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名前、ひとつ……
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歌音は、ハロルドが必死にキスしている感覚だけの中にいた。本当は、私は女神様でもなんでもないのに……と。
彼に、「好き」と言ったのに。それすら流され、「忠誠」で片付けられた。心もボロボロになっていく。ただ、仕事に行って、帰ってからはご飯を少し食べて、彼とベッドの上でキスを疲れ切るまでして眠っている。。
「んっ、んんっ……舌を……んんっ、はぁ……っん」
「…………」
「女神様、もっと……キス、します……んんっ、ぁはぁ」
「……もう、いい……」
「もっと、キス……んっ、はっぁ……んんっ、んっ」
「いい!!」
ドンッ!!
ベッドから落ち、呆然としている。息が荒く、再びベッドにいる歌音の許へ行き。キスをしてくる。
何度も、歌音が突き放しても彼は同じようにキスをする。それが義務と言わんばかりに。
もう、涙でぐしょぐしょになって、彼の胸に顔を埋めても聞き入れてくれない。
自分がしでかした。自分が悪い。自分が、自分が……歌音はもう、ボロボロの心で、彼に言うことも出来ず。ただ、泣くしかなかった。 疲れ切って眠った彼女はベッドで、騎士は部屋の隅で小さくなる。
ーー女神様、俺は貴女にちゃんと仕えていますよね? 忠誠誓えていますよね? ーー
ベッドの中でくるまる彼女に近づいた。女神様の寝顔を見るのが最近は増えた。キスをたくさんして疲れ切って、泣いていた彼女が大丈夫かが不安だった。
なぜ泣いているのかが、ハロルドは分からない。
眠っているはずの彼女が、俺を見ていた。
「違うの」
「女神様?」
「ハロルドさん……ごめんなさい……」
「あの、謝らないでください」
「ごめんなさい……ハロルドさん、ごめんなさい!!」
泣きながら、ずっと謝っている。どんなに、止めようとしても。とまらない。喉を枯らせても、謝り続け。涙が涸れても謝っている。ずっととまらない涙のように……。
泣き疲れ、倒れそうになったのを受け止めた。そこで初めて気がついた。初めて女神様を抱きかかえた時よりも、明らかに身体が軽いことを。
食が細くなった? いや、でも、いつも「食べた」と言っていた。女神様は、嘘は……そんなことはされない!! 女神様は素晴らしい方なのだから!!
翌朝、ハロルドが目覚めるよりも起きてご飯と弁当を作り終えた。 ひと口、おかずをいれた。もう、最近、いや3ヶ月間はそれだけ。会社でもあまりご飯は食べられない。帰ってきても、食べるのが少しだけ。
起きてきたハロルドにご飯をすすめ、部屋に行こうとした。彼が、珍しく引き留めた。手を握って。
「女神様? お食事は?」
「たべた」
「嘘です!! では、なぜ、こんなに身体が細いのですか?!」
細くなった腕を見せられる。
「ごめんなさい」
「?!」
「ごめ、ん、なさい。ごめんなさい、ごめんなさい」
「俺は、責めているわけでは……」
それから、崩れ落ちるように座り込み彼女は泣いて謝っている。
隣の部屋のアヤネ殿になんとか連絡して来て貰うと、ハロルドは無理矢理引き離され1人にされた。「ハロルドさんといるの!!」と、最後まで彼女は言っていた。
女神様が、部屋からいなくなって1ヶ月。やっと久し振りに逢えることにハロルドは喜んでいた。
ただ、アヤネ殿に「女神様と2度と言わないように」と釘を刺された。
「ハロルドさん?」
「……あっ、その……お久しぶりです」
「呼んでくれないの?」
「えっ、あっ、あの……」
彼女は、俯いてしまった。小さな病室のベッドで彼女はパジャマ姿でいたのだ。
なぜ、病院だったのか? 分からない。ただ、彼女はこの病院は初めてではない……と。
「そっ、その、あっ、えっと……なんと呼べば……」
「カノン」
「か、か……カノン」
