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第四章 伝説編
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・
「お前怪しい奴だな…」
「…え!?…」
隊員は疑り深くアルを眺め回す。
「城の兵士なら所要で今は出払ってる筈だ…もしかして、それを知らずに為りすましか?」
「だ、から…その、…僕は関係者だから城にいて別の仕事をっ…」
もうっ!…だから何弁もそう言ってるのにっ
怪しい奴だと決めつけて疑って掛かる隊員を相手に苦労している。そんなアル達の会話の内容を確かめるとロイドは伺うように助け舟を出した。
「どうしたんだ?」
「……っ…ロイドさん!!」
…え?
アルが叫ぶ前に若い隊員がロイドの名前を口にしていた。
「…あ、あのっ…自分は昨日から精鋭部隊に配属されたっニコル・ジョンソンと申しますっ!」
足の先までピシッと揃えて敬礼すると隊員は名前まで名乗りロイドに挨拶を返す。その表情はどことなく、ほんのり赤くもあったのだ…
「あのっ…自分、実はっ前年度の闘技会でのロ、ロイドさんの雄姿に憧れてっ」
ロイドもアルもニコルという隊員の勢いに飲まれ言葉を失いかけていた。
巻くし立てるニコルの様子になんだか嫌な予感がしてくる…
…こいつはまさか……
・
ロイドを必死で見つめる瞳
憧れのロイドを目の前にして頬を染める姿はまさしくロイドに恋心を抱いているとしか思えない…
「わ、わかったからそれ以上言うな!!…」
ロイドはこれ以上何を言い出すか分からないニコルの言葉を慌てて遮ると、微かに額に滲んだ冷や汗を拭い、アルの肩に手を置いた。
憧れのロイドに肩を抱かれるアルをニコルは嫉妬も露に睨み付ける。
ロイドはそんなニコルを見ないように目を反らしていた。
「き、昨日入ったばかりか…ならしょうがない。でも、憶えておけ…」
「…え……」
「この城でアルを知らなきゃただの“潜り”だ。それから、この国にとってアルは要人扱いだということをルイスの代わりに俺が教えといてやる」
「……要、人?」
「ああ、…じゃあ、中に通して貰うからな。俺もこの“関係者”だ。いいだろ?」
「…は、い……」
さりげなく威圧する声を向ける。だが、ニコルの顔はちょっと見れない…
自分を見つめて照れる男の姿にはどうも違和感があり過ぎる。
ロイドはニコルを背にしてアルの肩を抱いたまま、大樹の扉をくぐった。
・
…最近、あんなのばっかだ…
仕立て屋に行けば針子に必要以上に身体に触れられ、酒場にちょっと顔を出せば楽屋の踊り子がシナを作って擦り寄る。
一番求めてるアル以外ばかりが色目を使って近づいてくるのだ。
ロイドは正直、嫌気がさしていた…
アル以外は要らないっ…
すぐ隣にいるアルに視線を落とすとアルもロイドを見上げていた。
「なっ…どうした?…」
何故か焦って尋ねてしまう。
アルは言い難そうに口を開いた。
「ロイドって…やっぱりモテるんだね…」
男女隔てなく……
一番言いたいことだけ心で呟く。
「……べつにそんなことは…」
口ごもりながら階段を降りるロイドをアルは見つめる。
やっぱり…ロイドって…誰が見てもかっこいいんだよね……
なのに…
なんであたしなんだろう?…
なんで…こんな、あたしなんかを好きになったんだろう……
改めて考えると不思議でしょうがない。
あたしのどこが良かったのか。
あたしの何を気に入ったのか…
今更だけど、なんだか気になる。
ただ、“惹かれてしょうがなかった…”ロイドはそんな言葉をあたしにくれた。
こんなあたしに…
・
「ランプがなくてもよかったのか?」
「え?…あ、大丈夫だと思う」
ロイドは考え込むアルに声を掛けた。
階段を降りて行くうちに、だんだんと視界が悪くなって行く。薄暗くなって初めてランプの必要性を感じたロイドにアルは答えを返していた。
