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最終章 王立図書館最下層
#最凶の魔導書
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養父――じゃなかった、王立図書館館長に、館長室に呼び出されて、ディセは言われた。
「最下層に行くので、付いて来なさい」
「図書館に勤め始めたばかりの未熟な司書が、まだそんな所へ行くわけにはいきません」
と、ディセは喉まで出かかったが、口から出たのは、
「はい!」
という返事だった。
図書館長は、養子――じゃなかった、新人司書の、子どもの頃のような素直なお返事に、ゆるみかけた唇を、必死に引き締めて、笑いをこらえた。
ディセは、地下9階の書庫まで下りたことはあった。そこで階段は行き止まりのはずだった。
けれど、その先に螺旋階段が現われ、図書館長は、ひとつに三つ編みにした銀髪を背に揺らして、下りて行く。ディセは付いて、階段を下りて行く。
灯は進むと点いて、過ぎると消え、螺旋階段なので、先を見通すことができない。
養父が、自分の漆黒の首輪に付いた鎖の先の古めかしい鍵が、最凶の魔導書を封じた王立図書館の最下層の鍵だと教えてくれた時の、胸のドキドキを、ディセは今でも覚えている。
それを、この目で見られるなんて、もっとドキドキしている。
どんな本なんだろう?どんな魔術が記されているんだろう?
――子どもの頃から、ずっと想像していた物が、階段の先にある。
螺旋を巡り巡って、地下を深く深く下りて行った先には、見上げるほど大きな黒い扉があった。
ディセは、養父――じゃなかった、図書館長の肩の上から覗き込んで、鍵が鍵穴に挿し込まれるのを見つめる。その黒い瞳は、わくわく、輝いている。
ガチャリと音を立てて、鍵が回された。
ドキドキドキドキドキ、心臓が痛いほど、ディセの胸の中、跳ねあがる。
図書館長が扉を開け、最下層の書庫に入る。ディセが付いて入ると、書架さえ無い、がらんと広い空っぽの書庫に、ベッドだけがあった。
「何の冗談ですか」
「私とあなたが、ずっといっしょに寝ていたベッドですよ」
ディセの抗議に、図書館長は答えた。
「こんな冗談やるために、延々、階段、下りて来たの?」
図書館長――じゃなく、養父の背中に向かって、ディセは、あきれ声を上げる。
「俺、めちゃくちゃ、最凶の魔導書を見るの、楽しみにしてたのに」
「見せてあげるよ」
「ほんとに?!」
養父はベッドへ歩いて行き、腰掛ける。ディセは隣に腰掛け、養父に向く。養父は、ディセの頬に手を当てた。養父の手は、いつもひんやり冷たい。養父は、養子の黒い瞳を見つめて、口を開いた。
「私はSwitchなんです」
支配したい本能の欲求を持つDomにも、支配されたい本能の欲求を持つSubにもなれるSwitch。
「いろいろなDomに支配されて来ましたが、飽きたので、自分好みのSubを育てようと、孤児を拾って、育て始めたんです。なのに、あんな出涸らしに掠め盗られて、私はね、すごぉ~くっ!怒り狂っているんですよ」
ディセは頬に当てられている養父の手に手を重ねると、下ろした。眉をつりあげた養父の色のない水晶のような瞳を、あきれて見つめる。
「まだ拗ねてるんですか?そんな嘘、言って。どれだけ俺が、あなたの嘘にだまされて来たと思ってるんだよ?」
ディセは手を広げ、ベッドを示してみせる。
「このベッドも。『家族は、ひとつのベッドに眠るんだよ』って、嘘にだまされて、友達の家に遊びに行った時、『家族が多いのに、こんな小さなベッドに、どうやって、いっしょに寝てるの?』って聞いて、友達と、姉弟に、きょっと~んと見返されたの、今でも、忘れらんないよ」