「ハロルドさん!!」
ベッドの横の椅子に座っている男に、嬉しそうに抱きつく。
名前を呼んだ、だけ……なのに、彼女は素直に喜んでいる。
しばらくして、病院から退院したカノンと部屋で過ごす。名前をカノンと呼ぶように気を付けながら、ハロルドは過ごした。
体調も落ちついて、仕事へ行くようになった歌音。
それから、また一緒に夕食を食べたり、湯上がりのハロルドの髪の毛を乾かすようになった。
また、もと通りになったと……ハロルドは喜んでいた。
「ハロルドさん……あのね、私。ハロルドさんと……した、い」
「……な、なっ、なに……を、ですか?」
「キス、またしたいの。一緒に寝たいの」
「……その、俺は……っし、したい……です」
ベッドに2人で向き合って座り、久し振りにキスをした。彼女の唇の甘さを堪能し始める。
舌を絡め、唇を食んで彼女を刺激する。甘い声を漏らし彼に必死に縋りついている。
男の昂ぶりを必死に堪え、これ以上の行為はしないように。キスと触れるだけに……必死に耐えながらに。
歌音と再びキスをし、一緒に眠るようになって1ヶ月。ハロルドは耐えて、耐えて耐え抜いていた。
彼女の唇の甘さと、あの大好きな花の匂い。キスしていない時でも、想い出してしまう。
「んっ、ハロルドさん……ぁあ!! んっ、ぁっ」
「カノン、カノン!! はぁ、舌出してください。あぁ、カノン」
「んんっぁ、はぁ……好き……」
「はぁ、はぁ……コレ以上は……んんっ、んっ、はぁ……」
彼女の下腹部を刺激し、キスを激しくかわしていく。もう、彼女に触れ名前を呼ぶのが当たり前になっていく。
キスと触れるだけで、一晩過ごし眠った彼女の寝顔を見守る。
ーー名前を呼ぶということで、女神様の傍にいられるならーー
「女神様……俺の、女神様……」
眠っている彼女の額にキスをした。その、言葉が彼女を傷つけていたのを知らず。
彼に、「好き」と言ったのに。それすら流され、「忠誠」で片付けられた。心もボロボロになっていく。ただ、仕事に行って、帰ってからはご飯を少し食べて、彼とベッドの上でキスを疲れ切るまでして眠っている。。
「んっ、んんっ……舌を……んんっ、はぁ……っん」
「…………」
「女神様、もっと……キス、します……んんっ、ぁはぁ」
「……もう、いい……」
「もっと、キス……んっ、はっぁ……んんっ、んっ」
「いい!!」
ドンッ!!
ベッドから落ち、呆然としている。息が荒く、再びベッドにいる歌音の許へ行き。キスをしてくる。
何度も、歌音が突き放しても彼は同じようにキスをする。それが義務と言わんばかりに。
もう、涙でぐしょぐしょになって、彼の胸に顔を埋めても聞き入れてくれない。
自分がしでかした。自分が悪い。自分が、自分が……歌音はもう、ボロボロの心で、彼に言うことも出来ず。ただ、泣くしかなかった。 疲れ切って眠った彼女はベッドで、騎士は部屋の隅で小さくなる。
ーー女神様、俺は貴女にちゃんと仕えていますよね? 忠誠誓えていますよね? ーー
ベッドの中でくるまる彼女に近づいた。女神様の寝顔を見るのが最近は増えた。キスをたくさんして疲れ切って、泣いていた彼女が大丈夫かが不安だった。
なぜ泣いているのかが、ハロルドは分からない。
眠っているはずの彼女が、俺を見ていた。
「違うの」
「女神様?」
「ハロルドさん……ごめんなさい……」
「あの、謝らないでください」
「ごめんなさい……ハロルドさん、ごめんなさい!!」
泣きながら、ずっと謝っている。どんなに、止めようとしても。とまらない。喉を枯らせても、謝り続け。涙が涸れても謝っている。ずっととまらない涙のように……。
泣き疲れ、倒れそうになったのを受け止めた。そこで初めて気がついた。初めて女神様を抱きかかえた時よりも、明らかに身体が軽いことを。
食が細くなった? いや、でも、いつも「食べた」と言っていた。女神様は、嘘は……そんなことはされない!! 女神様は素晴らしい方なのだから!!
