やがて神Sランクとなる無能召喚士の黙示録~追放された僕は唯一無二の最強スキルを覚醒。つきましては、反撃ついでに世界も救えたらいいなと~

きょろ

文字の大きさ
34 / 75

第34召喚 とても濃い1週間でした

しおりを挟む
♢♦♢

~家~

「「いただきます!」」

 相も変わらず小さな借間。
 大人2人が生活するには狭いこの部屋で、アーサー達は小さな丸い食卓を皆で囲って温かいご飯を食べるところ。

「はい、これシェリルの分ね」
「ありがとうございます」
「エレイン、僕のも取ってくれ」
「モルナのもよろしくー☆」
「はいはい」

 エレインが慣れた手つきで皆にご飯を配る。手の届くところに物があるのが、小さな部屋の唯一の良い所だろう。

 いや。

 そんな事より気になる事がある。

 そう。

 お気付きだろうか――?


「で? 結局“ギルド名”はどうすんのよアーサー。あ、これモルナ頂き!」
「あ、それ僕の分だぞモルナ。それにギルド名はまだ決まってない」

 現状、小さな食卓を囲んでいるのはアーサーとエレインとシェリル。そして“モルナ”だ。

「だったら『超激かわ軍団』ってどー?」
「自分で言うなよそんな事(確かに否定も出来ないけど……)」

 バットが1週間入院していた一方で、アーサーもまた濃い1週間を過ごしていた。

**

 見事バットへの反撃を成功させたのが初日だとするならば、2日目はバットの連れ達からの謝罪&シェリル来訪。3日目はリリアから新情報ゲット。4日目はいつものダンジョン周回をし、5日目は炎Cランク昇格テストを受けて合格。

 ここまででもかなり充実した日々を送っていたのだが、更にここからの2日間が目まぐるしかった。

 6日目。アーサーはリリアから教えてもらった情報を元に、エレインとシェリルとツインマウンテンを訪れる。標高6,000mを超えるツインマウンテンの迫力に気圧されながらも、アーサー達はイヴを探す為に登山を開始した。

 オーガアーティファクトの恩恵で身体能力が向上しているアーサー。本来は国やハンター評議会でも“非ハンター”に対してのアーティファクトの取り扱いにそれなりの制限を設けているのだが、素人が登るには余りに険し過ぎる山の為、アーサーは登山中だけエレインにもアーティファクトを貸したのだった。

 だがアーサーはそんな険しいツインマウンテンよりも、シェリルのそのステータスの強さに驚愕。


====================

アーサー・リルガーデン

【スキル】召喚士(C): Lv22
・アーティファクト召喚(15/15+5)
・ランクアップ召喚(0/5)
・スキルP:4,649

【サブスキル】
・召喚士の心得(召喚回数+5)

【装備アーティファクト】
・スロット1:『オーガの鋼剣(C):Lv9』
・スロット2:『オーガバイザー(C):Lv9』
・スロット3:『オーガの鎧(C):Lv9』
・スロット4:『オーガの籠手(C):Lv9』
・スロット5:『オーガブーツ(C):Lv9』

【能力値】
・ATK:15『+2000』
・DEF:18『+1000』
・SPD:21『+1000』
・MP:25『+1000』

====================


 初期と比べれば、アーサー自身のステータスも大幅にアップしている。しかし、やはり選ばれし者のスキル恩恵は凄まじいとアーサーは改めて思い知らされた。


====================

シェリル・ローライン

【スキル】勇者(A):Lv2
・勇者の証(Lv1上昇ごとに能力値+2000)
・スキルP:59,630

【装備アーティファクト】
・スロット1:『普通の剣(E):Lv3』
・スロット2:『丈夫なバンダナ(D):Lv3』
・スロット3:『木の盾(E):Lv9』
・スロット4:『スライムの手袋(E):Lv7』
・スロット5:『スライムの靴下(E):Lv5』

【能力値】
・ATK:4000『+14』
・DEF:4000『+13』
・SPD:4000『+6』
・MP:4000『+15』

====================


 まさかの基礎能力値が4桁越え。
 強いスキルの中でもシェリルが与えられたのは真の選ばれし者である証の『勇者』スキル。その能力値はアーサーのものとはまるで比較にならないチート級の差。更にアーサーは彼女のアーティファクトを見て1つ疑問に思った。

