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第9話 さいち退院
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さいちが入院してから1週間後、メンバー達は初めてさいち抜きの練習を開始した。
ヨウマ「なんか、パートが一つ無いだけで、音楽ってこんなに変わるもんなんだね」
真澄「そうだな・・・」
メンバーは改めてさいちの存在の大きさに気付いた。
莉緒「でも、今は4人で頑張っていこう!苦しいのは今だけだよ!」
セオス「そうだな・・・」
練習を終えて、メンバーは病院にさいちのお見舞いに行った。
さいち「おーみんな来てくれたのー!?」
さいちは喜んだ。
真澄「元気そうでよかったよ」
さいち「まぁねぇ。本当に1ヶ月も入院する必要があるのかって感じよね(笑)」
さいちはすっかり元気になっていたので、メンバーは皆安心していた。
しかも、キーボードの練習は毎日やっているとのこと。
ヨウマ「すごいね~、でも無理しちゃいけないよ」
さいち「わかってるって~」
さいちが元気に回復していることがわかり、メンバーは病院を後にした。
真澄「早く退院してほしいけど、焦らずじっくり回復してほしいね」
メンバーが帰った後、さいちは一人考え事をしていた。
さいち「私、バンド初めて本当によかったなぁ・・・こんなにみんなに愛されてるんだもん。みんなのためにも早く完璧に元気にならないと・・・」
さいちは皆のありがたみを感じていた。そして、さいちは嬉し涙をこぼした。
月日が流れるのは早いもので、入院してから1ヶ月が経ち、ついに退院する日がやってきた。
待ちに待った退院の日であった。
ドクター「もう、外で普通に運動しても大丈夫ですからね」
さいち「いろいろとありがとうございました」
ドクター「それでは、お元気で」
さいち「ありがとうございましたー!」
さいちは手を振り、退院した。
この日はさいちの退院を祝い、巣鴨の居酒屋で飲み会が行われた。
真澄「それではみなさん、さいちの退院を祝って、カンパーーーーイ!!!!」
一同「カンパーーーーイ!!!!」
この日はSOBEのメンバーに加え、マネージャーのしまこ、真澄の親友よこちん・八木っちょ・一郎も参加した。
さいち「みんな、今日は私のためにありがとね」
よこちん「もう本当に心配したわよ~。でももうすっかり元気になったから、本当によかったわね」
と、ここでみんなが楽しくお酒を飲んでる、その時だった・・・
さいちが突然口を開いた。
さいち「え~~っと、今日は私からみなさんに、渡すものがありま~す」
莉緒「え?何何??」
セオス「お~~っと!!思いもよらないサプラーーーイズ!!!」
そしてさいちがカバンの中から皆に渡すものを取り出した。
さいち「え~~っと、今は2009年の9月ですが、もうすぐ寒い冬がやってくるので、みなさんに私が作った手袋をプレゼントで~~~す」
一同「お~~~~~!!!!!」
さいちは全員から拍手を浴びた。
真澄「すげぇこれ!!いつの間に作ってたの!?」
さいち「入院してる間に、こっそりとね」
よこちん「すごいねぇ!1ヶ月間に8人分作れちゃうなんて!」
一同は驚いた。そして喜んだ。
さいち「私さ、みんなに迷惑かけちゃったからさぁ・・・だからみんなのために何かしてあげたいなと思って」
しまこ「本当にありがとう!大切に使うよ~」
入院している間にキーボードの練習と、手袋作りの両方をやりこなすとは、なかなかできないものである。
日付も変わり、会はお開きとなった。
八木っちょ「あ~~楽しかった!ちょっと飲みすぎちゃったけど(笑)」
一郎「また集まりたいな」
そして解散した。
一同「またね~、バイバ~イ」
帰り道で真澄は、寒くもないのに早速さいちが編んだ手袋をはめてみた。
真澄「お~~これいいな!」
こんなことをするのは真澄だけかと思いきや、なんとヨウマやセオス達もやっていた。
ヨウマ「冬まで待てないもんね(笑)」
1週間後、久しぶりに5人揃っての練習を再開した。
真澄「もう本番まであと1週間だからな」
5人揃って初めての音合わせをしたが、第1ステージの時と同じくらい揃っていた。
莉緒「さいち、本当にちゃんと練習してたんだね」
さいち「私が退院した時には、時間が無いってことはわかっていたからね~」
第2ステージまで間に合うかどうかが心配されたが、これで一気に心配が吹き飛んだ。
セオス「さいちは心強いな」
さいち「てへっ」
真澄「これなら1位で通過できそうだな」
そう、第1ステージは2位までに入ればよかったが、第2ステージは1位にならなければ、最終ステージまで進めないのだ。
莉緒「みんな、第1ステージの時以上に頑張ろうね!私、半分倒れるの覚悟で歌うから!」
莉緒の強気な発言で、みんなの心に火がついた。
セオス「ここまできたら、プロになるしかないよな」
ヨウマ「そうだね。そして日本一のバンドになりたいね」
さいち「後悔しないようにやるだけね」
真澄はみんなの言葉を聞き、バンドを組んで本当によかったなと感じていた。
真澄「お前ら、最高だよ!最高の仲間達だよ!」
真澄は目が潤んだ。
スタジオ練習を終え、メンバー達は各自本番に向け、自宅で猛練習していた。
真澄「こんなに練習したら、どんだけ手に豆ができるかな・・・」
さいち「腱鞘炎にならない程度に弾かなきゃ(笑)」
そして、運命の本番の日がやってきた。果たして彼らは、第2ステージを突破できるのか!?
