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しおりを挟む少しずつ乱れ始めた吐息。
晶さんの弛んだ浴衣から細い肩が露になる。その後ろ姿が鏡に写り異様なほどに興奮を覚えた。
なんだかここでおっ始めそうな気配がする…
浴衣と橙色の照明は妖しさが数倍増しですごく危険だ。
「布団いこ?」
「うん、連れてって」
晶さんは頷きながら俺に抱っこをせがんだ。
色んな仕草が可愛くて堪らない。
抱き上げた晶さんを白い布団の上にゆっくりと解放すると首に絡んでいた晶さんの腕がそのまま俺の浴衣を剥いでいく──
「晶さんのエッチ…」
「ふふ…夏希ちゃんすごく色っぽい」
浴衣を肌け、露になった肩を晶さんの指先がなぞっていく。
「晶さんも色っぽいよ…正直、さっきから堪んない…」
弛んだ浴衣の前身ごろから覗く白い脚にムラムラしてしょうがない。
俺の肩に指先を添わせる晶さんに対抗するように、俺も晶さんのその生足に手を絡めた。
しっとりと吸い付く弾力のある太股に唾液が溢れる。
割れた浴衣の前を開いていくと半端に布を纏う白い肌にゾクゾクと胸が高鳴った。
「あーっ…めちゃやばいっ…マジで興奮するっ…浴衣の晶さん最高っ…」
「……ぷっ…」
「笑ったらダメッ」
俺の興奮する姿に吹き出した晶さんを叱った。
・
興奮する想いを抑えるように晶さんを強く抱き締める。
「なんでこんな好きかな、もう俺、骨抜きなんですけどっ…すげー好き過ぎてアホみたいなんですけどっ…」
「ぶっ…」
「だから笑っちゃダメだって!」
「だって…」
抑えきれず口にすればするほど晶さんは頬を歪めて必死な俺を笑う。
「だってなにっ」
「だって…夏希ちゃん可愛いから…」
「………」
「可愛いから笑っちゃう」
「なにそれ?バカにしてる?」
「違うよ。可愛くて堪んないから笑っちゃうの」
「いい方の意味なの?」
「そだよ」
「〰〰〰っ…なんか納得いかないけど許すしかないじゃん、んな言ったらっ…」
「ぷっ…」
「またっ!?」
晶さんは思いきり笑いながらごめんと繰り返して抱き締めてきた。
「俺だけ夢中じゃんっ…」
「そんなことないよ」
晶さんの胸に抱き締められながら愚痴る俺の頭を晶さんの手が優しく撫でる。
「俺だけ大好きじゃん……」
「そんなことないよ」
言いながら晶さんの指先は踊るように俺の髪を遊ばせる。
「あたしすごく夏希ちゃんのこと好きになってきてる」
「“なってきてる”?」
「うん」
「おや、まだ過程ですか?」
「うん、これからだから」
「これからなんだ?」
「……うん、男と女じゃ愛し方も好きになる過程も違うの」
「………」
「わかった?」
「なんとなく…」
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