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第2章「虹が完成した日」
虹が完成した日 その⑤
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再び7人はソファーに座り、緑莉は葵と朱珠のコップに紅茶を注いだ。
四葉 緑莉
『これ、ダージリンティー。美味しいから飲んでみて。』
2人は緑莉に御礼を言った後、葵はダージリンティーを一口飲み話し始めた。
綾女 葵
『私達は巡回チームと、密偵チームに分かれて行動しているの。』
『巡回チームは、私とヒマワリちゃん。密偵チームは、リンドウちゃん、アサガオちゃん、ユリちゃんの3人だから、バラちゃんには巡回チームに入ってもらおうと思っているの。』
神原 朱珠
『巡回ってのは、幽霊を探すってことなん?』
綾女 葵
『えゝ、そうよ。』
林藤 白華
『巡回チームは、色々なエリアをパトロールして、霊界へ行けずに困っている霊体を無事に霊界へ送り届けることを目的としていて、密偵チームは警察と連携して、事件や事故の多い場所に住み着く悪霊や、人に憑依した悪霊を裁くことを目的として作られたチームなんだ。』
『まあ、別れて動き出せるようになったのは、つい最近なんだけどね。』
神原 朱珠
『チームの方は、葵ちゃんと一緒って聞いて安心してんねんで!』
『でもな、その裁くって何なん?』
『急に怖いねんけど・・・。』
綾女 葵
『それで使うのが、この球体なの。この球体が作り出す霧の世界で、生命が傷を負ったり命を落とすことは無い。それは、もう理解してくれているわよね。』
頷く朱珠。
綾女 葵
『あの霧は、"生命を守る空間"を作ると同時に、"霊体に攻撃を可能とする空間"も作り出しているの。』
神原 朱珠
『霊体に攻撃を可能とする空間?』
綾女 葵
『えゝ。仮にあの空間でバラちゃんが料理をしていて
手を少し切ってしまったとしても、バラちゃんは痛みを感じることはあっても、傷を負うことは無いわ。』
『でもバラちゃんに霊体が憑依している状態で指を怪我してしまうと、バラちゃんに憑依している霊体が、痛みや傷を負うことになるの。』
神原 朱珠
『嘘やろ!』『て事はやなぁ、仮にやで!』
『仮にやねんけどな、もしあの霧の中で私に隕石が降って来ら・・・。』
綾女 葵
『勿論、バラちゃんが命を落とすことは無いわ。でも、バラちゃんに憑いている霊体は、死んでしまうでしょうね。』
震える朱珠。
百合 黄泉
『憑依した霊体の精神力の方が上回った場合や、精神的に弱っている時に悪霊に取り憑かれて体を乗っ取られる可能性がある話しは、しているの?』
顔を見合わせる葵と白華。
緑莉も謎の笑みを浮かべて、斜め上を見上げている。
百合 黄泉
『嘘でしょ・・・。そんなことも伝えずに招待したわけ・・・。』
黄泉は、葵達の反応を眺め呆れた表情をしていた。
神原 朱珠
『今何て?』『今何か怖い事聞こえたで!』
『乗っ取られるとか、怖いねんけど~(涙)』
青ざめた顔の朱珠の右腕に、抱きつく橙羽。
日廻 橙羽
『大丈夫!』『橙羽が守ってあげるから!』
『た・だ・しぃ・・・♡』
朱珠の右腕に伝わるほど、橙羽の胸の鼓動は高鳴っていた。
神原 朱珠
『あんたにだけは、嫌や!』
『見返りが怖過ぎる!』
橙羽の腕を振り払う朱珠。
『ぷー』と言い橙羽は、頬を膨らませている。
そんな中、朱珠を安心させようと紫月が口を開いた。
朝顔 紫月
『でも幽霊に逢うことの方が稀だから、そんなに心配しなくても大丈夫だと思うよ。1人で行動することも無いもんね。』
そう話しながら、緑莉の方へと目をやった。
四葉 緑莉
『そうね。それよりもロックは掛かるから大丈夫だとは思うけど、"拳銃に銃弾を込めていることを忘れたまま、ホルスターに戻して歩いていたら、偶然トリガーが引けて足を撃ち抜いた"とか、アクシデントで込めた銃弾が爆発して、手や足を損傷した人が稀にいるから、そっちの方に気をつけた方が良いかも。』
悪気は無いものの、ぽわんとした表情で放った緑莉の言葉は、より朱珠の恐怖心を高めてしまったのであった。
魂が抜けたかのように佇む朱珠と、苦笑いを浮かべる白華と紫月。
黄泉は最早呆れ、小説を片手に趣味の読書を始めていた。
神原 朱珠
『・・・で?』
『私の持つ武器って何なん?』
綾女 葵
『これよ。』
奥の部屋から持ってきた、拳銃とホルスターと銃弾を渡す葵と、恐々と受け取る朱珠。
神原 朱珠
『銃弾は、使う時に1発ずつ込める・・・。銃弾は、使う時に1発ずつ込める・・・。』
同じ言葉を、ボソボソと繰り返し呟く朱珠。
百合 黄泉
『あ~ぁ、壊れちゃった・・・。』
日廻 橙羽
『でも、壊れた朱珠ちゃんも可愛いかも♡』
苦笑いを浮かべる、白華と紫月。
そんな中、緑莉は『バラちゃん、銃の使用登録をするから、こっちの部屋に来て!』と言いながら、奥の部屋へと入って行った。
葵と共に奥の部屋へ向かう朱珠。
奥の部屋では、緑莉がブルーレイカット眼鏡を着用してパソコンの前に座っていた。
綾女 葵
『その眼鏡も届いたのね。とても似合っているわよ。』
四葉 緑莉
『少し大き過ぎる気もするんだけど、変じゃ無いかな?』
神原 朱珠
『変なことあらへん、あらへん!』
『物凄く似合ってんで!』
朱珠の言葉を聞き、ソファに座っていた黄泉を除いたメンバーが、緑莉の姿を見に部屋へ入ってきた。
朝顔 紫月
『わぁ~本当だ!』『似合ってる!』
日廻 橙羽
『ヨツバちゃん可愛い♡』
林藤 白華
『本当だね。丁度良い大きさだと思うよ。』
四葉 緑莉
『そんなに似合ってる♪』『鏡、鏡!』
緑莉は、鏡を取りに自室に行こうと立ち上がったが、葵や朱珠の顔を見て目的を思い出し、再びパソコンの前に座った。
四葉 緑莉
『拳銃の持ち手の底面を見てみて。黒い艶々した部分があるでしょ。』
朱珠が拳銃を逆さにして、持ち手の底面を見ると、そこには確かに黒い艶々とした部分があった。
神原 朱珠
『ほんまや!』『何なんこれ?』
四葉 緑莉
『それはセンサーなの。そこに使用する人の指紋を登録する事で、登録した人のみ、その武器を使用することが出来るようになるの。』
綾女 葵
『刀も拳銃も使用する前に、そのセンサーに登録した指を、登録した時と同じ向きで3秒翳す事によって、刀は6分間、拳銃は5分間のみ使用することができるの。』
林藤 白華
『拳銃はセンサーに触れてから5分間使うことができるけど、5分経過するとトリガーを引くことすらできなくなるんだ。』
朝顔 紫月
『刀は刃の部分が特殊な構造になっていて、5分以内に鞘の中にあるセンサーに刃を通さないと、刃先が固まって切ることができなくなるんだよ。』
神原 朱珠
『それだけ聞くと、まだ刀の方が良さそうやなぁ。叩いて攻撃することは、できんねやろ?』
綾女 葵
『そうね。但し刀の方は、一度その状態になってしまうと、元の状態に戻してもらうには、本社に送る必要があるから、少し手間が掛かるの。』
林藤 白華
『その点、拳銃の方は本人の指紋認証で、何度でもロックを解除できるんだ。』
神原 朱珠
『へぇ~。』
四葉 緑莉
『じゃあ、登録するから好きな指を好きな向きでセンサーに翳して。』
朱珠は左手の薬指の先端をトリガー側に当て、薬指の付け根側を拳銃の後方側に向かって添わせるように指を翳した。
四葉 緑莉
『登録完了!』