「弟は、まだお母さんと寝てるけどさ。ひょっとして、まだディセ、一人で寝らんないの?」
半笑いで友達に聞かれて、賢いディセは、どうやら一人で寝られないのは、笑われることらしい。と察した。
「君が、姉弟や家族と、まだいっしょに寝てるのかなと思っただけだよ」
と笑ってみせた。
家に帰って、ディセは養父とケンカをして、夜、ソファーで寝ようとすると、
「お養父さんがソファーで寝る…」
養父が、しょんぼり、やって来た。
ディセは、とっても怒っていたので、ソファーを下り、ベッドへ行って、独りで寝た。
結局、ディセは独りで眠ることができずに、ソファーで眠る養父を揺り起こした。
「ぼくのベッド、買ってくれるまで、いっしょに寝るの、ガマンする…」
ベッドは買ってもらったが、それまで養父といっしょに寝ていたベッドと、ぴったりと付けて並べたので、大きなベッドに、いっしょに寝ているのと変わりなかったが。
第5区から王都に移った時も、ディセといっしょに眠っていたベッドを、わざわざ養父は、空間移動魔術で持って来て、官舎に備え付けのベッドに、ぴったりと付けて並べた。
そのベッドが、今、王立図書館最下層にある。
ディセは養父に言った。
「今日、これからオクトと、ごはん食べに行くんだ。お養父さんも、来ない?いっしょに、ごはん食べようよ」
店の人たち、客たちに愛されているオクトを、ディセは、養父に見てもらいたいと思った。
「何、食べたい?」
「Strip」
突然、養父が命令を言った。
Subである養父の命令は、Subであるディセにとって、何の作用もないはずだった。
なのに、子どもの頃、養父の手に手を包み込まれて、服の脱ぎ着を教わったように、ディセの指は、くすんだ灰色の王立図書館の制服の上着のボタンを外し始める。
ディセは、信じられなかった。意志もなく命令に従って動く自分の指も、養父がSwitchであることも。
養父がSwitchであることが真実ならば、孤児の自分を拾った理由が、「自分好みのSubを育てるため」と言ったことは、真実だ。
ディセは上着のボタンを外し終わり、脱いで、シャツのボタンを外しながら、養父に聞く。
「本当なんですか?本当に、お養父さんは、Switch?ぼくを拾ったのは、自分好みのSubを育てるため?」
頭では、真実だと理解している。でも、心が理解を拒んでいた。
養父は答えた。
「そうだよ」
聞かなきゃよかった。聞いて、答えられてしまえば、本当に真実だということを思い知らされるだけだった。
ディセはシャツのボタンも外し終わり、脱いで、下着も脱ぐ。ズボンのベルトに指を掛ける。ディセの黒い瞳から涙がこぼれた。自分の指が、自分のものじゃないみたいに、ベルトを外す。――もう自分は、自分のものではなかった。
Domである養父のものだった。
「いやだよ。お養父さん、いやだ」
ディセの指は、ズボンのボタンを外す。養父は、色のない水晶のような瞳で見守っている、いつもそうしてくれていたように。
服の脱ぎ着も、文字を読み書きすることも、計算も、魔術も、きれいなごはんの食べ方も、敬語も、歴史も、世界のことも、何もかも、養父が教えてくれた。
ディセはベッドの上、腰を上げて、ズボンを下ろす。ベルトの重みに、ズボンは脚を滑り落ち、床にガシャンと音を立てた。パンツも腰を上げて、脱ぎ、脚を滑り、足元に落ちた。
白銀の首輪だけを嵌めて、ディセは裸になった。
今までの全部は、ぼくを、自分好みのSubにするため?自分の「支配したい」という本能の欲求を満たすため?