「少し行くと天然のランプがあるから…」
「天然の?」
うん、ほら。と下まで辿り着くとアルが指を差した奥が眩い光を放っている。
「発光植物の一種か?」
「隊長さんは光苔だって言ってた」
「光苔か…確かに天然のランプだな」
これだけ明るかったらランプは必要ないな…
「――!?…ちょっと待て、アル! 一人で先に進むな」
辺りを警戒しながら歩くロイドを置いて、アルは何かを求めるように無心で歩きを早めていた。
「――…」
…まただっ…
胸がぎゅっと締め付けられる…
前にもこんなことがあった。
呼び掛ける声にも振り向かず突き進むアルの背中を見つめ、言いようのない不安にかられたことを。
ロイドは長い足で足早にアルを追い越し前に出る。
「…奥には何があるんだ?」
「何もないと思う…広い部屋で行き止まりだったから…隊長さんと来た時は伝承の本があっただけ」
・
「何もない?…じゃあもう、行く必要はないだろ?」
「うん…でも、なんだか気になるの…」
「気になる?…」
真っ直ぐに前を見据えアルは歩き続ける。
まだ、何かある気がする…
少しずつ解き明かされていく謎。
初めて行った時にはなかったあの、湖の遺跡の三つの石。
あの場所と同じように、従者に関係する場所は一度だけではなく…
何度も足を運ばなければいけない気がする―――
「行き止まりの部屋ってここか…」
アルよりも歩幅の大きいロイドが先にその場所を目にして言った。
高い天井を見上げ、ロイドは周りに目を配る。
「アル。少しは用心して歩けよ…」
「うん、わかってる」
いつ何時に何が起こるか知れない。
周りの壁をじっくりと見て回るアルに注意を払いながら、ロイドは中央の石柱に近づいた。
真ん中にぽつんと立っているテーブルの高さほどの石柱を見て首を傾げる。
「これはなんだ?」
「そこにあの神獣について書かれた本があったの」
ロイドの質問に、アルは放れた所から声を返す。
「ここに本が?…」
へえ…と納得するとロイドは足元に印された伝承の地の紋章を眺めた。
「お前怪しい奴だな…」
「…え!?…」
隊員は疑り深くアルを眺め回す。
「城の兵士なら所要で今は出払ってる筈だ…もしかして、それを知らずに為りすましか?」
「だ、から…その、…僕は関係者だから城にいて別の仕事をっ…」
もうっ!…だから何弁もそう言ってるのにっ
怪しい奴だと決めつけて疑って掛かる隊員を相手に苦労している。そんなアル達の会話の内容を確かめるとロイドは伺うように助け舟を出した。
「どうしたんだ?」
「……っ…ロイドさん!!」
…え?
アルが叫ぶ前に若い隊員がロイドの名前を口にしていた。
「…あ、あのっ…自分は昨日から精鋭部隊に配属されたっニコル・ジョンソンと申しますっ!」
足の先までピシッと揃えて敬礼すると隊員は名前まで名乗りロイドに挨拶を返す。その表情はどことなく、ほんのり赤くもあったのだ…
「あのっ…自分、実はっ前年度の闘技会でのロ、ロイドさんの雄姿に憧れてっ」
ロイドもアルもニコルという隊員の勢いに飲まれ言葉を失いかけていた。
巻くし立てるニコルの様子になんだか嫌な予感がしてくる…
…こいつはまさか……
・
ロイドを必死で見つめる瞳
憧れのロイドを目の前にして頬を染める姿はまさしくロイドに恋心を抱いているとしか思えない…
「わ、わかったからそれ以上言うな!!…」
ロイドはこれ以上何を言い出すか分からないニコルの言葉を慌てて遮ると、微かに額に滲んだ冷や汗を拭い、アルの肩に手を置いた。
憧れのロイドに肩を抱かれるアルをニコルは嫉妬も露に睨み付ける。
ロイドはそんなニコルを見ないように目を反らしていた。
「き、昨日入ったばかりか…ならしょうがない。でも、憶えておけ…」
「…え……」
「この城でアルを知らなきゃただの“潜り”だ。それから、この国にとってアルは要人扱いだということをルイスの代わりに俺が教えといてやる」
「……要、人?」
