リュッ君と僕と

時波ハルカ

文字の大きさ
上 下
74 / 89
りゅっくんとぼくと

しおりを挟む
ぼくがおきたら、
そこはとりいのしたでした。
おくには、ぼろぼろのじんじゃがたっていました。

じんじゃにはだれもいませんでした。

じんじゃのおくにキラキラひかるおほしさまがうかんでいたので、
ぼくはそこにいきました。
そこにはあおいおほしさまがくるくるふわふわうかんでいました。

でも、おひさまがしずんでくらくなったので、
ぼくは、こわくなって、わんわんなきました。

そしたら、じんじゃのなかから、
とおおきなこえがきこえてきました。

りゅっくさっくのりゅっくんがそこにいました。

りゅっくんがおうちにかえりたいか、ときいたので、
ぼくはかえりたいといいました。
そしたら、りゅっくんが
おほしさまを4つてにいれると、
おうちにかえれるとおしえてくれました。

りゅっくんのからだのなかに、おほしさまをいれると、
いろいろなどうぐがでてきました。

ちずもでました。

ちずには、おほしさまのばしょがかいてあったので、
そこにいくことにしました。

でも、きょうはもうおそいので、あしたにしようと、
りゅっくんがいったので、
たきびをつけて、そこでねました。
しおりを挟む

処理中です...