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第三章 恋愛編
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しおりを挟む「な…っ…ちょっとっ──
どうしたの?レオっ!?」
レオの異変に気づき、アルは抱き抱えたレオの体が異様に熱を持っていることに感づく
… 何....この腫れかた...
あらためてよく見るとレオの肩が紫色に変色し異常に腫れ上がっていることに気づいた
アルはレオの肩にある傷に手を伸ばし固まりかけた血の臭いを嗅ぐ
…!?っ
―――毒っ!?
「ティムっ!マークっ!!
ちょっと来てっ!!!」
アルの大声に何事かと子供達が部屋に飛び込んできた
「あぁ〰〰〰っ
狼の兄ちゃんだっ!?」
レオを見るなりティムが叫びその後ろで子供達もはっとしていた
「ティム!! 医者を呼んでっ
毒にやられてるみたいなのっ!急いでっ!!!」
「わ、わかった!」
ティムは返事すると素早く外に駆けて行く
「マークっ何か解毒薬はないっ!?」
マークはレオに近よりアルと同じように傷口の臭いを嗅いだ
「ケシ科の植物の毒だ!
クスリはすぐ作れるよ!」
「お願いっ!!!」
アルに頷き返すとマークは超特急で自分の部屋に戻る
ユリアには冷たい水でタオルを濡らしてくるよう頼むとレオをそっと床に寝かせた
・
「医者ぁ〰〰〰っ
医者はどこだぁ〰〰っ!」
ティムは家を飛び出し近所中に聞こえるように叫びまくる
「どうしたボウズっ!?」
血相変えて飛び出してきたティムに慌てて街の警備員がぞろぞろと家の周りから出てきた
… な、なんでうちの家の周りにこんなに!?
「どうしたっ怪我人か!?」
大勢でどうしたどうした?そう詰め寄られ、ティムは一瞬戸惑ったがすぐに気を取り直し事情を説明する
「狼の兄ちゃんが毒なんだっ──」
「‥‥ぬう‥!?」
「あ、ちがうっ……
狼の兄ちゃんが毒にやられたんだっ」
「なにっわかった!
城の医者を呼んでこいっ
あと、隊長にも報告をっ!」
現場の指揮官らしき男が事情を把握し、周りの部下に指令を出すと一番若手の警備員が素早く馬に乗り城へと走り去って行く──
そして10分もしないうちにルイスが医者を引き連れてやってきた
―バタン!!
「どうしたっ!?
大丈夫か!?」
必死で馬を飛ばしてきたのであろう
部屋に入るなりそう言うルイスの額にはじんわりと汗が浮かんでいた。
ルイスの後から駆け込んできた医者がレオの様子を診る
・
無言でレオの体に触れながら様子を診る医者にルイスが聞いた
「どうだ?‥」
「体がかなり熱を持っています.....だいぶ毒が回ってますね💧」
「なに!?っ....
よしっ!
城に連れて行こうっ!!
ここではどうしようもできないからなっ
アルっ!お前は大丈夫か!?」
「あ、うんっ!なんとか貞操は無事だよ」
アルは人が来てもいいように寝間着から普段着に着替えていた
だが、ルイスはそんなアルの顎を摘み上向かせる
「な、なにっ?」
「‥襲われまくったな💧」
「‥///!?」
「キスマークだらけだ💧」
「‥💧‥//」
そう…軽いキスかと思いきや、しっかりとアルの首筋はレオにマーキングされていた
「明日はスカーフでも巻いてこいっ💧
それから今日のことはロイには絶対いうなよっ
また発作が起きるから💧」
「‥わかった…//」
部下の警備員達がレオを担架に乗せ運んでいく
その姿を見てルイスが呟いた
「しかしあいつ・・・💧
お前に迫る度に担架で運ばれてるな💧‥」
「……はは、そー言われて見れば💧…」
・
「……じゃあ、俺も引き上げるけど……
‥ユリアはネグリジェ姿も可愛いね」
「……っ…//」
ルイスは傍にいたユリアの頭を撫でてウィンクして帰って行った💧
「レオは大丈夫かな?」
「 大丈夫だよ。
ケシ科の毒ならあのおクスリでカンタンに治るからっ!でも毒が体に入ってだいぶ時間がたってたみたい……だからもう少しおクスリ飲んだ方がいいかも」
‥そうだ、明日おクスリ持っていってあげよっと!
マークは薬の小瓶をバックに入れた
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