SOBE

秋本シラキ

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第4話 歩との再会と45分のライブ

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初ライブが無事成功に終わり、1週間が経ったある日、よこちんから真澄に電話がかかってきた。

真澄「もっし~?」

よこちん「もっし~、真澄~?この前はライブ誘ってくれてありがとね~、楽しかったよ」

真澄「いえいえ、こちらこそ来ていただいてありがとうございました」



ここでよこちんが話を切り出した。

よこちん「んでさ~、一つ嬉しい話があるんだけどさぁ・・・」

真澄「何~~??」



真澄はそれが何なのかワクワクした。

よこちん「実はね、今度歩ちゃんが東京に来るんだって!」

真澄「え!?マジマジ~??」

何と、現在京都で一人暮らしをしている歩が、東京に遊びに来るとゆうのだ。久しぶりに再会できるので、これは嬉しい話である。



彼女は久しぶりに東京に来るので、これはみんなで遊ぶチャンスでもあった。

よこちん「みんなで歩ちゃんを歓迎してあげようよ~」

真澄「そうだね!んで、いつ来るの??」

よこちん「来月だって~、一ヶ月間東京で絵の勉強をするらしくてね」

真澄「へ~~東京でか!こりゃいい機会だね!」



真澄は一ヶ月後が待ち遠しくて仕方なかった。

よこちん「みんなには私の方から言っておくから」

真澄「ありがとう!お疲れちゃん」

よこちん「んじゃまた連絡するね~おやすみ~」

真澄「おやすみか~んzzz」

二人は電話を切った。



真澄「彼女に会うのはぁ、成人式以来だなぁ・・・かなり久しぶりだな」

真澄はますます一ヶ月後が楽しみになった。



一方、歩の方も久しぶりの東京で頭がいっぱいであった。



 一ヶ月後、歩が東京に遊びに来る日がやってきた。歩は東京行きの新幹線に乗り込んだ。

歩「はぁ~~~東京だ~~~、またみんなに会えるよ~~~」

歩はとてもワクワクしながら、ウォークマンで大好きなB’zを聴いていた。

歩「(鼻歌)そして~か~がや~くウルトラソーー!!!」



時間はあっとゆう間に過ぎ、新幹線は東京に着いた。

歩「着いた~~~東京!!」

そこで歩は、驚くべき風景が目に入った。


みんな「おかえりなさ~~い!!歩ーーー!!!」

歩「え!!??みんな!!??」

なんと、東京駅の改札で、SOBE一同、マネージャーのしまこ、そしてよこちんが待っていてくれてたのだった。



よこちん「おかえりーーー!!!」

歩「ただいまーーー!!!」

二人は抱き合った。



このサプライズを考えたのは、しまこだった。

しまこ「やっぱ盛大に歓迎するには、これしかないかなぁと思ってね」

歩「あんたいい人だよ~~(泣)」



感動の再会を果たした一行は、早速居酒屋へ向かった。真澄が乾杯の音頭をとった。

真澄「え~~、それではみなさん、歩の帰京を祝って、カンパーーーイ!!!」

真澄以外「カンパーーーイ!!!」



飲み会では歩の現在についての話や、小学校時代の話で盛り上がっていた。

ヨウマ「あんなにうまく絵を書けるなんて、すごいよな~~天才だよ」

歩「ありがとう。ところでみんなは今何してるの?」



ここで真澄が待ってましたと言わんばかりに口を開いた。

真澄「実はね、莉緒・セオス・ヨウマ・さいちとね、バンド組んでるんだよ」

歩「ウソーーーーーー!!!!!?????」

歩は驚いた。



これにより、歩の質問のオンパレードが始まった。

歩「誰が言いだしっぺなの!?どんなジャンルやってるの!?B’zみたいな曲はやってるの!?みんなのパートは!?ライブはやってるの!?」

真澄は彼女の質問にすべて答えた。



歩「すごいね~、今度ライブ見に行きたいよ~」

真澄も何とか、歩に自分達がライブやってるところを見てもらいたいと思っていた。しかし、歩は一ヶ月間しか東京にいられない。



真澄「何とかして見てもらいたいなぁ・・・」