ぼくを、ただ愛してくれているんだって、思っていた。
ディセの涙に濡れた黒い瞳孔が見開き、裸の胸に、ぽつんと黒い点が浮かび上がった。それは、染み出すように見る見るうちに広がり、空虚が開いてゆく。
空虚は、裏切られた愛の深さほど、大きく開き、暗闇は濃い。
ディセの胸の空虚にある暗闇の美しさに、養父は見惚れた。
「これほど、私を愛してくれていたなんてね…うれしいよ、ディセ」
そして、養父は自分の首に嵌められた漆黒の首輪に、指先で触れた。
この日のために、この首輪を嵌め続けていた、あなたがいなくなっても。
指先で触れたところから、漆黒の首輪はひび割れ、長い長い年月を経た物であるかのように、ぼろぼろと毀れ、鎖の先の鍵の重みで、首から胸の上を滑り、ベッドの上に落ちた。
養父の胸にも空虚が開く。
養父は、ディセの胸の空虚に、自分の胸の空虚を重ね合わせ、抱き締めた。
ドンッ!!と、最下層に大きな音が響いた。
「最下層に行くので、付いて来なさい」
「図書館に勤め始めたばかりの未熟な司書が、まだそんな所へ行くわけにはいきません」
と、ディセは喉まで出かかったが、口から出たのは、
「はい!」
という返事だった。
図書館長は、養子――じゃなかった、新人司書の、子どもの頃のような素直なお返事に、ゆるみかけた唇を、必死に引き締めて、笑いをこらえた。
ディセは、地下9階の書庫まで下りたことはあった。そこで階段は行き止まりのはずだった。
けれど、その先に螺旋階段が現われ、図書館長は、ひとつに三つ編みにした銀髪を背に揺らして、下りて行く。ディセは付いて、階段を下りて行く。
灯は進むと点いて、過ぎると消え、螺旋階段なので、先を見通すことができない。
養父が、自分の漆黒の首輪に付いた鎖の先の古めかしい鍵が、最凶の魔導書を封じた王立図書館の最下層の鍵だと教えてくれた時の、胸のドキドキを、ディセは今でも覚えている。
それを、この目で見られるなんて、もっとドキドキしている。
どんな本なんだろう?どんな魔術が記されているんだろう?
――子どもの頃から、ずっと想像していた物が、階段の先にある。
螺旋を巡り巡って、地下を深く深く下りて行った先には、見上げるほど大きな黒い扉があった。
ディセは、養父――じゃなかった、図書館長の肩の上から覗き込んで、鍵が鍵穴に挿し込まれるのを見つめる。その黒い瞳は、わくわく、輝いている。
ガチャリと音を立てて、鍵が回された。
ドキドキドキドキドキ、心臓が痛いほど、ディセの胸の中、跳ねあがる。
図書館長が扉を開け、最下層の書庫に入る。ディセが付いて入ると、書架さえ無い、がらんと広い空っぽの書庫に、ベッドだけがあった。
「何の冗談ですか」
「私とあなたが、ずっといっしょに寝ていたベッドですよ」
ディセの抗議に、図書館長は答えた。
「こんな冗談やるために、延々、階段、下りて来たの?」
図書館長――じゃなく、養父の背中に向かって、ディセは、あきれ声を上げる。
「俺、めちゃくちゃ、最凶の魔導書を見るの、楽しみにしてたのに」
「見せてあげるよ」
「ほんとに?!」
養父はベッドへ歩いて行き、腰掛ける。ディセは隣に腰掛け、養父に向く。養父は、ディセの頬に手を当てた。養父の手は、いつもひんやり冷たい。養父は、養子の黒い瞳を見つめて、口を開いた。
「私はSwitchなんです」
支配したい本能の欲求を持つDomにも、支配されたい本能の欲求を持つSubにもなれるSwitch。
「いろいろなDomに支配されて来ましたが、飽きたので、自分好みのSubを育てようと、孤児を拾って、育て始めたんです。なのに、あんな出涸らしに掠め盗られて、私はね、すごぉ~くっ!怒り狂っているんですよ」
ディセは頬に当てられている養父の手に手を重ねると、下ろした。眉をつりあげた養父の色のない水晶のような瞳を、あきれて見つめる。
「まだ拗ねてるんですか?そんな嘘、言って。どれだけ俺が、あなたの嘘にだまされて来たと思ってるんだよ?」
ディセは手を広げ、ベッドを示してみせる。
「このベッドも。『家族は、ひとつのベッドに眠るんだよ』って、嘘にだまされて、友達の家に遊びに行った時、『家族が多いのに、こんな小さなベッドに、どうやって、いっしょに寝てるの?』って聞いて、友達と、姉弟に、きょっと~んと見返されたの、今でも、忘れらんないよ」
「弟は、まだお母さんと寝てるけどさ。ひょっとして、まだディセ、一人で寝らんないの?」
