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第9章:風神の谷と宿の看板娘編
第18話:ボニーの答え
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「み、みんな……大丈夫か? 気は確かか?」
宿への帰り道、俺はリズたちに呼びかける。
「う、うん……な、何とか。正直、まだ信じられないけど……あ、あたしが冒険者として、こんなに稼げるなんて……」
「あ、ああ……へ、下手をすれば、その辺のエルフの貴族よりもリッチになってしまったかもしれない……」
「一応、平気……ですが、こんなに多くのお金……どうしましょう」
リズは目が点になり、キアラは恐縮しきり、セーラは困った表情で考え込んでいる。
みんな、まだ上の空状態だ。
「多分……シレイドたちのジョブのレベルや、武器適正の高さ、それにスキルの多さも関係してる……」
真面目な顔でシレイドが述べる。
「どういうことだ?」
「ん……ルクシアでも感じたと思うけど、普通の冒険者はここまで戦闘効率は良くない……でも、シレイドたちは適正が高かったり、様々な要因で効率良く敵を倒せる……結果的に、いつも素材の入手量が上がる……」
「だな。それに、六人の少人数パーティってのも大きいと思うぜ。人数の多いクランだったら、一人一人の取り分がどうしても少なくなるからな。こんなには稼げねえはずだよ」
シレイドとロウナが確信を突くように言う。
なるほどな。やはり、俺たちは恵まれているようだ。
だとすれば、俺たちはそれに感謝して、結果をありがたく受け止める他ない。
「まあ、俺たちが頑張った結果なんだし、ありがたく受け取っておこう。今日は、宿で祝杯パーティだ!」
「う、うん……だね……!」
「ん……お肉パーティ!」
「ああ……そうだな! 今日は食べるぞ!」
「……ふふっ、ええ!」
「へへっ! ご主人様たちが幸せなら、あたしも嬉しいしな!」
俺の呼びかけに、みんなもようやく喜びの実感が勝ってきたようで、五人は笑顔で首肯する。
その夜、俺たちはラックステラにて、賑やかに晩餐をしたのだった。
——深夜。
俺は、彼女の答えを聴くために、バー・ラックステラに向かった。
俺の様子を見てジュリアが何かを感じ取ったのか、いつもカウンターに通されるのに、今日は奥の個室に案内された。
個室で葡萄酒を傾けながらしばらく待っていると、ボニーが部屋に入ってくる。
「…………お待たせ、しました……」
チェリーとの抗争?の後から、ボニーのよそよそしい態度は続いていた。
だが、俺を嫌っている感じではない。
あくまで、接し方が分からないでいるという状態だった。
ボニーはおずおずと、ソファーでくつろぐ俺の隣に座ってくる。
少しの沈黙が生まれる。
こういう時は、こちらからキチンと切り出すべきだ。
俺は、意を決して言葉を紡いだ。
「『四属性ダンジョン』全部踏破したぞ」
「……う、うん」
「これで俺も、一流冒険者ということだろう。まあ、まだ新人だが」
「……う、うん」
俺の言葉に事な少なに返してくるボニー。
俺は、覚悟を決める。
「……ボニー。もう一度、言わせてくれ。俺は君と、恋人になりたい。一夜限りの関係で終らせたくないんだ」
俺の言葉を、ボニーは俯きながら静かに聞いていた。
「……君の答えが聞きたい。無理に気を使わなくていい。君の、本心が聞きたいんだ」
俺はまっすぐボニーを見る。
ボニーは、その眼差しを少し受け取った後、顔を赤らめて目を逸らす。
「……お兄さんに話さないといけないことが、二つ……あるの」
少しの沈黙の後、彼女は静かに話し出す。
「前に、ここで飲んでた時、ギルドの受付嬢にお兄さんを取られたことがあったでしょう?」
「ん? ああ、チェリーのことだな」
