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【巨大聖戦編】第7章「誰がための選定」
177話 雨降る空と永の別れ(1)
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雨が降り注ぐ中、大量の傘が寂れた土地に並んでいる。キャッセリアの東端に位置する墓地には、アイリス様の子供とも言えるすべての神々が集っているところだった。
最前列に立っているのはカトラスさん、ティアル、僕、カルデルトだ。アリアは、ここにはいない。
「俺がキャッセリアで治療に追われてる間に、事態が動きすぎだ。ティア嬢、アリアはどうしたんだ」
「知らねーよ……カトラスさんに聞いてくれ」
「……すまん」
みんな、真っ黒で整った衣装を身にまとっていた。カトラスさんは神父のような服を着ているし、ティアルは黒いスーツで、カルデルトはスーツの上に黒いコートを被せている。かく言う僕も、普段着ているものとは別の白いブラウスとサスペンダーつきの黒いズボンの上に、黒いケープを羽織っている。
僕たちの前に、周りよりも少し大きな墓が建てられている。アイリス様のお墓だ。
アイリス様の棺はとうに墓に埋められているが、他の墓には空っぽのままの棺も埋められている。遺体すら見つからなかった神もいたけれど、アイリス様はひどく凄惨な姿で棺に収められていた。
遺体もないのと、目を背けたくなるくらい損壊した遺体があるのと、一体どちらが救われるのだろう。
「汝らの魂が、いと高き天へ安らかに昇ることを願わん。我らが創造主たる、御神の祈りとともに(Anima vestra in caelum excelsissimum pacifice ascendat, cum oratione Dei, nostro creatore.)」
カトラスさんは傘も差さずに、葬儀でのみ歌われる鎮魂歌を歌っている。あまり聴く機会のない歌だが、葬儀の場では必ずと言っていいほど歌われる。現代とは言葉の響きがまったく違っており、毎度不思議な響きだと感じている。
あらかじめ渡された本の中に、歌詞と翻訳が記載されていたから理解できるものの、ただ聴いただけでは意味がわからない。
「天の光を司りし御神、アスタルテよ。この世界を束ねし最高神の祖よ。あまねく生命が住まうこの楽園に、永遠の救いを与えたまえ(O dea Astarte, qui lucem caeli regis. O dea summus, qui terram regis. In horto vitae habitantibus, aeternam salutem tribue.)」
荘厳な歌声が響き渡る中、空がどんよりとした灰色の雲に覆われている。冷たい雫が大地のすべてを叩きつけ、春の温度を奪っていった。
葬儀の終わりから少し時間が経ち、ひとがまばらになってきた。僕はカトラスさんを探し、墓地の周辺を歩いていた。
墓地から少し離れた場所に立つ小さな木の下で、神父姿のカトラスさんと白と黒の礼服を着たアスタが何かを話していた。僕はそこに近づいてみる。
「────いい加減にしてよ!! またボクに嘘吐くつもりでしょ!? 何度も騙そうとしたって無駄だから!!」
肩を激しく震わせるような怒鳴り声は、アスタのものだった。どう考えても平和な話し合いには思えず、僕は少し遠いところで足を止めてしまう。
カトラスさんはいつも以上に厳しい顔つきになっていたが、僕には少し沈んだ顔をしているようにも見えた。
「ここまで来て嘘を吐くわけなかろう。アイリスが持っていた杖が何よりの証拠じゃ。あれは、他でもないローゼによって受け継がれたものじゃぞ」
「じゃあ、ロミーは古代の終わりに身籠った状態で戦ってたって言いたいの!? カトラスがそれを知ってたっていうなら、どうしてユーリたちにも黙ってたんだよ!?」
「それがローゼの頼みだったからじゃ。お主らにもいずれ話すつもりだったのじゃが」
「キミはいつも遅すぎるんだよ、カトラス!! アイリスがロミーの娘だって知ってたら、ボクは────」
そこまで叫んで、背後にいた僕の存在に気づいたようだ。僕を振り返ったときのアスタの顔はあまりにも悲痛に満ちていて、深いショックを受けたものだった。