「ああ、…じゃあ、中に通して貰うからな。俺もこの“関係者”だ。いいだろ?」
「…は、い……」
さりげなく威圧する声を向ける。だが、ニコルの顔はちょっと見れない…
自分を見つめて照れる男の姿にはどうも違和感があり過ぎる。
ロイドはニコルを背にしてアルの肩を抱いたまま、大樹の扉をくぐった。
・
…最近、あんなのばっかだ…
仕立て屋に行けば針子に必要以上に身体に触れられ、酒場にちょっと顔を出せば楽屋の踊り子がシナを作って擦り寄る。
一番求めてるアル以外ばかりが色目を使って近づいてくるのだ。
ロイドは正直、嫌気がさしていた…
アル以外は要らないっ…
すぐ隣にいるアルに視線を落とすとアルもロイドを見上げていた。
「なっ…どうした?…」
何故か焦って尋ねてしまう。
アルは言い難そうに口を開いた。
「ロイドって…やっぱりモテるんだね…」
男女隔てなく……
一番言いたいことだけ心で呟く。
「……べつにそんなことは…」
口ごもりながら階段を降りるロイドをアルは見つめる。
やっぱり…ロイドって…誰が見てもかっこいいんだよね……
なのに…
なんであたしなんだろう?…
なんで…こんな、あたしなんかを好きになったんだろう……
改めて考えると不思議でしょうがない。
あたしのどこが良かったのか。
あたしの何を気に入ったのか…
今更だけど、なんだか気になる。
ただ、“惹かれてしょうがなかった…”ロイドはそんな言葉をあたしにくれた。
こんなあたしに…
・
「ランプがなくてもよかったのか?」
「え?…あ、大丈夫だと思う」
ロイドは考え込むアルに声を掛けた。
階段を降りて行くうちに、だんだんと視界が悪くなって行く。薄暗くなって初めてランプの必要性を感じたロイドにアルは答えを返していた。
「少し行くと天然のランプがあるから…」
「天然の?」
うん、ほら。と下まで辿り着くとアルが指を差した奥が眩い光を放っている。
「発光植物の一種か?」
「隊長さんは光苔だって言ってた」
「光苔か…確かに天然のランプだな」
これだけ明るかったらランプは必要ないな…
「――!?…ちょっと待て、アル! 一人で先に進むな」
辺りを警戒しながら歩くロイドを置いて、アルは何かを求めるように無心で歩きを早めていた。
「――…」
…まただっ…
胸がぎゅっと締め付けられる…
前にもこんなことがあった。
呼び掛ける声にも振り向かず突き進むアルの背中を見つめ、言いようのない不安にかられたことを。
ロイドは長い足で足早にアルを追い越し前に出る。
「…奥には何があるんだ?」
「何もないと思う…広い部屋で行き止まりだったから…隊長さんと来た時は伝承の本があっただけ」
・
「何もない?…じゃあもう、行く必要はないだろ?」
「うん…でも、なんだか気になるの…」
「気になる?…」
真っ直ぐに前を見据えアルは歩き続ける。
まだ、何かある気がする…
少しずつ解き明かされていく謎。
初めて行った時にはなかったあの、湖の遺跡の三つの石。
あの場所と同じように、従者に関係する場所は一度だけではなく…
何度も足を運ばなければいけない気がする―――
「行き止まりの部屋ってここか…」
アルよりも歩幅の大きいロイドが先にその場所を目にして言った。
高い天井を見上げ、ロイドは周りに目を配る。
「アル。少しは用心して歩けよ…」
「うん、わかってる」
いつ何時に何が起こるか知れない。
周りの壁をじっくりと見て回るアルに注意を払いながら、ロイドは中央の石柱に近づいた。
真ん中にぽつんと立っているテーブルの高さほどの石柱を見て首を傾げる。
「これはなんだ?」
「そこにあの神獣について書かれた本があったの」
ロイドの質問に、アルは放れた所から声を返す。
「ここに本が?…」
へえ…と納得するとロイドは足元に印された伝承の地の紋章を眺めた。
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