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第24話 2度目のレコード大賞出場
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ツアーが無事終了し、レコ大と紅白出場が決まったSOBE。東京に帰ってきたメンバー達は、それぞれプライベートな時間を過ごしていた。もうすっかり売れっ子ミュージシャンとなったので、外出時には帽子とサングラスは必需品となった。
真澄は変装してよこちんと遊んでた。
真澄「フライデーに撮られたら最悪だもんね(笑)」
よこちん「『真澄に彼女!?』みたいな(笑)」
莉緒も変装して久しぶりにショッピングに出かけていた。だが、周りにいる人間は莉緒だとすぐわかってしまった。
莉緒「(も~~、視線が気になって買い物に集中できないよ~~(泣))」
さいちも変装して地元の友達と久しぶりに遊んでいた。待ち合わせしてる時、友達が気付かなかった。
さいち「ちょっとあんた~、何普通に素通りしてんのよ~(笑)」
さいちの友達「ごめ~~ん!気付かなかった(笑)」
また、ヨウマとセオスは安全策を取って、自宅でノンビリしていた。
ヨウマ「一番無難な策だね」
セオス「10時間睡眠最高~~!!」
それから何日か経ち、メンバー達は幸希に呼ばれて集まった。
幸希「みなさん、レコ大と紅白の出場おめでとうございます」
SOBE一同「あざーーっす!!」
幸希「今日はですね、とっても重大なお話があって、みなさんをお呼びしました。」
幸希は少し時間を置いてから話し始めた。
幸希「紅白の司会なんですけど、赤組の司会が、あのぴなさんなんですよ」
SOBE一同「お~~~~~!!!!!」
メンバーは驚いた。だが、まだ驚く話は続いた。
幸希「それで、白組の司会はね・・・・・・・・・
真澄君、あなたにNHKから依頼が来たわ」
真澄「・・・・・・・・・・・・」
真澄は驚きすぎて失神し、倒れた。
ヨウマ「お~~いますちゃん起きろ~~~!!!」
幸希「うふふ。ちょっと驚いたかしら」
ちょっとどころではない・・・・・
しばらくして真澄が目を覚ました。
真澄「・・・ん??」
莉緒「あ~~やっと起きたわね」
真澄以外「おはよ~~」
真澄「???お、おはよ??」
幸希は問いかけた。
幸希「話の途中だったけど、覚えてるかしら?」
真澄「え?え~~っと、確か白組の司会がなんたらかんたらって・・・あーーー!!!俺か!!」
真澄は我に返った。
真澄はしばらく考えた。
真澄「う~~ん・・・俺みたいな人間が出て、国民が許しますかね?全然大御所と呼ばれるような人間でもないし、ましてや何かの番組で司会をやったことなんて無いですよ?」
悩んでる真澄に幸希がすべてを話した。
幸希「NHKさんはね、あなたのその独特のキャラ・明るさが気に入ったそうなの。それに今SOBEはノリにのってるバンドでしょ?そのバンドのリーダーにやってもらいたいとの事なのよ~」
真澄「そ・・・そうですかぁ・・・」
真澄は再び考えた。
セオス「いい機会じゃん!やってみなよ!」
真澄「でも、初出場でしかも司会って・・・ちょっといくらなんでも・・・全国民が見るわけだし・・・」
真澄はあまりやる気がなかったので・・・
セオス「じゃあ俺がやる!」
ヨウマ「じゃ、じゃあ俺がやる!」
真澄「いや、やっぱ俺がやる!」
ヨウマとセオス「あ、どうぞどうぞどうぞ」
真澄「やると思った(笑)・・・」
結局・・・・・
真澄「やっぱり今回は遠慮させていただきます。またいつの日か、機会があればその時は喜んで、その依頼をうけたいと思います」
幸希「そうね、私もそれが一番だと思うわ。ちょっといくらなんでも、やりすぎかなって私も思ったのよ(笑)」
真澄は演奏に集中することに決めた。
莉緒「もったいないなぁ、本当にやらなくていいの??」
真澄「うちらデビューしてまだ2年ぐらいだよ?ここは断るのが無難かと・・・」
