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しおりを挟む微かに血を纏った空の容器だけを俺に見せる。
晶さんの秘部からはさっきと同じようにまた、白い紐が出ていた。
「まだ一日目だからこれでお風呂入れるよ」
「………」
「一緒に入る?」
「……っ…うん!」
俺はまるで目の前で鮮やかなマジックショーを魅せられて胸をときめかせる少年のような心境で、晶さんに赤い顔を向けて頷いて返した……。
水流の強いジェットバス。風呂に入るとお湯を豪快に貯めながら俺は晶さんの躰を洗ってあげる。
女体の神秘。それをまざまざと見せつけられて興奮覚めやらぬまま、俺はやっぱり晶さんのそこから垂れ下がる紐から目が離せなかった。
「引っ張ったらダメッ」
「だってなんか気になる…」
湯船を跨いだ晶さんの脚の間に手を潜り込ませて悪戯を繰り返す。
俺の場所を占領するそのタンポンなる存在に軽く嫉妬しながらつい遊んでしまう。
「どんな風になってるの?…」
「あっ…」
気になって湯船の中で後ろから抱き抱えるように膝に乗せると、俺は晶さんのそこをまさぐり指を潜り込ませた。
・
一瞬だけもがいた晶さんの躰が浸入した俺の指先に応えてピクリと固まる。
じっとなった晶さんのその奥に指を押し込むと先にある棉花に指が当たった──
「あった…」
見つけたそれを確認して指をゆっくりと引き抜く。途中、肉の波打つ襞に包まれながら、今夜はここに忍び入ることがデキナイことを俺は悔やんだ。
離れがたくて晶さんのその柔らかな表面の感触だけを俺は味わう。
洗ってあげた首筋からはうちのボディソープの香りが立ち、俺は後ろから晶さんのその肌に顔を埋めた。
「なんかすごい幸せな感じする…」
「……んっ…」
言いながら晶さんの肌に唇を落としては鼻を擦り付ける。
俺は晶さんの躰を水の浮力を使ってくるりと自分の方に向かせた。
「今度買い物行くときはここで晶さんの使う物も一緒に買い揃えなきゃね…」
晶さんは笑う俺に頷き返す。
早く一緒に住みたい──
同棲を待ち望む恋人同士の気持ちが今ならすごくよくわかる。
社長のマンションにしょっちゅう通って今更なのかもしれないけど──
やっぱり自分のテリトリーに迎え入れるってなるとちょっと違う──
晶さんを早く俺だけのものにしたい。
誰にも触れさせず
俺だけの大事な人に──
ここで一緒に暮らし始めたら、何となく自分にも自信が持てそうな気がするから──
晶さんが俺をしっかり選んでくれたんだっていう。
ただ、それだけの証しに過ぎないんだけど…
でもそれは俺にとってはとても重要な決め手でもあった──。
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