「あっ……クー……」
「アスタ、葬儀に参列してくれてありがとう。カトラスさんと話してもいいかい?」
「う、うん……ごめんね」
あえて深い事情は聞かないようにした。アスタは逃げるように、雨が降り続ける空の下へ走り去っていく。
ヴィータはデウスプリズンに残っているから、彼女の分も兼ねて参列してくれた。アイリス様とは仲が悪かったのに、悼んでくれるだけでもありがたかった。
カトラスさんは神妙な面持ちで幹に寄りかかっていたので、僕は彼に近づきながら話を持ちかける。
「そろそろ教えてもらえませんか。アリアの居場所」
「わかっておる、葬儀が終わったら話す約束じゃっただろう。アリアのことになると落ち着きがなくなるのう、お主は」
やれやれとした様子なのが、なんだか腹立たしい。今までカトラスさんのことは頼りにしていたけれど、こんなひとだっただろうかと思わず考えてしまう。
「じゃが、その前に。彼女を元に戻すのは至難の業じゃよ。今のお主にできるかどうかと聞かれたら、無理だと答える」
「どうしてそこまで知っているんですか? アリアを助けるなんて話、ヴィータ以外にはしていません」
「何百年付き合ってきたと思っとるんじゃ。お主は彼女を慕っておったし、ある意味当然の行動じゃろう?」
呆れたように答えられ、服の裾を握りしめる。
今まで徹底的に隠し通してきたはずだったのに、行動と思考を読まれていた。アイリス様も知っていたかどうか聞いたが、そこまではわからないと返される。
それより、どうしてアリアを助けることは無理だと決めつけられるかがわからなかった。
「僕にはアリアを助けられないと言いたいんですか?」
「まあ、そうムキになるな。アリアは誰もいない宮殿の地下深くにおる。それに、彼女がおかしくなっている原因は突き止めておる」
「い、いつの間にそこまで……というか、宮殿は僕も探しましたけどいませんでしたよ」
「ほとんどの神は知らぬ地下深くにいるのじゃ。お主も、黒幽病のことは知っているじゃろう? アリアもそれと似た状態ではあるが、普通の黒幽病とは違い簡単には治せん。ああなった原因を事細かに探らんことにはな」
黒幽病というワードで、アリアの暴走の正体をようやく理解した。むしろ、もっと早く気づくべきだった。
僕は、なぜか箱庭の端を自力で通ることができる。だが、アスタやヴィータのように星幽術は使うことができない、極めて中途半端な状態と言っていい。
そんな僕が、アリアを侵食する異質な力をどうにかできるのだろうか────いや、どうにかするしかない。
「無理だとは言ったが、今はできぬというだけでいずれは可能になるかもしれん。お主にどこまでできるかわからんがな」
カトラスさんが木の幹から身体を離して、どこかへ歩き去ろうとする。
「……カトラスさん。何か、僕たちに隠していることはないですか?」
そう言ったら立ち止まってくれたが、すでに僕に背中を向けていたので表情は見えない。
「例えば、どういうことじゃ?」
「あなたはアイリス様の養父で、そのアイリス様は僕たちの生みの親だった。思えば、僕は自分がどのようにして生まれたのか、全然知らないんです。カトラスさんなら知っているんじゃないですか?」
「それを知っている相手を、お主はすでに特定しておるのじゃろう? そやつに聞けばいい話じゃ。止めはせん」
「それだけじゃありません。古代で何があったのですか? 今の世界に至るまでの歴史を知らずに、これから迫りくる厄災を防ぐことなんてできないでしょう!?」
かなり切り込んだ質問だったので、胸が高鳴るのも自然なことだった。
カトラスさんはしばらく黙り込んだ後、こちらをちらりと振り返った。小さな緑の瞳がいつもよりもさらに鋭くなり、顔に深い影を落としていた。
「考えの甘さに呆れるわ。古代の神々でも倒しきれんかった化け物じゃぞ。貴様には何もできん」
「何もできないなんて決めつけないでください! 僕はトゥリヤたちの死を無駄にしたくないんですよ!」
「……所詮は神もどきか。ただの人間と変わりない」
こちらの訴えを聞き入れることなく、今度こそ立ち去ってしまった。信じられないくらい冷たい言葉を吐かれたことで、呆然としてしまう。
アスタが怒鳴るのも納得できる。あのひともアイリス様も、本当に肝心なことは何も教えてくれない。挙句の果てに、自分たちで生み出した神すら否定するなんて。
