男装バレてイケメン達に狙われてます【逆ハーラブコメファンタジー】

中村 心響

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第三章 恋愛編

3

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─────


―カチャ!


「はぁ‥‥‥

始まってしまった‥//‥」


やっとこさベッドから起き上がったアルは、トイレから出るなり小さくボやいた‥


‥最近、身体の調子が変だったのはこのせいだったのかもしれない―――‥//



アルは止められずにいた身体の疼きを体調不良のせいにしていた‥





そぅ‥始まったのはアレ‥


紛れもなくアルが女だという証拠のアレが‥


始まってしまったのだ💧





‥今日は休んでちょうど良かったのかも‥


アルは全身筋肉痛の身体とアレのせいで起こる痛みを耐えつつ、洗濯を始めた――


‥これからはエバに定期的に生理用品たのまなきゃな💧



――ガチャ!

「おぅなんだアル‥

お前ぇ今日は仕事どうした?」



夜勤明けから帰ってきたザドルが家にいたアルに話しかけた‥



「ぅん‥ちょっと疲れちゃって‥今日はもぅ休んじゃった💧ヘヘ」


「なんだそうか‥

なら、ゆっくり休んでろよ
俺も今日から3日間休みとったから家のこたぁ任せろ」


ザドルはそう言って自分も一休みするために自室に戻って行った



‥かと言って病気でもないのに、ただ寝てるのもしんどいしなぁ~…



居間のテーブルで一息つく…

乙女の悩みを抱えるそんなアルをよそに、変態長は街に戻りながら通りの花屋に目を向けた。

店の先には愛らしい花が並んでいる。

小さくてカラフルな可愛い花は、まるでユリアを思い出させる。

「おや、隊長さん!彼女におひとつどうかしら」

花屋の女将が声を掛けてきた。

「いいな、この花。ひとつ貰おうか」

そう言えば…
アルが休んでるって言ってたな?

‥よし‥花をユリアに渡してアルには何かスタミナつくもんでも買ってってやるか!


ルイスはアルの為に、他の店にも立ち寄った


そこはルイスの行きつけのお店


疲れたお父さん達の味方!

*精力満貫堂*
(セイリョクマンガンドウ)

と看板には書かれていた‥




―カラン!

〰〰おっぱッぴぃ〰〰

「うぁっ!?



‥‥‥はあ…っ
また、 新しい言葉覚えたな💧

いったい何語だ?」


ルイスが店の扉を開けた瞬間、出迎えてくれたのはこの店の看板九官鳥‥

――《ピロ》――だった‥




「あぁ!!

これは隊長!ちょうど良かったっ

いいブツが入りましたぜ♪」


店の主人はルイスを見るなりそう声をかけるとニヤッと笑う‥


「へぇ‥
一体どんなブツが手に入ったんだ?」



ルイスは不敵な笑みを浮かべカウンターに寄りかかる‥

すると店主は赤いロープと赤いロウソクを取り出した。


「‥💧

これはどうするんだ?」


ルイスが質問すると店主はコソッと耳打ちした


「な~に‥隊長さんの大好きな拷問グッズでさぁ。


ただし、お遊び用なんで仕事で使っちゃダメっすがね💧」


店主はそういうとルイスの手首を赤いロープで縛ってみせる‥

「ホラッ!
強く縛ってもあまり痛くないでしょ」


「ほんとだな💧


でも、今回はやめておくよ💧

今日は栄養ドリンクを買いに来たんだが‥」


「ドリンクですか?

それこそ、飛びっきりイイのが今日はっ‥」


店主はそういいながらイキイキとした目で奥の方からドリンク剤を持ってきた

なかなか商売熱心な店主のようだ💧



「コイツを飲みゃぁ墓場の爺さんも股間でお棺の蓋、持ち上げちまいやさぁ!!」


‥股間でお棺の蓋か‥っ

そりゃ凄いな💧‥//‥




「よしっ!じゃあ、それをくれ!!」



店主のセリフに乗せられて、ルイスは自分の分のドリンクも購入しアルの家へ向かった──












―コンコン!


「アル?いるか!?」



‥!?‥あれ、隊長サンかな?


相変わらず食卓でボーッとしたままだったアルは、訪ね人の声を確認すると扉を開けた‥






―カチャ!


「よぅアル!


調子はどうだ!?」



「‥‥‥まぁ、なんとか💧

ってどうしたの?」



「‥‥どうしたって‥💧

見舞いに来てやったんだろ?」



「ぇ?そうなんだ‥

わざわざ、ありがと‥‥」

ルイスは恐縮するアルに見舞い品を差し出す


「ん?‥‥これは?」


「あぁ、花はユリアに渡して!んで、コレはお前に‥」


ルイスは20本入りのドリンクをアルに渡すと意味あり気に微笑む‥


「栄養ドリンクだよ‥‥

かなり効くらしいからな…コレでスタミナつけて明日には元気になって貰わなきゃなんねぇからな」


「‥‥あぁ‥ありがと、
明日には仕事行けると思うから💧」


「あぁ!コレ飲みゃ一発で元気になって二発三発ぶっ続けらしいぜ」


「‥💧?」

ルイスの言ってる意味が解らなかった💧




「ところでザドルはどうした?
もう帰ってる時間だろ?」


「うん、さっき帰ってきて部屋で休んでるよ」


「そうか‥‥って、何してんだ?お前?」


アルはルイスの為にお茶の準備をしていた‥

「なにって‥お茶を💧」



「‥バカ…

見舞いにきた意味ないだろ?
お茶は要らないからゆっくり休んで‥‥‥っ?」





「……ん?

……っ…ぇ//‥ちょ!?」


ルイスは急にアルをまじまじと見つめると、アルに近よりそっと手の平で首筋に触れる

「…っ…//!?」


「お前‥熱ある?」


そう言いながら今度は包み込むように両方の手の平を首に添え、アルを覗き込みおでこをくっつけた‥


「……っ…」

‥ちょとぉ〰//💦 
その顔でやめてよぉ‥//💦

綺麗な顔を間近にし、ルイスの体温をしっかりと感じてしまう。

ルイスの大胆さにアルは一人で焦って赤面していた💧


「やっぱ熱いな‥💧


お前、今日はもう寝てろ……って‥なんだその目は💧」



「‥べ、べつに‥‥//‥」



‥隊長サンのせいだってば💦


アルは体の熱りで瞳もうるうるしていた‥

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