12 / 20
第12話
しおりを挟む
なんとか家に辿り着けた。
でも、それが限界だったみたい。
僕はご飯も食べずにず、その日は寝てしまったらしい。
朝は起きれたけど、やっぱり体力が減っているのを感じた。
その代わり、魔力は感じる。
良かった。
夢じゃなかった。
土属性の魔法使いになったんだ。
ルミさんの話では、ギルドで職業を選ぶと魔術士になるらしい。
魔法使いって言うのは、子供の呼び方らしいから、気をつけなきゃ。
でも、僕は魔法だけに頼るつもりは無い。
剣術、盾の防御、そして魔法。
バランス良く鍛えて自分に合った戦い方を見つけなきゃ。
とりあえず、水汲みに行って体を洗ってこよう。
畑を耕しながら考える。
僕の属性は土。
今は掌から土を出せるだけだ。
魔力に比例するらしく、パラパラと桶いっぱいくらいには出せそう。
これなら、目眩しに投げつける事が出来るね。
今すぐ使うなら、そんな使い方しか出来ないけど。
有効ではありそうだから、今度試してみよう。
それはそれとして。
自分の想像力と魔力次第で色んな事が出来るらしい。
なら、考えなきゃ。
僕はあまり力も強くない。
鍛えてはいるけど、女の子のリアと同じくらいだ。
速さはリアに及ばない。
なら、それらを補う為に魔法を使いたい。
攻撃力と防御力だね。
速さを補うには、やっぱり手数かな?
うーん。
ルミさんが見せてくれたのは基本魔法に火を纏わせたものだった。
そうだよね。
まずは基本魔法を覚えなきゃ。
えーと。
魔力球、魔力防御、補助だった。
魔力球は魔力をそのまま対象に向かって飛ばすんだよね。
これが攻撃の基本になる。
魔力防御は魔力を体に纏わせて身を守る。
補助は回復を促進したり、力を増やしたり出来る、と。
でも、魔力は体の中より外に対しての影響力が強いので効果は小さいとか。
冒険者になると訓練所に入るらしい。
ちゃんと教えてもらっても3ヶ月くらいは基本魔法を覚えるのにかかるって聞いた。
本当なら16歳にならないと儀式を受けられないらしいから、10歳の僕には難しいかもしれないけど。
それでも、何とか頑張らなきゃ。
ルミさんとミヨさんにお願いして、たくさん見せてもらったし。
魔法は目に焼き付けてある。
リアと2人なら頑張れるはず。
想像するのは得意だ。
僕は耳が聞こえない分、普段からこんな事が言いたいのかな?とか想像しながら生きてる。
だから、考えなきゃ。
僕の攻撃力を補う手段。
魔力球に土を込めて更に固く重くする?
そしたら、固い土、石みたいに出来ないかな?
土を固くするように想像する。
頭の中で念じて手から出す。
えい!
普通に土を出すより魔力が減っていくのを感じる。
出た。
でも、石というより泥団子だ。
もっと硬く。
これはもっと練習が必要だね。
基本の魔力球を出してみる。
あれ?
スムーズに出来た。
そのまま、空に向けて放つ。
うん。
出来た。
使う魔力によって大きさを変えられそう。
もしかしたら、もっと魔力の扱いに慣れたら尖った形の魔力球とかも作れるかも。
体から離れても少しなら操れそうだし、破裂させる事も出来るかな?
なら。
尖った魔力球を作って敵に当てる。
これなら、弓矢みたいな感じで使えるはず。
あとは破裂する魔力球。
そこに土属性を混ぜて、小石を作って周りに飛び散らせる。
敵が何匹もいる時は役に立つんじゃないかな?
攻撃はこれらを軸にして練習しよう。
魔法防御。
体を魔力で覆って防御するんだよね。
外に溢れ出る魔力を操って体に纏わせてる。
うん。
出来る。
でも出来る事は出来るんだけど。
もっと魔力を圧縮させないと防御にならない。
魔力球と違って、これは直ぐには出来ないみたいだ。
属性で土を固められたら。
それで体を覆う事も出来るかも。
外に作用させられるなら、リアにかけてあげる事も出来たりするのかな?
防御なら目の前に土壁を作ったり出来れば良いんだけどな。
でも今の魔力じゃ足りないね。
補助は、体の中で魔力を動かしていく。
外に出すより、ずっと難しい。
なかなか思ったように動かないし、少しずつしか進まない。
っと。
先の事ばかり考えてしまったけど、まずは基本からだよね。
魔力球は使えた。
今のままだと、石を投げた程度の威力だ。
たくさん練習してもっと大きく速く威力を大きく出来るようにしよう。
魔法防御はまず、しっかりと体を覆って魔力を固められるようしなきゃ。
補助が一番難しそう。
体の中で思い通りの場所に動かせるようにしなきゃ。
動かすだけなら魔力もそんなに減らないし、いつでも出来るから意識してずっと動かそう。
ラナは当面の目標が決まったので、魔力を動かしながら畑仕事を続けていく。
失った体力も鍛えなきゃいけないし、やらなきゃいけない事はたくさんだ。
でも魔法を覚えた事で、またひとつ強くなったはず。
(挫けずに頑張らなきゃ)
ラナは空を見上げて、気合いを入れた。
でも、それが限界だったみたい。
僕はご飯も食べずにず、その日は寝てしまったらしい。
朝は起きれたけど、やっぱり体力が減っているのを感じた。
その代わり、魔力は感じる。
良かった。
夢じゃなかった。
土属性の魔法使いになったんだ。
ルミさんの話では、ギルドで職業を選ぶと魔術士になるらしい。
魔法使いって言うのは、子供の呼び方らしいから、気をつけなきゃ。
でも、僕は魔法だけに頼るつもりは無い。
剣術、盾の防御、そして魔法。
バランス良く鍛えて自分に合った戦い方を見つけなきゃ。
とりあえず、水汲みに行って体を洗ってこよう。
畑を耕しながら考える。
僕の属性は土。
今は掌から土を出せるだけだ。
魔力に比例するらしく、パラパラと桶いっぱいくらいには出せそう。
これなら、目眩しに投げつける事が出来るね。
今すぐ使うなら、そんな使い方しか出来ないけど。
有効ではありそうだから、今度試してみよう。
それはそれとして。
自分の想像力と魔力次第で色んな事が出来るらしい。
なら、考えなきゃ。
僕はあまり力も強くない。
鍛えてはいるけど、女の子のリアと同じくらいだ。
速さはリアに及ばない。
なら、それらを補う為に魔法を使いたい。
攻撃力と防御力だね。
速さを補うには、やっぱり手数かな?
