妄想族は今日も妄想族()

瀬木

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〜他人からは〜

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ー授業中ー
男子視点

俺のクラスには陰キャのようで陰キャじゃない奴がいる。

あ、俺語彙力ないから。←

そいつの名前は神内卻、髪を後ろでひとつに束ねており、メガネをかけている陰キャの匂いがプンプンするやつだ。

しかも授業中に俺が盛り上げてやろうとすれば、みんなは笑ってくれるものの・・・


俺「せんせーの髪の毛茶髪なんですか?あ、カツラですか?‪w」

皆「おいやめたれー‪w」

先生「くっ・・・馬鹿にしやがって・・・!少しは神内を見習え!」

卻「・・・え、私ですか?」

いやお前聞いてなかったのかよ──────。


そう、あいつは笑ってくれない。

てか笑わない。

いつも真顔で何考えてんのか知らねえけど、

必ず笑わせてみせる・・・ッ!

きっと授業に集中して取り組んでるんだろうな。

ずっと手が動いてるから・・・メモとってるんだな、きっと。

けど、そんな頭良いほうじゃないって聞いたことあるけど・・・、

・・・ま、俺が首突っ込むことじゃねえな。


卻視点

視線が痛い()

なんでこっち見てるんだろ~。

迷宮入りすぎてコ〇ンくん呼ぶよ?←

あ、やば、先生と生徒の絡みはレア()

あーでもこの頃日常茶飯事になってきたからなぁ~!

やっぱり私は先生×生徒かな・・・いや、ここは年下が攻めでいくべきか・・・。

先生「神内・・・神内、!」

卻「は、ぁい!」

先生「教科書、72ページの2行目読んでくれ。」

卻「え、あ、はい、」

やば、全然話聞いてなかった←

まぁいいや!後ではっちゃんのノート見せてもらうもんね~!


ー授業終了ー

卻「はっちゃん!ノート見せてけれ~!」

春「ん、」

はっちゃんはすっと手を私の目の前に出してきた。

顎乗せかな!?

卻「ん!」

春「いや可愛いけど違う()」

卻「んぇ~!?」

なに~?なんだろ~?

頭を抱えて悩んでいたら、低身長のゆっきー先輩がてくてくとやってきた。

膤「・・・卻ちゃん、この手は「お金を渡せ」という意味ですよ。」

!さすがゆっきー先輩!

卻「そうなんですか!けど今お金全然ない・・・。」

春「何円余ってる?」

卻「100円!」

春「くれ((膤「やめたれ。」

結局ノートを無料で見せてもらったぜ!やったね!

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