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第46話 古い記憶
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ロットからの思いがけぬ返答。アッシュも雰囲気を変えた。
「あら、お気付きでしたか。松明を掲げていないものですから、顔までは知らないのかと思ってましたよ」
禁書庫を燃やしたこと。遠回しに皮肉を飛ばしたアッシュに、ロットも余裕の態度で笑って見せた。
「今日は私用でね。悪を照らす松明は別の者が持っているのだ」
「それは良かった。目の前で悪人が、自らの業火に焼かれるのを見なくて済みそうだ」
「ははは、自分が焼かれては見ることは出来んだろう。物語ならば三人称視点もあるだろうが、ここは間違いなく現実だよ、蔵書卿」
「おや、どうやらロット氏は鏡を知らないようだ。ですが、無知を恥じることはありません。そこの窓ガラスに顔を映してみてはどうでしょう。第三者視点で悪人を見る事が出来ますよ」
皮肉と揶揄のぶつけ合い。二人は同じタイミングで肩をすくめた。
「なかなか愉快な男だ」とロット。
「同じことを思いました。それでは、楽しいティータイムをお過ごし下さい」
「そうさせてもらおう」
「店員さん、ロット氏が紅茶も欲しいそうですよ。それでは、失礼します」
あっさりと店を出たアッシュ。宿への道を戻る。
尾行の類はない。事前に予約してあった事といい、本当に偶然鉢合わせたらしい。
ロットはクラバウ教会の取り潰しの件で動いていた。だからまだサウスボンスに留まっていたのだろう。
「蔵書卿とバレてるってことは、宿に襲撃を掛けられても可笑しくないな」
宿に迷惑をかけるのは本意ではない。どこか適当な貸家を探すか、カルミオに頼み込んで船で海上に逃げてしまうか、と考えながら、アッシュは宿の玄関をくぐった。
「お連れのお嬢ちゃんが泣きながら帰ってきたけど、何かあったのか?」
宿の主が、心配そうにアッシュを見る。
「自分と戦って勝ったんですよ。褒めてやろうと、クッキーを買ってきました。こっちはおすそ分けです」
「なんかよく分からないが、貰えるものは貰っておくよ。これ、結構お高いやつだろう」
「店で聖人ロットに会いましたよ。それくらいのお店ですかね」
「おお、聖人ロット。それは縁起が良さそうだ」
店の主人は喜び、クッキーをカウンター下に仕舞った。
アッシュはヴェロニカが待つ客室へ。階段を上り、部屋をノックする。自分の金で泊まっているとはいえ、中には泣いているヴェロニカがいる。だからノックするのはマナーだろう。
「アッシュか?」と扉の向こうからヴェロニカの声。
「ああ。クッキーがあるんだが、入っていいか?」
「よい」
部屋の鍵を開けて中に入る。ベッドに突っ伏したヴェロニカが、足をばたつかせていた。
「ケーキが、ケーキが!」
「予約したから、明日取りに行くぞ」
「それは誠か!」
ガバっと起き上がったヴェロニカに、親指を立てて見せた。ヴェロニカはベッドから飛び降り、アッシュに抱き着く。
「愛しているのじゃ、アッシュ!」
「お前も大概、薄っぺらい愛を語るよな」
「合作エピソード集が書けるの」
「需要がなさそうだ」
早速、クッキーの詰め合わせを開け始めたヴェロニカ。思い出したようにアッシュに聞く。
「リッパーの枢機卿はどんな様子じゃったかの?」
クッキーを頬張るヴェロニカ。
「今回会ったのは偶然だったみたいだが、俺の事を知っていた。だから、異端者狩りに襲われて宿に迷惑をかける前に、場所を移す。ヴェロニカは船に乗っても酔ったりしないか?」
「乗ったことはあるのじゃよ。多分、大丈夫じゃろうて。いざとなればアッシュの酔い止めの魔法もあるのじゃし」
「あれも絶対ではないけどな」
話はまとまった。アッシュはカルミオに相談するべく、隣の部屋に控えている連絡員に事情を話しに行く。
「という訳で、都合が出来るならお願いしたい。こちらでも適当に貸家を探しておく、と伝えてほしい」
「分かりました。ですが、今は客船関係で忙しいので難しいと思います」
「分かった」
連絡員を見送って部屋に戻るアッシュ。ヴェロニカはクッキーを齧りながら聖典を読んでいた。早くもケーキを食べ損ねた衝撃から脱しつつあるらしい。