真澄は少し後悔しているようだったが、仕方無いと思っていた。
それから時は流れ、12月30日、2回目のレコード大賞出場の日がやってきた。
真澄「や~~るぞ~~!!」
今日も去年と同様、真澄の親友達はテレビの前でスタンバイしていた。
八木っちょ「早く始まんないかな~」
一郎「楽しみだな~」
よこちん「レコード大賞に輝くかなぁ・・・」
歩「早く早く~~♪」
そして、本番が始まった。SOBEの出番はまだ先だったので、メンバーは楽屋で待機していた。
さいち「なんだか、今日は不思議とあまり緊張しないわね」
ヨウマ「去年も出てるからじゃない?」
セオス「でも明日はかなりやばいかも・・・」
真澄「とにかく今日は精一杯やるだけ。明日の事は明日考えよう」
莉緒「みんなファイト~~♪」
今年も、今年活躍したアーティスト達が参加し、何組かすでに演奏が終わった。
そして時間は流れていき、SOBEの出番がやってきた。
司会「続いてはSOBEのみなさんです!!」
SOBEが階段を降りて現れた。
よこちん・八木っちょ・一郎・歩「キタ―――( ゜∀ ゜)―――!!!!!」
司会「去年に続き2回目の出場ですが、どうですか?」
莉緒「そうですね、あまり緊張してないんで、なんとかうまくいきそうです」
司会「そうですかー、それではみなさん頑張ってください~」
SOBE一同「よろしくおねがいしま~す」
そして、レコード大賞にノミネートされた『諦めないで』の演奏がスタートした。メンバーの表情にも、緊張しているような雰囲気は全くなく、堂々としていた。バンドがかなり成長した証と言えるだろう。
真澄「(いいぞみんな、その調子!)」
この時の瞬間最高視聴率は、40%を越えた。
そして演奏が終わり、あとは結果を待つだけとなった。
莉緒「ふ~~、終わった~~。お疲れ~~!」
莉緒以外「お疲れ~!」
テレビを見ていた人達は、皆感動していた。
純「なんていい曲なんだ~~(涙)」
浩一「俺、一生この人達のファンでいるわ(涙)」
番組も終わりが近づいてきて、各賞の発表となった。新人賞の発表などが終わり、ついに2011年のレコード大賞の発表となった。今年もノミネートされた曲は10曲。その中から決まる。
莉緒「ドッキドキね~~」
真澄「演奏してる時より緊張するんだけど(笑)」
司会がマイクを握った。
司会「それでは・・・・・発表致します!!!」
司会がハサミで封を切った。
司会「レコード大賞は!!!!!!・・・・・・・・
SOBEの『諦めないで』!!!!!!おめでとうございます!!!!!!!!!!!」
この瞬間、メンバー全員の目が真っ赤になった。
よこちん・八木っちょ・一郎・歩「バンザーーーーーーーーーーーイ!!!!!!!!!!!!!」
純「うっほ~~~~~~~!!!!!!!!」
浩一「すっげーーーーーーーーーー!!!!!!」
莉緒は泣きながら記念品などを受け取った。
莉緒「ありがとうございま~~す(涙)」
司会「どうですか今の気分は?」
莉緒「もう・・・・嬉しすぎて何て言ったらいいかわかりません(涙)」
莉緒はとても興奮していた。
そして毎回恒例、もう一度歌うことになった。
司会「それではもう一度歌っていただきましょう!」
SOBEは再び演奏を始めた。だがしかし、莉緒の涙が去年以上の涙だったので、莉緒はなかなかうまく歌えなかった。
莉緒「(う~~~、涙の意地悪(泣)・・・・・)」
しかし、ここはプロ根性を出し、最後まで力を振り絞って莉緒は歌った。
真澄「(頑張れ頑張れ!あと少し!)」
そして、莉緒は歌い抜いた。
莉緒「みなさん、本当にありがとうございました~~!!」
莉緒は全員に感謝した。
見事に、デビュー2年目でレコード大賞を受賞したSOBE。明日はいよいよ夢にまで見た紅白出場。SOBEの出番は赤組の中では後ろから5番目である。果たしてSOBEは、紅白出場を大成功とゆう形で終わり、2011年を最高の形で締める事が出来るのか!?
第25話へ続く
真澄は変装してよこちんと遊んでた。
真澄「フライデーに撮られたら最悪だもんね(笑)」
よこちん「『真澄に彼女!?』みたいな(笑)」
莉緒も変装して久しぶりにショッピングに出かけていた。だが、周りにいる人間は莉緒だとすぐわかってしまった。
莉緒「(も~~、視線が気になって買い物に集中できないよ~~(泣))」
さいちも変装して地元の友達と久しぶりに遊んでいた。待ち合わせしてる時、友達が気付かなかった。
さいち「ちょっとあんた~、何普通に素通りしてんのよ~(笑)」
さいちの友達「ごめ~~ん!気付かなかった(笑)」
また、ヨウマとセオスは安全策を取って、自宅でノンビリしていた。
ヨウマ「一番無難な策だね」
セオス「10時間睡眠最高~~!!」
それから何日か経ち、メンバー達は幸希に呼ばれて集まった。
幸希「みなさん、レコ大と紅白の出場おめでとうございます」
SOBE一同「あざーーっす!!」
幸希「今日はですね、とっても重大なお話があって、みなさんをお呼びしました。」
幸希は少し時間を置いてから話し始めた。
幸希「紅白の司会なんですけど、赤組の司会が、あのぴなさんなんですよ」
SOBE一同「お~~~~~!!!!!」
メンバーは驚いた。だが、まだ驚く話は続いた。
幸希「それで、白組の司会はね・・・・・・・・・
真澄君、あなたにNHKから依頼が来たわ」
真澄「・・・・・・・・・・・・」
真澄は驚きすぎて失神し、倒れた。
ヨウマ「お~~いますちゃん起きろ~~~!!!」
幸希「うふふ。ちょっと驚いたかしら」
ちょっとどころではない・・・・・
しばらくして真澄が目を覚ました。
真澄「・・・ん??」
莉緒「あ~~やっと起きたわね」
真澄以外「おはよ~~」
真澄「???お、おはよ??」
幸希は問いかけた。
幸希「話の途中だったけど、覚えてるかしら?」
真澄「え?え~~っと、確か白組の司会がなんたらかんたらって・・・あーーー!!!俺か!!」
真澄は我に返った。
真澄はしばらく考えた。
真澄「う~~ん・・・俺みたいな人間が出て、国民が許しますかね?全然大御所と呼ばれるような人間でもないし、ましてや何かの番組で司会をやったことなんて無いですよ?」
悩んでる真澄に幸希がすべてを話した。
幸希「NHKさんはね、あなたのその独特のキャラ・明るさが気に入ったそうなの。それに今SOBEはノリにのってるバンドでしょ?そのバンドのリーダーにやってもらいたいとの事なのよ~」
真澄「そ・・・そうですかぁ・・・」
真澄は再び考えた。
セオス「いい機会じゃん!やってみなよ!」
真澄「でも、初出場でしかも司会って・・・ちょっといくらなんでも・・・全国民が見るわけだし・・・」
真澄はあまりやる気がなかったので・・・
セオス「じゃあ俺がやる!」
ヨウマ「じゃ、じゃあ俺がやる!」
真澄「いや、やっぱ俺がやる!」
ヨウマとセオス「あ、どうぞどうぞどうぞ」
真澄「やると思った(笑)・・・」
結局・・・・・
真澄「やっぱり今回は遠慮させていただきます。またいつの日か、機会があればその時は喜んで、その依頼をうけたいと思います」
幸希「そうね、私もそれが一番だと思うわ。ちょっといくらなんでも、やりすぎかなって私も思ったのよ(笑)」
真澄は演奏に集中することに決めた。
莉緒「もったいないなぁ、本当にやらなくていいの??」
真澄「うちらデビューしてまだ2年ぐらいだよ?ここは断るのが無難かと・・・」
真澄は少し後悔しているようだったが、仕方無いと思っていた。
それから時は流れ、12月30日、2回目のレコード大賞出場の日がやってきた。
真澄「や~~るぞ~~!!」
今日も去年と同様、真澄の親友達はテレビの前でスタンバイしていた。
八木っちょ「早く始まんないかな~」