神原 朱珠
『早っ!』
朱珠は、この日から拳銃を使用することが、できるようになったのである。
四葉 緑莉
『これ、ダージリンティー。美味しいから飲んでみて。』
2人は緑莉に御礼を言った後、葵はダージリンティーを一口飲み話し始めた。
綾女 葵
『私達は巡回チームと、密偵チームに分かれて行動しているの。』
『巡回チームは、私とヒマワリちゃん。密偵チームは、リンドウちゃん、アサガオちゃん、ユリちゃんの3人だから、バラちゃんには巡回チームに入ってもらおうと思っているの。』
神原 朱珠
『巡回ってのは、幽霊を探すってことなん?』
綾女 葵
『えゝ、そうよ。』
林藤 白華
『巡回チームは、色々なエリアをパトロールして、霊界へ行けずに困っている霊体を無事に霊界へ送り届けることを目的としていて、密偵チームは警察と連携して、事件や事故の多い場所に住み着く悪霊や、人に憑依した悪霊を裁くことを目的として作られたチームなんだ。』
『まあ、別れて動き出せるようになったのは、つい最近なんだけどね。』
神原 朱珠
『チームの方は、葵ちゃんと一緒って聞いて安心してんねんで!』
『でもな、その裁くって何なん?』
『急に怖いねんけど・・・。』
綾女 葵
『それで使うのが、この球体なの。この球体が作り出す霧の世界で、生命が傷を負ったり命を落とすことは無い。それは、もう理解してくれているわよね。』
頷く朱珠。
綾女 葵
『あの霧は、"生命を守る空間"を作ると同時に、"霊体に攻撃を可能とする空間"も作り出しているの。』
神原 朱珠
『霊体に攻撃を可能とする空間?』
綾女 葵
『えゝ。仮にあの空間でバラちゃんが料理をしていて
手を少し切ってしまったとしても、バラちゃんは痛みを感じることはあっても、傷を負うことは無いわ。』
『でもバラちゃんに霊体が憑依している状態で指を怪我してしまうと、バラちゃんに憑依している霊体が、痛みや傷を負うことになるの。』
神原 朱珠
『嘘やろ!』『て事はやなぁ、仮にやで!』
『仮にやねんけどな、もしあの霧の中で私に隕石が降って来ら・・・。』
綾女 葵
『勿論、バラちゃんが命を落とすことは無いわ。でも、バラちゃんに憑いている霊体は、死んでしまうでしょうね。』
震える朱珠。
百合 黄泉
『憑依した霊体の精神力の方が上回った場合や、精神的に弱っている時に悪霊に取り憑かれて体を乗っ取られる可能性がある話しは、しているの?』
顔を見合わせる葵と白華。
緑莉も謎の笑みを浮かべて、斜め上を見上げている。
百合 黄泉
『嘘でしょ・・・。そんなことも伝えずに招待したわけ・・・。』
黄泉は、葵達の反応を眺め呆れた表情をしていた。
神原 朱珠
『今何て?』『今何か怖い事聞こえたで!』
『乗っ取られるとか、怖いねんけど~(涙)』
青ざめた顔の朱珠の右腕に、抱きつく橙羽。
日廻 橙羽
『大丈夫!』『橙羽が守ってあげるから!』
『た・だ・しぃ・・・♡』
朱珠の右腕に伝わるほど、橙羽の胸の鼓動は高鳴っていた。
神原 朱珠
『あんたにだけは、嫌や!』
『見返りが怖過ぎる!』
橙羽の腕を振り払う朱珠。
『ぷー』と言い橙羽は、頬を膨らませている。
そんな中、朱珠を安心させようと紫月が口を開いた。
朝顔 紫月
『でも幽霊に逢うことの方が稀だから、そんなに心配しなくても大丈夫だと思うよ。1人で行動することも無いもんね。』
そう話しながら、緑莉の方へと目をやった。
四葉 緑莉
『そうね。それよりもロックは掛かるから大丈夫だとは思うけど、"拳銃に銃弾を込めていることを忘れたまま、ホルスターに戻して歩いていたら、偶然トリガーが引けて足を撃ち抜いた"とか、アクシデントで込めた銃弾が爆発して、手や足を損傷した人が稀にいるから、そっちの方に気をつけた方が良いかも。』
