48 / 53
7
しおりを挟む
・
知也は克俊のねっとりとした愛撫に可愛い喘ぎで応えていた。
内股の膝を擦り合わせ靴下で隠れた足の親指がもじもじと動く。演劇のウサギちゃん用の靴下なのか、知也の靴下はやけにモコモコしていて可愛らしい。
知也は頬を熱らせ潤んだ目で「はうん…」とため息をもらした。
「知也…」
「あ、…んっ…」
暴れん坊の回りをキレイに舐め取ると克俊は知也の口にはみ出していたクリームにも舌を這わした。
頬っぺたにまでついたクリームに吸い付くと気持ちよさに困惑しながら声を漏らす知也を抱き起こす。
そして言った…
「知也…これ着てくれ…」
「──…っ…かつ…」
ウサギちゃんブルマーを目の前に突きだし、顔は爛々と輝いている…
瞳には大きな星が浮かび、何かを企んでいるように怪しい影を帯びていた……
「…っ…や、やだよっ!!」
「なんでだよ」
「なんでって…」
(…それじゃただの変態じゃんっ!!)
変態なんて今に始まったことではない。散々エクレア責めされて今更と言いたいところだが、知也は目一杯抵抗する。
「俺が着てくれって、お願いしてもだめなのか!?」
「そんなっ…そんな威圧的なお願いなんて…お願いとはいわないもん!!」
「なにっ!?」
半ば脅しが入っている。そんな表情の克俊に言ってはみたが…
・
「知也様…ウサギちゃんになってください。お願いいたします!」
「………」
(そんな…)
あっさりと尊敬語に加え土下座までしてくれた克俊に、知也は断る理由を思い浮かべることが出来なかった…
大きな体を丸め、絨毯に頭を付けて土下座したままの克俊を唖然と見つめ返す。
「…もうっ…しょうがないなあっ…一回だけだからね!」
頭上で折れた知也の返事を聞くと美麗な野獣は絨毯を見詰めたままニタリと笑っていた──
知也は仕方なしにブルマーを取り着替え始めた。
「………ともや…っ…」
(最高っ…たまんねえ!)
CDラックの物影に隠れ、後ろを向いて座り込むとゴソゴソと生着替えをする知也が見え隠れしている。
ウサギの耳がたまに見え、ブルマーを履いたらしい証拠にウサギちゃんの丸い尻尾が野獣を誘うようにラックの影からチラチラと覗く。
それだけで克俊の息は揚がっていた──
誘うようなチラリズムに堪えられず、野獣は乱れた呼吸も露にゆっくりと忍び寄る。
「…克俊、これでいっ──!っ…」
物影から顔を出したウサギちゃんはその場で野獣に押し倒されていた…。
知也は克俊のねっとりとした愛撫に可愛い喘ぎで応えていた。
内股の膝を擦り合わせ靴下で隠れた足の親指がもじもじと動く。演劇のウサギちゃん用の靴下なのか、知也の靴下はやけにモコモコしていて可愛らしい。
知也は頬を熱らせ潤んだ目で「はうん…」とため息をもらした。
「知也…」
「あ、…んっ…」
暴れん坊の回りをキレイに舐め取ると克俊は知也の口にはみ出していたクリームにも舌を這わした。
頬っぺたにまでついたクリームに吸い付くと気持ちよさに困惑しながら声を漏らす知也を抱き起こす。
そして言った…
「知也…これ着てくれ…」
「──…っ…かつ…」
ウサギちゃんブルマーを目の前に突きだし、顔は爛々と輝いている…
瞳には大きな星が浮かび、何かを企んでいるように怪しい影を帯びていた……
「…っ…や、やだよっ!!」
「なんでだよ」
「なんでって…」
(…それじゃただの変態じゃんっ!!)
変態なんて今に始まったことではない。散々エクレア責めされて今更と言いたいところだが、知也は目一杯抵抗する。
「俺が着てくれって、お願いしてもだめなのか!?」
「そんなっ…そんな威圧的なお願いなんて…お願いとはいわないもん!!」
「なにっ!?」
半ば脅しが入っている。そんな表情の克俊に言ってはみたが…
・
「知也様…ウサギちゃんになってください。お願いいたします!」
「………」
(そんな…)
あっさりと尊敬語に加え土下座までしてくれた克俊に、知也は断る理由を思い浮かべることが出来なかった…
大きな体を丸め、絨毯に頭を付けて土下座したままの克俊を唖然と見つめ返す。
「…もうっ…しょうがないなあっ…一回だけだからね!」
頭上で折れた知也の返事を聞くと美麗な野獣は絨毯を見詰めたままニタリと笑っていた──
知也は仕方なしにブルマーを取り着替え始めた。
「………ともや…っ…」
(最高っ…たまんねえ!)
