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51 決裂
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「久しぶりね。ラウアー」
「シシガミ様……」
一触即発の空気。
モロウやハク、そして俺達には全くそんなつもりはないが、ラウアーの周りにいる何十人という獣人族達は突き刺さるような殺気を放ち続けている。次の瞬間にでも殺してやると言わんばかりに――。
「ラウアー。私が貴方の所に来た意味は分かってるいわよね?」
「……」
「力を託す時が来たわ。深淵神アビスによって訪れているこの終焉を終わらせなければいけない」
「……」
「ここにいる彼らが終焉から世界を救う存在なの。ラウアー、モロウと共に私の力の解放して頂戴。皆の力を合わせて、共に深淵神アビスを倒すわよ」
「……」
ハクの言葉に微動だにしないラウアー。場が緊張に包まれているせいか僅かな沈黙も凄く長く感じてしまう。反応のないラウアーに対しハクが再び口を開こうとした刹那、ラウアーが静かに自身の右手を上げた。
すると次の瞬間、周りにいた獣人族達が一斉に俺達目掛けて攻撃を放ってきた。
「なッ!?」
「ラウアー!」
無数に放たれた攻撃魔法。様々な属性を纏まった攻撃が飛んできた。
「“ディフェンション”!」
――ドドドォォン!
放たれた魔法攻撃に瞬時に反応したエミリアが防御壁を発動し、無数の攻撃はその殆どがエミリアの防御壁によって防がれた。
「皆、大丈夫!?」
「危ねぇ……。助かったぜエミリア」
「いきなり何するのよラウアー!」
こちらの問いかけに一切反応する事なく、続け様に今度はラウアーが魔力を練り上げ既に攻撃態勢に入っていた。
「マズいッ、全員我の後ろに回れ!」
モロウはラウアーの攻撃を対処するべく俺達を後方に促し、自身も瞬時に魔力を練り上げた。
「死ね。人間――」
凄まじい魔力から放たれるラウアーの攻撃。バチバチと激しい音を響かせ、その圧縮された大きな雷の弾は凄まじい勢いで飛んできた。
「“ウイング・サーベル”」
俺達目掛けて飛んでくる雷の弾に対し、モロウも強力な風魔法を繰り出した。鋭い切れ味を放った風の刃がラウアーの弾を両断し、両者の強力な攻撃は轟音と共に相殺した。
「ラウアー、其方シシガミ様の前で自分が間違った事をしているのが分かっておるのか」
先程までとは一変。祖の王国の強く優しく気高い獣王モロウは、目の前のラウアーにとてつもない殺気を放っている。
「2人共止めて! 私達は争いに来た訳じゃないのよ。貴方も冷静になって話を聞いてラウアー」
「俺はこれ以上なく冷静ですよ、シシガミ様。それに俺は何も間違っていない。間違いを犯しているのはモロウ、貴様の方だ」
「何だと……」
「歴史は繰り返す。1度禁忌に手を染めた人間共はまた何時か同じ過ちを犯すに違いない。そして俺達獣人族をまた平気で殺すだろう。俺は数百年前の戦争でそれを学んだのさ。
人間と獣人族が再び共存出来るだと……? グハハハハッ! そんな事は絶対に不可能だ!
例えシシガミ様達3神柱の神々がその未来を視たとしても、俺は何があっても人間共を許さん! 同胞達を殺した事を償わせ、次は俺達が全人類を駆逐してやるのさ」
禍々しい殺気。
ラウアーのその覚悟かどれ程本気であるか全員が感じ取れた。
「手始めは目の前の人間共、貴様達から殺してくれよう」
「いい加減にしろラウアー! そんな事をしても何の解決にもならぬ」
「黙れ。俺達はこの時の為にずっと力を蓄えてきた。己の意志は数百年前から変わっていない。
寧ろ獣人族の誇りを失い、人間共と再び相容れようなどとふざけている貴様にはうんざりだモロウ」
一向に平行線のまま。これはもう話し合いでどうこうなるものではない。こちらが懸命に言葉を投げかける程、ラウアー達の信念が嫌という程伝わってくる。
「昔、貴方にもちゃんと話したでしょラウアー。人間と獣人族は再び仲良く暮らせる。その未来を担っているのがグリム達なのよ!」
ハクのこの言葉が、ラウアーの信念をダメ押した――。
「シシガミ様、それですよ……。俺はそれが納得いかないんだッッ!!」
「「――!?」」
空気が震える程のラウアーの怒号。緊張に包まれていた場が更に冷たく緊迫した空気に包まれた。
「世界の未来を救う選ばれた人間だと⁉ 笑わせるなッ! 人間と獣人族の争いも、深淵の世界の影響も、全ては貴様ら人間共のせいだろうがッ!