半笑いで友達に聞かれて、賢いディセは、どうやら一人で寝られないのは、笑われることらしい。と察した。
「君が、姉弟や家族と、まだいっしょに寝てるのかなと思っただけだよ」
と笑ってみせた。
家に帰って、ディセは養父とケンカをして、夜、ソファーで寝ようとすると、
「お養父さんがソファーで寝る…」
養父が、しょんぼり、やって来た。
ディセは、とっても怒っていたので、ソファーを下り、ベッドへ行って、独りで寝た。
結局、ディセは独りで眠ることができずに、ソファーで眠る養父を揺り起こした。
「ぼくのベッド、買ってくれるまで、いっしょに寝るの、ガマンする…」
ベッドは買ってもらったが、それまで養父といっしょに寝ていたベッドと、ぴったりと付けて並べたので、大きなベッドに、いっしょに寝ているのと変わりなかったが。
第5区から王都に移った時も、ディセといっしょに眠っていたベッドを、わざわざ養父は、空間移動魔術で持って来て、官舎に備え付けのベッドに、ぴったりと付けて並べた。
そのベッドが、今、王立図書館最下層にある。
ディセは養父に言った。
「今日、これからオクトと、ごはん食べに行くんだ。お養父さんも、来ない?いっしょに、ごはん食べようよ」
店の人たち、客たちに愛されているオクトを、ディセは、養父に見てもらいたいと思った。
「何、食べたい?」
「Strip」
突然、養父が命令を言った。
Subである養父の命令は、Subであるディセにとって、何の作用もないはずだった。
なのに、子どもの頃、養父の手に手を包み込まれて、服の脱ぎ着を教わったように、ディセの指は、くすんだ灰色の王立図書館の制服の上着のボタンを外し始める。
ディセは、信じられなかった。意志もなく命令に従って動く自分の指も、養父がSwitchであることも。
養父がSwitchであることが真実ならば、孤児の自分を拾った理由が、「自分好みのSubを育てるため」と言ったことは、真実だ。
ディセは上着のボタンを外し終わり、脱いで、シャツのボタンを外しながら、養父に聞く。
「本当なんですか?本当に、お養父さんは、Switch?ぼくを拾ったのは、自分好みのSubを育てるため?」
頭では、真実だと理解している。でも、心が理解を拒んでいた。
養父は答えた。
「そうだよ」
聞かなきゃよかった。聞いて、答えられてしまえば、本当に真実だということを思い知らされるだけだった。
ディセはシャツのボタンも外し終わり、脱いで、下着も脱ぐ。ズボンのベルトに指を掛ける。ディセの黒い瞳から涙がこぼれた。自分の指が、自分のものじゃないみたいに、ベルトを外す。――もう自分は、自分のものではなかった。
Domである養父のものだった。
「いやだよ。お養父さん、いやだ」
ディセの指は、ズボンのボタンを外す。養父は、色のない水晶のような瞳で見守っている、いつもそうしてくれていたように。
服の脱ぎ着も、文字を読み書きすることも、計算も、魔術も、きれいなごはんの食べ方も、敬語も、歴史も、世界のことも、何もかも、養父が教えてくれた。
ディセはベッドの上、腰を上げて、ズボンを下ろす。ベルトの重みに、ズボンは脚を滑り落ち、床にガシャンと音を立てた。パンツも腰を上げて、脱ぎ、脚を滑り、足元に落ちた。
白銀の首輪だけを嵌めて、ディセは裸になった。
今までの全部は、ぼくを、自分好みのSubにするため?自分の「支配したい」という本能の欲求を満たすため?
ぼくを、ただ愛してくれているんだって、思っていた。
ディセの涙に濡れた黒い瞳孔が見開き、裸の胸に、ぽつんと黒い点が浮かび上がった。それは、染み出すように見る見るうちに広がり、空虚が開いてゆく。
空虚は、裏切られた愛の深さほど、大きく開き、暗闇は濃い。
ディセの胸の空虚にある暗闇の美しさに、養父は見惚れた。
「これほど、私を愛してくれていたなんてね…うれしいよ、ディセ」
そして、養父は自分の首に嵌められた漆黒の首輪に、指先で触れた。
この日のために、この首輪を嵌め続けていた、あなたがいなくなっても。
指先で触れたところから、漆黒の首輪はひび割れ、長い長い年月を経た物であるかのように、ぼろぼろと毀れ、鎖の先の鍵の重みで、首から胸の上を滑り、ベッドの上に落ちた。
養父の胸にも空虚が開く。
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