魔物大好き《モンスターマニア》は気づけば華麗にモフモフ天下無双していました

王子様の白馬

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第2章

第8話 洞窟のダンジョン1階層

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 一瞬うちに光に包まれ、そしてまた一瞬のうちに視界が開ける。そして――。

「お、おお! おおおぉぉ!」
「みゃーおっ」

 眼前に映し出されるのは、想像には難くない岩の洞穴ダンジョンだった。
 けれど――だからこそ、ロマンと興奮が生まれるのだ!

 まるで昔、一度だけ家族で行ったテーマパークにあるアトラクションのような光景。
 壁にはいくつもの松明がかかっており、仄暗い。
 それがまた、いい味を出していた。
 俺は目を丸くし、キョロキョロと辺りを見渡す。

「マジで俺、ダンジョンってやつに来たんだな。ラノベの世界に入り込んだみたいだ。冒険感あるなぁ……」

 しみじみと呟きつつも、鼻息を荒くする。
 落ち着こうと深呼吸をすると、次第に頭は冷静さを取り戻してきた。……うん、多分。

「だめだだめだ! 気を抜くな、俺。……そうだ、宿屋で一本貰った蝋燭でもつけてみるか? そうすりや、少しは明るくなる……ことはないか」

 蝋燭を一本灯した程度では、ほとんど意味をなさないだろう。
 それに手の塞がった状態というのはマズイ。非常に不利だ。敵に遅れをとってしまう。

 ここはすでに身を脅かされる危険なダンジョン。
 敵の陣地ともいっていい。
 気を引き締めて挑まなければならないのだ!

 俺は状況を分析するするため、もう一度周囲を見渡した。

「……一本道、だな」
「にゃっ」

 ミーコは俺の独り言に同意するかのように小さく鳴く。
 そしてそのまま俺の肩へと飛び乗った。

 ダンジョン1階層――洞窟は、ただ真っ直ぐに道が続いている。
 後ろを振り返れば、壁。
 つまりここがスタート地点なわけだ。

 俺は軽く伸びをし、視線を目の前の道に定めた。

「よしっ、さあ行くぞミーコっ!」
「みゃおっ!」

 肩に乗るミーコとともに、俺は暗い道を歩み始めた。

 カサカサと、衣擦れの音だけが辺りに反響する。
 圧迫感のある道のせいで、少しだけ蒸し暑く、そして息苦しい。


 それから5分ほど歩いたとき。
 俺はなんとなく周囲の景観に違和感を覚え始めた。

「あれ? その道、さっきも通ったような……」
「にゃ?」

 景色の変わらないダンジョンのため、俺は目印がわりに適度な間隔で壁に印をつけていたのだ。
 それだけでは不安で、さらに拾った石を目立たせるように道の中央に置いていた。

 ダンジョン攻略の基本ということで、これもドリルに教わったことだ。

 俺は壁の傷を指でなぞり、通路中央に落ちている石を拾い上げる。

「……うん。これ、俺が置いた石と、壁につけた傷だ。なんかよく分からんが、また同じところに戻ってきてしまったみたいだな」
「にゃーおっ」

 ミーコは頭がいいからか、その不自然な状況を理解して不安そうな声で鳴く。
 俺はそれを慰めるように顎を指で撫でてやった。

「んー、どうしようもないな……。とりあえず、壁を触って確かめながら歩いてみるか? それで罠にかかったらアレだが、俺にはこの状況を打破する策はこれしか思いつかん!」
「にゃ」

 断言するように言うと、ミーコは《分かったよ」と言わんばかりに小さく鳴いた。
 ミーコの許可も得たところで、俺は先ほど明言したことの実行を開始する。

 壁を手でなぞりながら歩く。
 すると3分ほど歩いたそのとき――。

「――あ…………っ!?」

 唐突に壁が柔らかな素材となった部分を発見したのだが――。

「な、なんだ!? か、壁が……壁が動いたぞ! も、モンスターかっ」
「みゃーおっ!」

 腰を低くし、明らかに異様な壁に注意を払う。
 ミーコは俺の肩へから飛び降り、警戒心を露わにした。

 そんなことをしていると、壁は不自然な一部分だけガタガタと揺れ始める。
 そして、まるで腕を伸ばしてきたかのように岩の一部が襲いかかってきた。

「や、やべえ! ミーコ、お前は待避だつ!」
「にゃ」

 攻撃は単純なもので、ただ俺たちのいる場所にのっそりと壁から生えている岩を叩きつけるだけだ。
 そのスピードはフート草原のモンスターと遜色なく、あまり早いとは言えない。
 そのかわり、床にぶつかった岩の砕け方をみて破壊力は抜群にあるものなのだと察した。

 俺は己のスキルを信じ、迫り来る岩を避け、はじめに触れた柔らかな場所へと拳を振るう。
 むにゅっと、まるでトランポリンに全力でパンチしたような感触を覚えた。

 モンスターらしきものは声もあげず、突然動きを止める。
 俺の拳が効いたのだろう。

「…………よしっ」

 俺が確かな手応えに声を上げたとき、そ・れ・は黒い煙に包まれ、消えていった。
 そこにはいつものように残される一枚のカード。
 そして隣には、黒いなにかの原石のようなものがあった。

 ドロップアイテムである二つを手にとってみる。
 原石の大きさは拳一つ分ほどで、少し重量感があった。

「こういうとき、《空間収納》は便利だよな」

 俺は手にとった原石をスキル《空間収納》で収納した。

 この《空間収納》だが、詳細を見たとき面白いことが分かった。


・・・

スキル《空間収納》
中動的ミドルスキル。
異空間に物を出し入れすることができる。その最大量は、持ち主の資質によって変化する。レア度は上の中。

・・・


 そう。
 この《空間収納》のスキルは受動的パッシブでもなければ能動的アクティブでもない、新たな中動的ミドルスキルというものだったのだ。

 俺も考えてみたのだが、このスキルは言葉の通りパッシブとアクティブの中間に位置するものだろう。

 受動的パッシブスキルはMPを消費し続けない代わりに、四六時中発動し続けるもの。
 対して能動的アクティブスキルはMPを消費して、己の意思で意図的に発動するもの。

 《空間収納》はそのどちらとも言えず、強いて言えばパッシブに近いと言えなくもない。いつでもMPを消費せずに呼び出せるのだから。
 けれど発動条件は完全にアクションだ。

 よってその中間に位置する中動的ミドルスキルのジャンルに振り分けられるのだろう。

 ……まあ、言葉を聞けばほとんどの人がわかると思うがな! ……スキル自体、完璧にシステムを理解しているとは言えないから100%合っているかは……保証できないけど。

 さて場面を戻すが、俺は先ほど手に入れた一枚のカードを手にとって眺める。

「えーっと……No.108……バレットウォーリアンか。たしかに壁のモンスターだったもんな。ぬりかべとかゴーレム的な名前だと思ったけど、予想が外れたな」
「にゃ」

 俺はそのカードを《空間収納》に……と考えたが思い直し、ウエストポーチにあるカードケースに収納した。

 《空間収納》だと人前で出し入れし辛いからな。どうせ終わったらこのままドリルのいるギルドまで行くんだし、一応オニューのバッグを使うべき……だよな? まあ、ギルドに行くのは疲れてなければの話だけど。

 俺は気を取り直し、バレットウォーリアンのいた空間を見る。
 すると新たな道が続いていた。
 それをみて、ふと疑問が浮かぶ。

「……ん? あれ……なんかおかしくないか?」
「にゃーお? みゃ」
「ああ。だって、俺の来たスタート地点って、後ろは壁だっただろ?それなのに、ぐるぐると同じところを歩いてるっていうのは……」

 不可解、普通でないことは自明の理だ。

 俺はが来た道は一方通行、一直線なのだから。

 ぶるりとよく分からない寒気を覚えたが、ここはダンジョンなのだからそういうこともあるのだろうと自分に言い聞かせる。

「と、とりあえず先に進もう。……ふぅ」

 俺は大きなため息をつきながら、新たな道へと足を踏み出した。


 ――。

 ――――。


「くっ……くそっ! キリがない!」
「……みゃーおっ」

 俺とミーコは次々と湧き出てくるゴブリンたちを相手にしていた。
 どうやら不運なことにゴブリンの巣へと侵入してしまったらしいのだ。

 その場から退散しようにも、来た道は何故か閉ざされてしまっている。……これが、ダンジョンの罠なのか。なんて不条理な!