「このクッキー凄く香りが良いの。懐かしい香りがするねぇ」
ヴェロニカが見せびらかすように持ち上げたクッキー。生地にハーブを練り込んであるらしく、黄色い粒がちりばめられていた。
タタ族の住んでいた北方の草原に自生するハーブで、現地ではチーズを発酵させる際に、このハーブで覆って香りづけすることもある。
「タタ族と一緒に暮らしていたことがあったのか?」
アッシュはふと気になって、ヴェロニカに問う。
「どうしてそう思ったんだい?」
「俺の収納魔法を見て、共感するとか言っていただろ」
「ああ、それはちと違うの」
聖典から顔を上げたヴェロニカ。自らを指差した。
「我を形作るのは、『神の在処』によって高次元上に蓄えられた魔力じゃろ。アッシュの使う収納魔法も高次元上に物を収納し、出し入れするもの。魔力と物の違いはあれ、原理としては同じじゃろうて。だから、なんとなく共感しておったのじゃよ」
ヴェロニカの説明に納得しつつ、アッシュはついでに気になっていたことを続けた。
「お前の一番古い記憶はなんだ? やっぱり、タタール人と一緒にいた記憶があるのか?」
古神語で書かれた『神の在処』の完成はかなり古い。その時代の記憶があるのなら、実に興味を引かれるところだ。
「そうじゃのう。我の自我が芽生えたのは、『神の在処』に魔力が十分に蓄積されてからで、だいたい八百年くらいかの」
「八百年前か。どこにいたんだ?」
「国ではなかったのじゃよ。温泉の湧く山の中の民族でな。雪の降る日に浸かる温泉は格別で――そうじゃ、アッシュ、ヴェロニカ教会は温泉の近くに建てるのじゃよ!」
「湿気で本が傷むから駄目だ」
「むう、我の教会なのじゃろうて」
「それは違う。教会は公共の福祉の為に存在するんだ。人の役に立てれば立てるほどいい。つまり、ヴェロニカの希望よりも、人の役に立つ本の方が優先順位は高い」
「それこそ私的利用じゃの、横暴じゃ!」
「ならば、温泉の傍に建てることでどう公共の福祉に役立つというんだ。ほら、言ってみろ。議論で俺に勝てるもんならな」
「言いおったな、年の功を舐めていると痛い目に遭う、と教えてやるのじゃよ」
十分後。
悔し涙を流しながら、予約ケーキを独り占めしてやると心に誓うヴェロニカだった。
「あら、お気付きでしたか。松明を掲げていないものですから、顔までは知らないのかと思ってましたよ」
禁書庫を燃やしたこと。遠回しに皮肉を飛ばしたアッシュに、ロットも余裕の態度で笑って見せた。
「今日は私用でね。悪を照らす松明は別の者が持っているのだ」
「それは良かった。目の前で悪人が、自らの業火に焼かれるのを見なくて済みそうだ」
「ははは、自分が焼かれては見ることは出来んだろう。物語ならば三人称視点もあるだろうが、ここは間違いなく現実だよ、蔵書卿」
「おや、どうやらロット氏は鏡を知らないようだ。ですが、無知を恥じることはありません。そこの窓ガラスに顔を映してみてはどうでしょう。第三者視点で悪人を見る事が出来ますよ」
皮肉と揶揄のぶつけ合い。二人は同じタイミングで肩をすくめた。
「なかなか愉快な男だ」とロット。
「同じことを思いました。それでは、楽しいティータイムをお過ごし下さい」
「そうさせてもらおう」
「店員さん、ロット氏が紅茶も欲しいそうですよ。それでは、失礼します」
あっさりと店を出たアッシュ。宿への道を戻る。
尾行の類はない。事前に予約してあった事といい、本当に偶然鉢合わせたらしい。
ロットはクラバウ教会の取り潰しの件で動いていた。だからまだサウスボンスに留まっていたのだろう。
「蔵書卿とバレてるってことは、宿に襲撃を掛けられても可笑しくないな」
宿に迷惑をかけるのは本意ではない。どこか適当な貸家を探すか、カルミオに頼み込んで船で海上に逃げてしまうか、と考えながら、アッシュは宿の玄関をくぐった。
「お連れのお嬢ちゃんが泣きながら帰ってきたけど、何かあったのか?」
宿の主が、心配そうにアッシュを見る。
「自分と戦って勝ったんですよ。褒めてやろうと、クッキーを買ってきました。こっちはおすそ分けです」
「なんかよく分からないが、貰えるものは貰っておくよ。これ、結構お高いやつだろう」
