生産系魔法で異世界生活頑張ります!

サスケ

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~第1章~

ここ何処だ?

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「ここ何処だ?」

窓から見える景色は森の中
マイナスイオンたっぷりで気持ち良い風が……じゃなくて
今自分がいるところの見覚えがありまくりすぎる。

ここは俺が今熱中しているVRMMOゲーム「フリーライフステージ」
自由気ままに地球と同じかそれよりも広い世界を冒険したり
拠点を見つけて、そこで店を開いたり
人を集めて国をつくったり(まぁ、国を作るなんて何ヵ月かかるかわかったもんじゃないしそんなことしてる人、俺は知りませんけど……)
と、その他もろもろ何でもござれの異常さだ。

それゆえ、やってる人は日本で何百万人もいる。

俺がこのゲームを始めたのは1年ほど前、高校受験が終わって家族や親戚からもらった合格祝いのお金やお年玉を使って念願かなって購入(一式すべて一気に購入したのでいくらかかったかは言えません……)したのだ!

何でもござれのこの世界、テスト前だったら皆で集まってテスト勉強もできるのです!

そしてこのゲームはもちろん冒険もできるから色々でき、職業は最高で3つまで持てるから様々な組み合わせができる。
回復一筋にしたり魔法一筋、はたまたバランスとって回復×魔法×前衛にしたりと色々してる人がいる。

俺はどうしたかと言うと
鍛冶
調合
調理
と、もろに『生産系』に職業を選択した。

いや、でも「調理」っているか?と思っている人も中にはいるでしょう。

しかーし、この調理技術の細かい作業が調合したりするときに効果をあげるために重要なのです!

まぁ、俺が料理したり細かい作業をするのが好きってのもあるけどね。

もともと俺は、友達はそこそこいたけど本をよく読んでるゲーム好きなだけで性格上五月蝿すぎるのが嫌で人との関わりなんてほとんどない町から結構離れた森の中に家を建てて、そこを拠点としている。

種族も影の薄くほとんどいない不死人という不老で闇魔法が得意なマイナーな種族。

でもなぜか魔族に分類されるらしくて、こっちからちょっかいかけなきゃ魔物と戦わなくてすむ(魔法とか使える世界なのに魔物が襲ってこないとかつまらない!って言う人が多かったため魔族はとても少ない)し、
採取クエストなんか強力な魔物がいるところも簡単に行けて、どんどんお金を貯めてほしい素材を買ったり、それを使って強力なアイテムをつくったり、畑を耕してほのぼの暮らしていた(そこ!それでゲーム楽しんでんのとか言わない!これでも楽しんでるから!)訳だけど……

「なんだこれ?」

ログアウトしようとしたら、急に意識が途切れて「なんだったんだ?」って思ってからメニュー画面開いてまたログアウトしようとしたけど……

「メニュー画面開けねーぞ?どうなってんだ?」

そこから色々、ホントに色々ログアウト出来るか試してみたけど……

---1時間後---

「前より感覚鋭くなってるし」

もうログアウトすることは諦めて、他に色々調べてみると、メニュー画面が開けたときは味覚は無く、触覚は何か微妙に違う気がしていてたりしたけど、今は味覚があって触覚も本物と間違えるくらいになって……

「……本物?これはもしや!小説とかでよくある異世界トリップものとかじゃありませんか!」

現実では待ってる人とか、恋人とか残念ながらいないので!(多分……。)

「テンションあがってきたぁぁぁーーー!!!」

これはステータスを見るっきゃないっしょ!でもどうやって見るんだ?

今まではメニュー画面を開けばそこに書いてあったんだけど、

「じゃあ、ステータスオープン!」

そしたら、頭の中に何か浮かんできて、

「これが俺のステータス……」

--LV 48--

低っ!俺のレベル低っ!

このゲームのレベルの上限は1000、廃人プレイヤーと呼ばれるような人でこのレベルを見たことはあるけど、だいたい1年間もやってれば普通だったら150は越すはずで……

「……はぁ、テンションだだ下がり」

べ、別にいいし!俺には召喚契約魔法とかあるから強い魔物とかと召喚契約すればいいだけだし!(まだやったことはない、しかも他人任せ)

魔族だから魔物にちょっかい出さなければ襲ってこないのに何故このレベルまで上がったかというと、ほしい素材があるために魔物を倒さなければならなかったり、仲間に無理矢理ボス戦とかに連れていかれて強制的に参加させられたりしたからだ。

まあ無理矢理つれていかれたときは、毒薬やら爆弾やらのアイテムをテキトーにばらまいたりしていたが(その時に仲間や他のパーティーメンバーとか巻き込んでたけど)。

そのおかげで一応このレベルまでこれたんだけどね!

そして、一応アイテムボックスを見ておくと、

下級ポーション×999(中級、上級、超級も同様)
下級マナポーション×999(上級も同様、マナポーションは下級と上級しかない)
下級魔石×953
中級魔石×685
上級魔石×368
猛毒薬×980
火薬爆弾(威力大)×348
etc……

等々いっぱいあるが、

「ちょっと作りすぎちゃってたかな?それより、お腹すいたしご飯食べよーっと」

ってかこの世界に順応するのが早くね?

まあ、いっか!

俺は職業に調理も入れてるし、リアルでも料理してたから、作ったもんがリアル以上にうまくなってた。

これは驚いた!リアルでの器用さにこのゲームの世界みたいなところの器用さの値がプラスされたからだろうと思うけど、
これで毎日うまい飯が食べられる(まあ作るのは自分なんですけどね)。

でも、米が無いのが残念でならない。ゲーム時代は飯は食べなくても平気だったから食材なんてほとんど探してなかったけど、こんなことなら米探しとくんだった!

っとまぁ、飯を堪能したし、

「さて、これからどうすっかな」

食器を食器洗浄機に入れて、洗い終わったら棚に戻して窓辺に行き外を眺める。

「これからはここで生きていかなくちゃならんからな~」

とりあえず、ここに引き込もって畑でも耕して野菜や果物を育てながらほのぼの過ごしていきますか!




このとき俺は、この世界がゲーム時代から何百年も経ち、一般常識やら色々なことが変わっていたことを知るよしもなかった。
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