CDラックの物影に隠れ、後ろを向いて座り込むとゴソゴソと生着替えをする知也が見え隠れしている。
ウサギの耳がたまに見え、ブルマーを履いたらしい証拠にウサギちゃんの丸い尻尾が野獣を誘うようにラックの影からチラチラと覗く。
それだけで克俊の息は揚がっていた──
誘うようなチラリズムに堪えられず、野獣は乱れた呼吸も露にゆっくりと忍び寄る。
「…克俊、これでいっ──!っ…」
物影から顔を出したウサギちゃんはその場で野獣に押し倒されていた…。
0
あなたにおすすめの小説
オッサン、エルフの森の歌姫【ディーバ】になる
クロタ
BL
召喚儀式の失敗で、現代日本から異世界に飛ばされて捨てられたオッサン(39歳)と、彼を拾って過保護に庇護するエルフ(300歳、外見年齢20代)のお話です。
優しい檻に囚われて ―俺のことを好きすぎる彼らから逃げられません―
無玄々
BL
「俺たちから、逃げられると思う?」
卑屈な少年・織理は、三人の男から同時に告白されてしまう。
一人は必死で熱く重い男、一人は常に包んでくれる優しい先輩、一人は「嫌い」と言いながら離れない奇妙な奴。
選べない織理に押し付けられる彼らの恋情――それは優しくも逃げられない檻のようで。
本作は織理と三人の関係性を描いた短編集です。
愛か、束縛か――その境界線の上で揺れる、執着ハーレムBL。
※この作品は『記憶を失うほどに【https://www.alphapolis.co.jp/novel/364672311/155993505】』のハーレムパロディです。本編未読でも雰囲気は伝わりますが、キャラクターの背景は本編を読むとさらに楽しめます。
※本作は織理受けのハーレム形式です。
※一部描写にてそれ以外のカプとも取れるような関係性・心理描写がありますが、明確なカップリング意図はありません。が、ご注意ください
俺、転生したら社畜メンタルのまま超絶イケメンになってた件~転生したのに、恋愛難易度はなぜかハードモード
中岡 始
BL
ブラック企業の激務で過労死した40歳の社畜・藤堂悠真。
目を覚ますと、高校2年生の自分に転生していた。
しかも、鏡に映ったのは芸能人レベルの超絶イケメン。
転入初日から女子たちに囲まれ、学園中の話題の的に。
だが、社畜思考が抜けず**「これはマーケティング施策か?」**と疑うばかり。
そして、モテすぎて業務過多状態に陥る。
弁当争奪戦、放課後のデート攻勢…悠真の平穏は完全に崩壊。
そんな中、唯一冷静な男・藤崎颯斗の存在に救われる。
颯斗はやたらと落ち着いていて、悠真をさりげなくフォローする。
「お前といると、楽だ」
次第に悠真の中で、彼の存在が大きくなっていき――。
「お前、俺から逃げるな」
颯斗の言葉に、悠真の心は大きく揺れ動く。
転生×学園ラブコメ×じわじわ迫る恋。
これは、悠真が「本当に選ぶべきもの」を見つける物語。
続編『元社畜の俺、大学生になってまたモテすぎてるけど、今度は恋人がいるので無理です』
かつてブラック企業で心を擦り減らし、過労死した元社畜の男・藤堂悠真は、
転生した高校時代を経て、無事に大学生になった――
恋人である藤崎颯斗と共に。
だが、大学という“自由すぎる”世界は、ふたりの関係を少しずつ揺らがせていく。
「付き合ってるけど、誰にも言っていない」
その選択が、予想以上のすれ違いを生んでいった。
モテ地獄の再来、空気を読み続ける日々、
そして自分で自分を苦しめていた“頑張る癖”。
甘えたくても甘えられない――
そんな悠真の隣で、颯斗はずっと静かに手を差し伸べ続ける。
過去に縛られていた悠真が、未来を見つめ直すまでの
じれ甘・再構築・すれ違いと回復のキャンパス・ラブストーリー。
今度こそ、言葉にする。
「好きだよ」って、ちゃんと。
陰キャ系腐男子はキラキラ王子様とイケメン幼馴染に溺愛されています!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
まったり書いていきます。
2024.05.14
閲覧ありがとうございます。
午後4時に更新します。
よろしくお願いします。
栞、お気に入り嬉しいです。
いつもありがとうございます。
2024.05.29
閲覧ありがとうございます。
m(_ _)m
明日のおまけで完結します。
反応ありがとうございます。
とても嬉しいです。
明後日より新作が始まります。
良かったら覗いてみてください。
(^O^)
ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました
あと
BL
「お兄ちゃん!一肌脱ぎます!」
完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け
可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…?
攻め:ヴィクター・ローレンツ
受け:リアム・グレイソン
弟:リチャード・グレイソン
pixivにも投稿しています。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
借金のカタで二十歳上の実業家に嫁いだΩ。鳥かごで一年過ごすだけの契約だったのに、氷の帝王と呼ばれた彼に激しく愛され、唯一無二の番になる
水凪しおん
BL
名家の次男として生まれたΩ(オメガ)の青年、藍沢伊織。彼はある日突然、家の負債の肩代わりとして、二十歳も年上のα(アルファ)である実業家、久遠征四郎の屋敷へと送られる。事実上の政略結婚。しかし伊織を待ち受けていたのは、愛のない契約だった。
「一年間、俺の『鳥』としてこの屋敷で静かに暮らせ。そうすれば君の家族は救おう」
過去に愛する番を亡くし心を凍てつかせた「氷の帝王」こと征四郎。伊織はただ美しい置物として鳥かごの中で生きることを強いられる。しかしその瞳の奥に宿る深い孤独に触れるうち、伊織の心には反発とは違う感情が芽生え始める。
ひたむきな優しさは、氷の心を溶かす陽だまりとなるか。
孤独なαと健気なΩが、偽りの契約から真実の愛を見出すまでの、切なくも美しいシンデレラストーリー。
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
義兄が溺愛してきます
ゆう
BL
桜木恋(16)は交通事故に遭う。
その翌日からだ。
義兄である桜木翔(17)が過保護になったのは。
翔は恋に好意を寄せているのだった。
本人はその事を知るよしもない。
その様子を見ていた友人の凛から告白され、戸惑う恋。
成り行きで惚れさせる宣言をした凛と一週間付き合う(仮)になった。
翔は色々と思う所があり、距離を置こうと彼女(偽)をつくる。
すれ違う思いは交わるのか─────。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる