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第一章 吸収期女子編
第十八話 再びの美容室
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目を瞑りボクはアンナさんの店で準備をする
若槻に言われたのもあるが、お母さんの豹変ぶりも相まってボクはもう逃げられないと悟り今に至っている
ボクが店に来た時、何故かアンナさんも大喜びで、ニコニコして鼻歌なんか歌っちゃってボクの髪をいじっている
ボクどんなにされちゃうんだ・・?お母さんが見せてきた本の別のページに真っ黒なヤマンバギャル特集とかも載ってたけど、そんなんにされたらどうしよう・・
男のプライドがボクの脳内でヤマンバギャルにボコられているところでアンナさんがボクに声をかける
「千秋さん?ヘアメイクは完璧!あとは顔のメイク少しするよ?そのまま目瞑ってもらってていいから」
そんな事をアンナさんが言うとシットリしたパフパフがボクの顔にパフパフしてきた
「ホントはメイクいらないくらいキレイな肌なんだけど、夜の撮影だから少しだけのせるからね」
そんなことを言ってボク女子を喜ばせようとするアンナさん、ボコられた男のプライドは沈黙している
ボクの頭の中にヤマンバギャルが輪になってボク女子を崇拝してきたところで、ボクの唇に硬いツルツルした感触が走っていく
あぁ・・これはきっとヤマンバの特徴的な口元の再現・・
こんなん見たらリキはドン引きするかもな
ボクの萎えていく気分とは裏腹に、ホントについてきたお母さんが横で口を開いた
「流石原さんね!よく千秋の素材活かせてるわ!この辺の技術はお母様とそっくりね、私もお母様には凄くお世話になったから」
おい・・またまた初耳だぞ?
ボクのお母さんがアンナさんのお母さんと知り合い?
これは・・大人の事情でボクはうまい事ハメられたわけだな・・
そうじゃなきゃ、こんな凄い人達にすんなり接触できるわけがない
おのれ・・お母さんめ!ボクが女子になった事をいい事に好き勝手やりやがって!
絶対に許さんぞ!!
と男のプライドがボコボコの顔でボクに男気を見せたところでアンナさんがボクに声を掛けた
「千秋さん、目開けていいよ」
その声にスッとボクが目を開けると、ニコニコしたアンナさんと斜め前で覗き込むようにボクを見るお母さんが見えた
よく見るとお母さんはフルフルと震え伝説の妖艶の魔術師のニヤつきを見せている
ボクがドン引きでお母さんを見てたところでアンナさんが喋りだした
「鏡で見てみて、久しぶりの最上級の素材に私も嬉しくなっちゃった!」
若槻と似たようなことを言うアンナさん、仕方なくヤマンバ化したボクを鏡で確認しようとボクは恐る恐る視線を鏡に移した
あ・・やだ・・誰?この美人さん・・?
大人の女?高級旅館の女将さんだ・・
本に出てたお母さんよりこっちの方がボクの好みかも・・
ボクは無意識に立ち上がって鏡に魅入ってしまい、あまりの変貌ぶりにニヤッと少し笑ってしまう
それを見たお母さんが横から一言ボクに言う
「まぁ・・!あの時の私よりキレイじゃない・・!娘ながらちょっと焼いちゃうわ」
目を瞑って嬉しそうな顔のお母さん、普段ならここでツッコむのだが、今のボクにはそれすら忘れてしまうほど完璧な見た目の女子化に魅入ってしまっていた
親子揃って夢心地でフワフワしていると後ろから知らない女の声が聞こえた
「千夏ちゃん、お久しぶり、娘さんの方は上手く行ったみたいね」
その声にボクは現実に戻りフッと後ろを振り返るとお母さん位の年齢であろう、お団子ヘアのメガネ美人が立っていた
無言でボクが見ていると何やらボクのお母さんと親しげに話しだした
「美保に相談してよかったわ親友じゃなきゃ娘の事なんて話せないもの」
と何やらボク絡みの話をお母さんがすると美保と呼ばれた人がそれに答える
「私もビックリしたけどね、それにしてもホントにキレイな娘ね、あの時の千夏ちゃん以上なんじゃない?」
ビックリした?お母さんは何をこの人に話したんだ?
そんな疑問を聞く間もなくお母さんが喋りだす
「でしょ?千秋が女の子になっちゃったのは私もビックリだけど、うちの娘絶対通用すると思わない?」
なんだと・・?女の子になっちゃった?
おい!第三者に勝手に喋りやがったな!
ボクでさえデリケートな問題ゆえに紗良以外そのこと知らないのに!
このアホお母さん!夢見がちお母さん!
そんなこと話してボクがどうなっても知らんぞ!
知らないところで広まってしまっているボクの秘密に絶望の顔をしてボクはうなだれる
ハッと思いアンナさんの顔を静かに見るとニコニコしてボクをみていた
へ・・変態だと思われた・・絶対変態だって思ってる・・
この顔は悟った顔だ・・・
完全なる絶望感の中で涙目になってしまったボク
それを見てアンナさんがボクに話しかけてくる
「千秋さん?私も千秋さんが元々男の子って知ってるよ、別に変になんか思わないし、そういう症状の病気だったんでしょ?今は完全に女の子なんだしそんなに思い悩む事ないと思うよ?」
ボクの意を汲み取ってくれるアンナさん
それと同時にボクの男のプライドがメラメラと燃え上がってきた
何ということだ・・!
知ってただと!?知っててボクの髪をイジったとでも言うのか?!
知らなかったのはボクだけか・・
これは見事に全員にハメられたって訳か
許さん・・許さんぞぉ!!
よくもボクを完璧な女子に仕立て上げくれたな!
じわじわとボクの虜にしてやるぞ!!
と男のプライドがボク女子の侵食を受け始めオネエな感じのプライドに変貌したところでアンナさんがボクに語りかけてきた
「千秋さんて、表情コロコロ変わって面白いね、お母さんにやっぱり似てるよ!千秋さんが女の子になった時のお母さんの豹変ぶりも凄かったなぁ・・」
アンナさんに親子で豹変の烙印を押され、ボクはやっぱり蛙の子は蛙なんだと悟った
その後ボク達は美保さんの運転する車で夏祭り会場へと向かった
若槻に言われたのもあるが、お母さんの豹変ぶりも相まってボクはもう逃げられないと悟り今に至っている
ボクが店に来た時、何故かアンナさんも大喜びで、ニコニコして鼻歌なんか歌っちゃってボクの髪をいじっている
ボクどんなにされちゃうんだ・・?お母さんが見せてきた本の別のページに真っ黒なヤマンバギャル特集とかも載ってたけど、そんなんにされたらどうしよう・・
男のプライドがボクの脳内でヤマンバギャルにボコられているところでアンナさんがボクに声をかける
「千秋さん?ヘアメイクは完璧!あとは顔のメイク少しするよ?そのまま目瞑ってもらってていいから」
そんな事をアンナさんが言うとシットリしたパフパフがボクの顔にパフパフしてきた
「ホントはメイクいらないくらいキレイな肌なんだけど、夜の撮影だから少しだけのせるからね」
そんなことを言ってボク女子を喜ばせようとするアンナさん、ボコられた男のプライドは沈黙している
ボクの頭の中にヤマンバギャルが輪になってボク女子を崇拝してきたところで、ボクの唇に硬いツルツルした感触が走っていく
あぁ・・これはきっとヤマンバの特徴的な口元の再現・・
こんなん見たらリキはドン引きするかもな
ボクの萎えていく気分とは裏腹に、ホントについてきたお母さんが横で口を開いた
「流石原さんね!よく千秋の素材活かせてるわ!この辺の技術はお母様とそっくりね、私もお母様には凄くお世話になったから」
おい・・またまた初耳だぞ?
ボクのお母さんがアンナさんのお母さんと知り合い?
これは・・大人の事情でボクはうまい事ハメられたわけだな・・
そうじゃなきゃ、こんな凄い人達にすんなり接触できるわけがない
おのれ・・お母さんめ!ボクが女子になった事をいい事に好き勝手やりやがって!
絶対に許さんぞ!!
と男のプライドがボコボコの顔でボクに男気を見せたところでアンナさんがボクに声を掛けた
「千秋さん、目開けていいよ」
その声にスッとボクが目を開けると、ニコニコしたアンナさんと斜め前で覗き込むようにボクを見るお母さんが見えた
よく見るとお母さんはフルフルと震え伝説の妖艶の魔術師のニヤつきを見せている
ボクがドン引きでお母さんを見てたところでアンナさんが喋りだした
「鏡で見てみて、久しぶりの最上級の素材に私も嬉しくなっちゃった!」
若槻と似たようなことを言うアンナさん、仕方なくヤマンバ化したボクを鏡で確認しようとボクは恐る恐る視線を鏡に移した
あ・・やだ・・誰?この美人さん・・?
大人の女?高級旅館の女将さんだ・・
本に出てたお母さんよりこっちの方がボクの好みかも・・
ボクは無意識に立ち上がって鏡に魅入ってしまい、あまりの変貌ぶりにニヤッと少し笑ってしまう
それを見たお母さんが横から一言ボクに言う
「まぁ・・!あの時の私よりキレイじゃない・・!娘ながらちょっと焼いちゃうわ」
目を瞑って嬉しそうな顔のお母さん、普段ならここでツッコむのだが、今のボクにはそれすら忘れてしまうほど完璧な見た目の女子化に魅入ってしまっていた
親子揃って夢心地でフワフワしていると後ろから知らない女の声が聞こえた
「千夏ちゃん、お久しぶり、娘さんの方は上手く行ったみたいね」
その声にボクは現実に戻りフッと後ろを振り返るとお母さん位の年齢であろう、お団子ヘアのメガネ美人が立っていた
無言でボクが見ていると何やらボクのお母さんと親しげに話しだした
「美保に相談してよかったわ親友じゃなきゃ娘の事なんて話せないもの」
と何やらボク絡みの話をお母さんがすると美保と呼ばれた人がそれに答える
「私もビックリしたけどね、それにしてもホントにキレイな娘ね、あの時の千夏ちゃん以上なんじゃない?」
ビックリした?お母さんは何をこの人に話したんだ?
そんな疑問を聞く間もなくお母さんが喋りだす
「でしょ?千秋が女の子になっちゃったのは私もビックリだけど、うちの娘絶対通用すると思わない?」
なんだと・・?女の子になっちゃった?
おい!第三者に勝手に喋りやがったな!
ボクでさえデリケートな問題ゆえに紗良以外そのこと知らないのに!
このアホお母さん!夢見がちお母さん!
そんなこと話してボクがどうなっても知らんぞ!
知らないところで広まってしまっているボクの秘密に絶望の顔をしてボクはうなだれる
ハッと思いアンナさんの顔を静かに見るとニコニコしてボクをみていた
へ・・変態だと思われた・・絶対変態だって思ってる・・
この顔は悟った顔だ・・・
完全なる絶望感の中で涙目になってしまったボク
それを見てアンナさんがボクに話しかけてくる
「千秋さん?私も千秋さんが元々男の子って知ってるよ、別に変になんか思わないし、そういう症状の病気だったんでしょ?今は完全に女の子なんだしそんなに思い悩む事ないと思うよ?」
ボクの意を汲み取ってくれるアンナさん
それと同時にボクの男のプライドがメラメラと燃え上がってきた
何ということだ・・!
知ってただと!?知っててボクの髪をイジったとでも言うのか?!
知らなかったのはボクだけか・・
これは見事に全員にハメられたって訳か
許さん・・許さんぞぉ!!
よくもボクを完璧な女子に仕立て上げくれたな!
じわじわとボクの虜にしてやるぞ!!
と男のプライドがボク女子の侵食を受け始めオネエな感じのプライドに変貌したところでアンナさんがボクに語りかけてきた
「千秋さんて、表情コロコロ変わって面白いね、お母さんにやっぱり似てるよ!千秋さんが女の子になった時のお母さんの豹変ぶりも凄かったなぁ・・」
アンナさんに親子で豹変の烙印を押され、ボクはやっぱり蛙の子は蛙なんだと悟った
その後ボク達は美保さんの運転する車で夏祭り会場へと向かった
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