一郎「楽しみだな~」
よこちん「レコード大賞に輝くかなぁ・・・」
歩「早く早く~~♪」
そして、本番が始まった。SOBEの出番はまだ先だったので、メンバーは楽屋で待機していた。
さいち「なんだか、今日は不思議とあまり緊張しないわね」
ヨウマ「去年も出てるからじゃない?」
セオス「でも明日はかなりやばいかも・・・」
真澄「とにかく今日は精一杯やるだけ。明日の事は明日考えよう」
莉緒「みんなファイト~~♪」
今年も、今年活躍したアーティスト達が参加し、何組かすでに演奏が終わった。
そして時間は流れていき、SOBEの出番がやってきた。
司会「続いてはSOBEのみなさんです!!」
SOBEが階段を降りて現れた。
よこちん・八木っちょ・一郎・歩「キタ―――( ゜∀ ゜)―――!!!!!」
司会「去年に続き2回目の出場ですが、どうですか?」
莉緒「そうですね、あまり緊張してないんで、なんとかうまくいきそうです」
司会「そうですかー、それではみなさん頑張ってください~」
SOBE一同「よろしくおねがいしま~す」
そして、レコード大賞にノミネートされた『諦めないで』の演奏がスタートした。メンバーの表情にも、緊張しているような雰囲気は全くなく、堂々としていた。バンドがかなり成長した証と言えるだろう。
真澄「(いいぞみんな、その調子!)」
この時の瞬間最高視聴率は、40%を越えた。
そして演奏が終わり、あとは結果を待つだけとなった。
莉緒「ふ~~、終わった~~。お疲れ~~!」
莉緒以外「お疲れ~!」
テレビを見ていた人達は、皆感動していた。
純「なんていい曲なんだ~~(涙)」
浩一「俺、一生この人達のファンでいるわ(涙)」
番組も終わりが近づいてきて、各賞の発表となった。新人賞の発表などが終わり、ついに2011年のレコード大賞の発表となった。今年もノミネートされた曲は10曲。その中から決まる。
莉緒「ドッキドキね~~」
真澄「演奏してる時より緊張するんだけど(笑)」
司会がマイクを握った。
司会「それでは・・・・・発表致します!!!」
司会がハサミで封を切った。
司会「レコード大賞は!!!!!!・・・・・・・・
SOBEの『諦めないで』!!!!!!おめでとうございます!!!!!!!!!!!」
この瞬間、メンバー全員の目が真っ赤になった。
よこちん・八木っちょ・一郎・歩「バンザーーーーーーーーーーーイ!!!!!!!!!!!!!」
純「うっほ~~~~~~~!!!!!!!!」
浩一「すっげーーーーーーーーーー!!!!!!」
莉緒は泣きながら記念品などを受け取った。
莉緒「ありがとうございま~~す(涙)」
司会「どうですか今の気分は?」
莉緒「もう・・・・嬉しすぎて何て言ったらいいかわかりません(涙)」
莉緒はとても興奮していた。
そして毎回恒例、もう一度歌うことになった。
司会「それではもう一度歌っていただきましょう!」
SOBEは再び演奏を始めた。だがしかし、莉緒の涙が去年以上の涙だったので、莉緒はなかなかうまく歌えなかった。
莉緒「(う~~~、涙の意地悪(泣)・・・・・)」
しかし、ここはプロ根性を出し、最後まで力を振り絞って莉緒は歌った。
真澄「(頑張れ頑張れ!あと少し!)」
そして、莉緒は歌い抜いた。
莉緒「みなさん、本当にありがとうございました~~!!」
莉緒は全員に感謝した。
見事に、デビュー2年目でレコード大賞を受賞したSOBE。明日はいよいよ夢にまで見た紅白出場。SOBEの出番は赤組の中では後ろから5番目である。果たしてSOBEは、紅白出場を大成功とゆう形で終わり、2011年を最高の形で締める事が出来るのか!?
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