翌朝、ハロルドが目覚めるよりも起きてご飯と弁当を作り終えた。 ひと口、おかずをいれた。もう、最近、いや3ヶ月間はそれだけ。会社でもあまりご飯は食べられない。帰ってきても、食べるのが少しだけ。
起きてきたハロルドにご飯をすすめ、部屋に行こうとした。彼が、珍しく引き留めた。手を握って。
「女神様? お食事は?」
「たべた」
「嘘です!! では、なぜ、こんなに身体が細いのですか?!」
細くなった腕を見せられる。
「ごめんなさい」
「?!」
「ごめ、ん、なさい。ごめんなさい、ごめんなさい」
「俺は、責めているわけでは……」
それから、崩れ落ちるように座り込み彼女は泣いて謝っている。
隣の部屋のアヤネ殿になんとか連絡して来て貰うと、ハロルドは無理矢理引き離され1人にされた。「ハロルドさんといるの!!」と、最後まで彼女は言っていた。
女神様が、部屋からいなくなって1ヶ月。やっと久し振りに逢えることにハロルドは喜んでいた。
ただ、アヤネ殿に「女神様と2度と言わないように」と釘を刺された。
「ハロルドさん?」
「……あっ、その……お久しぶりです」
「呼んでくれないの?」
「えっ、あっ、あの……」
彼女は、俯いてしまった。小さな病室のベッドで彼女はパジャマ姿でいたのだ。
なぜ、病院だったのか? 分からない。ただ、彼女はこの病院は初めてではない……と。
「そっ、その、あっ、えっと……なんと呼べば……」
「カノン」
「か、か……カノン」
「ハロルドさん!!」
ベッドの横の椅子に座っている男に、嬉しそうに抱きつく。
名前を呼んだ、だけ……なのに、彼女は素直に喜んでいる。
しばらくして、病院から退院したカノンと部屋で過ごす。名前をカノンと呼ぶように気を付けながら、ハロルドは過ごした。
体調も落ちついて、仕事へ行くようになった歌音。
それから、また一緒に夕食を食べたり、湯上がりのハロルドの髪の毛を乾かすようになった。
また、もと通りになったと……ハロルドは喜んでいた。
「ハロルドさん……あのね、私。ハロルドさんと……した、い」
「……な、なっ、なに……を、ですか?」
「キス、またしたいの。一緒に寝たいの」
「……その、俺は……っし、したい……です」
ベッドに2人で向き合って座り、久し振りにキスをした。彼女の唇の甘さを堪能し始める。
舌を絡め、唇を食んで彼女を刺激する。甘い声を漏らし彼に必死に縋りついている。
男の昂ぶりを必死に堪え、これ以上の行為はしないように。キスと触れるだけに……必死に耐えながらに。
歌音と再びキスをし、一緒に眠るようになって1ヶ月。ハロルドは耐えて、耐えて耐え抜いていた。
彼女の唇の甘さと、あの大好きな花の匂い。キスしていない時でも、想い出してしまう。
「んっ、ハロルドさん……ぁあ!! んっ、ぁっ」
「カノン、カノン!! はぁ、舌出してください。あぁ、カノン」
「んんっぁ、はぁ……好き……」
「はぁ、はぁ……コレ以上は……んんっ、んっ、はぁ……」
彼女の下腹部を刺激し、キスを激しくかわしていく。もう、彼女に触れ名前を呼ぶのが当たり前になっていく。
キスと触れるだけで、一晩過ごし眠った彼女の寝顔を見守る。
ーー名前を呼ぶということで、女神様の傍にいられるならーー
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