これじゃ、死んでしまった神たちが報われない。そう思ったら、拳に自然と力が入ってしまう。
雨が降り注ぐ中、大量の傘が寂れた土地に並んでいる。キャッセリアの東端に位置する墓地には、アイリス様の子供とも言えるすべての神々が集っているところだった。
最前列に立っているのはカトラスさん、ティアル、僕、カルデルトだ。アリアは、ここにはいない。
「俺がキャッセリアで治療に追われてる間に、事態が動きすぎだ。ティア嬢、アリアはどうしたんだ」
「知らねーよ……カトラスさんに聞いてくれ」
「……すまん」
みんな、真っ黒で整った衣装を身にまとっていた。カトラスさんは神父のような服を着ているし、ティアルは黒いスーツで、カルデルトはスーツの上に黒いコートを被せている。かく言う僕も、普段着ているものとは別の白いブラウスとサスペンダーつきの黒いズボンの上に、黒いケープを羽織っている。
僕たちの前に、周りよりも少し大きな墓が建てられている。アイリス様のお墓だ。
アイリス様の棺はとうに墓に埋められているが、他の墓には空っぽのままの棺も埋められている。遺体すら見つからなかった神もいたけれど、アイリス様はひどく凄惨な姿で棺に収められていた。
遺体もないのと、目を背けたくなるくらい損壊した遺体があるのと、一体どちらが救われるのだろう。
「汝らの魂が、いと高き天へ安らかに昇ることを願わん。我らが創造主たる、御神の祈りとともに(Anima vestra in caelum excelsissimum pacifice ascendat, cum oratione Dei, nostro creatore.)」
カトラスさんは傘も差さずに、葬儀でのみ歌われる鎮魂歌を歌っている。あまり聴く機会のない歌だが、葬儀の場では必ずと言っていいほど歌われる。現代とは言葉の響きがまったく違っており、毎度不思議な響きだと感じている。
あらかじめ渡された本の中に、歌詞と翻訳が記載されていたから理解できるものの、ただ聴いただけでは意味がわからない。
「天の光を司りし御神、アスタルテよ。この世界を束ねし最高神の祖よ。あまねく生命が住まうこの楽園に、永遠の救いを与えたまえ(O dea Astarte, qui lucem caeli regis. O dea summus, qui terram regis. In horto vitae habitantibus, aeternam salutem tribue.)」
荘厳な歌声が響き渡る中、空がどんよりとした灰色の雲に覆われている。冷たい雫が大地のすべてを叩きつけ、春の温度を奪っていった。
葬儀の終わりから少し時間が経ち、ひとがまばらになってきた。僕はカトラスさんを探し、墓地の周辺を歩いていた。
墓地から少し離れた場所に立つ小さな木の下で、神父姿のカトラスさんと白と黒の礼服を着たアスタが何かを話していた。僕はそこに近づいてみる。
「────いい加減にしてよ!! またボクに嘘吐くつもりでしょ!? 何度も騙そうとしたって無駄だから!!」
肩を激しく震わせるような怒鳴り声は、アスタのものだった。どう考えても平和な話し合いには思えず、僕は少し遠いところで足を止めてしまう。
カトラスさんはいつも以上に厳しい顔つきになっていたが、僕には少し沈んだ顔をしているようにも見えた。
「ここまで来て嘘を吐くわけなかろう。アイリスが持っていた杖が何よりの証拠じゃ。あれは、他でもないローゼによって受け継がれたものじゃぞ」
「じゃあ、ロミーは古代の終わりに身籠った状態で戦ってたって言いたいの!? カトラスがそれを知ってたっていうなら、どうしてユーリたちにも黙ってたんだよ!?」
「それがローゼの頼みだったからじゃ。お主らにもいずれ話すつもりだったのじゃが」
「キミはいつも遅すぎるんだよ、カトラス!! アイリスがロミーの娘だって知ってたら、ボクは────」
そこまで叫んで、背後にいた僕の存在に気づいたようだ。僕を振り返ったときのアスタの顔はあまりにも悲痛に満ちていて、深いショックを受けたものだった。
「あっ……クー……」
「アスタ、葬儀に参列してくれてありがとう。カトラスさんと話してもいいかい?」
「う、うん……ごめんね」
