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肆の巻 略奪でござる!

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‥こ、こんな感じでいいのかしら!?
暗いし眼鏡がないからよくわからないわ‥//


ユリノは戸惑いながら手を動かしていた…
そんなユリノにカガヤは艶っぽくかすれた声で言う。


「っ‥ユリノ‥‥//ッ‥

下の‥タマも洗ってくれる?」


「‥タマ?‥コ、コレのこと?」

「‥つあッッ//‥クッ‥

‥ソレのことっ!‥ユリノ‥ッ」


言われた通り素直にタマタマを優しく包み込んだユリノの手にカガヤは苦し気な声をあげ色っぽく眉をしかめる


マッサージするように優しく触れるユリノの手の動きに、カガヤは堪らず限界を感じていた

「‥はぁッユリノ…

もぅいいよ‥‥ッ‥」


止めなきゃいつまでも洗っていそうなユリノにカガヤは言う。
そして身体の泡を流すとユリノを抱き抱え湯船に入った

向かい合ってユリノを膝に乗せるとプカプカと白い胸が湯船に浮かんで揺れる‥
カガヤは揺れる胸を優しく鷲掴むとその敏感な尖端を口に含み甘く吸い付いた



‥チュッ‥パ
‥‥チュッ‥パッ‥クチュ

「あぁっ‥//

んっ…キモチ…いっ」


「気持ちイイ?

すごく可愛いよ‥
ユリノの乳首‥‥//」

ユリノの喘ぎ声に興奮しながらカガヤは硬く勃ってきた乳首を熱く柔らかい舌先でしつこく舐めまわす



コリコリと勃ってきた乳首でじっくり遊ぶとカガヤはバスタブの縁に腰掛ける‥


「ユリノ‥俺も気持ちよくしてくれる?」


「ぁ‥ハィ‥//」



‥ょしっ!‥//


素直に返事するユリノを確認したカガヤはニヤッと笑むと、側にあった髪用のリンスを手に取った―――



‥ヌルッ‥ニュルッ‥

「‥えッ‥//‥あッ‥やッ…」



カガヤはバスタブの中で膝まづかせたユリノの柔らかな胸にリンスを塗り伸ばしていた。
ニュルッ‥とした感覚にユリノは戸惑いながら声を漏らす…



‥この滑りならぜってぇ気持ちイィ!


カガヤはウハウハ気味に顔を紅潮させる
そしてユリノを導いた…


「おいでユリノ‥
コレを挟んで‥‥//‥」


ユリノは言われるままにカガヤの硬く張ったナニをそっと挟んだ

途端にカガヤの身体がビクつくッ


「‥ッ‥クッ‥‥‥すげっ‥」


‥めちゃめちゃ気も良(よ)いぃっ


「っう‥‥‥ユリノっ」


「‥あっ! ‥//‥」


カガヤは余りの気持ち良さに堪らず、ぎこちない動きをするユリノの手の上から自分の手を重ねると柔らかい胸でグッと自分のナニを圧迫し腰を揺さぶり始めた


「ユリノッッ‥

一回ココでイカせて!//」



「えッッ!? あっ!‥//」

―ドッピュッッ

「‥つ……」


既に張り詰めていたカガヤはあっけなくユリノのパイズリで絶頂を迎え、白い欲望の粘液を放出してしまっていた‥



‥なに!?何か飛び出したわっ!!


目の悪いユリノには飛び出したモノの正体が何かわからない。

うっとりと色っぽい表情で額に汗を滲ませながらカガヤはユリノの体を優しく撫でると

「ユリノ‥

すごいよかった‥」


ユリノをバスタブから連れだし自分の欲望にまみれた肌をシャワーで洗いながしてあげた…

「次はユリノを気持ちよくしてあげるから‥」

ユリノの身体をバスタオルで包み込みそのまま抱き上げベッドへと連れていく。


「きゃっ‥//
あぁっ―――か、身体拭かなきゃ風邪ひいちゃっ‥」

「大丈夫。どっちにしても汗かくんだから。」


濡れたままベッドに雪崩れ込むとカガヤはそう言ってエアコンを切った‥


「あ‥
暑くなっちゃうっ」

「いいんだよ。
暑い方が燃えるから」

カガヤはそう言って不敵な笑みを浮かべた。

「ユリノっ‥」

「ハァっ‥ん‥//」

もつれ合うようにユリノを抱きしめながらカガヤはユリノの首筋に舌を這わせ囁く。



柔らかくて豊満な胸に顔を埋めているとさっき静まったばかりのカガヤのモノが直ぐ様、反応してくる‥

‥あっやだ‥//
何か当たってるっ


次第にムクムクッと形を変え硬くなってきたモノがユリノの太ももに擦りつけられるように当たる。


‥はぁっ…
なんかこんなん久しぶりだ‥
俺、めちゃめちゃ興奮しちゃってるかもしんねぇ…//

カガヤは荒い息と共に高ぶる感情を吐き出していた――




◇◇◇




その頃、風間宅ではパパさんが大慌てで何かの準備をしていた‥

ガシャンガシャンっ!‥と騒がしい音を響かせ一人で自分の仕掛けた罠に引っかかっり転んでいる。

「ぬぉ、百合ちゃ―――ん!!
パパが今、助けに行くからね!」


パパは何かの画面を見つつそう叫ぶと家を飛び出して行った。



‥ん!?あれは―――?


そして、不思議ないでたちで家を飛び出しどこかに向かう陽一郎パパを見かけ跡を追う影の姿が…


それはユリノが家に帰ったかどうかを確認しにきたミツキだった


パパの慌てぶりを見て尋常じゃない何かを悟ったミツキはパパの跡をひたすらに追う。

ソワソワしながら律儀にバス停に並びバスを待つパパは通行人の注目を浴びていた。

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