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最終章 王立図書館最下層
お茶会
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「第三王子が、同性をパートナーにしたことは、御存じですか?」
「――本日は、今後の王立図書館の運営についての相談と聞いていますが?」
琥珀色の髪を結い上げ、黒曜石が中央に輝く王冠を額に嵌めた王は、黒い瞳でティーカップから立ち上る湯気を見つめ、向かいに座る王立図書館館長を見ないまま、聞き返した。
「ええ、だから、今後の王立図書館の運営に関わることです」
図書館長は答えて、中空から、さらさらと砂糖をハーブティーに入れると、スプーンを指先から出して、くるくる、かき混ぜる。
「このお茶、味がなくて、不味いんですよね~」
出されたものに文句を言いながら、図書館長はハーブティーを飲む。――DomやSubの本能の欲求を抑制するハーブだと知っていて、そんな文句を言うのだ。
王城の謁見の間の控え室。王に謁見する前後の緊張をほぐすため、謁見を待つ者たちが歓談するため、いくつかのテーブルと椅子、ティーワゴンが置かれている。
謁見は、日時、人物、発言が記録されるため、ちょっとした相談事や、気遣いなく話したい時は、控え室を使うことも多かった。
図書館長から「今後の王立図書館の運営について、ご相談したい」と、申し出があれば、顔も見たくなくても、王は会わないわけにはいかなかった。
ハーブティーを淹れた侍従長は退出させ、二人きりだった。
王は答えた。
「護衛から報告は受けています」
「んふふふふ」
図書館長が、思わず洩れてしまったような笑い声を上げた。王は、笑った理由を決して聞かずに、ハーブティーを飲んだ。
「昨日、私に、二人いっしょに、あいさつに来たんですよ~」
聞かれもしないのに、うふうふ、図書館長は話す。
「昨年の夏休み、オクトからは、『好きなひとがいるから、パートナーも婚約者も要らない』と、直接、聞いています」
「――相変わらず、君、負けず嫌いだね…」
図書館長は真顔になって、魔術大学の同期生を見つめた。王は目を合わせず、ソーサーにティーカップを置く。首までを覆い、長袖で、フリルひとつない群青色のドレスは、まるで肌を晒すことを自身に禁じているかのようだ。
図書館長は小首を傾げる。
「第三王子が同性のパートナーを持つことは、お許しになるのですか?」
「オクトには、高等科を卒業すれば、好きにしていいと言っています」
「それな!『許さない』って言ってんのと同じだと思うんですけど…」
図書館長は肩をすくめ、ハーブティーを飲む。ティーカップをソーサーに置くと、言った。
「王立図書館最下層の鍵を、ディセ・コ・ヨミに移譲します」
「承認します」
「2区分館を増築します」
「必要を認めません」
「勢いで行けると思ったのに!」
王は、自分の口をふさぐようにティーカップに口を付け、ハーブティーといっしょに、言ってやりたいこと、たったひとつを残して、他は全て飲み干して、ティーカップをソーサーに置いた。
「ご相談が、以上ならば、私は失礼します」
たったひとつ残した言ってやりたいことを言うと、王は立ち上がった。群青のドレスの裾が床に広がる。図書館長も立ち上がった。
「お忙しいところ、お時間をありがとうございました」
テーブルの横に出て、王に向かって跪き、最敬礼をする。くすんだ灰色の王立図書館の制服の肩から、ひとつに三つ編みに編んだ菫色にも見える銀髪が垂れ落ち、漆黒の首輪を嵌めたうなじが露わになる。漆黒の首輪から下がる鎖の先には、古めかしい鍵が付いている。
王の胸の底から、Domの支配したいという本能の欲求が嘔吐のように込み上げた。
「第一王子を誘惑できなかったからって、第三王子を誘惑させるなんてね。それも、私が建国祭の花火に集中している隙に、陥れるなんて、卑怯なことをして。」
王はハーブティーと共に飲み干したことを言った。――「何か」を言わなければ、言ってしまいそうだった、「命令」を。
図書館長が顔を上げた。王は視線を落とし、絨毯の模様を見つめた。
「第三王子は、当て馬のつもりだったんですよ。出涸らし王子が、うちの子と、いちゃいちゃしてるのを見て、第一王子のDomの本能の欲求が掻き立てられると思ったのにな~」
この淫乱Subの養子に陥れられないように、ノーヴェにはプレイを職業とするSubを契約したのだ。見境なく、オクトを誘惑するなんて思いもしなかった。
王は紅い唇を歪めて、笑ってみせた。
「それは残念でしたね。わざわざ娼館で孤児を拾って、第一王子に差し向けたのにね」
「差し向けてなんていませんよ。高等科に飛び級をして寮に入ったのは、あの子の意志です。第一王子の同室になったのは、寮の部屋割りが、成績順だからです。魔術学校初等科に、教育実習に行ったのも、あの子の意志です。そこに、落第しまくりの出涸らし王子がいただけです。――あえて言えば、『運命』。」
「あなたの言いなりではなく、孤児自身が、自分の意志で、誘惑したということ?血のつながりもないのに、あなたによく似ていること。あなたが育てたから、そうなってしまったってこと?」
「――うちの子を、こんなお姑さんの所にやるの、嫌だなあ…」
王の見開いた黒い瞳が初めて、図書館長を映した。
「オクトが、魔力が弱くて苦しんでいる、その原因が、あなただと知ったら、どう思うでしょうね?」
跪いた図書館長は、色のない水晶のような瞳で、王のDomの瞳を見返す。
Subの意志を奪い、体も心も差し出させ、自分を失くしてしまうまで、支配するDomらしいDomの瞳だった。
魔力の強い者同士の婚姻は、魔力を打ち消し合うのか、魔力が弱い、魔力を持たない子が生まれることが多い。そのため、魔力の強い王族や貴族は、魔力が弱い、魔力を持たない者と婚姻する。
元素魔術の火・水・土・風の総てを操る強力な魔術師である王は、Normalで魔力の弱い貴族の子息と結婚し、婚姻外でSubのパートナーを持つこともせず、プレイもしない。
――彼女は、王国を支配することで、「支配したい」というDomの本能の欲求を満たしているのだ。
図書館長は、王に言った。
「どんなに忙しくても、授業参観には行くべきですよ」
「は?」
「見ればわかりますよ。オクトにとって『できないこと』は苦しみじゃない」
王は腕組みをするように自分で自分の腕を掴んだ。そうしなければ、図書館長の顔を平手打ちしていた。
「オクトは、歩くよりも先に、移動魔術や、空間移動魔術を使えるほど、魔力の強い子だった。私より、兄より、姉より、誰よりも魔力が強かった」
「だから、私たちの結界魔術を破ってしまった」
「『私たち』なんて言うな!!」
結界魔術で封じられていた扉を、第三王子と第一王子は開き、祖父である前王と、司書だった図書館長とのプレイを見た。
「あなたが、私の息子たちを歪めた」
ノーヴェはSubを私の父のように虐待しなければ、支配することができないDomになってしまった。
オクトは、Subを支配することに恐怖を感じて、自分のDomの本能の欲求を抑圧して、本来の魔力を発揮できない。
「二人とも、記憶を消去したのに、」
「あの子たちの心に深く刻まれてしまった傷は消えない」
嗜虐趣味が、王の血筋であることを、認めればいいのに。と、図書館長は思う。王国の全ての区の領主の祖が皆、建国王に屈辱的な従属を強いられた歴史が、それを証明している。
出涸らし王子が、Domとして目覚めたにも関わらず、魔力が弱いのは、未だ本性は眠ったままなのだろうか。そう思っただけで、図書館長のSubの体は、ぞくぞくしてしまう。
図書館長は頭を下げた。
「第一王子の性癖を開花させてしまったこと、第三王子を不能寸前に追い込んだことは、深く反省しています」
王は言った。
「退がりなさい」
王の命令に、図書館長は立ち上がり、控え室を出て行った。その表情を、王は見なかった。命令に悦ぶ表情など、見たくなかった。
あの男は、私の息子たちを歪め、私の父を奪った。
腹上死ならば、まだいい。背上死だったのだ。犬のように、この男と交わったまま、父は逝った。
王立図書館最下層の鍵を預かるSubとプレイすることは、最凶の魔導書を封じるための、王の職務だったと、即位してから、あの男に知らされた。鍵を預かるSubが複数のDomと関係を持つのは、王の支配欲を高めるためであることも。
でも、あの男を見つめる、父の黒い瞳は、「職務」だっただろうか――?