あえて深い事情は聞かないようにした。アスタは逃げるように、雨が降り続ける空の下へ走り去っていく。
ヴィータはデウスプリズンに残っているから、彼女の分も兼ねて参列してくれた。アイリス様とは仲が悪かったのに、悼んでくれるだけでもありがたかった。
カトラスさんは神妙な面持ちで幹に寄りかかっていたので、僕は彼に近づきながら話を持ちかける。
「そろそろ教えてもらえませんか。アリアの居場所」
「わかっておる、葬儀が終わったら話す約束じゃっただろう。アリアのことになると落ち着きがなくなるのう、お主は」
やれやれとした様子なのが、なんだか腹立たしい。今までカトラスさんのことは頼りにしていたけれど、こんなひとだっただろうかと思わず考えてしまう。
「じゃが、その前に。彼女を元に戻すのは至難の業じゃよ。今のお主にできるかどうかと聞かれたら、無理だと答える」
「どうしてそこまで知っているんですか? アリアを助けるなんて話、ヴィータ以外にはしていません」
「何百年付き合ってきたと思っとるんじゃ。お主は彼女を慕っておったし、ある意味当然の行動じゃろう?」
呆れたように答えられ、服の裾を握りしめる。
今まで徹底的に隠し通してきたはずだったのに、行動と思考を読まれていた。アイリス様も知っていたかどうか聞いたが、そこまではわからないと返される。
それより、どうしてアリアを助けることは無理だと決めつけられるかがわからなかった。
「僕にはアリアを助けられないと言いたいんですか?」
「まあ、そうムキになるな。アリアは誰もいない宮殿の地下深くにおる。それに、彼女がおかしくなっている原因は突き止めておる」
「い、いつの間にそこまで……というか、宮殿は僕も探しましたけどいませんでしたよ」
「ほとんどの神は知らぬ地下深くにいるのじゃ。お主も、黒幽病のことは知っているじゃろう? アリアもそれと似た状態ではあるが、普通の黒幽病とは違い簡単には治せん。ああなった原因を事細かに探らんことにはな」
黒幽病というワードで、アリアの暴走の正体をようやく理解した。むしろ、もっと早く気づくべきだった。
僕は、なぜか箱庭の端を自力で通ることができる。だが、アスタやヴィータのように星幽術は使うことができない、極めて中途半端な状態と言っていい。
そんな僕が、アリアを侵食する異質な力をどうにかできるのだろうか────いや、どうにかするしかない。
「無理だとは言ったが、今はできぬというだけでいずれは可能になるかもしれん。お主にどこまでできるかわからんがな」
カトラスさんが木の幹から身体を離して、どこかへ歩き去ろうとする。
「……カトラスさん。何か、僕たちに隠していることはないですか?」
そう言ったら立ち止まってくれたが、すでに僕に背中を向けていたので表情は見えない。
「例えば、どういうことじゃ?」
「あなたはアイリス様の養父で、そのアイリス様は僕たちの生みの親だった。思えば、僕は自分がどのようにして生まれたのか、全然知らないんです。カトラスさんなら知っているんじゃないですか?」
「それを知っている相手を、お主はすでに特定しておるのじゃろう? そやつに聞けばいい話じゃ。止めはせん」
「それだけじゃありません。古代で何があったのですか? 今の世界に至るまでの歴史を知らずに、これから迫りくる厄災を防ぐことなんてできないでしょう!?」
かなり切り込んだ質問だったので、胸が高鳴るのも自然なことだった。
カトラスさんはしばらく黙り込んだ後、こちらをちらりと振り返った。小さな緑の瞳がいつもよりもさらに鋭くなり、顔に深い影を落としていた。
「考えの甘さに呆れるわ。古代の神々でも倒しきれんかった化け物じゃぞ。貴様には何もできん」
「何もできないなんて決めつけないでください! 僕はトゥリヤたちの死を無駄にしたくないんですよ!」
「……所詮は神もどきか。ただの人間と変わりない」
こちらの訴えを聞き入れることなく、今度こそ立ち去ってしまった。信じられないくらい冷たい言葉を吐かれたことで、呆然としてしまう。
アスタが怒鳴るのも納得できる。あのひともアイリス様も、本当に肝心なことは何も教えてくれない。挙句の果てに、自分たちで生み出した神すら否定するなんて。
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