第10話へ続く
ヨウマ「なんか、パートが一つ無いだけで、音楽ってこんなに変わるもんなんだね」
真澄「そうだな・・・」
メンバーは改めてさいちの存在の大きさに気付いた。
莉緒「でも、今は4人で頑張っていこう!苦しいのは今だけだよ!」
セオス「そうだな・・・」
練習を終えて、メンバーは病院にさいちのお見舞いに行った。
さいち「おーみんな来てくれたのー!?」
さいちは喜んだ。
真澄「元気そうでよかったよ」
さいち「まぁねぇ。本当に1ヶ月も入院する必要があるのかって感じよね(笑)」
さいちはすっかり元気になっていたので、メンバーは皆安心していた。
しかも、キーボードの練習は毎日やっているとのこと。
ヨウマ「すごいね~、でも無理しちゃいけないよ」
さいち「わかってるって~」
さいちが元気に回復していることがわかり、メンバーは病院を後にした。
真澄「早く退院してほしいけど、焦らずじっくり回復してほしいね」
メンバーが帰った後、さいちは一人考え事をしていた。
さいち「私、バンド初めて本当によかったなぁ・・・こんなにみんなに愛されてるんだもん。みんなのためにも早く完璧に元気にならないと・・・」
さいちは皆のありがたみを感じていた。そして、さいちは嬉し涙をこぼした。
月日が流れるのは早いもので、入院してから1ヶ月が経ち、ついに退院する日がやってきた。
待ちに待った退院の日であった。
ドクター「もう、外で普通に運動しても大丈夫ですからね」
さいち「いろいろとありがとうございました」
ドクター「それでは、お元気で」
さいち「ありがとうございましたー!」
さいちは手を振り、退院した。
この日はさいちの退院を祝い、巣鴨の居酒屋で飲み会が行われた。
真澄「それではみなさん、さいちの退院を祝って、カンパーーーーイ!!!!」
一同「カンパーーーーイ!!!!」
この日はSOBEのメンバーに加え、マネージャーのしまこ、真澄の親友よこちん・八木っちょ・一郎も参加した。
さいち「みんな、今日は私のためにありがとね」
よこちん「もう本当に心配したわよ~。でももうすっかり元気になったから、本当によかったわね」
と、ここでみんなが楽しくお酒を飲んでる、その時だった・・・
さいちが突然口を開いた。
さいち「え~~っと、今日は私からみなさんに、渡すものがありま~す」
莉緒「え?何何??」
セオス「お~~っと!!思いもよらないサプラーーーイズ!!!」
そしてさいちがカバンの中から皆に渡すものを取り出した。
さいち「え~~っと、今は2009年の9月ですが、もうすぐ寒い冬がやってくるので、みなさんに私が作った手袋をプレゼントで~~~す」
一同「お~~~~~!!!!!」
さいちは全員から拍手を浴びた。
真澄「すげぇこれ!!いつの間に作ってたの!?」
さいち「入院してる間に、こっそりとね」
よこちん「すごいねぇ!1ヶ月間に8人分作れちゃうなんて!」
一同は驚いた。そして喜んだ。
さいち「私さ、みんなに迷惑かけちゃったからさぁ・・・だからみんなのために何かしてあげたいなと思って」
しまこ「本当にありがとう!大切に使うよ~」
入院している間にキーボードの練習と、手袋作りの両方をやりこなすとは、なかなかできないものである。
日付も変わり、会はお開きとなった。
八木っちょ「あ~~楽しかった!ちょっと飲みすぎちゃったけど(笑)」
一郎「また集まりたいな」
そして解散した。
一同「またね~、バイバ~イ」
帰り道で真澄は、寒くもないのに早速さいちが編んだ手袋をはめてみた。
真澄「お~~これいいな!」
こんなことをするのは真澄だけかと思いきや、なんとヨウマやセオス達もやっていた。
ヨウマ「冬まで待てないもんね(笑)」
1週間後、久しぶりに5人揃っての練習を再開した。
真澄「もう本番まであと1週間だからな」
5人揃って初めての音合わせをしたが、第1ステージの時と同じくらい揃っていた。
莉緒「さいち、本当にちゃんと練習してたんだね」
さいち「私が退院した時には、時間が無いってことはわかっていたからね~」
第2ステージまで間に合うかどうかが心配されたが、これで一気に心配が吹き飛んだ。
セオス「さいちは心強いな」
さいち「てへっ」
真澄「これなら1位で通過できそうだな」
そう、第1ステージは2位までに入ればよかったが、第2ステージは1位にならなければ、最終ステージまで進めないのだ。
莉緒「みんな、第1ステージの時以上に頑張ろうね!私、半分倒れるの覚悟で歌うから!」
莉緒の強気な発言で、みんなの心に火がついた。
セオス「ここまできたら、プロになるしかないよな」
ヨウマ「そうだね。そして日本一のバンドになりたいね」
さいち「後悔しないようにやるだけね」
真澄はみんなの言葉を聞き、バンドを組んで本当によかったなと感じていた。
真澄「お前ら、最高だよ!最高の仲間達だよ!」
真澄は目が潤んだ。
スタジオ練習を終え、メンバー達は各自本番に向け、自宅で猛練習していた。
真澄「こんなに練習したら、どんだけ手に豆ができるかな・・・」
さいち「腱鞘炎にならない程度に弾かなきゃ(笑)」
そして、運命の本番の日がやってきた。果たして彼らは、第2ステージを突破できるのか!?
第10話へ続く
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