王は2杯目のハーブティーを自分で淹れて、飲んだ。
「――本日は、今後の王立図書館の運営についての相談と聞いていますが?」
琥珀色の髪を結い上げ、黒曜石が中央に輝く王冠を額に嵌めた王は、黒い瞳でティーカップから立ち上る湯気を見つめ、向かいに座る王立図書館館長を見ないまま、聞き返した。
「ええ、だから、今後の王立図書館の運営に関わることです」
図書館長は答えて、中空から、さらさらと砂糖をハーブティーに入れると、スプーンを指先から出して、くるくる、かき混ぜる。
「このお茶、味がなくて、不味いんですよね~」
出されたものに文句を言いながら、図書館長はハーブティーを飲む。――DomやSubの本能の欲求を抑制するハーブだと知っていて、そんな文句を言うのだ。
王城の謁見の間の控え室。王に謁見する前後の緊張をほぐすため、謁見を待つ者たちが歓談するため、いくつかのテーブルと椅子、ティーワゴンが置かれている。
謁見は、日時、人物、発言が記録されるため、ちょっとした相談事や、気遣いなく話したい時は、控え室を使うことも多かった。
図書館長から「今後の王立図書館の運営について、ご相談したい」と、申し出があれば、顔も見たくなくても、王は会わないわけにはいかなかった。
ハーブティーを淹れた侍従長は退出させ、二人きりだった。
王は答えた。
「護衛から報告は受けています」
「んふふふふ」
図書館長が、思わず洩れてしまったような笑い声を上げた。王は、笑った理由を決して聞かずに、ハーブティーを飲んだ。
「昨日、私に、二人いっしょに、あいさつに来たんですよ~」
聞かれもしないのに、うふうふ、図書館長は話す。
「昨年の夏休み、オクトからは、『好きなひとがいるから、パートナーも婚約者も要らない』と、直接、聞いています」
「――相変わらず、君、負けず嫌いだね…」
図書館長は真顔になって、魔術大学の同期生を見つめた。王は目を合わせず、ソーサーにティーカップを置く。首までを覆い、長袖で、フリルひとつない群青色のドレスは、まるで肌を晒すことを自身に禁じているかのようだ。
図書館長は小首を傾げる。
「第三王子が同性のパートナーを持つことは、お許しになるのですか?」
「オクトには、高等科を卒業すれば、好きにしていいと言っています」
「それな!『許さない』って言ってんのと同じだと思うんですけど…」
図書館長は肩をすくめ、ハーブティーを飲む。ティーカップをソーサーに置くと、言った。
「王立図書館最下層の鍵を、ディセ・コ・ヨミに移譲します」
「承認します」
「2区分館を増築します」
「必要を認めません」
「勢いで行けると思ったのに!」
王は、自分の口をふさぐようにティーカップに口を付け、ハーブティーといっしょに、言ってやりたいこと、たったひとつを残して、他は全て飲み干して、ティーカップをソーサーに置いた。
「ご相談が、以上ならば、私は失礼します」
たったひとつ残した言ってやりたいことを言うと、王は立ち上がった。群青のドレスの裾が床に広がる。図書館長も立ち上がった。
「お忙しいところ、お時間をありがとうございました」
テーブルの横に出て、王に向かって跪き、最敬礼をする。くすんだ灰色の王立図書館の制服の肩から、ひとつに三つ編みに編んだ菫色にも見える銀髪が垂れ落ち、漆黒の首輪を嵌めたうなじが露わになる。漆黒の首輪から下がる鎖の先には、古めかしい鍵が付いている。
王の胸の底から、Domの支配したいという本能の欲求が嘔吐のように込み上げた。
「第一王子を誘惑できなかったからって、第三王子を誘惑させるなんてね。それも、私が建国祭の花火に集中している隙に、陥れるなんて、卑怯なことをして。」
王はハーブティーと共に飲み干したことを言った。――「何か」を言わなければ、言ってしまいそうだった、「命令」を。
図書館長が顔を上げた。王は視線を落とし、絨毯の模様を見つめた。
「第三王子は、当て馬のつもりだったんですよ。出涸らし王子が、うちの子と、いちゃいちゃしてるのを見て、第一王子のDomの本能の欲求が掻き立てられると思ったのにな~」
この淫乱Subの養子に陥れられないように、ノーヴェにはプレイを職業とするSubを契約したのだ。見境なく、オクトを誘惑するなんて思いもしなかった。