「うん。あの時ね、あたし……すっごく悔しかったの……。ここで飲んでる時のお兄さんは、その、あたしのモノだって……思ってたから……」
可愛らしい告白に、思わず吹き出しそうになる。
「あ、あっ! ひどい! マジメなんだからね!」
「ふふ、ああ、すまない。ボニーがあまりにも可愛かったから」
俺の言葉に恥ずかしそうに頬を膨らますボニー。
「え、えっと……だから、その、あたし、その時、自分の気持ちに気づいたの……お兄さんのこと『好き』なんだって……こ、ここまでが、話の一つ目」
俺の肩の力がふっと抜ける。
そうか、好きでいてくれたんだな。
だが、焦ることはしない。
彼女の本心を最後まで聴く。
「で、でね……ここからが二つ目……その、あたしは……お兄さんの告白を受けることはできないの……」
「……どういうことだ?」
彼女の言葉を受けて、優しく尋ねる。
「あたしの過去を知ったら……お兄さんはきっと、あたしのことを嫌いになっちゃう……恐がるかもしれない……」
ボニーが悲しそうに目を沈ませる。
これが、彼女を縛る原因のようだ。
俺は、そっとボニーの肩を両手で掴む。
そして、彼女をまっすぐ見据えた。
「聴かせてくれないか? どんなものでも、受け止めてみせるから」
俺の言葉に、ボニーはそっと目を閉じ、覚悟したように話し出す。
「あたしね、昔、ある王国のトレジャーハンターだったの。結構、名の知れた冒険家でね。仲間なんかも引き連れて、各地の宝物を探して、手に入れて、そんな生活を送ってた」
語られだした、彼女の過去。
俺は、それに静かに耳を傾ける。
「ある日ね、ある貴族の依頼で遺跡のお宝を頂戴しに行ってたの。古代文明が残した世紀のお宝。あたしと仲間たちは、その貴族と共に遺跡に潜った」
彼女は、身体をわずかに震わせながら、言葉を続ける。
「何日もかけて辿り着いた、遺跡の最奥地。そこには、件のお宝があってね。やっと発見できたってみんなで大喜びしてた。それで……焦っちゃったんだ。私が、そのお宝を掴んだ瞬間、ある罠が発動した……古代文明が張った、大きな……大きな罠……」
彼女の声が震えだす。
「古代ゴーレム種魔王族『ジャガーノート』の起動罠……。奴は、瞬時にあたし以外の仲間を皆殺しにした。あたしは依頼主の貴族を守るため、必死で戦った……。死の瀬戸際で戦っていると、何を思ったか、ジャガーノートは突然あたしとの戦いをやめて……遺跡の出口に向かった……」
「……それって」
「うん……。魔王とも呼ばれる魔物が、遺跡の外に放たれた……あたしは、満身創痍で動けなくて……それをただ、見ていることしかできなかった……」
ぽろぽろと涙を流しだすボニー。
「結果、王国の三分の一が滅んだ……。ジャガーノートは何とか王国騎士が倒したけど、民間人も冒険者も騎士も……大勢の人が犠牲になった……。生き残った貴族とあたしは、ジャガーノートを起動させた責任として、全ての地位と権利をはく奪された……」
ボニーの言葉は続く。
「結果、耐えきれなくなった貴族は失踪……残ったのは、あたしだけ……王国民の恨みを一身に背負うことになって……数年間が過ぎた……。あたしは街中で、ぼろぼろになって倒れていた……暴行を受けて、罵声を浴びせられ、空腹で頭が回らなくなって……考えられたのは『あたしが、悪いんだ』っていうこと……そして『あたしの心は、すでに死んでしまったんだ』ということ……。そこで……ジュリアさんに拾われたの。すべてを話したら『一度死んだんだったら、生き返る努力をしなさい』って言われて……それで、ジュリアさんに連れられて、この国に来たんだ……」
ボニーは涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら、無理やり笑う。
「ふふっ、どう? こんな、馬鹿でどうしようもない女の事……怖くなっちゃったでしょう? 嫌いになっちゃったでしょう?」
悲しみを必死に隠すように、涙を流して俺に言う彼女。
俺は、そんな彼女を、力いっぱい抱きしめた。
宿への帰り道、俺はリズたちに呼びかける。
「う、うん……な、何とか。正直、まだ信じられないけど……あ、あたしが冒険者として、こんなに稼げるなんて……」
「あ、ああ……へ、下手をすれば、その辺のエルフの貴族よりもリッチになってしまったかもしれない……」
「一応、平気……ですが、こんなに多くのお金……どうしましょう」
リズは目が点になり、キアラは恐縮しきり、セーラは困った表情で考え込んでいる。
みんな、まだ上の空状態だ。
「多分……シレイドたちのジョブのレベルや、武器適正の高さ、それにスキルの多さも関係してる……」
真面目な顔でシレイドが述べる。
「どういうことだ?」
「ん……ルクシアでも感じたと思うけど、普通の冒険者はここまで戦闘効率は良くない……でも、シレイドたちは適正が高かったり、様々な要因で効率良く敵を倒せる……結果的に、いつも素材の入手量が上がる……」
「だな。それに、六人の少人数パーティってのも大きいと思うぜ。人数の多いクランだったら、一人一人の取り分がどうしても少なくなるからな。こんなには稼げねえはずだよ」
シレイドとロウナが確信を突くように言う。
なるほどな。やはり、俺たちは恵まれているようだ。
だとすれば、俺たちはそれに感謝して、結果をありがたく受け止める他ない。
「まあ、俺たちが頑張った結果なんだし、ありがたく受け取っておこう。今日は、宿で祝杯パーティだ!」
「う、うん……だね……!」
「ん……お肉パーティ!」
「ああ……そうだな! 今日は食べるぞ!」
「……ふふっ、ええ!」
「へへっ! ご主人様たちが幸せなら、あたしも嬉しいしな!」
俺の呼びかけに、みんなもようやく喜びの実感が勝ってきたようで、五人は笑顔で首肯する。
その夜、俺たちはラックステラにて、賑やかに晩餐をしたのだった。
——深夜。
俺は、彼女の答えを聴くために、バー・ラックステラに向かった。
俺の様子を見てジュリアが何かを感じ取ったのか、いつもカウンターに通されるのに、今日は奥の個室に案内された。
個室で葡萄酒を傾けながらしばらく待っていると、ボニーが部屋に入ってくる。
「…………お待たせ、しました……」
チェリーとの抗争?の後から、ボニーのよそよそしい態度は続いていた。
だが、俺を嫌っている感じではない。
あくまで、接し方が分からないでいるという状態だった。
ボニーはおずおずと、ソファーでくつろぐ俺の隣に座ってくる。
少しの沈黙が生まれる。
こういう時は、こちらからキチンと切り出すべきだ。
俺は、意を決して言葉を紡いだ。
「『四属性ダンジョン』全部踏破したぞ」
「……う、うん」
「これで俺も、一流冒険者ということだろう。まあ、まだ新人だが」
「……う、うん」
俺の言葉に事な少なに返してくるボニー。
俺は、覚悟を決める。
「……ボニー。もう一度、言わせてくれ。俺は君と、恋人になりたい。一夜限りの関係で終らせたくないんだ」
俺の言葉を、ボニーは俯きながら静かに聞いていた。
「……君の答えが聞きたい。無理に気を使わなくていい。君の、本心が聞きたいんだ」
俺はまっすぐボニーを見る。
ボニーは、その眼差しを少し受け取った後、顔を赤らめて目を逸らす。
「……お兄さんに話さないといけないことが、二つ……あるの」
少しの沈黙の後、彼女は静かに話し出す。
「前に、ここで飲んでた時、ギルドの受付嬢にお兄さんを取られたことがあったでしょう?」
「ん? ああ、チェリーのことだな」
「うん。あの時ね、あたし……すっごく悔しかったの……。ここで飲んでる時のお兄さんは、その、あたしのモノだって……思ってたから……」
可愛らしい告白に、思わず吹き出しそうになる。
「あ、あっ! ひどい! マジメなんだからね!」