 何故ならば、装備されているのはランクの低いアーティファクトばかりだったからだ。
しおりを挟む
感想 17

あなたにおすすめの小説

この世界にダンジョンが現れたようです ~チートな武器とスキルと魔法と従魔と仲間達と共に世界最強となる~

仮実谷 望
ファンタジー
主人公の増宮拓朗(ましみやたくろう)は20歳のニートである。 祖父母の家に居候している中、毎日の日課の自宅の蔵の確認を行う過程で謎の黒い穴を見つける。 試にその黒い穴に入ると謎の空間に到達する。 拓朗はその空間がダンジョンだと確信して興奮した。 さっそく蔵にある武器と防具で装備を整えてダンジョンに入ることになるのだが…… 暫くするとこの世界には異変が起きていた。 謎の怪物が現れて人を襲っているなどの目撃例が出ているようだ。 謎の黒い穴に入った若者が行方不明になったなどの事例も出ている。 そのころ拓朗は知ってか知らずか着実にレベルを上げて世界最強の探索者になっていた。 その後モンスターが街に現れるようになったら、狐の仮面を被りモンスターを退治しないといけないと奮起する。 その過程で他にもダンジョンで女子高生と出会いダンジョンの攻略を進め成長していく。 様々な登場人物が織りなす群像劇です。 主人公以外の視点も書くのでそこをご了承ください。 その後、七星家の七星ナナナと虹咲家の虹咲ナナカとの出会いが拓朗を成長させるきっかけになる。 ユキトとの出会いの中、拓朗は成長する。 タクロウは立派なヒーローとして覚醒する。 その後どんな敵が来ようとも敵を押しのける。倒す。そんな無敵のヒーロー稲荷仮面が活躍するヒーロー路線物も描いていきたいです。

ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた

ひまなひと
ファンタジー
主人公がダンジョンに潜り、ステータスを強化し、強くなることを目指す物語である。 今の所、170話近くあります。 (修正していないものは1600です)

現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!

おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。 ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。 過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。 ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。 世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。 やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。 至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!

ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした

夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。 しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。 彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。 一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!

異世界帰りの元勇者、日本に突然ダンジョンが出現したので「俺、バイト辞めますっ!」

シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
俺、結城ミサオは異世界帰りの元勇者。 異世界では強大な力を持った魔王を倒しもてはやされていたのに、こっちの世界に戻ったら平凡なコンビニバイト。 せっかく強くなったっていうのにこれじゃ宝の持ち腐れだ。 そう思っていたら突然目の前にダンジョンが現れた。 これは天啓か。 俺は一も二もなくダンジョンへと向かっていくのだった。

Sランクパーティーを追放された鑑定士の俺、実は『神の眼』を持ってました〜最神神獣と最強になったので、今さら戻ってこいと言われてももう遅い〜

夏見ナイ
ファンタジー
Sランクパーティーで地味な【鑑定】スキルを使い、仲間を支えてきたカイン。しかしある日、リーダーの勇者から「お前はもういらない」と理不尽に追放されてしまう。 絶望の淵で流れ着いた辺境の街。そこで偶然発見した古代ダンジョンが、彼の運命を変える。絶体絶命の危機に陥ったその時、彼のスキルは万物を見通す【神の眼】へと覚醒。さらに、ダンジョンの奥で伝説のもふもふ神獣「フェン」と出会い、最強の相棒を得る。 一方、カインを失った元パーティーは鑑定ミスを連発し、崩壊の一途を辿っていた。「今さら戻ってこい」と懇願されても、もう遅い。 無能と蔑まれた鑑定士の、痛快な成り上がり冒険譚が今、始まる!

【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~

シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。 木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。 しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。 そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。 【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】

ブラック企業で心身ボロボロの社畜だった俺が少年の姿で異世界に転生!? ~鑑定スキルと無限収納を駆使して錬金術師として第二の人生を謳歌します~

楠富 つかさ
ファンタジー
 ブラック企業で働いていた小坂直人は、ある日、仕事中の過労で意識を失い、気がつくと異世界の森の中で少年の姿になっていた。しかも、【錬金術】という強力なスキルを持っており、物質を分解・合成・強化できる能力を手にしていた。  そんなナオが出会ったのは、森で冒険者として活動する巨乳の美少女・エルフィーナ(エル)。彼女は魔物討伐の依頼をこなしていたが、強敵との戦闘で深手を負ってしまう。 「やばい……これ、動けない……」  怪我人のエルを目の当たりにしたナオは、錬金術で作成していたポーションを与え彼女を助ける。 「す、すごい……ナオのおかげで助かった……!」  異世界で自由気ままに錬金術を駆使するナオと、彼に惚れた美少女冒険者エルとのスローライフ&冒険ファンタジーが今、始まる!

処理中です...