自分達が引き起こした過ちを自分達で拭うのは当然の事。仮に貴様らが世界を救ったとしても、俺達獣人族の命を奪った事は無くならん!
しかも世界を救うなど大それた事を抜かしておきながら、その力も結局はシシガミ様達3神柱の力。
シシガミ様……。何故俺じゃない? 貴方のその力を受け継ぐのは、同じ獣人族である俺が1番相応しいじゃないか。俺がシシガミ様の力を手にすれば、次こそ必ず深淵の神を倒せる。そうすれば全てが解決出来るだろう。
なのに何故、何故よりにもよって元凶である人間なんかに力を託したのだシシガミ様!
こんな事をしたら、傲慢で馬鹿な人間共は再び力を悪用する事は確実だ。また同胞達の命が奪われてもいいというのか! 俺は絶対にそんな事はさせんッ!
だから貴様達を殺す。そして俺がシシガミ様の力を手にし、俺が獣人族を守り人間共に罰を下す! 2度同じ過ちを起こさせない様にな――!」
そう言ったラウアーは再び強力な魔力を練り上げ、さっきよりも遥かに強い雷弾を放ってきた。
ラウアーの攻撃に一早く反応したモロウが再度奴の攻撃を防ごうとした刹那、俺達に向かってきていた雷弾が突如弾ける様に消え去った。
――ズシャン!
「……!?」
一瞬の出来事。
その場にいた全員が状況を直ぐに理解出来なかった。
激しい光と共に、弾ける様に消え去ってしまったラウアーの雷弾。
直後場は静寂に包まれたが、時間にして僅か1、2秒であったその静寂を破ったのは小さな無機質な音。
ガラン……。
そう。
その音の正体は他でもない、“折れたフーリンの槍”だった。
「大猩々の獣人族、ラウアー。是非俺と手合わせ願おう――」
「シシガミ様……」
一触即発の空気。
モロウやハク、そして俺達には全くそんなつもりはないが、ラウアーの周りにいる何十人という獣人族達は突き刺さるような殺気を放ち続けている。次の瞬間にでも殺してやると言わんばかりに――。
「ラウアー。私が貴方の所に来た意味は分かってるいわよね?」
「……」
「力を託す時が来たわ。深淵神アビスによって訪れているこの終焉を終わらせなければいけない」
「……」
「ここにいる彼らが終焉から世界を救う存在なの。ラウアー、モロウと共に私の力の解放して頂戴。皆の力を合わせて、共に深淵神アビスを倒すわよ」
「……」
ハクの言葉に微動だにしないラウアー。場が緊張に包まれているせいか僅かな沈黙も凄く長く感じてしまう。反応のないラウアーに対しハクが再び口を開こうとした刹那、ラウアーが静かに自身の右手を上げた。
すると次の瞬間、周りにいた獣人族達が一斉に俺達目掛けて攻撃を放ってきた。
「なッ!?」
「ラウアー!」
無数に放たれた攻撃魔法。様々な属性を纏まった攻撃が飛んできた。
「“ディフェンション”!」
――ドドドォォン!