「店で聖人ロットに会いましたよ。それくらいのお店ですかね」
「おお、聖人ロット。それは縁起が良さそうだ」
店の主人は喜び、クッキーをカウンター下に仕舞った。
アッシュはヴェロニカが待つ客室へ。階段を上り、部屋をノックする。自分の金で泊まっているとはいえ、中には泣いているヴェロニカがいる。だからノックするのはマナーだろう。
「アッシュか?」と扉の向こうからヴェロニカの声。
「ああ。クッキーがあるんだが、入っていいか?」
「よい」
部屋の鍵を開けて中に入る。ベッドに突っ伏したヴェロニカが、足をばたつかせていた。
「ケーキが、ケーキが!」
「予約したから、明日取りに行くぞ」
「それは誠か!」
ガバっと起き上がったヴェロニカに、親指を立てて見せた。ヴェロニカはベッドから飛び降り、アッシュに抱き着く。
「愛しているのじゃ、アッシュ!」
「お前も大概、薄っぺらい愛を語るよな」
「合作エピソード集が書けるの」
「需要がなさそうだ」
早速、クッキーの詰め合わせを開け始めたヴェロニカ。思い出したようにアッシュに聞く。
「リッパーの枢機卿はどんな様子じゃったかの?」
クッキーを頬張るヴェロニカ。
「今回会ったのは偶然だったみたいだが、俺の事を知っていた。だから、異端者狩りに襲われて宿に迷惑をかける前に、場所を移す。ヴェロニカは船に乗っても酔ったりしないか?」
「乗ったことはあるのじゃよ。多分、大丈夫じゃろうて。いざとなればアッシュの酔い止めの魔法もあるのじゃし」
「あれも絶対ではないけどな」
話はまとまった。アッシュはカルミオに相談するべく、隣の部屋に控えている連絡員に事情を話しに行く。
「という訳で、都合が出来るならお願いしたい。こちらでも適当に貸家を探しておく、と伝えてほしい」
「分かりました。ですが、今は客船関係で忙しいので難しいと思います」
「分かった」
連絡員を見送って部屋に戻るアッシュ。ヴェロニカはクッキーを齧りながら聖典を読んでいた。早くもケーキを食べ損ねた衝撃から脱しつつあるらしい。
「このクッキー凄く香りが良いの。懐かしい香りがするねぇ」
ヴェロニカが見せびらかすように持ち上げたクッキー。生地にハーブを練り込んであるらしく、黄色い粒がちりばめられていた。
タタ族の住んでいた北方の草原に自生するハーブで、現地ではチーズを発酵させる際に、このハーブで覆って香りづけすることもある。
「タタ族と一緒に暮らしていたことがあったのか?」
アッシュはふと気になって、ヴェロニカに問う。
「どうしてそう思ったんだい?」
「俺の収納魔法を見て、共感するとか言っていただろ」
「ああ、それはちと違うの」
聖典から顔を上げたヴェロニカ。自らを指差した。
「我を形作るのは、『神の在処』によって高次元上に蓄えられた魔力じゃろ。アッシュの使う収納魔法も高次元上に物を収納し、出し入れするもの。魔力と物の違いはあれ、原理としては同じじゃろうて。だから、なんとなく共感しておったのじゃよ」
ヴェロニカの説明に納得しつつ、アッシュはついでに気になっていたことを続けた。
「お前の一番古い記憶はなんだ? やっぱり、タタール人と一緒にいた記憶があるのか?」
古神語で書かれた『神の在処』の完成はかなり古い。その時代の記憶があるのなら、実に興味を引かれるところだ。
「そうじゃのう。我の自我が芽生えたのは、『神の在処』に魔力が十分に蓄積されてからで、だいたい八百年くらいかの」
「八百年前か。どこにいたんだ?」
「国ではなかったのじゃよ。温泉の湧く山の中の民族でな。雪の降る日に浸かる温泉は格別で――そうじゃ、アッシュ、ヴェロニカ教会は温泉の近くに建てるのじゃよ!」
「湿気で本が傷むから駄目だ」
「むう、我の教会なのじゃろうて」
「それは違う。教会は公共の福祉の為に存在するんだ。人の役に立てれば立てるほどいい。つまり、ヴェロニカの希望よりも、人の役に立つ本の方が優先順位は高い」
「それこそ私的利用じゃの、横暴じゃ!」
「ならば、温泉の傍に建てることでどう公共の福祉に役立つというんだ。ほら、言ってみろ。議論で俺に勝てるもんならな」
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