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第31話 仮説
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宿の主に伝言を伝える。外の騒ぎを聞きつけた衛兵からの事情聴取を済ませたアッシュとヴェロニカは、日が明けてからようやく宿に戻った。
即ベッドにダイブして寝息を立てるヴェロニカ。そんな彼女を横目に、アッシュは『二刺の釘』を読み始めた。
ヴェロニカが目を覚ましたのはお昼を過ぎた頃だった。
「……もしや、一睡もしておらぬのか?」
目をこすりながら問うヴェロニカ。
「ああ」とアッシュ。
ずっと本を読み続けていたアッシュに呆れ顔のヴェロニカだったが、すぐに気付く。本を読んでいる時はいつでも機嫌がいい筈のアッシュが、険しい顔をしていた。
「何かあったのかい?」
「もう少し待ってくれ。読み終えてから判断したい」
ヴェロニカが昼食用に持ってきたサンドイッチをつまみつつ、読み進めていた『両刺の釘』を閉じたアッシュ。収納魔法から『灰銀の繭玉』を取り出した。
いくつかのページを見比べながら、アッシュは考えをまとめていく。
紅茶を飲みながら待っていたヴェロニカが飽きてベッドの上を転がり出した頃、アッシュが遂に顔を上げた。
「ヴェロニカ、ウルに会った記憶があると言っていたが、それは何歳ごろのウルだ?」
「今のアッシュよりは年が上だったように思うの」
「全盛期か。齟齬はないが、ウルの記憶がどこまで当てになるか分からないしな」
「ようやく話し出したかと思えば、人の記憶を疑いおって失礼な奴じゃの」
「ウルの全盛期は百から八十年前だ。ヴェロニカは何歳だ?」
「分からんのじゃて」
「どこまでボケてやがる」
「失礼じゃぞ!」
ヴェロニカが枕を投げた。アッシュはその枕を受け止め、机の上に置く。そして肘をついた。
「二つの聖典を突き合わせて、分かったことがある」
「ほほう、何が分かったんだい?」
「神はいない──」
ベッドから降りたヴェロニカが、アッシュの向かいの席に腰掛ける。机の上の二つの聖典を見て少し悩んだ後、徐に『二刺の釘』を手に取った。
「普通に呪いの魔法が書いてあるが、神がどうとは書かれていないねぇ」
「重要なのは魔法そのものじゃない。どうやって魔力を引き出すか、だ」
「はて?」
首を傾げるヴェロニカ。アッシュが続ける。
「高次元上から魔力を引き出す魔法なんだよ。権能魔法はどれも規模や性質の問題で、人の魔力では再現が出来ないんだ」
「忘却魔法を使う奴が良く言うの」
「あれは厳密には封印魔法だ。完全に消去する訳ではないし、取り戻すことも出来る」
ヴェロニカは『二刺の釘』を捲りながら、アッシュの話に納得して聖典を閉じた。
「それで、高次元上とやらから魔力を引き出すのが、どうして神がいないという話に繋がるんだい? そこに神がいるだけではないのか?」
「そうだな、言い方を変えよう」とアッシュが浅く座り直して言う。
「権能魔法に神は関係ない」
「では高次元上の魔力とやらの正体は?」とヴェロニカが聞く。
「信者が捧げた魔力が、教会という儀式場で変換、高次元上に蓄えられている。聖典とは、その高次元上にアクセスして変換後の魔力を引き出し、無変換の人の魔力ではなしえない魔法を行使するための方法。それが記載されている本なんだ。だから、部外者には見せられない」
「う、うむ。うん?」
「ちんぷんかんぷんじゃの」と、ヴェロニカはアッシュにもっと端的な説明を求めた。
「簡単に言えば、教会は銀行窓口、高次元が金庫、聖典は金庫の鍵だ」
「おお、成程。分かったのじゃよ。教会で祈ると魔力を引き出されるのは、そういうことなじゃったのか。それにしても、強制徴収とは酷い銀行じゃの」
「祈りに来てるんだから、合意の上だろ」
アッシュは除虫の神ガランドウワームの聖典『灰銀の繭玉』を持ち上げた。
「のう、あの森のガランドウワーム教会は壊されておったよな。もしや、あの森で権能魔法は使われていなかったのか?」
「教会が魔力の溜まり場になっていただろう。高次元から変換後の、つまりは除虫用の魔力が溢れ出ていたんだ。だから周辺で虫がいなくなっていた」
「ほうほう、理屈は分かった」
