.16 コボルト ×2枚
 No.23 コケッコー ×1枚
 No.27 フロッグバルーン ×2枚
 No.39 ブラックレトリバー ×2枚
 No.131 クレイジーナポリタン ×1枚


 これに加え、クエストの最中に登録したスパイクマウス1枚とマッドフォックス1枚もある。
 これで34枚なわけだ。

 まだ未登録であるNo.8キャタピラン以下9種類、全てバインダーに登録することに決めた。

 そういや、ユニークモンスターに会うことはなかったな。さすがに初心者向けのフート草原じゃ出ることはないのか?

 俺はカードを次々にバインダーのくぼみに入れていく。そしてマタンゴを登録したその時――。

《カードが10種集まりました。よって、天啓によりスキルの取得が可能となります》

 どうやらまた、スキルを獲得できるようだ。
 こんなに順調にカード集めとスキル取得しまくっていいのだろうか。
 通常10種類集めたら一つスキルを貰えるところ、俺はどうやら5枚種類毎に貰えてしまう。

 完全にチートであるし、ズルだ。
 他人にそんなことを漏らすわけにはいかないだろう。

 ドリルにも俺が5種類毎にスキルを獲得できること、さらにそのスキルは人間用のものではなくモンスター用の二文字スキルであることは伝えていない。 ……というか、伝えられない。
 そんなことを言えば何か秘密でもあるんじゃないかと探られ、しまいには異世界人だということがバレてしまうかもしれないのだ。

「スキル取得、か。あと5枚未登録カードあるから、2つ一緒にスキル貰うか」

 俺は残りのカードを全て登録した。
 先ほどと同じく、機械的な声でスキル取得可能だということを伝えられる。

「んじゃ、スキルを頂きますか」
「みゃっ」

 隣で鳴き声を上げたミーコを腕に抱き、ステータスボードの【取得】をタップした。

「あー、なんか……二つスキルが与えられるからか余計にあったかいな」
「にゃ」
「……ミーコもあったかいのか」

 室内にいてもどうやら光が現れるらしい。
 数十秒後、温かな光は消える。
 新たな力が宿ったというような感覚は覚えないが、スキルは追加されているのだろう。

 俺はステータスボードに視線を移す。


・・・

識別No.4548714【パーカー】
固有ギフト:魔物モンスターマニア
スキル一覧:《怪力》《瞬足》《挑発》《強堅》

・・・


 新しいスキルは――《挑発》というものと《強堅》というものらしい。
 俺の心の中のイキリ心と、外面の我慢強さ(?)が見事に表されているラインナップだ。

「……名前的に大体想像はつくな。せっかく貰ったスキルだし、早速詳細も見てみるか。……どれ」

 俺はそれぞれのスキルの文字に触れる。


・・・

スキル《挑発》
能動的アクションスキル。
半径30メートル以内にいる敵の意識を引きつける。敵に対し、使用者への怒りや憎しみを植え付けさせることが発動のきっかけとなる。レア度は下の上。

・・・

スキル《強堅》
受動的パッシブスキル。
肉体の耐久値を高める。スキル《強剛》の下位互換。レア度は中の上。

・・・


「どっちもいいスキルだな。《挑発》はミーコの《誘引》と合わせれば、わざわざモンスターを探して歩き回らなくてよくなる。レベルアップとかカード収集の効率も上がるな」
「にゃおっ」
「それに《強堅》は俺が拳で戦う時に守りが固いほうが絶対いいだろうし…………って、なんで俺、テイマーなのに肉弾戦を前提として考えてるんだ。どうしたっておかしいだろ……」

 俺は自分の思考がどんどん好戦的に染まっていっているような気がして、思わず頭を抱えた。

「はあ……マジでモンスター化したらどうすればいいんだ。……悩んでいてもしょうがないか」
「みゃ?」
「そうだな。前向きにいかないと。――とりあえずカードの整理は終わったし、次にドロップアイテムをどうにかせねば」

 俺は大きくため息をついたあと、中身に詰め込みすぎたせいで形が変形しているショルダーバッグを目の前に置いた。


しおりを挟む
感想 8

あなたにおすすめの小説

田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした

月神世一
ファンタジー
​「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」 ​ ​ブラック企業で過労死した日本人、カイト。 彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。 ​女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。 ​孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった! ​しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。 ​ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!? ​ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!? ​世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる! ​「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。 これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!