真澄は決断した。

真澄「よし!次のライブは、歩が京都に帰るまでの間にやるぞ!みんないいかい!?」

真澄以外「イエッサー!」



みんなもやる気満々だった。

さいち「次会えるのがいつかもわからないしね」

よこちん「また私も行くわ~」

真澄「よし!んじゃあどこかいいとこ探しておくわ。」


飲み会も日付が変わったところでお開きとなり、一行は解散した。真澄は自宅に帰り、早速ライブハウスを探した。

真澄「せっかくだから、45分時間もらえるところでやりたいな。5曲だけ聴いてもらってバイバイってのも、寂しいし・・・」

真澄はそう思った。



そして、いいライブハウスを発見した。

真澄「あ!!ここいいじゃん!!大塚の【HAWK WING】!時間45分、チケットノルマは1200円の20枚!一人4枚売ればいいんだ!はい決定~~!!」

真澄はメンバー全員に早速メールを送り、新曲3曲は自分が作る事にした。

そして翌日、真澄は【HAWK WING】に音源を持って行き、ブッキングを組んでもらう許可を得た。



真澄「よっしゃー!!これで歩に聴いてもらえる」

真澄は早速新曲3曲を作り始めた。



1週間後、曲が出来上がったので、練習の日にみんなに渡した。真澄が作った新曲は、すべて真澄の実話である曲だ。

彼女に振られた時の事を書いた失恋ソング「涙が止まらなかった帰り道」、真澄の女友達に関する「ガールフレンド」、そして真澄のFirst Kissの事を歌った、ちょっとパンクっぽい感じの「First Kiss」の3曲だ。



真澄「バラエティにとんだ8曲が出来たな!」

セオス「作るのが早いね~、すごいね!」

真澄「みんな、来週までに覚えてこれそう?」

莉緒「まかせなさ~い!」

さいち「歩のために頑張って覚えてくるわよ」

真澄「頼もしい仲間達だ(泣)」



こうして、メンバー達は新曲の練習をし、限られた時間を利用してスタジオ練習をし、ついにライブの日がやってきた。この日は偶然にも、歩が東京に帰る前日であった。


この日もやはり1発目であった。

真澄「またかいな」

ヨウマ「まぁ、しょうがないっか~」



本番30分前となり、開場となって歩とよこちんが一緒にやってきた。

真澄「おっす~~~!!!」

歩「おっす~~~!!!みんな今日頑張ってね!」

ヨウマ「ありがとう!頑張るよ」

よこちん「新曲3曲追加したんでしょ??しかもみんな真澄の実話(笑)楽しみ~」



真澄は少し照れた。

真澄「ちょっと恥ずかしいけど、自分の実話が一番歌詞にしやすいんだよね」

多くの歌手は、大体実話を歌詞にしているものである。



そして今日も八木っちょと一郎が駆けつけてくれた。

真澄「みんなありがとう~!君達は最高だよ!」

真澄は親友を持てて本当に嬉しいと感じた。

そして、ついにライブがスタートした。今日も円陣を組んだ。

真澄「いくぞーーー!!!」

真澄以外「おーーーーー!!!!!」



今日も1曲目は「自転車」。莉緒の綺麗な歌声と、ノリのある曲調で歩は興奮した。

その後は「エース」、「First Kiss」とノリのいい曲を続け、「歳上の男性(ひと)」、「ガールフレンド」を披露し、「涙が止まらなかった帰り道」、「泣きたくなったら」で聴かせ、最後は「未来へ続く虹」で盛り上げて終わった。



また、この日も莉緒のマイクパフォーマンスはさえていた。

莉緒「私さぁ、昔血液型ってね、A型は血管の形がアルファベットのAみたいな形をしてるからA型っていうのかと思ってたの!だからO型は丸っぽい形してて、AB型はAっぽいのとBっぽいのが二つあるんだと思ってたのよ~~!!」

観客「ハッハッハッハ」

ナイスキャラである。



ライブ終了後、一行は居酒屋に打ち上げに向かった。

歩「みんな、今日は本当にありがとう!B’zもいいけど、SOBEもいいね!」

この打ち上げで、歩からたくさんのお褒めの言葉を頂いたのであったとさ。



第5話へ続く
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