「理屈が分かったところで、次の話だ」
「なんじゃ、まだあるのか」
気を抜きかけたヴェロニカがアッシュを見る。
アッシュは収納魔法から一冊の禁書を取り出した。
「『酔いと溺れの酒場亭』という酔いの神『ボレ』の教会が百五十年前に出版した本だ。この『ボレ』教会は百年ほど前に酒造の神『コッチ』と快癒の神『リッパー』に追い込まれ、廃神となった」
「またリッパー教会なのじゃな」
「酒の販売を行っていたボレとコッチの対立に、リッパー教会が介入したんだ。目的は、二日酔いを治す権能魔法であるボレの信者を奪うことだったと考えられている。つまり、リッパー教会は魔力源を欲していた」
信者が増えれば奉納される魔力が増える。ヴェロニカが「あ」と小さく声を上げた。
「最近、リッパー教会が権能魔法を使うのを渋っているという話があったの」
「ああ、リッパー教会は外傷や毒などに対応する権能魔法を手広く展開した。信者を獲得し、国政にまで影響力を持っている。だが逆に広がり過ぎて慢性的な魔力不足に陥ったんだ」
魔力の収支が合わず、信者の獲得に必死になっている。
「そこで、だ。てっとり早く信者を増やす方法はなんだと思う?」
「布教、だと地道じゃよな。うーむ、怪我をすれば頼ってくるのじゃから、え、怪我をさせようと? だとしたらうわぁ、じゃの」
「気付いたか」
「ガランドウワーム教会の件でも、アッシュは言っておったの。リッパー教会が魔物の氾濫を引き起こそうとしている可能性じゃな」
「酔いの神ボレは広範囲に勢力を持つ。つまりは魔力を多く蓄えた教会だった。それが各地で風化、または人為的に破損した場合、八十年前の魔物の大氾濫が起こる」
仮説でしかない。だが筋が通った話に、ヴェロニカは唸った。同時に証拠が乏しい。世間に公表しても受け入れられないだろう。
アッシュ自身、物的証拠がない自らの仮説に半信半疑だった。しかも、八十年前の魔物大氾濫時には生まれてもいないのだ。当時の情勢を知識として知っていても、酔いの神ボレの教会を起点に魔物の大氾濫が起きたかどうかさえ、調べなければ分からない。
しかし、当時の情勢を知り、かつリッパー教会と魔物の大氾濫の関係を知る手掛かりならばある。
リッパー教会が枢機卿を派遣してまで欲した暗号文書。
「『フォイフォラフォンデーユ』の本物を手に入れるぞ──」
即ベッドにダイブして寝息を立てるヴェロニカ。そんな彼女を横目に、アッシュは『二刺の釘』を読み始めた。
ヴェロニカが目を覚ましたのはお昼を過ぎた頃だった。
「……もしや、一睡もしておらぬのか?」
目をこすりながら問うヴェロニカ。
「ああ」とアッシュ。
ずっと本を読み続けていたアッシュに呆れ顔のヴェロニカだったが、すぐに気付く。本を読んでいる時はいつでも機嫌がいい筈のアッシュが、険しい顔をしていた。
「何かあったのかい?」
「もう少し待ってくれ。読み終えてから判断したい」
ヴェロニカが昼食用に持ってきたサンドイッチをつまみつつ、読み進めていた『両刺の釘』を閉じたアッシュ。収納魔法から『灰銀の繭玉』を取り出した。
いくつかのページを見比べながら、アッシュは考えをまとめていく。
紅茶を飲みながら待っていたヴェロニカが飽きてベッドの上を転がり出した頃、アッシュが遂に顔を上げた。
「ヴェロニカ、ウルに会った記憶があると言っていたが、それは何歳ごろのウルだ?」
「今のアッシュよりは年が上だったように思うの」
「全盛期か。齟齬はないが、ウルの記憶がどこまで当てになるか分からないしな」
「ようやく話し出したかと思えば、人の記憶を疑いおって失礼な奴じゃの」
「ウルの全盛期は百から八十年前だ。ヴェロニカは何歳だ?」
「分からんのじゃて」
「どこまでボケてやがる」
「失礼じゃぞ!」
ヴェロニカが枕を投げた。アッシュはその枕を受け止め、机の上に置く。そして肘をついた。
「二つの聖典を突き合わせて、分かったことがある」
「ほほう、何が分かったんだい?」
「神はいない──」
ベッドから降りたヴェロニカが、アッシュの向かいの席に腰掛ける。机の上の二つの聖典を見て少し悩んだ後、徐に『二刺の釘』を手に取った。
「普通に呪いの魔法が書いてあるが、神がどうとは書かれていないねぇ」
「重要なのは魔法そのものじゃない。どうやって魔力を引き出すか、だ」