うーん。
ルミさんが見せてくれたのは基本魔法に火を纏わせたものだった。
そうだよね。
まずは基本魔法を覚えなきゃ。
えーと。
魔力球、魔力防御、補助だった。
魔力球は魔力をそのまま対象に向かって飛ばすんだよね。
これが攻撃の基本になる。
魔力防御は魔力を体に纏わせて身を守る。
補助は回復を促進したり、力を増やしたり出来る、と。
でも、魔力は体の中より外に対しての影響力が強いので効果は小さいとか。
冒険者になると訓練所に入るらしい。
ちゃんと教えてもらっても3ヶ月くらいは基本魔法を覚えるのにかかるって聞いた。
本当なら16歳にならないと儀式を受けられないらしいから、10歳の僕には難しいかもしれないけど。
それでも、何とか頑張らなきゃ。
ルミさんとミヨさんにお願いして、たくさん見せてもらったし。
魔法は目に焼き付けてある。
リアと2人なら頑張れるはず。
想像するのは得意だ。
僕は耳が聞こえない分、普段からこんな事が言いたいのかな?とか想像しながら生きてる。
だから、考えなきゃ。
僕の攻撃力を補う手段。
魔力球に土を込めて更に固く重くする?
そしたら、固い土、石みたいに出来ないかな?
土を固くするように想像する。
頭の中で念じて手から出す。
えい!
普通に土を出すより魔力が減っていくのを感じる。
出た。
でも、石というより泥団子だ。
もっと硬く。
これはもっと練習が必要だね。
基本の魔力球を出してみる。
あれ?
スムーズに出来た。
そのまま、空に向けて放つ。
うん。
出来た。
使う魔力によって大きさを変えられそう。
もしかしたら、もっと魔力の扱いに慣れたら尖った形の魔力球とかも作れるかも。
体から離れても少しなら操れそうだし、破裂させる事も出来るかな?
なら。
尖った魔力球を作って敵に当てる。
これなら、弓矢みたいな感じで使えるはず。
あとは破裂する魔力球。
そこに土属性を混ぜて、小石を作って周りに飛び散らせる。
敵が何匹もいる時は役に立つんじゃないかな?
攻撃はこれらを軸にして練習しよう。
魔法防御。
体を魔力で覆って防御するんだよね。
外に溢れ出る魔力を操って体に纏わせてる。
うん。
出来る。
でも出来る事は出来るんだけど。
もっと魔力を圧縮させないと防御にならない。
魔力球と違って、これは直ぐには出来ないみたいだ。
属性で土を固められたら。
それで体を覆う事も出来るかも。
外に作用させられるなら、リアにかけてあげる事も出来たりするのかな?
防御なら目の前に土壁を作ったり出来れば良いんだけどな。
でも今の魔力じゃ足りないね。
補助は、体の中で魔力を動かしていく。
外に出すより、ずっと難しい。
なかなか思ったように動かないし、少しずつしか進まない。
っと。
先の事ばかり考えてしまったけど、まずは基本からだよね。
魔力球は使えた。
今のままだと、石を投げた程度の威力だ。
たくさん練習してもっと大きく速く威力を大きく出来るようにしよう。
魔法防御はまず、しっかりと体を覆って魔力を固められるようしなきゃ。
補助が一番難しそう。
体の中で思い通りの場所に動かせるようにしなきゃ。
動かすだけなら魔力もそんなに減らないし、いつでも出来るから意識してずっと動かそう。
ラナは当面の目標が決まったので、魔力を動かしながら畑仕事を続けていく。
失った体力も鍛えなきゃいけないし、やらなきゃいけない事はたくさんだ。
でも魔法を覚えた事で、またひとつ強くなったはず。
(挫けずに頑張らなきゃ)
ラナは空を見上げて、気合いを入れた。
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
異世界配信〜幼馴染みに捨てられた俺を導く神々の声(視聴者)
葉月
ファンタジー
コルネ村で、幼なじみであり恋人でもあったユリアナと、ささやかな幸福を分かち合って生きていたロイド。
だがある日、ユリアナは女神の愛子として目覚め、国王の命により王都へと連れ去られる。
突然、日常を奪われ、運命に引き裂かれたロイドは、抗う術も持たぬまま、否応なく大きな流れへと呑み込まれていく。
これは、奪われたものを取り戻すため、そして理不尽な運命に抗おうとする、一人の少年の物語である。
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる