ゾンビ世界侵略

みかん

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八話 任務 消防署 駅

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「今回の任務は消防署だ。消防署はもう今は使われていない。だが集めれるものもあると思う。調査に行ってくれ」
 隊長は五人に言った。
 五人は近くの消防署だった場所についた。
 五人は車を降りた。
 消防署の入り口にはゾンビがいた。
「行くぞ!」
 司の正樹はライフルでゾンビを倒した。
 浩は消防車を見つけた。
「俺が運転する」
 浩はそういうと、消防車に飛び乗った。
 隆義は消防署についていたホースを手に取った。
 浩はエンジンをかけた。
 無事、エンジンが付いた。
 燃料が残っていたようだ。
 運転のメーターにあまり見たことのないメータがあるのが分かった。
 浩は注目してみてみる。
 それは水分量のメータのようだ。
 おそらく消防車内の水の残量だろう。
「水の容量はあるようだ! 任せたぞ隆義!」
 隆義は消防署の任務が来た時、消防車について勉強しておいた。
 勉強で得た知識を参考にホースを触る。
 するとホースから水が出てきた。
 ホースから出てくる水圧はとても強い。
「くっ」
 隆義はホースの出口をゾンビに向けた。
 ゾンビは水圧によって飛ばされていく。
「おい!消防車に乗れ!」
 隆義はゾンビと戦っている、三人に言った。
「おう!」
 三人は消防車に乗り込んだ。
「お前も乗れ!」
 まだ放水でゾンビを攻撃している隆義に浩は言った。
「分かってる!」
 ホースからの水を止め、消防車に乗りこもうとした時だった。
 後ろから隆義めがけ、ゾンビがとびかかってきた。
 パン!
 司が拳銃を放ち、ゾンビは倒れた。
 隆義は急いで乗り込んだ。
 行くぞ!
 浩は消防車を発進させた。
 五人は無事、基地に戻った。
 今回の任務で消防車を入手した。

「今回は駅に行ってもらう」
 隊長に告げられ、五人は近くの少し大きな駅まで来た。
 すると改札にはゾンビが群がっていた。
「ゾンビがいて入れないな……倒すぞ」
 浩の言葉を合図にライフルを使ってゾンビを倒す。
 消音機がついているため、銃声はならない。
 電車の乗り場まで五人は来た。
 ゾンビの姿は見えない。
「ゾンビがやけにいないな……」
 隆義はボソッとつぶやく。
 すると鳴き声のような音が線路のほうから聞こえてきた。
 その時だった。
 線路から何かが飛んできた。
「なんだ?」
 飛んできたものは液体であった。
 液体は、今はもう動いていない自動販売機についた。
 すると自動販売機が、液体が付いた場所が溶けた。
「溶け……た?」
 すると正樹ある情報が頭によぎった。
 その頭によぎった情報の内容……
 それは毒性の持ったゾンビがいるということっであった。
「俺の予測が正しければあの液体は肉体も溶かすぞ!」
 正樹はほか四人に警告した。
 四人はその言葉を聞いて毒液に当たらないよう立ち回る。
 ライフルで一斉に五人攻撃をする。
 毒ゾンビはなかなか倒れない。
「なぜ効かないんだ?」
 その時だった一瞬毒ゾンビが怯んだ。
 正樹はその瞬間を見逃さなかった。
「ん?」
 そしてもう一度毒ゾンビがひるんだ姿を見せた時、その理由が分かった。
「弱点が分かったぞ!腹を狙え!」
 そう、腹に銃弾が当たった時、毒ゾンビはその動きを見せていたのだ。
 五人は一斉に毒ゾンビの腹を狙い撃った。
 毒ゾンビは唸り声を上げ、腹が破裂し、倒れた。
「危なかったな……」
 危うく五人は、破裂して飛んできた毒液に当たるところだった。
 無事、倒した五人は基地に戻り、毒ゾンビの存在を隊長に伝えた。
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