 出入り口を探そうと見渡すがどこにも確認することができない。

 ここは今までの一本道とは異なり、大きな溜まり場のように広い空間だ。
 そこにはボロボロの建物というのもおこがましいゴブリンたちの住居があった。

 侵入した瞬間に襲いかかってくるゴブリンの群れ。
 俺はそれを鑑みて、一つの可能性に思い至った。

 ――このゴブリンたちを全て殲滅しなければ、俺たちはここから出ることが出来ないのかもしれない。

 俺は次々と襲いくるゴブリンの相手をする。

 胸は体力的なものではない息苦しさを訴えていた。

 今からモンスターたちを今から全て消さなければならない。
 自分にも襲いかかってくる敵であるはずなのに、苦々しい思いは消えない。
 そして同時にドリルの言葉を思い出した。

『ダンジョン内のモンスターは時間が経てば再ポップする。お前さんらのテイムドと違ってな』

 ……俺が油断すればミーコが危険なんだ。
 容赦するなんてことはあっちゃダメだ!

 決心した俺はこん棒やら木の枝で襲いかかってくるモンスターを拳で払いのけ、次々にカード化させていく。

 ミーコのスキル《魅了》で応戦しようと発動してもらったのだが、思いのほかかからなかったのだ。
 そういえばと、《魅了》スキルは相手とのレベル差が大きければ大きいほど発動時間などの効果が高まると書かれていたことを思い出す。

 ……このゴブリンたち、見た目に反して意外とレベルが高いのかもしれないな。

 俺は「こりゃ大変だぞ」などと軽口を叩きながらも、内心は非常に焦っていた。その圧倒的な数と好戦的な様子に――。

 とにかく俺は出来る限り応戦するほかなかった。

 戦ってみると、意外とフート草原のモンスターとの力量差は感じられない。
 武器も粗末なものばかりだし、防御力もまるで豆腐だ。

 ミーコはモンスターに囲まれている俺の具合を見ながら、適度に《誘引》を発動した。
 そしてその《俊足》と小さな体を生かし、逃げ回る。
 その隙に俺は己に群がるモンスターを片付け、ミーコの応援に行く――そんなスタイルを繰り返す。

 ドリルに聞いたところ、ほとんどのテイマーが一発で1階層をクリア出来るのだという。
 けれど、その中でクリアが一段と難しくなる――いやはっきりと言えばクリア不可能だろうと言われる不運な出来事の一つとしてあげられること。

 ――ゴブリンの巣へと侵入してしまう。

 それなのだそう。

 まさに、今の俺たちの状況だ。

「くっそ……あの時左の道を行ってれば!」

 右手でゴブリンの首を捻り上げ、左手で顔面に一発食らわせながら俺は叫ぶ。

 ここまでくる途中、幾度となく分かれ道があった。
 バレットウォーリアンを倒すまでの一本道とは対照的である。
 その中で、俺はこのゴブリンの巣を引き当ててしまったのだ。

 俺はなんてついていないんだろう。

 そんなことを考えながら、次々と襲いくる敵をなぎ倒していると、ついにその時が訪れた。

《ピロン!》

 機械的な音が頭の中に響き渡る。

 俺はようやくきたか、と思い口元を緩めた。
 このまま1匹ずつゴブリンを殲滅していくというのも悪くはない。
 けれど、なにか一つきっかけがあれば戦闘自体も楽になるかもしれないのだと考えていた。
 そして、それを成す事が出来るのは新たに得られるミーコのスキルだ。

《テイムドモンスターのレベルが一定に達しました。よって、天啓によりスキルの取得が可能となります》

 俺はスキル《瞬足》によってゴブリンの群れを引き離し、己のステータスボードを開く。

「……っよし、スキルこいっ!」

 ボードの【取得】をタップする。
 そして、向かってくる敵を強い目で見据えた。

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