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翌日、休みだというのに、朝から将司に呼び出されて、旭は早くもピンチを迎えていた。
言わないでくださいと頭を下げたら、いいよと思ってもない言葉が返ってきた。しかし、これを着てくれたらなと将司に言われて、何かを渡された。
こっちで着替えてと言われて部屋に通され、袋からソレを出した瞬間に旭の顔は真っ赤になった。
ソレは、セーラー服で、安くてピラピラしている、いわゆるエッチなコスプレをするやつだった。パサッと赤い何かが落ちる。
赤い何かはブラジャーとパンツだった。布面積が驚くほど小さく、これでは何も隠せないのではないかと心配になるほど卑猥だ。
これは、まさかからかわれているだけなのかと旭は思ったが、問うことも拒否することもできない。
四苦八苦しながら着ると、将司の部屋に行った。
ピラピラしすぎて、パンツが見えそうになっている旭は、本人の希望とは裏腹に驚くほど似合っている。ショートカットの可愛い女の子にしかみえない。
「将司くん、着替えたよ」
「本当に着たんだ」
その言葉にやっぱりかわかわれていたんだとわかり、旭の顔は羞恥で真っ赤になった。将司が扉の前まで来て、もじもじしている旭の手を引く。
「旭ちゃん、エッロ」
「言わないで……」
「下着も着た?」
ピラっとスカートを捲られて、旭は死にそうになる。旭のすらっとした白い脚からお尻にかけてのエロいラインに、赤い下着が申し訳程度にかかっていた。
旭の顎を掴んだ将司は、いきなりキスをする。驚いた旭は、将司を突き飛ばそうとしたが、ビクともしなかった。
入り込んできた将司の舌に、旭の口腔が侵される。クチュ、ピチュといやらしい音が口から漏れて、初めてのキスに旭はとろとろになった。
「ぁ、……は」
(何で?気持ちいい……)
経験値の差か、将司のテクニックの前に、経験値0の旭が勝てるわけなかった。
「気持ちいいね?トロ顔めっちゃ可愛い」
将司はキスをしながら、旭のお尻を揉みしだく。後ろのポケットから青いハンドクリームのような物を取り出し、慣れた手つきで右手に取った。
「何……!?」
旭の赤い下着をズラし、後ろの蕾を刺激する。ぬるぬるとした感覚に旭が驚いて声を上げた。
「ローションだよ。待って、柔らか……」
「や、やだぁ……」
旭の抵抗虚しく、いつものアナニーで柔らかくなっているそこは、将司の指をすんなり受け入れる。
「お兄ちゃんに挿れてもらうの、想像して自分でやってたんだ?随分淫乱だな」
将司に太陽への気持ちを言い当てられて、肝が冷えた。淫乱と呼ばれ、頭を殴られたようなショックにしばし呆然としていると、中に入れられた指が旭の良いところを探し当てる。
「あっ、や、そこっ、だめっ」
駄目だと言いながら嬌声しか出ていない旭に、将司は舌舐めずりしながら指を出し入れした。
言わないでくださいと頭を下げたら、いいよと思ってもない言葉が返ってきた。しかし、これを着てくれたらなと将司に言われて、何かを渡された。
こっちで着替えてと言われて部屋に通され、袋からソレを出した瞬間に旭の顔は真っ赤になった。
ソレは、セーラー服で、安くてピラピラしている、いわゆるエッチなコスプレをするやつだった。パサッと赤い何かが落ちる。
赤い何かはブラジャーとパンツだった。布面積が驚くほど小さく、これでは何も隠せないのではないかと心配になるほど卑猥だ。
これは、まさかからかわれているだけなのかと旭は思ったが、問うことも拒否することもできない。
四苦八苦しながら着ると、将司の部屋に行った。
ピラピラしすぎて、パンツが見えそうになっている旭は、本人の希望とは裏腹に驚くほど似合っている。ショートカットの可愛い女の子にしかみえない。
「将司くん、着替えたよ」
「本当に着たんだ」
その言葉にやっぱりかわかわれていたんだとわかり、旭の顔は羞恥で真っ赤になった。将司が扉の前まで来て、もじもじしている旭の手を引く。
「旭ちゃん、エッロ」
「言わないで……」
「下着も着た?」
ピラっとスカートを捲られて、旭は死にそうになる。旭のすらっとした白い脚からお尻にかけてのエロいラインに、赤い下着が申し訳程度にかかっていた。
旭の顎を掴んだ将司は、いきなりキスをする。驚いた旭は、将司を突き飛ばそうとしたが、ビクともしなかった。
入り込んできた将司の舌に、旭の口腔が侵される。クチュ、ピチュといやらしい音が口から漏れて、初めてのキスに旭はとろとろになった。
「ぁ、……は」
(何で?気持ちいい……)
経験値の差か、将司のテクニックの前に、経験値0の旭が勝てるわけなかった。
「気持ちいいね?トロ顔めっちゃ可愛い」
将司はキスをしながら、旭のお尻を揉みしだく。後ろのポケットから青いハンドクリームのような物を取り出し、慣れた手つきで右手に取った。
「何……!?」
旭の赤い下着をズラし、後ろの蕾を刺激する。ぬるぬるとした感覚に旭が驚いて声を上げた。
「ローションだよ。待って、柔らか……」
「や、やだぁ……」
旭の抵抗虚しく、いつものアナニーで柔らかくなっているそこは、将司の指をすんなり受け入れる。
「お兄ちゃんに挿れてもらうの、想像して自分でやってたんだ?随分淫乱だな」
将司に太陽への気持ちを言い当てられて、肝が冷えた。淫乱と呼ばれ、頭を殴られたようなショックにしばし呆然としていると、中に入れられた指が旭の良いところを探し当てる。
「あっ、や、そこっ、だめっ」
駄目だと言いながら嬌声しか出ていない旭に、将司は舌舐めずりしながら指を出し入れした。
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