悪気は無いものの、ぽわんとした表情で放った緑莉の言葉は、より朱珠の恐怖心を高めてしまったのであった。
魂が抜けたかのように佇む朱珠と、苦笑いを浮かべる白華と紫月。
黄泉は最早呆れ、小説を片手に趣味の読書を始めていた。
神原 朱珠
『・・・で?』
『私の持つ武器って何なん?』
綾女 葵
『これよ。』
奥の部屋から持ってきた、拳銃とホルスターと銃弾を渡す葵と、恐々と受け取る朱珠。
神原 朱珠
『銃弾は、使う時に1発ずつ込める・・・。銃弾は、使う時に1発ずつ込める・・・。』
同じ言葉を、ボソボソと繰り返し呟く朱珠。
百合 黄泉
『あ~ぁ、壊れちゃった・・・。』
日廻 橙羽
『でも、壊れた朱珠ちゃんも可愛いかも♡』
苦笑いを浮かべる、白華と紫月。
そんな中、緑莉は『バラちゃん、銃の使用登録をするから、こっちの部屋に来て!』と言いながら、奥の部屋へと入って行った。
葵と共に奥の部屋へ向かう朱珠。
奥の部屋では、緑莉がブルーレイカット眼鏡を着用してパソコンの前に座っていた。
綾女 葵
『その眼鏡も届いたのね。とても似合っているわよ。』
四葉 緑莉
『少し大き過ぎる気もするんだけど、変じゃ無いかな?』
神原 朱珠
『変なことあらへん、あらへん!』
『物凄く似合ってんで!』
朱珠の言葉を聞き、ソファに座っていた黄泉を除いたメンバーが、緑莉の姿を見に部屋へ入ってきた。
朝顔 紫月
『わぁ~本当だ!』『似合ってる!』
日廻 橙羽
『ヨツバちゃん可愛い♡』
林藤 白華
『本当だね。丁度良い大きさだと思うよ。』
四葉 緑莉
『そんなに似合ってる♪』『鏡、鏡!』
緑莉は、鏡を取りに自室に行こうと立ち上がったが、葵や朱珠の顔を見て目的を思い出し、再びパソコンの前に座った。
四葉 緑莉
『拳銃の持ち手の底面を見てみて。黒い艶々した部分があるでしょ。』
朱珠が拳銃を逆さにして、持ち手の底面を見ると、そこには確かに黒い艶々とした部分があった。
神原 朱珠
『ほんまや!』『何なんこれ?』
四葉 緑莉
『それはセンサーなの。そこに使用する人の指紋を登録する事で、登録した人のみ、その武器を使用することが出来るようになるの。』
綾女 葵
『刀も拳銃も使用する前に、そのセンサーに登録した指を、登録した時と同じ向きで3秒翳す事によって、刀は6分間、拳銃は5分間のみ使用することができるの。』
林藤 白華
『拳銃はセンサーに触れてから5分間使うことができるけど、5分経過するとトリガーを引くことすらできなくなるんだ。』
朝顔 紫月
『刀は刃の部分が特殊な構造になっていて、5分以内に鞘の中にあるセンサーに刃を通さないと、刃先が固まって切ることができなくなるんだよ。』
神原 朱珠
『それだけ聞くと、まだ刀の方が良さそうやなぁ。叩いて攻撃することは、できんねやろ?』
綾女 葵
『そうね。但し刀の方は、一度その状態になってしまうと、元の状態に戻してもらうには、本社に送る必要があるから、少し手間が掛かるの。』
林藤 白華
『その点、拳銃の方は本人の指紋認証で、何度でもロックを解除できるんだ。』
神原 朱珠
『へぇ~。』
四葉 緑莉
『じゃあ、登録するから好きな指を好きな向きでセンサーに翳して。』
朱珠は左手の薬指の先端をトリガー側に当て、薬指の付け根側を拳銃の後方側に向かって添わせるように指を翳した。
四葉 緑莉
『登録完了!』
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『早っ!』
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