「はて?」
首を傾げるヴェロニカ。アッシュが続ける。
「高次元上から魔力を引き出す魔法なんだよ。権能魔法はどれも規模や性質の問題で、人の魔力では再現が出来ないんだ」
「忘却魔法を使う奴が良く言うの」
「あれは厳密には封印魔法だ。完全に消去する訳ではないし、取り戻すことも出来る」
ヴェロニカは『二刺の釘』を捲りながら、アッシュの話に納得して聖典を閉じた。
「それで、高次元上とやらから魔力を引き出すのが、どうして神がいないという話に繋がるんだい? そこに神がいるだけではないのか?」
「そうだな、言い方を変えよう」とアッシュが浅く座り直して言う。
「権能魔法に神は関係ない」
「では高次元上の魔力とやらの正体は?」とヴェロニカが聞く。
「信者が捧げた魔力が、教会という儀式場で変換、高次元上に蓄えられている。聖典とは、その高次元上にアクセスして変換後の魔力を引き出し、無変換の人の魔力ではなしえない魔法を行使するための方法。それが記載されている本なんだ。だから、部外者には見せられない」
「う、うむ。うん?」
「ちんぷんかんぷんじゃの」と、ヴェロニカはアッシュにもっと端的な説明を求めた。
「簡単に言えば、教会は銀行窓口、高次元が金庫、聖典は金庫の鍵だ」
「おお、成程。分かったのじゃよ。教会で祈ると魔力を引き出されるのは、そういうことなじゃったのか。それにしても、強制徴収とは酷い銀行じゃの」
「祈りに来てるんだから、合意の上だろ」
アッシュは除虫の神ガランドウワームの聖典『灰銀の繭玉』を持ち上げた。
「のう、あの森のガランドウワーム教会は壊されておったよな。もしや、あの森で権能魔法は使われていなかったのか?」
「教会が魔力の溜まり場になっていただろう。高次元から変換後の、つまりは除虫用の魔力が溢れ出ていたんだ。だから周辺で虫がいなくなっていた」
「ほうほう、理屈は分かった」
「理屈が分かったところで、次の話だ」
「なんじゃ、まだあるのか」
気を抜きかけたヴェロニカがアッシュを見る。
アッシュは収納魔法から一冊の禁書を取り出した。
「『酔いと溺れの酒場亭』という酔いの神『ボレ』の教会が百五十年前に出版した本だ。この『ボレ』教会は百年ほど前に酒造の神『コッチ』と快癒の神『リッパー』に追い込まれ、廃神となった」
「またリッパー教会なのじゃな」
「酒の販売を行っていたボレとコッチの対立に、リッパー教会が介入したんだ。目的は、二日酔いを治す権能魔法であるボレの信者を奪うことだったと考えられている。つまり、リッパー教会は魔力源を欲していた」
信者が増えれば奉納される魔力が増える。ヴェロニカが「あ」と小さく声を上げた。
「最近、リッパー教会が権能魔法を使うのを渋っているという話があったの」
「ああ、リッパー教会は外傷や毒などに対応する権能魔法を手広く展開した。信者を獲得し、国政にまで影響力を持っている。だが逆に広がり過ぎて慢性的な魔力不足に陥ったんだ」
魔力の収支が合わず、信者の獲得に必死になっている。
「そこで、だ。てっとり早く信者を増やす方法はなんだと思う?」
「布教、だと地道じゃよな。うーむ、怪我をすれば頼ってくるのじゃから、え、怪我をさせようと? だとしたらうわぁ、じゃの」
「気付いたか」
「ガランドウワーム教会の件でも、アッシュは言っておったの。リッパー教会が魔物の氾濫を引き起こそうとしている可能性じゃな」
「酔いの神ボレは広範囲に勢力を持つ。つまりは魔力を多く蓄えた教会だった。それが各地で風化、または人為的に破損した場合、八十年前の魔物の大氾濫が起こる」
仮説でしかない。だが筋が通った話に、ヴェロニカは唸った。同時に証拠が乏しい。世間に公表しても受け入れられないだろう。
アッシュ自身、物的証拠がない自らの仮説に半信半疑だった。しかも、八十年前の魔物大氾濫時には生まれてもいないのだ。当時の情勢を知識として知っていても、酔いの神ボレの教会を起点に魔物の大氾濫が起きたかどうかさえ、調べなければ分からない。
しかし、当時の情勢を知り、かつリッパー教会と魔物の大氾濫の関係を知る手掛かりならばある。
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