「ふふ、ああ、すまない。ボニーがあまりにも可愛かったから」
俺の言葉に恥ずかしそうに頬を膨らますボニー。
「え、えっと……だから、その、あたし、その時、自分の気持ちに気づいたの……お兄さんのこと『好き』なんだって……こ、ここまでが、話の一つ目」
俺の肩の力がふっと抜ける。
そうか、好きでいてくれたんだな。
だが、焦ることはしない。
彼女の本心を最後まで聴く。
「で、でね……ここからが二つ目……その、あたしは……お兄さんの告白を受けることはできないの……」
「……どういうことだ?」
彼女の言葉を受けて、優しく尋ねる。
「あたしの過去を知ったら……お兄さんはきっと、あたしのことを嫌いになっちゃう……恐がるかもしれない……」
ボニーが悲しそうに目を沈ませる。
これが、彼女を縛る原因のようだ。
俺は、そっとボニーの肩を両手で掴む。
そして、彼女をまっすぐ見据えた。
「聴かせてくれないか? どんなものでも、受け止めてみせるから」
俺の言葉に、ボニーはそっと目を閉じ、覚悟したように話し出す。
「あたしね、昔、ある王国のトレジャーハンターだったの。結構、名の知れた冒険家でね。仲間なんかも引き連れて、各地の宝物を探して、手に入れて、そんな生活を送ってた」
語られだした、彼女の過去。
俺は、それに静かに耳を傾ける。
「ある日ね、ある貴族の依頼で遺跡のお宝を頂戴しに行ってたの。古代文明が残した世紀のお宝。あたしと仲間たちは、その貴族と共に遺跡に潜った」
彼女は、身体をわずかに震わせながら、言葉を続ける。
「何日もかけて辿り着いた、遺跡の最奥地。そこには、件のお宝があってね。やっと発見できたってみんなで大喜びしてた。それで……焦っちゃったんだ。私が、そのお宝を掴んだ瞬間、ある罠が発動した……古代文明が張った、大きな……大きな罠……」
彼女の声が震えだす。
「古代ゴーレム種魔王族『ジャガーノート』の起動罠……。奴は、瞬時にあたし以外の仲間を皆殺しにした。あたしは依頼主の貴族を守るため、必死で戦った……。死の瀬戸際で戦っていると、何を思ったか、ジャガーノートは突然あたしとの戦いをやめて……遺跡の出口に向かった……」
「……それって」
「うん……。魔王とも呼ばれる魔物が、遺跡の外に放たれた……あたしは、満身創痍で動けなくて……それをただ、見ていることしかできなかった……」
ぽろぽろと涙を流しだすボニー。
「結果、王国の三分の一が滅んだ……。ジャガーノートは何とか王国騎士が倒したけど、民間人も冒険者も騎士も……大勢の人が犠牲になった……。生き残った貴族とあたしは、ジャガーノートを起動させた責任として、全ての地位と権利をはく奪された……」
ボニーの言葉は続く。
「結果、耐えきれなくなった貴族は失踪……残ったのは、あたしだけ……王国民の恨みを一身に背負うことになって……数年間が過ぎた……。あたしは街中で、ぼろぼろになって倒れていた……暴行を受けて、罵声を浴びせられ、空腹で頭が回らなくなって……考えられたのは『あたしが、悪いんだ』っていうこと……そして『あたしの心は、すでに死んでしまったんだ』ということ……。そこで……ジュリアさんに拾われたの。すべてを話したら『一度死んだんだったら、生き返る努力をしなさい』って言われて……それで、ジュリアさんに連れられて、この国に来たんだ……」
ボニーは涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら、無理やり笑う。
「ふふっ、どう? こんな、馬鹿でどうしようもない女の事……怖くなっちゃったでしょう? 嫌いになっちゃったでしょう?」
悲しみを必死に隠すように、涙を流して俺に言う彼女。
俺は、そんな彼女を、力いっぱい抱きしめた。
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