五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~

よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】 多くの応援、本当にありがとうございます! 職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。 持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。 偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。 「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。 草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。 頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男―― 年齢なんて関係ない。 五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

勇者召喚の余り物ですが、メイド型アンドロイド軍団で冒険者始めます

水江タカシ
ファンタジー
28歳独身、一般事務の会社員である俺は、勇者召喚に巻き込まれて異世界へと転移した。 勇者、聖女、剣聖―― 華やかな肩書きを持つ者たちがもてはやされる中、俺に与えられたのは聞いたこともないスキルだった。 【戦術構築サポートAI】 【アンドロイド工廠】 【兵器保管庫】 【兵站生成モジュール】 【拠点構築システム】 【個体強化カスタマイズ】 王は落胆し、貴族は嘲笑い、俺は“役立たず”として王都から追放される。 だが―― この世界には存在しないはずの“機械兵器”を、俺は召喚できた。 最初に召喚したのは、クールな軍人タイプのメイド型戦闘アンドロイド。 識別番号で呼ばれる彼女に、俺は名前を与えた。 「今日からお前はレイナだ」 これは、勇者ではない男が、 メイド型アンドロイド軍団と共に冒険者として成り上がっていく物語。 屋敷を手に入れ、土地を拠点化し、戦力を増強しながら、 趣味全開で異世界を生きていく。 魔王とはいずれ戦うことになるだろう。 だが今は―― まずは冒険者登録からだ。

レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~

喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。 おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。 ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。 落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。 機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。 覚悟を決めてボスに挑む無二。 通販能力でからくも勝利する。 そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。 アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。 霧のモンスターには掃除機が大活躍。 異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。 カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。

断罪まであと10分、私は処刑台の上で「ライブ配信」を開始した〜前世インフルエンサーの悪役令嬢、支持率100%でクズ王子を逆処刑する〜

深渡 ケイ
ファンタジー
断罪まで、あと10分。 処刑台の上で跪く悪役令嬢スカーレットは、笑っていた。 なぜなら彼女は―― 前世で“トップインフルエンサー”だったから。 処刑の瞬間、彼女が起動したのは禁忌の精霊石。 空に展開された巨大モニターが、全世界同時ライブ配信を開始する。 タイトルは―― 『断罪なう』。 王子の不貞、聖女の偽善、王家の腐敗。 すべてを“証拠付き・リアルタイム”で暴露する配信に、 国民の「いいね(=精霊力)」が集まり始める。 そして宣言される、前代未聞のルール。 支持率が上がるほど、処刑は不可能になる。 処刑台は舞台へ。 断罪はエンタメへ。 悪役令嬢は、世界をひっくり返す配信者となった。 これは、 処刑されるはずだった悪役令嬢が、 “ライブ配信”で王子と王国を公開処刑する物語。 支持率100%の先に待つのは、復讐か、革命か、 それとも――自由か。

40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私 とうとうキレてしまいました なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが 飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした…… スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます

勇者パーティーを追放されました。国から莫大な契約違反金を請求されると思いますが、払えますよね?

猿喰 森繁
ファンタジー
「パーティーを抜けてほしい」 「え?なんて?」 私がパーティーメンバーにいることが国の条件のはず。 彼らは、そんなことも忘れてしまったようだ。 私が聖女であることが、どれほど重要なことか。 聖女という存在が、どれほど多くの国にとって貴重なものか。 ―まぁ、賠償金を支払う羽目になっても、私には関係ないんだけど…。 前の話はテンポが悪かったので、全文書き直しました。

処理中です...