放たれた魔法攻撃に瞬時に反応したエミリアが防御壁を発動し、無数の攻撃はその殆どがエミリアの防御壁によって防がれた。
「皆、大丈夫!?」
「危ねぇ……。助かったぜエミリア」
「いきなり何するのよラウアー!」
こちらの問いかけに一切反応する事なく、続け様に今度はラウアーが魔力を練り上げ既に攻撃態勢に入っていた。
「マズいッ、全員我の後ろに回れ!」
モロウはラウアーの攻撃を対処するべく俺達を後方に促し、自身も瞬時に魔力を練り上げた。
「死ね。人間――」
凄まじい魔力から放たれるラウアーの攻撃。バチバチと激しい音を響かせ、その圧縮された大きな雷の弾は凄まじい勢いで飛んできた。
「“ウイング・サーベル”」
俺達目掛けて飛んでくる雷の弾に対し、モロウも強力な風魔法を繰り出した。鋭い切れ味を放った風の刃がラウアーの弾を両断し、両者の強力な攻撃は轟音と共に相殺した。
「ラウアー、其方シシガミ様の前で自分が間違った事をしているのが分かっておるのか」
先程までとは一変。祖の王国の強く優しく気高い獣王モロウは、目の前のラウアーにとてつもない殺気を放っている。
「2人共止めて! 私達は争いに来た訳じゃないのよ。貴方も冷静になって話を聞いてラウアー」
「俺はこれ以上なく冷静ですよ、シシガミ様。それに俺は何も間違っていない。間違いを犯しているのはモロウ、貴様の方だ」
「何だと……」
「歴史は繰り返す。1度禁忌に手を染めた人間共はまた何時か同じ過ちを犯すに違いない。そして俺達獣人族をまた平気で殺すだろう。俺は数百年前の戦争でそれを学んだのさ。
人間と獣人族が再び共存出来るだと……? グハハハハッ! そんな事は絶対に不可能だ!
例えシシガミ様達3神柱の神々がその未来を視たとしても、俺は何があっても人間共を許さん! 同胞達を殺した事を償わせ、次は俺達が全人類を駆逐してやるのさ」
禍々しい殺気。
ラウアーのその覚悟かどれ程本気であるか全員が感じ取れた。
「手始めは目の前の人間共、貴様達から殺してくれよう」
「いい加減にしろラウアー! そんな事をしても何の解決にもならぬ」
「黙れ。俺達はこの時の為にずっと力を蓄えてきた。己の意志は数百年前から変わっていない。
寧ろ獣人族の誇りを失い、人間共と再び相容れようなどとふざけている貴様にはうんざりだモロウ」
一向に平行線のまま。これはもう話し合いでどうこうなるものではない。こちらが懸命に言葉を投げかける程、ラウアー達の信念が嫌という程伝わってくる。
「昔、貴方にもちゃんと話したでしょラウアー。人間と獣人族は再び仲良く暮らせる。その未来を担っているのがグリム達なのよ!」
ハクのこの言葉が、ラウアーの信念をダメ押した――。
「シシガミ様、それですよ……。俺はそれが納得いかないんだッッ!!」
「「――!?」」
空気が震える程のラウアーの怒号。緊張に包まれていた場が更に冷たく緊迫した空気に包まれた。
「世界の未来を救う選ばれた人間だと⁉ 笑わせるなッ! 人間と獣人族の争いも、深淵の世界の影響も、全ては貴様ら人間共のせいだろうがッ!
自分達が引き起こした過ちを自分達で拭うのは当然の事。仮に貴様らが世界を救ったとしても、俺達獣人族の命を奪った事は無くならん!
しかも世界を救うなど大それた事を抜かしておきながら、その力も結局はシシガミ様達3神柱の力。
シシガミ様……。何故俺じゃない? 貴方のその力を受け継ぐのは、同じ獣人族である俺が1番相応しいじゃないか。俺がシシガミ様の力を手にすれば、次こそ必ず深淵の神を倒せる。そうすれば全てが解決出来るだろう。
なのに何故、何故よりにもよって元凶である人間なんかに力を託したのだシシガミ様!
こんな事をしたら、傲慢で馬鹿な人間共は再び力を悪用する事は確実だ。また同胞達の命が奪われてもいいというのか! 俺は絶対にそんな事はさせんッ!
だから貴様達を殺す。そして俺がシシガミ様の力を手にし、俺が獣人族を守り人間共に罰を下す! 2度同じ過ちを起こさせない様にな――!」
そう言ったラウアーは再び強力な魔力を練り上げ、さっきよりも遥かに強い雷弾を放ってきた。
ラウアーの攻撃に一早く反応したモロウが再度奴の攻撃を防ごうとした刹那、俺達に向かってきていた雷弾が突如弾ける様に消え去った。
――ズシャン!
「……!?」
一瞬の出来事。
その場にいた全員が状況を直ぐに理解出来なかった。
激しい光と共に、弾ける様に消え去ってしまったラウアーの雷弾。
直後場は静寂に包まれたが、時間にして僅か1、2秒であったその静寂を破ったのは小さな無機質な音。
ガラン……。
そう。
その音の正体は他でもない、“折れたフーリンの槍”だった。
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