王は紅い唇を歪めて、笑ってみせた。
「それは残念でしたね。わざわざ娼館で孤児を拾って、第一王子に差し向けたのにね」
「差し向けてなんていませんよ。高等科に飛び級をして寮に入ったのは、あの子の意志です。第一王子の同室になったのは、寮の部屋割りが、成績順だからです。魔術学校初等科に、教育実習に行ったのも、あの子の意志です。そこに、落第しまくりの出涸らし王子がいただけです。――あえて言えば、『運命』。」
「あなたの言いなりではなく、孤児自身が、自分の意志で、誘惑したということ?血のつながりもないのに、あなたによく似ていること。あなたが育てたから、そうなってしまったってこと?」
「――うちの子を、こんなお姑さんの所にやるの、嫌だなあ…」
王の見開いた黒い瞳が初めて、図書館長を映した。
「オクトが、魔力が弱くて苦しんでいる、その原因が、あなただと知ったら、どう思うでしょうね?」
跪いた図書館長は、色のない水晶のような瞳で、王のDomの瞳を見返す。
Subの意志を奪い、体も心も差し出させ、自分を失くしてしまうまで、支配するDomらしいDomの瞳だった。
魔力の強い者同士の婚姻は、魔力を打ち消し合うのか、魔力が弱い、魔力を持たない子が生まれることが多い。そのため、魔力の強い王族や貴族は、魔力が弱い、魔力を持たない者と婚姻する。
元素魔術の火・水・土・風の総てを操る強力な魔術師である王は、Normalで魔力の弱い貴族の子息と結婚し、婚姻外でSubのパートナーを持つこともせず、プレイもしない。
――彼女は、王国を支配することで、「支配したい」というDomの本能の欲求を満たしているのだ。
図書館長は、王に言った。
「どんなに忙しくても、授業参観には行くべきですよ」
「は?」
「見ればわかりますよ。オクトにとって『できないこと』は苦しみじゃない」
王は腕組みをするように自分で自分の腕を掴んだ。そうしなければ、図書館長の顔を平手打ちしていた。
「オクトは、歩くよりも先に、移動魔術や、空間移動魔術を使えるほど、魔力の強い子だった。私より、兄より、姉より、誰よりも魔力が強かった」
「だから、私たちの結界魔術を破ってしまった」
「『私たち』なんて言うな!!」
結界魔術で封じられていた扉を、第三王子と第一王子は開き、祖父である前王と、司書だった図書館長とのプレイを見た。
「あなたが、私の息子たちを歪めた」
ノーヴェはSubを私の父のように虐待しなければ、支配することができないDomになってしまった。
オクトは、Subを支配することに恐怖を感じて、自分のDomの本能の欲求を抑圧して、本来の魔力を発揮できない。
「二人とも、記憶を消去したのに、」
「あの子たちの心に深く刻まれてしまった傷は消えない」
嗜虐趣味が、王の血筋であることを、認めればいいのに。と、図書館長は思う。王国の全ての区の領主の祖が皆、建国王に屈辱的な従属を強いられた歴史が、それを証明している。
出涸らし王子が、Domとして目覚めたにも関わらず、魔力が弱いのは、未だ本性は眠ったままなのだろうか。そう思っただけで、図書館長のSubの体は、ぞくぞくしてしまう。
図書館長は頭を下げた。
「第一王子の性癖を開花させてしまったこと、第三王子を不能寸前に追い込んだことは、深く反省しています」
王は言った。
「退がりなさい」
王の命令に、図書館長は立ち上がり、控え室を出て行った。その表情を、王は見なかった。命令に悦ぶ表情など、見たくなかった。
あの男は、私の息子たちを歪め、私の父を奪った。
腹上死ならば、まだいい。背上死だったのだ。犬のように、この男と交わったまま、父は逝った。
王立図書館最下層の鍵を預かるSubとプレイすることは、最凶の魔導書を封じるための、王の職務だったと、即位してから、あの男に知らされた。鍵を預かるSubが複数のDomと関係を持つのは、王の支配欲を高めるためであることも。
でも、あの男を見つめる、父の黒い瞳は、「職務」だっただろうか――?
王は2杯目のハーブティーを自分で淹れて、飲んだ。
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